JP2005346477A - 自律走行体 - Google Patents
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Abstract
【課題】車輪の横滑りによって生じるずれを補正することで自律走行体を目標方向に向かって直進走行させる。
【解決手段】絨毯41が敷かれた走行領域において、自律走行体1を壁面W3側の起点Sから壁面W2側の目標点Aに向かって走行させるときに絨毯目が右方向に向いている為に、自律走行体に右方向の横滑りが生じ、実際にはA点よりも右にずれたB点に到達する。このとき、S点、A点、B点の各座標から、SA間の距離sa及びSB間の距離sbを求め、cos−1(sa/sb)によって横滑りによってずれる角度θ1を求める。この角度θ1を記憶しておき、自律走行体が壁面W2で折り返して壁面W2から壁面W3に向かうときには角度θ1を使用して自律走行体の進行方向を横滑りによるずれを打ち消すように補正する。そして、以降走行においてもこの角度θ1のデータを使用して補正する。
【選択図】 図6
【解決手段】絨毯41が敷かれた走行領域において、自律走行体1を壁面W3側の起点Sから壁面W2側の目標点Aに向かって走行させるときに絨毯目が右方向に向いている為に、自律走行体に右方向の横滑りが生じ、実際にはA点よりも右にずれたB点に到達する。このとき、S点、A点、B点の各座標から、SA間の距離sa及びSB間の距離sbを求め、cos−1(sa/sb)によって横滑りによってずれる角度θ1を求める。この角度θ1を記憶しておき、自律走行体が壁面W2で折り返して壁面W2から壁面W3に向かうときには角度θ1を使用して自律走行体の進行方向を横滑りによるずれを打ち消すように補正する。そして、以降走行においてもこの角度θ1のデータを使用して補正する。
【選択図】 図6
Description
本発明は、例えば、自律走行しながら作業を行う自律走行体に関する。
従来、走行領域に存在する壁面を超音波センサや光センサ等からなる測距センサで検知して壁沿い走行を行う自律走行体が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平4−160507号公報
このような走行制御を行う自律走行体に掃除機能を持たせて、図9に示すように、前後が壁面W2、W3、左右が壁面W1、W4で囲まれた領域1内を、例えば、壁面W2とW3の対辺間を通過位置が異なるように左右の間隔を開けて往復走行させて掃除させる場合が考えられる。この場合において、領域1内の図中斜線で示す部分に絨毯2が敷き詰められ、その絨毯2の目が図中右側に向いているとすると、壁面W1とW3との角から出発した自律走行体3は図中実線の矢印で示すように往復走行する。
そして、自律走行体3が絨毯2の上を走行する場合には絨毯目による車輪の横滑りが発生し、壁面W2とW3に対して垂直方向を目標に走行したつもりでも横滑りによって壁面W2に向かう自律走行体3は進行方向右側にずれ、逆に壁面W3に向かう自律走行体3は進行方向左側にずれる。このため、図中三角形で示す未掃除領域4が生じるという問題があった。なお、ずれを測距センサによって壁面W1やW4との距離を測定して補正することも考えられるが、壁との距離が離れると測定精度が低下するので、ずれを補正することは困難である。
そこで、本発明は、車輪の横滑りによって生じるずれを補正する走行制御を行うことで自律走行体を目標方向に向かって直進走行させることができる自律走行体を提供する。
本発明は、左右に設けた駆動車輪を駆動手段で回転駆動して自律走行する走行体本体と、この走行体本体と周囲の障害物までの距離を計測する、例えば超音波センサや光センサなどからなる測距センサと、走行体本体の走行方向を検知する方位センサと、走行時方位センサの出力値に基づいて走行体本体の向きが常に目標方向に向くように左右の駆動車輪の回転速度を制御する車輪速度制御手段と、左右の駆動車輪の回転速度を計測する車輪速度計測手段と、車輪速度制御手段が走行体本体の向きが常に目標方向に向くように左右の駆動車輪の回転速度を制御している状態で車輪速度計測手段が計測した左右の駆動車輪の回転速度から横滑りの発生を検知する横滑り検知手段と、この横滑り検知手段が横滑り発生の検知を開始した地点と発生の検知を終了した地点における走行体本体の座標値を