JPH0142818Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0142818Y2
JPH0142818Y2 JP1983096632U JP9663283U JPH0142818Y2 JP H0142818 Y2 JPH0142818 Y2 JP H0142818Y2 JP 1983096632 U JP1983096632 U JP 1983096632U JP 9663283 U JP9663283 U JP 9663283U JP H0142818 Y2 JPH0142818 Y2 JP H0142818Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pulse
lens
signal
circuit
detection circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1983096632U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS609021U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP9663283U priority Critical patent/JPS609021U/ja
Publication of JPS609021U publication Critical patent/JPS609021U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0142818Y2 publication Critical patent/JPH0142818Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 技術分野 光デイスクプレーヤにおいては、一時停止ある
いは曲のサーチを行なうために、光ピツクアツプ
全体を動かさず、レンズのみを数秒から10秒程度
の時間内で移動させる。本考案はこのレンズ駆動
回路に関する。
背景技術 デイジタルオーデイオデイスクプレーヤまたは
光ビデオデイスクプレーヤは、トラツクに追従す
るために、ラジアル方向のトラツキングエラーを
検出してレンズを駆動させるサーボループを備え
ている。従つて上述の一時停止、あるいは曲のサ
ーチの場合には、その間ループを開成しておく必
要がある。このため、従来は第1図のような回路
構成により、マイクロコンピユータなどの制御装
置からのレンズ移動信号である戻しパルスあるい
は進みパルスを利用して、ループを開成してい
た。すなわち、上記のパルスをパルス検出回路で
検出し、積分回路で一定幅のパルスになし、スイ
ツチSWを閉じる。こうして、サーボループが開
成されるとともに、戻しパルスあるいは進みパル
スが直接にレンズ駆動増幅器に導かれレンズを所
定の位置まで移動させる。この移動時間の経過後
は、スイツチSWは開き再びトラツク追従状態に
なる。ところで、トラツキングエラー信号は機械
的偏心などの影響によるものであるから、回転周
期の10Hz以下の低い周波数成分を有し、時間的に
振幅が変化する。一方、光ピツクアツプを一時停
止あるいは曲のサーチをするためのパルス入力
は、上述のトラツキングエラー信号と全く時間的
に無関係に入つてくる。そのため、場合によつて
はトラツキングエラー信号がかなり大きい瞬間
に、スイツチSWが閉じられることがある。スイ
ツチSWによりループフイルタの入力端が短絡さ
れるから、その瞬間のトラツキングエラー信号と
振幅が同一で逆極性のパルスがループフイルタに
入力されたことになる。上述のパルスもレンズを
駆動するから、これによるレンズの位置ずれによ
り、戻しパルスあるいは進みパルスによる一時停
止、曲のサーチのための所定のレンズ移動が正確
にできないという欠点があつた。特に一時停止の
ときは1トラツクの移動であるから、誤りが多く
なる。
なお、上記の回路ではサーボループの開成を、
ループフイルタの入力端を短絡接地して行なつた
が、接地せずその一端を開放して行なう場合も事
情は同じである。
考案の開示 本考案の目的は、上述の欠点を除去し、サーボ
ループの開成によるレンズ移動誤差のないレンズ
駆動回路を提供することにある。
本考案のレンズ駆動回路は、トラツキングエラ
ー信号のゼロクロス検出回路と、パルス発生回路
と、サーボループを開成するスイツチとレンズ駆
動増幅器とを備え、前記パルス発生回路は制御装
置からのレンズ移動信号が入力された状態で、前
記ゼロクロス検出回路の出力信号によりトリガさ
れパルス信号を出力し、このパルス信号が前記ス
イツチを制御し、かつレンズ駆動増幅器を駆動す
ることを特徴とする。
本考案は上記の構成であるから、トラツキング
エラー信号が零電圧であるときにのみサーボルー
プが開成され、ループ開成に起因するパルスが生
じない。従つて制御装置のレンズ移動信号によつ
て生じた一定幅のパルス(キツクパルス)のみが
レンズ駆動増幅器に与えられレンズは正しい位置
に移動する。
考案を実施するための最良の形態 次に本考案の実施例を、図面を参照して詳しく
説明する。第2図が本考案の一実施例の回路ブロ
ツク図である。ラジアルエラー検出回路1によつ
て検出されたトラツキングエラー信号はループフ
イルタ2を介してレンズ駆動増幅器3に導かれ
