JPH0142625Y2 - - Google Patents

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JPH0142625Y2
JPH0142625Y2 JP8210983U JP8210983U JPH0142625Y2 JP H0142625 Y2 JPH0142625 Y2 JP H0142625Y2 JP 8210983 U JP8210983 U JP 8210983U JP 8210983 U JP8210983 U JP 8210983U JP H0142625 Y2 JPH0142625 Y2 JP H0142625Y2
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JP
Japan
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sheet body
rope
tent
sheet
binding
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JP8210983U
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JPS59186303U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案は、並置することによりテント枠体を覆
うシート体を具え、シート体の張設作業を簡易化
しうるテント構造に関する。
〔背景技術〕
仮設小屋として、又建物の建方中における養
生、基礎工事においてコンクリート打設後の養生
等のために種々なテントが用いられているが、従
来のテントは、テントの骨組体を1枚のシートを
用いて覆うものであつたため、シートが大型化し
取扱いに不便である他、テントの張設作業の能率
が悪く又専門的な技能が必要となる等テントの組
立て作業に多大な手間を必要とした。さらに基礎
等のコンクリートは、特に寒冷地においては、テ
ントを用いて養生するが、テント組立て後の積
雪、凍結等により、ロープの取外しが困難とな
り、その解体に多大の手間を要するという問題が
伴う。
〔考案の目的〕
本考案は、複数枚のシート体を用いてテント枠
体を覆うことを基本として前記問題点を解決しう
るテント構造の提供を目的としている。
〔考案の開示〕
以下本考案の一実施例を図面に基づき説明す
る。
テント構造は、複数枚の分割されたシート体2
a,2b……(総称すときシート体2という)を
並置することにより、テント枠体3を覆うもので
あり、該テント枠体3は、第4図に例示するごと
く、例えば建物の基礎打設部分(図示せず)を挟
んで対置、隔設した比較的短い支柱15……間
に、山形状の屋根トラス16……を夫々架設する
とともに、屋根トラス16の棟部および軒先部に
棟トラス17,……軒先トラス18……を、各屋
根トラス16の上面をやや突出させ架け渡してい
る。又本実施例では、支柱15……間にはロープ
結着用の結合部4を形成する、例えば継ぎ材19
……が取付けられる。なお継ぎ材19は上向きの
力に耐えうるよう第2図に示すごとく、支柱15
に設ける受部20に端部を嵌入され、かつピン止
めしている。
前記シート体2は、前記屋根トラス16とほぼ
同長さかつ隣り合う屋根トラス16,16間の距
離を越える幅寸度を有する長尺矩形のシート基体
5の両側縁a近傍およびその中央に筒条6……を
取付けており、又筒条6は前記側縁aと直交する
外端縁bからやや内方の位置で途切れている。該
筒条6には、ロープ7が挿通され、かつ該ロープ
7が筒条6からの突出部において、シート体2の
結着用のロープ9を構成する。又該ロープ7の、
筒条6内部の部分は、該シート体2の緊張用の補
強条体10を構成し、従つて本実施例では、結着
用のロープ9と、補強条体10とは一連の一本の
ロープ7により形設される。なおロープ7は適宜
筒条6に縫着でき、又補強条体10は筒条6を用
いることなくロープ7を直接シート基体5に縫合
することによつても形成できる。
結着用のロープ9は、筒条6の端部にその根元
部cを有することにより、該根元部cは外端縁b
から内方に位置するとともに、シート体2には、
該根元部cから外方の位置に、第1、第2の透孔
11,12が、該シート体2を貫通し穿設され
る。なお第1の透孔11は筒条6と同じ直線上に
位置するとともに、第2の透孔12は、第1の透
孔11とはその内側に、かつ前記屋根トラス16
の幅寸度以上の間隙を隔てる位置に設けられる。
従つてシート体2は第2図に略示するごとく、
補強条体10,10を隣り合う屋根トラス16,
16の各外側に位置させ1つのシート体2aを取
付けでき、そのとき該シート体2aの結着用のロ
ープ9は第1の透孔11をへてシート体の内側に
突出させ、その内部の前記結合部4で、補強条体
10によりシート体2を緊張させつつ結着する。
なおシート体2aの中央に位置する結着用のロー
プ9は、その外方に設ける透孔13を通りシート
体2aの内側で結着する。
1つのシート体2aには、他のシート体2bが
並置される。
シート体2bは、第3図にしめすごとく、シー
ト体2aの結着用のロープ9がその一側に取付く