、測距センサを使用して求める実座標値算出手段と、横滑り検知手段が横滑りの発生を検知している検知区間において、横滑りが無かったと仮定したときの走行体本体の検知区間における終了到達地点の座標値を求める仮定座標値算出手段と、この仮定座標値算出手段が求めた仮定の終了到達地点の座標値と、実座標値算出手段が求めた走行体本体の検知開始地点と検知終了地点の座標値とから検知区間における横滑り角度を計測する横滑り角度計測手段と、走行体本体が検知区間を走行するときの目標方向を、横滑り角度計測手段が計測した横滑り角度だけ横滑り方向とは反対方向に補正する目標方向補正手段とを備えたものである。
本発明によれば、車輪の横滑りによって生じるずれを補正する走行制御を行うことで自律走行体を目標方向に向かって直進走行させることができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照して説明する。なお、この実施の形態は、本発明を、清掃作業を行う自律走行体に適用したものについて述べる。
図1及び図2は自律走行体の構成を示す図で、下部が略円形状で上部が略半球形状になっている走行体本体1の下端部に、その外周面に沿って障害物との接触を検知し、また、接触時の衝撃を和らげるバンパ2を取り付けている。そして、前記バンパ2に走行体本体1と壁などの周囲の障害物との距離を計測する、例えば、超音波センサからなる多数の測距センサ3を所定の間隔をあけて配置している。
前記走行体本体1の内部には、クリーナモータ4とこのモータ4で回転するファン5とこのファン5の回転により底部に設けた吸込口6から塵を吸込んで集める集塵室7とからなるクリーナ機構が収納されている。
また、前記走行体本体1の底部略中央の左右にそれぞれ走行用の駆動車輪8a、8bを取り付け、この左右の駆動車輪8a,8bをそれぞれ駆動手段である左走行モータ9a、右走行モータ9bで個々に回転駆動するようにしている。そして、前記各駆動車輪8a,8bの回転をそれぞれ左右のロータリーエンコーダ(以下、単にエンコーダと称する。)10a、10bで検出するようにしている。前記左右のエンコーダ10a,10bは後述する車輪速度計測手段において駆動車輪8a,8bの回転速度の算出するときにも使用される。
前記走行体本体1の底部後端中央には回転自在で方向が左右に自由に旋回する旋回輪11が取り付けられている。また、前記走行体本体1の天部に走行方向を検知する方位センサ12を配置している。また、前記走行体本体1内には、CPU、ROM、RAM等の制御回路部品を組み込んだ回路基板13及び各部に電源を供給するバッテリ14が収納されている。
前記バンパ2に配置されている各測距センサ3についてさらに詳しく説明すると、図3に示すように、図中矢印で示す走行方向に対して、先端中央に前方測距センサ3-1を配置し、後端中央に後方測距センサ3-2を配置し、左端に1対の左側方測距センサ3-3、3-4を所定の間隔を開けて配置し、右端に1対の右側方測距センサ3-5、3-6を所定の間隔を開けて配置し、左斜め前に左斜め前方測距センサ3-7を配置し、右斜め前に右斜め前方測距センサ3-8を配置している。
前記前方測距センサ3-1は走行体本体1が走行する前方にある壁や物などの障害物までの距離を計測し、前記後方測距センサ3-2は走行体本体1が走行する方向とは反対の後方にある壁や物などの障害物までの距離を計測し、左側方測距センサ3-3、3-4は走行体本体1が走行する方向の左側にある壁や物などの障害物までの距離を計測し、右側方測距センサ3-5、3-6は走行体本体1が走行する方向の右側にある壁や物などの障害物までの距離を計測し、左斜め前方測距センサ3-7は走行体本体1が走行する方向の左斜め前方にある壁や物などの障害物までの距離を計測し、右斜め前方測距センサ3-8は走行体本体1が走行する方向の右斜め前方にある壁や物などの障害物までの距離を計測するようになっている。
図4は制御部のハード構成を示すブロック図で、21は制御部本体を構成するCPU、22はこのCPU21が各部を制御するプログラムが格納されたROM、23はデータを演算するためのメモリや一時記憶用バッファメモリなど、各種メモリを設けたRAMである。また、24は前記各測距センサ3-1〜3-8、方位センサ12、クリーナモータ4を回転制御するモータ制御部25、左右の走行モータ9a,9bを回転制御するモータ制御部26及び前記左右のエンコーダ10a,10bに対して信号の入出力制御を行うI/Oポートである。前記CPU21と、ROM22、RAM23及びI/Oポート24とはバスライン27を介して電気的に接続されている。
