JPH0143765Y2 - - Google Patents

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JPH0143765Y2
JPH0143765Y2 JP1983123469U JP12346983U JPH0143765Y2 JP H0143765 Y2 JPH0143765 Y2 JP H0143765Y2 JP 1983123469 U JP1983123469 U JP 1983123469U JP 12346983 U JP12346983 U JP 12346983U JP H0143765 Y2 JPH0143765 Y2 JP H0143765Y2
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JP
Japan
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core wire
outer sheath
cable
insertion hole
cushioning material
Prior art date
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JP1983123469U
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JPS6031016U (ja
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  • Insulated Conductors (AREA)
  • Installation Of Indoor Wiring (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は事務所等における電話あるいはマイク
ロコンピユータ応用機器相互の接続などに使用さ
れるアンダーカーペツトケーブルに関するもので
ある。
近年、マイクロコンピユータの高性能化、低価
格化にともない、事務所、研究所、工場等の業務
にマイクロコンピユータ応用機器が広く浸透する
傾向にある。
従来、この種の応用機器は、それぞれ独立して
使用されることを前提として設計されているた
め、それぞれが保有するデータの量によつてその
能力が制限されていたが、いわゆるローカルネツ
トワークシステム、すなわち、共通のデータバン
クと各機器とを互いに接続するようにしたシステ
ムにより、各機器が保有するデータの有効利用を
図ろうとする傾向がある。
このような用途の接続に使用されるケーブルと
して、多数の被覆心線を外部シースで覆つてなる
丸形ケーブルが知られており、この丸形ケーブル
の敷設方法の一つとして、事務所等のカーペツト
の下に前記丸形ケーブルを敷設することが行なわ
れている。しかしながら、この種の丸形ケーブル
には、次のような問題がある。
(i) 特に丸形ケーブルが大径の場合、ケーブル敷
設個所でカーペツトが盛り上つて室内の美観を
損なう。
(ii) ケーブルがカーペツトの下で繰り返し踏み付
けられるため、心線が切断されるおそれがあ
る。
また、ケーブルの心線として光フアイバーを
使用した場合には、光フアイバーの機械的な変
形による光学特性の変化を防止するため、光フ
アイバーに外力を与えないような配慮が必要に
なる。
本考案は前記の事情を考慮して提案されたもの
で、カーペツトの下に敷設するに適した扁平な形
状を有するとともに、外力による心線の変形を防
止し得るケーブルを得ることを目的とするもので
ある。
以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図は本考案の一実施例を示すもので、図中
符号1で示すものは外部シースである。この外部
シース1は、ベルト状に形成されるもので、外部
シース1の長さ方向に沿つて連続的にかつ幅方向
に互いに間隔をおいて、複数の挿通孔2が形成さ
れている。この挿通孔2には、光フアイバー、導
体線などの心線3が緩挿されており、該心線3
は、前記挿通孔2より小径に形成されている。
このように構成されたアンダーカーペツトケー
ブルは、例えば、外部シース1を押出し被覆など
の手段で心線3に被せることによつて製造され
る。そして、前述のように、心線3が挿通孔2よ
り小径となつているから、外部シース1が押出し
後に収縮した場合にも、その収縮力が心線3に作
用することがない。また、カーペツトの下などに
敷設した場合に受ける圧縮荷重が心線3に直接作
用することがなく、さらに、ケーブルを曲げた場
合に生ずる曲げ応力を緩和することができる。
さらに、挿通孔2と心線3との間には、塑性変
形可能なゼリー状の緩衝材4が注入されて、心線
3が挿通孔2内で同心状に位置決めされるととも
に、心線3の長さ方向への移動が防止されるよう
になつている。
前記緩衝材4は、例えばグリス、防水性混和物
などからなり、前記挿通孔2内で心線3を保持し
てその移動を防止するとともに、外部シース1に
加わつた荷重によつて変形して、前記心線3に加
わるべき荷重を軽減させている。
なお、前記緩衝材4は、必ずしも、挿通孔2と
心線3との間に稠密に充填する必要はなく、ケー
ブルの長さ方向に間欠的に注入しても、心線3を
位置決めすることができる。
また、前記実施例では外部シース内に二本の心
線を配置したが、心線の本数が前記実施例に限定
されないのは勿論である。
以上の説明で明らかなように、本考案は、ベル
ト状の外部シースの挿通孔内に、該挿通孔より小
径の心線を挿入したことを特徴とするもので、次
のような作用効果を奏する。
(i) 外部シースがベルト状に形成されているか
ら、カーペツトの下に、盛り上がりを生じさせ
ることなく配線することができる。
(ii) 挿通孔と心線との間に間隙が存在するから、
外部シースに加わつた荷重をこの間〓で吸収し
て、心線に加わる荷重を低減することができ、
したがつて、心線として光フアイバーを使用し
た場合の光学特性の変動、あるいは光フアイバ
ーの破損を防止することができる。
(iii) 挿通孔と心線との間に、塑性変形可能な材料
からなる緩衝材が設けられているから、この緩
衝材によつて、心線を挿通孔内に固定すること
ができる。
(iv) 前記緩衝材は容易に変形し得るから、挿通孔
に対するケーブルの長さ方向、および径方向の
移動が許容されることとなり、したがつて、屈
曲性が損なわれることがないのはもちろんのこ
と、ケーブルに加わる外力により変形して、心
線への外力の影響を排除することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案の一実施例を示す横断面図で
ある。 1……外部シース、2……挿通孔、3……線条
体、4……緩衝材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベルト状の外部シース1中に、該外部シースの
    幅方向に相互に間隔をおいて、かつ外部シースの
    長さ方向に沿つて複数の挿通孔2を設け、該挿通
    孔に、挿通孔の内径より小径の心線3を挿入し、
    前記挿通孔と心線との間に、塑性変形可能な材料
    からなる緩衝材4を設けたことを特徴とするアン
    ダーカーペツトケーブル。
JP12346983U 1983-08-09 1983-08-09 アンダ−カ−ペツトケ−ブル Granted JPS6031016U (ja)

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JP12346983U JPS6031016U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 アンダ−カ−ペツトケ−ブル

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JP12346983U JPS6031016U (ja) 1983-08-09 1983-08-09 アンダ−カ−ペツトケ−ブル

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JPS6031016U JPS6031016U (ja) 1985-03-02
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JPS59126413U (ja) * 1983-02-14 1984-08-25 日立電線株式会社 床配線用通信ケーブル

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