屋根トラス16の他側に結着用のロープ9が取付
くことにより、シート体2bはその側縁部がシー
ト体2aの側縁部とその外面で互いに重なり合
う。又その結着用のロープ9を締めつけることに
より、第5図に例示するごとく、シート体2aは
屋根トラス9の近傍で下方に押下げられることに
より緊張し、かつ屋根トラス16部分で重なるこ
とにより重なり部での雨漏れが防止できる。なお
他のシート体2bの結着用のロープ9は、該他の
シート体2bの第1の透孔11を通りかつ前記1
つのシート体2aの第2の透孔12を挿通したう
え、シート体2内側の前記結合部4で結着され
る。
然して本考案のテント構造は、分割したシート
体2……を用いてテント枠体3を覆うため、シー
トが小型化でき張設作業が簡便化しうるととも
に、補強条体10、結着用のロープ9を設けてい
るため、その重なり部からの雨漏れ、雨の吹き込
みを効率よく防止できる。さらに結着用のロープ
9はシート体2の内側の結合部4で結着されるた
め、テント仮設後に積雪するときにも、ロープ結
着部分の外部への露出がなくその凍結が防止で
き、基礎養生後のテント解体が容易となる。
〔考案の効果〕
叙上のごとく本考案のテント構造は、分割した
シート体によりテント枠体を覆うものであるため
テントの組立て作業及び解体が簡易となり、又側
縁部が重なり合うため接続部分からの雨漏れを防
止できる。さらに結着用のロープがシート体の内
側で結合されるため、寒冷地においても結着後の
凍結を減じることができ、その分解、さらには再
組立てを簡易とする等多くの効果を奏しうる。
なお本考案のテント構造において、結着用のロ
ープはシート体の内側であれば、継ぎ材からなる
結合部の他、地表に打入した杭等に結着してもよ
く、又シート体はテント枠体の下端まで延設しそ
の全体を覆うごとく形成する等、本考案のテント
構造が種々な態様のものに変形できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のテント構造で用いるシート体
を例示する斜視図、第2〜3図は本考案の一実施
例を、その組立て手順により示す側面図、第4図
はテント枠体を例示する斜視図、第5図はシート
体の重ね合わせ部を例示する断面図、第6図は結
着用のロープの結合部を例示する断面図である。 2……シート体、3……テント枠体、4……結
合部、5……シート基体、6……筒条、9……結
着用のロープ、10……補強条体、11……第1
の透孔、12……第2の透孔、a……両側縁、b
……外端縁、c……根元部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側縁部を重ならせて並置することによりテント
    枠体を覆う長尺矩形の各シート体の両側縁近傍
    に、該側縁と直交する外端縁からやや内方の位置
    に根元部を有する結着用のロープを設けるととも
    に、各ロープの前記根元部の外方位置に該シート
    体を貫通する第1、第2の透孔を並設する一方、
    1つのシート体のロープを該シート体の第1の透
    孔を通してシート体の内側で、又該1つのシート
    体の外面に重なり隣り合う他のシート体のロープ
    を、前記1つのシート体の第2の透孔に通した
    上、シート体の内側で夫々結合部に結着すること
    を特徴とするテント構造。
JP8210983U 1983-05-31 1983-05-31 テント構造 Granted JPS59186303U (ja)

Priority Applications (1)

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JP8210983U JPS59186303U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 テント構造

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JP8210983U JPS59186303U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 テント構造

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Publication Number Publication Date
JPS59186303U JPS59186303U (ja) 1984-12-11
JPH0142625Y2 true JPH0142625Y2 (ja) 1989-12-13

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JP8210983U Granted JPS59186303U (ja) 1983-05-31 1983-05-31 テント構造

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JPS59186303U (ja) 1984-12-11

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