JPH0142866B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0142866B2
JPH0142866B2 JP58201559A JP20155983A JPH0142866B2 JP H0142866 B2 JPH0142866 B2 JP H0142866B2 JP 58201559 A JP58201559 A JP 58201559A JP 20155983 A JP20155983 A JP 20155983A JP H0142866 B2 JPH0142866 B2 JP H0142866B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
obstacle
instrument
collision
resistor
elastic contact
Prior art date
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Expired
Application number
JP58201559A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6092158A (ja
Inventor
Toshishige Sone
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP58201559A priority Critical patent/JPS6092158A/ja
Publication of JPS6092158A publication Critical patent/JPS6092158A/ja
Publication of JPH0142866B2 publication Critical patent/JPH0142866B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 (技術分野) 本発明は例えば自動走行式の電気掃除機のよう
な器具に係り、特に障害物の回避機能を有する自
動走行装置に関するものである。
(従来技術) 従来、この種の自動走行装置にあつては器具の
外周部に複数個のマイクロスイツチを周方向に等
間隔に配置することにより障害物との衝突を検出
し、障害物の回避運動を行なうようになつている
が、このものでは隣在するマイクロスイツチ間で
障害物に衝突した場合に衝突そのものを検出する
ことができず、実用上問題を生じ信頼性に欠ける
ものであつた。又、このような解決策として多数
のマイクロスイツチを隙間なく配設することが考
えられるが、余りにも実用性に欠けるものであ
る。
(目的) 本発明はかかる点に鑑みてなされたもので、器
具が何れの位置で障害物に衝突してもその衝突を
確実に検出し衝突位置を正確に判定できるように
することにより、正確な回避運動を実行できるよ
うにしたものである。
(実施例) 以下図面に示した本発明の実施例について詳細
に説明する。
先ず、第1図は本発明装置を具備する器具の概
略構成説明図であり、器具1は円筒形状をなし、
底面に左右の走行用車輪2,3及び自在車輪4を
設けると共に車輪2,3を夫々独立回転駆動する
モータ5,6を備え、さらに最外周部には略全周
に渡つて帯状接触センサー7を配設する。この接
触センサー7は抵抗体8とこれに添つて位置する
弾性接触体9とよりなり、この両者は少許間隙を
以つて常時離間状態にあり、障害物に衝突した際
に弾性接触体9が内側に撓んで抵抗体8と接触す
ることにより両者は電気的に接続する。
第2図は本発明装置の制御回路部全体の構成を
示す図である。抵抗体8は一端をグランドレベル
に、他端を+VCCの電圧電源に夫々接続して常時
一定の電圧が印加されている。今、点Aにおいて
器具1が障害物に衝突し、この衝突により抵抗体
8と弾性接触体9とが接触して電気的に接続する
と、弾性接触体9の一端には電位VOUTを生じる
ことになり、この電位VOUTを接触センサー7の
信号として出力する。
上記弾性接触体9の電位VOUTは、 VOUT=α(衝突角度)/360×VCC で表わされる。即ち、衝突角度αは、 α=VOUT/VCC×360 で表わされる。従つて、+VCCを一定としておけ
ば、弾性接触体9の電位VOUTを知ることにより、
器具1の衝突角度α即ち衝突位置を正確に判定す
ることができる。
10はマイクロコンピユータであり、主に中央
演算装置(以下CPUと記す。)11、電子タイマ
ー12、読出し専用メモリ(以下ROMと記す。)
13、任意アクセスメモリ(以下RAMと記す。)
14及びインターフエース(入出力信号処理回
路)15により構成されている。上記ROM13
はCPU11の制御プログラムを格納しており、
RAM14はCPU11のデータメモリとして使用
される。電子タイマー12はCPU11からの指
示によつて所定時間をカウントして所定時間後に
信号を出力するものである。
而して、上記CPU11は入力側の接触センサ
ー7及び走行スイツチ16の状態をインターフエ
ース15を介して読み込みと共に、ROM13の
制御プログラムを読み出すことにより、モータ
5,6をインターフエース15を介して制御する
ものである。
以上の構成において、以下その制御について説
明する。
先ず、走行スイツチ16をONすると、CPU1
1はインターフエース15を介してこれを読み込
んで記憶手段Bで記憶し、この記憶内容に対応す
るROM13内の制御プログラム内容を読み出す
ことにより、モータ5,6をインターフエース1
5を介して制御し車輪2,3を共に前進方向に回
転させて器具1を第1図矢印方向に走行させる。
このような走行状態において、今器具1が第3