図5は、前記CPU21、ROM22、RAM23、I/Oポート24の複合体から構成される制御部30を機能的に示したブロック図で、この自律走行体は、機能的には、前記モータ制御部26を制御して左右の走行モータ9a,9bの回転速度を制御する車輪速度制御手段31と、前記各エンコーダ10a,10bの出力から左右の走行モータ9a,9bの回転速度を計測する車輪速度計測手段32と、この車輪速度計測手段32により計測された駆動車輪8a,8bの回転速度から横滑りが発生していることを検知する横滑り検知手段33と、この横滑り検知手段33が横滑り発生の検知を開始した地点と発生の検知を終了した地点における走行体本体1の座標値を、前記測距センサ3を使用して求める実座標値算出手段34と、前記横滑り検知手段33が横滑りの発生を検知している検知区間において、横滑りが無かったと仮定したときの走行体本体1の検知区間における終了到達地点の座標値を求める仮定座標値算出手段35と、この仮定座標値算出手段35が求めた仮定の終了到達地点の座標値と、前記実座標値算出手段34が求めた走行体本体1の検知開始地点と検知終了地点の座標値とから検知区間における横滑り角度を計測する横滑り角度計測手段36とを備えている。
また、走行体本体1を予めメモリ40に設定された走行領域内の対辺間を通過位置が異なるように間隔を開けて往復走行制御する走行制御手段37と、この走行制御手段37による往復走行時において往路及び復路の走行毎に前記横滑り検知手段33が横滑りの発生を検知している検知区間を前記メモリ40の走行領域内に検知領域として書き込み、走行領域の往復走行が終了することで走行領域内への検知領域の書き込みを終了する検知領域書き込み手段38と、前記メモリ40の走行領域内への検知領域の書き込みを終了した後、前記走行制御手段37によって走行体本体1を往復走行制御するとき、この走行体本体1が検知領域を走行するときの目標方向を、前記横滑り角度計測手段36が計測した横滑り角度だけ横滑り方向とは反対方向に補正する目標方向補正手段39とを備えている。なお、前記メモリ40はRAM23によって構成されている。
このような構成において、走行体本体1を所定の走行領域内を走行させる場合は、走行制御手段37はメモリ40に設定された走行領域に基づいて走行制御する。走行体本体1を走行させる場合は、モータ制御部26を制御し、このモータ制御部26により左右の走行モータ9a,9bを回転駆動する。そして、左右の走行モータ9a,9bは左右の駆動車輪8a,8bを個々に回転駆動する。
ここで走行領域が、図6に示すように、前後が壁面W2、W3、左右が壁面W1、W4で囲まれ、しかも全面に絨毯41が敷かれている部屋であって、その部屋内を走行体本体1が、例えば壁面W2とW3の対辺間を通過位置が異なるように左右に所定の間隔を開けながら往復走行して絨毯41の上を掃除する場合の動作について説明する。
走行体本体1は、走行制御手段37に制御され壁面W2とW3との一角を起点Sとして、走行領域、すなわち、掃除区域の走行を開始する。掃除区域内の起点Sは、壁面W1,W3からそれぞれ所定の距離x1,y1離れた位置とする。
まず、起点Sにおいて走行体本体1の姿勢、すなわち、進行方向を壁面W3から垂直となる方向に向けた後、所定の車輪速度を車輪速度制御手段31に与え、直進走行を開始する。走行中は方位センサ12の出力値を所定の時間間隔で監視し、走行体本体1の方向が絨毯目等の影響により変動した場合には、当初の姿勢方向を維持するように左右の駆動車輪8a,8bの回転速度を車輪速度制御手段31によって制御する。
例えば、方位センサ12が当初の姿勢方向よりも右方向の出力値を示した場合には、右の駆動車輪8bの回転速度を上げると共に、左の駆動車輪8aの回転速度を下げることによって、左方向に姿勢方向を傾ける制御を行い、当初の姿勢方向に戻す。掃除区域の床材が絨毯ではなく、横滑りが生じないような床材であれば、走行体本体1は、左右の駆動車輪8a,8bの回転速度が略一致した状態で直進走行することができる。すなわち、起点Sから図中点線で示すように直進して対向する壁面W2の手前に位置する目標点Aに到達することができる。
しかし、図6に示すように全面に絨毯41が敷かれている場合には、絨毯目の影響を受けて走行体本体1は横滑りを起こす。例えば、絨毯目が右方向に向いていれば右方向に横滑りを起こす。このため、横滑りが無かったと仮定した場合の到達目標点Aと実際に走行体本体1が到達する位置が異なるという現象が生じる。つまり、起点Sから直進を開始した走行体本体1は目標点A方向に向けた姿勢、すなわち、壁面W3に対して垂直方向の姿勢を維持するように車輪速度を制御しながら直進を行う。しかし、絨毯41の絨毯目による横滑り現象で実際の到達位置はB点となる。
駆動車輪8a,8bに横滑りが生じているか否かは車輪速度計測手段32により計測された実際の左右の駆動車輪8a,8bの回転速度から知ることができる。すなわち、横滑りが発生した場合には、姿勢を保つ為に左右の駆動車輪8a,8bに回転速度の差が生じる。車輪速度計測手段32により計測された左右の駆動車輪8a,8bの回転速度を横滑り検知手段33に入力し、この横滑り検知手段33で左右の駆動車輪8a,8bの回転速度の差を比較する。横滑り検知手段33は、左右の駆動車輪8a,8bの回転速度の差が所定値を超えた場合に横滑りが発生していると判定する。
そして、図6においては、起点Sにおいて横滑りの発生が判定されるので、この起点Sが横滑り発生の検知を開始した地点となる。また、走行体本体1がB点に到達した後は直進を停止するので横滑りはなくなり、このB点が横滑り発生の検知を終了した地点となる。
次に、壁面W1と壁面W3が接する角をO点とし、このO点を原点にしてS点、A点、B点の座標値を求める。S点の座標(x,y)は(x1,y1)となる。次に、実際に走行して到達した位置B点の座標を実座標値算出手段34によって求める。B点のx座標は、測距センサ3により壁面W1までの距離d1を計測することによってx=d1となる。また、y座標は事前に与えられた地図情報から壁面W2とW3との距離dを求め、測距センサ3により壁面W2までの距離d2を計測することによって求める。すなわち、y=d−d2となる。
次に、仮定座標値算出手段35によって横滑りが無かったと仮定し、この仮定で直進した場合の目標点Aの座標値を求める。目標点Aのx座標は起点Sの垂直方向に位置するので、x=x1となる。また、y座標は位置Bと同一とみなし、y=d−d2とする。
なお、座標値を求める為に必要な部屋の形状、大きさを示す地図情報はメモリ40に記憶されている。この場合にメモリ40に記憶した地図情報は、予め与えられている場合もあり、また、今回の走行前に走行体本体1が壁面W1、W2、W4、W3に沿って部屋の内部を一周走行することによって作成する場合もある。
次にS点、A点、B点の座標値から、横滑り角度計測手段36によってS点とA点を結ぶ直線SAとS点とB点を結ぶ直線SBとのなす角度θ1を求める。すなわち、横滑り方向の角度を求める。これには、まず、各座標値から直線SAの長さsaと直線SBの長さsbを算出し、続いて、2つの直線のなす角度θ1を、θ1=cos−1(sa/sb)によって求める。
走行体本体1は角度θ1を計算した後、この情報をメモリ40に格納し、到達位置B点から次の移動点Cに向かって90度方向転回した後、C点に向けて所定距離移動する。このときの移動距離は、例えば、吸込口6の幅に相当する距離とする。そして、C点に到達すると走行体本体1は壁面W3に正対するように方向転回する。
次に、走行体本体1は本来であれば壁面W3のE点に向かって直進を開始することになるが、メモリ40に格納した角度θ1を使用し目標方向補正手段39が進行する目標方向を補正する。すなわち、目標方向補正手段39は絨毯目の影響を打ち消す方向に走行体本体1の姿勢を傾ける補正を行う。ここでは絨毯目による横滑りが走行体本体1をx軸のプラス方向に角度θ1だけずらす作用を為すので、壁面W3に向かう走行体本体1に対してはx軸のマイナス方向に角度θ1傾けるように姿勢方向を補正する。すなわち、走行体本体1はC点において壁面W3に正対するE点の方向よりも右側に角度θ1だけ傾けたD点を目標点として向かうように姿勢制御されて走行する。この補正された姿勢を保つように車輪速度を制御することによって横滑りの影響が打ち消され、結果的には走行体本体1はC点から実線の矢印で示すように走行してE点に到達することができるようになる。
