JPH0735229Y2 - 球状突子付ケーブル - Google Patents

球状突子付ケーブル

Info

Publication number
JPH0735229Y2
JPH0735229Y2 JP1989002862U JP286289U JPH0735229Y2 JP H0735229 Y2 JPH0735229 Y2 JP H0735229Y2 JP 1989002862 U JP1989002862 U JP 1989002862U JP 286289 U JP286289 U JP 286289U JP H0735229 Y2 JPH0735229 Y2 JP H0735229Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cable
cables
spherical protrusion
duct
existing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP1989002862U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0297721U (ja
Inventor
和哉 大前
正俊 芦野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Original Assignee
THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD. filed Critical THE FURUKAW ELECTRIC CO., LTD.
Priority to JP1989002862U priority Critical patent/JPH0735229Y2/ja
Publication of JPH0297721U publication Critical patent/JPH0297721U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0735229Y2 publication Critical patent/JPH0735229Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案の球状突子付ケーブルは、既にケーブルが布設さ
れているダクト内の空間に、後からケーブルを布設する
場合に、その後から布設するケーブルとして使用するの
に適するものである。
(従来の技術) 第4図のように、既に複数本のケーブルAが布設されて
いるダクトB内の空間に、後からケーブルCを布設する
こと(後布設)は従来から行なわれている。
(従来技術の問題点) 複数本のケーブルAが布設されているダクトB内の空間
に、後から径の細いケーブルCを布設する場合、細いケ
ーブルCに張力を加えると同ケーブルCが既設の隣接す
る2本以上のケーブルA間の隙間(窪み)5に入り込ん
で摩擦力が大きくなり、ケーブルCの布設が困難になる
という問題があった。
また、複数本のケーブルAが布設されているダクトB内
の空間に、後から径の太いケーブルを布設する場合は、
布設するケーブルの外周面のどこもが既設ケーブルAへ
接触可能であり、必然的に接触面積が大きくなり、摩擦
が大きくなり、ケーブルを布設しにくくなるという問題
があった。
(考案の目的) 本考案の目的は、ケーブルが布設されているダクト等の
内部に他のケーブルを後布設するときに、その後布設す
るケーブルが既設の2本以上のケーブル間の窪みに落ち
込むことなくスムースに布設され、しかも、既設ケーブ
ルと後布設ケーブルとの摩擦が大きくならないようにし
た球状突子付ケーブルを提供することにある。
(問題点を解決するための手段) 本考案の球状突子付ケーブルは、第1図に示す様に、ケ
ーブル1の外周の長手方向所望間隔毎に、先に布設の隣
接する2本以上のケーブル間の窪み3よりも大きな外径
の球状突子2を突設してなるものである。
(作用) 本考案の球状突子付ケーブルは、ケーブル1の外周の長
手方向所望間隔毎に、既設の隣接する2本以上のケーブ
ル間の窪み3よりも大きな外径の球状突子2を突設して
なるため、例えば、複数本のケーブルが布設されている
ダクト内の空間に、それらケーブルよりも径の細いケー
ブルを後布設する場合に、その径の細いケーブルとして
本考案の球状突子付ケーブルを使用すれば、球状突子2
が既設の隣接する2本以上のケーブルの外周面に接触し
て既設のケーブル間に支持され、後布設されるケーブル
が既設の隣接する2本以上のケーブル間の窪み5へ落ち
込むことがない。このため後布設されるケーブルがダク
ト内にスムースに引き込まれる。
また、複数本のケーブルが布設されているダクト内に、
既設のケーブルよりも径の大きいケーブルを後布設する
場合も、後布設するケーブルとして本考案の球状突子付
ケーブルを使用すれば、既設ケーブルの外周面に接触す
るのは主として後布設するケーブルの球状突子2であ
り、後布設するケーブルの外周面は殆ど接触しない。こ
のため後布設するケーブルと既設のケーブルとの接触抵
抗が小さくなり、後布設するケーブルがダクト内へ容易
且つ円滑に引き込まれる。
(実施例) 第1図は本考案の球状突子付ケーブルの一実施例であ
る。同図の1はケーブル、2はケーブルの外周に突設さ
れた球状突子である。このケーブル1は、プラスチック
製シース3の内側のケーブルコア4が光ファイバである
光ファイバケーブルでも、銅導体絶縁線である電力ケー
ブルなどであってもよい。
前記球状突子2はケーブル1の外周の長手方向所望間隔
毎に設けられている。この球状突子2の間隔はダクトの
曲げ半径との関係で適宜選定するのがよく、例えば、ダ
クトの曲げ半径が1m程度の場合は、隣り合う球状突子2
の中心間の間隔Lを1m以内にすれば、同ケーブルが既設
ケーブルの隙間へ落ち込むのを防止することができる。
球状突子2はケーブル1と同心円状に形成し、また、球
状突子2はケーブル1の外径より大きな外径にしてケー
ブル1外側に突出させてある。この球状突子2の外径は
大き過ぎると球状突子付ケーブルが隣接する2本以上の
既設ケーブル間の窪み5に納まらなくなるので、ケーブ
ル1の外径の2倍程度の外径、即ち、隣接する2本以上
の既設ケーブル間の窪み5よりも大きな外径が適当であ
る。このようにすれば本考案の球状突子付ケーブルが二
本以上の既設ケーブル間の隙間に落ち込んでダクト内に
引き込まれにくくなることがなく、また、その隙間に納
まらないといったこともない。
図示した球状突子2の形状はケーブル1の長手方向に細
長な楕円状(ラグビーボール形)の球形としてあるが、
その形状は真円球形とか、その他の形状でもよい。
前記作用の説明は本考案の球状突子付ケーブルを後布設
用として使用する場合の説明であるが、本考案の球状突
子付ケーブルはダクト内に先に布設しておき、そのダク
ト内に後布設するケーブルとして通常のケーブルを使用
することもできる。
(考案の効果) 本考案の球状突子付ケーブルは次のような効果がある。
.球状突子2が、隣接する2本以上の既設ケーブル間
の窪み5よりも大きな外径であるため、既に複数本のケ
ーブルが布設されているダクト内の空間に、後から、既
設ケーブルよりも外径の細い本考案のケーブルを布設し
ても、球状突子2が既設のケーブル間の窪み5へ落ち込
むことがなく、ダクト内に容易且つ円滑に引き込まれて
布設される。また、後から、既設ケーブルよりも外径の
大きい本考案のケーブルを布設しても、後布設するケー
ブルの球状突子2が既設のケーブルと接触するため接触
抵抗が小さくなり、後布設するケーブルがダクト内へ容
易且つ円滑に引き込まれ。
.球状突子2は突条等に比して長さが短いため、ダク
ト内への布設時に既設ケーブルに接触しても接触抵抗が
小さく、ダクト内へ容易且つ円滑に引き込まれて布設さ
れる。
.球状突子2の間隔をダクトの曲げ半径と同じかそれ
よりも小さくすれば、後から布設するケーブルが既設ケ
ーブルの隙間へ落ち込むのを確実に防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の球状突子付ケーブルの一例を示す説明
図、第2図は同ケーブルの断面詳細説明図、第3図は同
ケーブルの布設説明図、第4図はケーブルを後布設する
場合の従来例の説明図である。 1はケーブル 2は球状突子 5は窪み