る。上記の各回路は、レンズ系および光信号系と
結合し、トラツキングサーボループを形成してい
る。ラジアルエラー検出回路1の出力端にゼロク
ロス検出回路4が接続されその回路4の出力端
は、単安定マルチバイブレータ5,1,5,2に
それぞれ接続されている。この単安定マルチバイ
ブレータ5,1,5,2の出力はパルス検出回路
6を経てスイツチ7を開閉する。また加算回路
8,9を介してレンズ駆動増幅器3に印加され
る。レンズの移動方向は、インバータ10によつ
て、戻しパルスと進みパルスとで逆になるように
してある。第2図の回路の動作を以下説明する。
制御装置からのレンズ移動信号(戻しパルスまた
は進みパルス)は単安定マルチバイブレータ5,
1,5,2の1端子に入り、待機状態にする。一
方ラジアルエラー検出回路1からは回転中のデイ
スクのトラツキングエラー信号が出力され、その
出力が零になる時点で、ゼロクロス検出回路4が
動作し、その生じた信号で単安定マルチバルブレ
ータ5,1,5,2をトリガする。従つて一定の
時間幅のパルスが出力されるが、このパルスをパ
ルス検出回路6で検出しスイツチ7を閉じる。ル
ープフイルタ2の入力側はこのとき接地短絡され
るが、信号が零かまたはそれに近い時点に接地さ
れるからループフイルタ2からの出力は零かまた
は極めて少ない。一方単安定マルチバイブレータ
5,1,5,2の出力は加算回路8,9を介し
て、レンズ駆動増幅器3に印加される。レンズ駆
動増幅器3の入力は、ループフイルタ2からの信
号は殆ど零であるから、レンズは正確にレンズ移
動信号の指示により所定のトラツク数を移動す
る。一時停止の場合は、トラツク一回転あたり一
トラツク移動させるが、このような場合にも正確
に移動できる。
単安定マルチバイブレータ5,1,5,2の出
力パルスのパルス幅は、外部から一時停止・曲の
サーチの指示により所定の値となる。例えば第3
図のように外付けコンデンサC・抵抗R,rを利
用して、サーチ時には入力端Pの電位をハイとす
ればトランジスタTrはオフで時定数CRできまる
広いパルス幅のパルスを、また一時停止時には入
力端Pの電位をローとすればトランジスタTrが
オンとなり時定数(rR)・Cできまる狭いパ
ルス幅のパルスを出力するようにしておく。なお
上記のサーチの場合には、大略の移動は光ピツク
アツプを直接移動して行ない、その後でレンズに
よるこまかい移動を前記パルスで行なうから、時
定数は2段に変えるだけで十分である。なお、キ
ツクパルス発生に単安定マルチバイブレータ5,
1,5,2を図示したが、レンズ移動信号が入力
された後にゼロクロス検出回路によりトリガさ
れ、一定のパルス幅のパルスを発生する回路であ
れば、どのような回路でも用いられる。
以上説明したように、本考案によれば、従来の
回路にゼロクロス検出回路、単安定マルチバイブ
レータを附加する極めて簡単な構成で、正確にプ
レーヤの一時停止、曲のサーチを行なうことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の曲のサーチ、一時停止のための
レンズ駆動回路を示すブロツク図、第2図は本考
案の一実施例のブロツク図である。第3図は単安
定マルチバイブブレータの部分の詳細回路図であ
る。 1……ラジアルエラー検出回路、2……ループ
フイルタ、3……レンズ駆動増幅器、4……ゼロ
クロス検出回路、5,1,5,2……単安定マル
チバイブレータ、6……パルス検出回路、7……
スイツチ、8,9……加算回路、10……インバ
ータ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 光デイスクプレーヤのトラツキングサーボルー
    プにおいて、トラツキングエラー信号のゼロクロ
    ス検出回路と、パルス発生回路と、サーボループ
    を開成するスイツチと、レンズ駆動増幅器とを備
    え、前記パルス発生回路は制御装置からのレンズ
    移動信号が入力された状態で、前記ゼロクロス検
    出回路の出力信号によりトリガされパルス信号を
    出力し、このパルス信号が前記スイツチを制御
    し、かつレンズ駆動増幅器を駆動することを特徴
    とする光デイスクプレーヤのレンズ駆動回路。
JP9663283U 1983-06-24 1983-06-24 光デイスクプレ−ヤのレンズ駆動回路 Granted JPS609021U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9663283U JPS609021U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 光デイスクプレ−ヤのレンズ駆動回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9663283U JPS609021U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 光デイスクプレ−ヤのレンズ駆動回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS609021U JPS609021U (ja) 1985-01-22
JPH0142818Y2 true JPH0142818Y2 (ja) 1989-12-13