E点に到達した走行体本体1は次の移動点Fに向かって90度方向転回した後、F点に向けて所定距離移動する。そして、F点に到達すると走行体本体1は進行方向を壁面W3に対して垂直となる壁面W2に向かって正対するように方向転回する。そして、走行体本体1は本来であれば壁面W2のH点に向かって直進を開始することになるが、メモリ40に格納した角度θ1を使用し目標方向補正手段39が進行する目標方向を補正する。すなわち、目標方向補正手段39は絨毯目の影響を打ち消す方向に走行体本体1の姿勢を傾ける補正を行う。走行体本体1はF点において壁面W2に正対するH点の方向よりも左側に角度θ1だけ傾けたG点を目標点として向かうように姿勢制御されて走行する。この補正された姿勢を保つように車輪速度を制御することによって横滑りの影響が打ち消され、結果的には走行体本体1はF点から実線の矢印で示すように走行してH点に到達することができるようになる。
以降、このようにして、壁面W3から壁面W2に向かうときには本来の目標点よりも左側に角度θ1だけ傾けた点を目標点として向かい、壁面W2から壁面W3に向かうときには本来の目標点よりも右側に角度θ1だけ傾けた点を目標点として向かう補正を行いながら往復走行を繰り返す。これにより絨毯41の上を走行体本体1は横滑りしながらも本来の目標に向かって直進することができる。従って、全体の掃除を終えたときには、最初の起点Sから目標点Aに走行するときに横滑りによってB点に到達するため若干の未掃除領域が生じるがそれ以外では未掃除領域が生じることはない。
なお、この同じ掃除区域を再び起点Sから出発させて掃除する場合は、走行体本体1のメモリ40には補正に使用する角度θ1のデータがすでに格納されているので、走行体本体1を最初から本来の目標点Aよりも左側に角度θ1だけ傾けた点を目標点として走行させることができるので、このときには横滑りの影響を受けずに走行体本体1を目標点Aに直進走行させることができる。
次に走行領域が、図7に示すように、前後が壁面W2、W3、左右が壁面W1、W4で囲まれ、しかも中央部のみに絨毯42が敷かれている部屋であって、その部屋内を走行体本体1が、例えば壁面W2とW3の対辺間を通過位置が異なるように左右に所定の間隔を開けながら往復走行して掃除する場合の動作について説明する。
この場合は、走行体本体1はS(x1,y1)点から出発して壁面W3と壁面W2との対辺間を通過位置が異なるように壁面W4の方向に吸込口6の幅に相当する距離の間隔を開けて蛇行走行する。そして、走行体本体1が壁面W3側のK点に到達すると、進行方向を壁面W3に対して垂直となる壁面W2に向かって正対するように方向転回する。そして、走行体本体1は壁面W2のN点に向かって直進を開始する。
走行体本体1が絨毯42の縁に当たるL点に到達するとここからは横滑りが発生するようになる。この横滑りにより、本来であれば絨毯42の縁に当たるM点で絨毯区間が終了するところ、右方向に所定距離ずれたP点で絨毯区間が終了することになる。そして、絨毯区間が終了するP点で横滑りが終了し、その後走行体本体1は横滑りせずに直進し壁面W2側のQ点に到達する。このとき、横滑り検知手段33は左右の駆動車輪8a,8bの回転速度の差から横滑りが始まったL点と横滑りが終了したP点を検知する。
次に、絨毯区間での横滑りが無く直進したと仮定した場合の絨毯区間が終了する地点をM点とし、壁面W1と壁面W3が接する角をO点とし、このO点を原点にしてL点、P点、M点の座標値を求める。L点のx座標は、実座標値算出手段34が走行体本体1の蛇行回数nと往復走行に伴う横移動の距離d3からx=x1+n*d3の演算で求める。また、y座標はL点において後方測距センサ3-2により壁面W3までの距離d4を計測することでy=d4とする。
P点のx座標、y座標は、P点において左側方測距センサ3-3,3-4により壁面W1まで距離d5を計測し、また、前方測距センサ3-1により壁面W2までの距離d6を計測することで、実座標値算出手段34がx=d5、y=d−d6として求める。M点のx座標、y座標は、仮定座標値算出手段35が求める。すなわち、M点のx座標はL点と同一とみなし、x=x1+n*d3によって求める。また、M点のy座標はP点と同一とみなし、y=d−d6によって求める。
次にL点、P点、M点の座標値から、横滑り角度計測手段36が直線LMと直線LPとのなす角度θ2、すなわち、絨毯42による横滑りの角度を求める。これには、まず、各座標値から直線LMの長さlmと直線LPの長さlpを算出し、続いて、2つの直線のなす角度θ2を、θ2=cos−1(lm/lp)によって求める。
走行体本体1は角度θ2を計算した後、この情報をメモリ40に格納し、P点からQ点に向かって直進し、Q点に到達する。そして、到達位置Q点から次の移動点Rに向かって90度方向転回した後、R点に向けて所定距離移動する。そして、R点に到達するとそう後退本体1は壁面W3に正対するように方向転回する。
次に、走行体本体1は壁面W3に向かって直進を開始するが、横滑り検知手段33により横滑りが検知されたT点からは目標方向補正手段39がメモリ40に格納した角度θ2を使用して走行する目標方向を補正する。すなわち、目標方向補正手段39は絨毯目の影響を打ち消す方向に走行体本体1の姿勢を傾ける補正を行う。ここでは絨毯目による横滑りが走行体本体1をx軸のプラス方向に角度θ2だけずらす作用を為すので、壁面W3に向かう走行体本体1に対してはx軸のマイナス方向に角度θ2傾けるように姿勢方向を補正する。すなわち、走行体本体1はT点において壁面W3に正対するV点の方向よりも右側に角度θ2だけ傾けたU点を目標点として向かうように姿勢制御されて走行する。この補正された姿勢を保つように車輪速度を制御することによって横滑りの影響が打ち消され、結果的には走行体本体1はT点から実線の矢印で示すように走行してV点に到達することができるようになる。そして、走行体本体1がV点到達した後は、横滑り検知手段33による横滑り検知が終了するので、目標方向補正手段39による補正も終了し、走行体本体1はV点からは壁面W3に正対したW点に向かって直進するようになる。
以降、このようにして、壁面W3から壁面W2に向かうときには絨毯42の区間に入ると、走行体本体1は姿勢を壁面W2に正対する方向よりも左側に角度θ2だけ傾けて走行する。また、壁面W2から壁面W3に向かうときには絨毯42の区間に入ると、走行体本体1は姿勢を壁面W3に正対する方向よりも右側に角度θ2だけ傾けて走行する。これにより走行体本体1が最初に絨毯42の上を走行するときには横滑りの影響を受けて走行方向にずれが生じるが、壁面で折り返して絨毯42の上を2回目以降走行するときには横滑りの影響を打ち消すように走行方向の補正が行われる。
これにより、絨毯42の上も絨毯を敷いていない床面と同じように走行体本体1を直進させることができ、最初に絨毯42の上を走行する場合に絨毯上に若干の未掃除領域が生じる虞があるが、それ以外では未掃除領域が生じる虞はなく絨毯42上を良好に掃除することができる。
そして、この壁面W1、W2、W3、W4で囲まれ、しかも中央部のみに絨毯42が敷かれている部屋を最初に蛇行するように往復走行したときに、検知領域書き込み手段38は、図8に示すように、メモリ40に記憶されている部屋の大きさを示すマトリックス状の地図情報51に、絨毯42の敷かれている領域を絨毯領域52として書き込む。
これにより、この同じ部屋を再び起点Sから出発させて掃除する場合は、メモリ40から絨毯領域52を把握することができるので、走行体本体1が絨毯領域52を最初に走行する時点で補正に使用する角度θ2のデータをメモリ40から読み出して走行体本体1の姿勢方向を横滑りの影響を打ち消すように補正することができる。これにより、走行体本体1を絨毯42上において最初にL点からM点に向かう場合に姿勢を左側に角度θ2だけ傾けて走行させることができる。すなわち、走行体本体1を絨毯42のすべての面において横滑りの影響を受けずに直進走行させることができる。
1…走行体本体、3…測距センサ、8a,8b…駆動車輪、9a,9b…走行モータ、10a,10b…ロータリエンコーダ、12…方位センサ、21…CPU、22…ROM、23…RAM、31…車輪速度制御手段、32…車輪速度計測手段、33…横滑り検知手段、34…実座標値算出手段、35…仮定座標値算出手段、36…横滑り角度計測手段、37…走行制御手段、39…目標方向補正手段、40…メモリ。
Claims (4)
- 左右に設けた駆動車輪を駆動手段で回転駆動して自律走行する走行体本体と、
この走行体本体と周囲の障害物までの距離を計測する測距センサと、