図aに示すように障害物17にA点で衝突する
と、弾性接触体9に生じる電位がデジタル変換さ
れてCPU11に入力される。すると、CPU11
は衝突判定手段Cで読み込み、デジタル変換され
た値をRAM14に一時的に記憶させ、ROM1
3内の回避運動制御プログラム内容を読み出すこ
とにより第4図に示すフローチヤートのように制
御する。
第4図において、CPU11は器具1の衝突を
判定すると、ROM13内の制御プログラム内容
を読み出すことによりモータ5,6を後進方向に
回転駆動して車輪2,3をN1回転させ、器具1
を障害物17より後退させて第3図bの位置で停
止する。次に、RAM14に記憶させてある値を
読み出し、ROM13に予め記憶させてある基準
値と比較して該基準値以上か、未満かを判定す
る。上記基準値は衝突角度αが180度の時に弾性
接触体9に生じる電位をデジタル変換した値に設
定してある。
従つて、上記の場合A点が180度未満の位置で
ある為、基準値未満と判定することになり、この
判定結果に基づいてモータ5,6を回転駆動し、
左走行用車輪2をN2回転前進、右走行用車輪3
をN2回転後進させて、第3図cに示す如く器具
1を方向転換し、障害物を回避する。然る後、モ
ータ5,6により車輪2,3を共にN3回転前進
させて器具1を第3図dの位置に移動する。次
に、再びRAM14に記憶させてある値と基準値
とを比較して衝突位置を判定し、前回とは左走行
用車輪2をN2回転後進、右走行用車輪3をN2
転前進させて、第3図eに示す如く器具1を当初
の向きに戻し、RAM14のフラツグ領域Dを指
定する。
而して、CPU11はRAM14のフラツグ領域
Dの指定に基づいてこれに対応するROM13内
の制御プログラム内容を読み出すことにより、モ
ータ5,6を制御して車輪2,3により器具1を
当初の方向即ち矢印方向に自動走行させることに
なる。
以上、回避運動制御手段は、CPU11内の衝
突判定手段C、ROM13内の回避運動制御プロ
グラム内容、電子タイマー12、ROM13及び
RAM14内の他の記憶内容等を含むものであつ
て、障害物17との衝突時に弾性接触体9の電位
に基づい衝突位置を判定し該判定結果に基づいて
障害物17を避けるべくモータ5,6を制御す
る。
尚、本発明は上記しかつ図面に示す実施例のみ
に限定されるものではなく、要旨を逸脱しない範
囲内で適宜変形して実施し得ること勿論である。
(効果) 以上の如く本発明によれば、器具の外周部に略
全周に渡つて帯状接触センサーを配設したことに
より、器具が何れの位置ご障害物に衝突してもそ
の衝突を確実に検出しその衝突位置を正確に判定
することができ、正確な回避運動を実行すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置を具備する器具の概略構成
説明図、第2図は同上制御回路部全体の構成を示
す図、第3図a〜eは同上回避運動時の動作説明
図、第4図は同上回避運動制御フローチヤートで
ある。 1:器具、2,3:車輪、5,6:モータ、
7:接触センサー、8:抵抗体、9:弾性接触
体、10:マイクロコンピユータ。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 車輪をモータにより回転駆動して器具を自動
    走行させるものにおいて、抵抗体及びこれに添つ
    て位置する弾性接触体を有しかつ該両者を障害物
    との衝突時に衝突個所で接触させて電気的に接続
    する帯状接触センサーを備え、この接触センサー
    を器具の外周部に略全周に渡つて配設すると共
    に、上記抵抗体には常時一定の電圧を印加し、障
    害物との衝突時に弾性接触体の電位に基づいて衝
    突位置を判定し該判定結果に基づいて障害物を避
    けるべく上記モータを制御する回避運動制御手段
    を具備してなることを特徴とする器具の自動走行
    装置。
JP58201559A 1983-10-26 1983-10-26 器具の自動走行装置 Granted JPS6092158A (ja)

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JP58201559A JPS6092158A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 器具の自動走行装置

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JP58201559A JPS6092158A (ja) 1983-10-26 1983-10-26 器具の自動走行装置

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JPS6092158A JPS6092158A (ja) 1985-05-23
JPH0142866B2 true JPH0142866B2 (ja) 1989-09-14

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2744633B2 (ja) * 1989-03-23 1998-04-28 三菱電機株式会社 自走掃除機の自走制御方法
JP4458664B2 (ja) * 1997-11-27 2010-04-28 ソーラー・アンド・ロボティクス 移動性ロボット及びその制御システムの改良
AU2004202834B2 (en) 2003-07-24 2006-02-23 Samsung Gwangju Electronics Co., Ltd. Robot Cleaner

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