Family

ID=30230211

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9663283U Granted JPS609021U (ja) 1983-06-24 1983-06-24 光デイスクプレ−ヤのレンズ駆動回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS609021U (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4821639A (en) * 1987-08-12 1989-04-18 International Business Machines Corporation Control for enabling flight timing of hammers during printing
JP5906731B2 (ja) * 2011-12-27 2016-04-20 株式会社富士通ゼネラル モータ駆動装置

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54128707A (en) * 1978-03-27 1979-10-05 Mca Disco Vision Focus servo device
JPS5733435B2 (ja) * 1978-05-12 1982-07-16
JPS5761641B2 (ja) * 1975-03-17 1982-12-25 Kubota Ltd

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6215864Y2 (ja) * 1980-08-04 1987-04-22
JPS615624Y2 (ja) * 1980-09-30 1986-02-20
JPS6220900Y2 (ja) * 1981-02-06 1987-05-27

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5761641B2 (ja) * 1975-03-17 1982-12-25 Kubota Ltd
JPS54128707A (en) * 1978-03-27 1979-10-05 Mca Disco Vision Focus servo device
JPS5733435B2 (ja) * 1978-05-12 1982-07-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS609021U (ja) 1985-01-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS6331218Y2 (ja)
JPH0142818Y2 (ja)
KR910004782B1 (ko) 자기기록 재생장치의 연속촬영장치
JPS6214382A (ja) トラツク飛び越し制御回路
US5184338A (en) Optical disc system with improved track jumping operation
US5150344A (en) Tracking servo system
CA1307845C (en) Optical disc system
JPH02105336A (ja) トラッキングサーボの方法
JPH0329776Y2 (ja)
JPS6226849Y2 (ja)
JPS627631B2 (ja)
JPS6319943Y2 (ja)
JPS59148185A (ja) トラツキング方式
JP2549110B2 (ja) トラツクジヤンプ回路
JPH0755718Y2 (ja) 光ディスクのシーク装置
JPH0215471A (ja) ピックアップの移動速度制御装置
JPH0614253Y2 (ja) 光学ディスクプレーヤ
JPS61276133A (ja) トラツク飛び越し制御回路
JP2628623B2 (ja) トラツキングサーボ装置
JPS61153885A (ja) デイスク再生装置
JPH0722743Y2 (ja) 光ピックアップのフォーカス制御装置
JPS647428B2 (ja)
JPS6083227A (ja) 光学式デイスク再生装置のフイ−ド制御装置
JPH0215475A (ja) オントラック検出回路
JPS631668B2 (ja)