前記走行体本体の走行方向を検知する方位センサと、
走行時前記方位センサの出力値に基づいて前記走行体本体の向きが常に目標方向に向くように左右の駆動車輪の回転速度を制御する車輪速度制御手段と、
前記左右の駆動車輪の回転速度を計測する車輪速度計測手段と、
前記車輪速度制御手段が前記走行体本体の向きが常に目標方向に向くように左右の駆動車輪の回転速度を制御している状態で前記車輪速度計測手段が計測した左右の駆動車輪の回転速度から横滑りの発生を検知する横滑り検知手段と、
この横滑り検知手段が横滑り発生の検知を開始した地点と発生の検知を終了した地点における前記走行体本体の座標値を、前記測距センサを使用して求める実座標値算出手段と、
前記横滑り検知手段が横滑りの発生を検知している検知区間において、横滑りが無かったと仮定したときの前記走行体本体の検知区間における終了到達地点の座標値を求める仮定座標値算出手段と、
この仮定座標値算出手段が求めた仮定の終了到達地点の座標値と、前記実座標値算出手段が求めた走行体本体の検知開始地点と検知終了地点の座標値とから検知区間における横滑り角度を計測する横滑り角度計測手段と、
前記走行体本体が検知区間を走行するときの目標方向を、前記横滑り角度計測手段が計測した横滑り角度だけ横滑り方向とは反対方向に補正する目標方向補正手段と
を備えたことを特徴とする自律走行体。 - 走行体本体を、横滑り検知手段が横滑りの発生を検知している検知区間を、通過位置が異なるように間隔を開けて往復走行させる場合には、目標方向補正手段は、最初の往路走行で取得した横滑り角度を使用して、最初の復路走行時及び以降の往路と復路の走行時毎に目標方向を補正することを特徴とする請求項1記載の自律走行体。
- 横滑り検知手段は、左右の駆動車輪の回転速度差が所定値を越えたとき横滑りの発生を検知することを特徴とする請求項1又は2記載の自律走行体。
- 左右に設けた駆動車輪を駆動手段で回転駆動して自律走行する走行体本体と、
この走行体本体と周囲の障害物までの距離を計測する測距センサと、
前記走行体本体の走行方向を検知する方位センサと、
走行時前記方位センサの出力値に基づいて前記走行体本体の向きが常に目標方向に向くように左右の駆動車輪の回転速度を制御する車輪速度制御手段と、
前記左右の駆動車輪の回転速度を計測する車輪速度計測手段と、
前記車輪速度制御手段が前記走行体本体の向きが常に目標方向に向くように左右の駆動車輪の回転速度を制御している状態で前記車輪速度計測手段が計測した左右の駆動車輪の回転速度から横滑りの発生を検知する横滑り検知手段と、
この横滑り検知手段が横滑り発生の検知を開始した地点と発生の検知を終了した地点における前記走行体本体の座標値を、前記測距センサを使用して求める実座標値算出手段と、
前記横滑り検知手段が横滑りの発生を検知している検知区間において、横滑りが無かったと仮定したときの前記走行体本体の検知区間における終了到達地点の座標値を求める仮定座標値算出手段と、
この仮定座標値算出手段が求めた仮定の終了到達地点の座標値と、前記実座標値算出手段が求めた走行体本体の検知開始地点と検知終了地点の座標値とから検知区間における横滑り角度を計測する横滑り角度計測手段と、
前記走行体本体を予めメモリに設定された走行領域内の対辺間を通過位置が異なるように間隔を開けて往復走行制御する走行制御手段と、
この往復走行時において往路及び復路の走行毎に前記横滑り検知手段が横滑りの発生を検知している検知区間を前記走行領域内に検知領域として書き込み、走行領域の往復走行が終了することで走行領域内への検知領域の書き込みを終了する検知領域書き込み手段と、
走行領域内への検知領域の書き込みを終了した後、前記走行制御手段によって前記走行体本体を往復走行制御するとき、この走行体本体が検知領域を走行するときの目標方向を、前記横滑り角度計測手段が計測した横滑り角度だけ横滑り方向とは反対方向に補正する目標方向補正手段と
を備えたことを特徴とする自律走行体。
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- 2004-06-03 JP JP2004166150A patent/JP2005346477A/ja active Pending
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