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ケーブル(1)の外周の長手方向所望間隔
    毎に、先に布設の隣接する2本以上のケーブル間の窪み
    (5)よりも大きな外径の球状突子(2)を突設してな
    ることを特徴とする球状突子付ケーブル。
JP1989002862U 1989-01-14 1989-01-14 球状突子付ケーブル Expired - Fee Related JPH0735229Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989002862U JPH0735229Y2 (ja) 1989-01-14 1989-01-14 球状突子付ケーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1989002862U JPH0735229Y2 (ja) 1989-01-14 1989-01-14 球状突子付ケーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0297721U JPH0297721U (ja) 1990-08-03
JPH0735229Y2 true JPH0735229Y2 (ja) 1995-08-09

Family

ID=31204003

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1989002862U Expired - Fee Related JPH0735229Y2 (ja) 1989-01-14 1989-01-14 球状突子付ケーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0735229Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6371743B2 (ja) * 2015-09-09 2018-08-08 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59113911U (ja) * 1983-01-21 1984-08-01 日立電線株式会社 移動用電線
JPS6119007A (ja) * 1984-07-04 1986-01-27 日本電信電話株式会社 ケ−ブル外被

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0297721U (ja) 1990-08-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS59173712U (ja) 橋梁ケ−ブルのアンカ−ソケツト
JPH0735229Y2 (ja) 球状突子付ケーブル
JPS59231505A (ja) テ−プ状光ケ−ブルのアンダ−カ−ペツト曲り配線方法
JP2947785B1 (ja) 分岐型ケーブル
JPH0143765Y2 (ja)
JPS6335454Y2 (ja)
JPH0369105U (ja)
JPS5940408A (ja) コネクタ付自立型ケ−ブル
JPH0323784Y2 (ja)
JPH0555113U (ja) 光ファイバ心線集合体
JPS5990119U (ja) 多芯ケ−ブル
JP2565639Y2 (ja) アンダーカーペットケーブル
JP2933416B2 (ja) ケーブル引止め具
JPH0220736Y2 (ja)
JPS60123916U (ja) エレベ−タケ−ブル
JPH0234731Y2 (ja)
JPH03101811U (ja)
JPH0548127U (ja) 電気ケーブル
JPS5877303U (ja) 単心光フアイバケ−ブル
JPS61711U (ja) アンダ−カ−ペツトケ−ブル
JPS606111U (ja) 光アンダ−カ−ペツトケ−ブル
JPS59148005U (ja) フラツトケ−ブル
JPS6166305U (ja)
JPS59144923A (ja) 信号ケ−ブル布設用マツト
JPS644407U (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees