JPH0142616Y2 - - Google Patents

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JPH0142616Y2
JPH0142616Y2 JP19055983U JP19055983U JPH0142616Y2 JP H0142616 Y2 JPH0142616 Y2 JP H0142616Y2 JP 19055983 U JP19055983 U JP 19055983U JP 19055983 U JP19055983 U JP 19055983U JP H0142616 Y2 JPH0142616 Y2 JP H0142616Y2
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JP
Japan
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warehouse
room
heat insulating
opening
ceiling
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JP19055983U
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、たとえばレタス、トマトのような
農産物を、これが消費地に運ばれるまでの間に生
産地において貯蔵するための施設に関する。
この種の貯蔵施設としては常温倉庫と、これの
内部に設けられた冷蔵倉庫を備えたものが知られ
ている。鮮度を保つために冷蔵の必要な上述の農
産物などは冷蔵倉庫に保存されるが、農産物の収
穫期でない季節には冷蔵倉庫が不要となる。
この考案の目的は、上述のような季節に冷蔵倉
庫を常温倉庫として使用し、常温倉庫内の全部を
有効に利用することのできる農産物などの貯蔵施
設を提供することにある。
この考案による農産物などの貯蔵施設は、常温
倉庫と、これの内部に設けられた冷蔵倉庫とを備
えており、冷蔵倉庫の庫内空間を常温倉庫から区
画する少なくとも1つの壁は貯蔵物運搬車両が通
過しうる大きさに開口され、その開口に断熱扉が
設けられているものである。
この考案によれば、冷蔵倉庫の必要な季節には
断熱扉を閉じることにより通常の冷蔵倉庫として
使用し、冷蔵倉庫の不要な季節には断熱扉を開け
ておくことにより、冷蔵倉庫内へ運搬車両によつ
て農産物などを容易に出し入れをすることができ
るから、冷蔵倉庫を常温倉庫の一部として使用す
ることができ、したがつて常温倉庫内全部を有効
に利用することができる。
以下、この考案の実施例について図面を参照し
て説明する。
図面は、常温倉庫1内に設けられた冷蔵倉庫2
を示している。
冷蔵倉庫2の庫内空間は、常温倉庫1の床3
と、床3に垂直に立てられ角筒状壁4と、壁4の
上端にのせられた天井5とによつて常温倉庫1よ
り区画されている。壁4はその4隅の天井5を支
える柱のような骨組を構成する部分を除いてその
他の部分が開口されている。開口はトラツクのよ
うな貯蔵物運搬車両が通過しうる大きさで、壁4
の4面全部にある。そして各開口には断熱扉6が
設けられている。
壁4の各開口縁部外面にはそれぞれ門形の額縁
7が取付けられている。壁4および額縁7は詳し
く図示しないがアルミニウム押出型製である。天
井5は複数の細長い方形状天井パネル8を幅方向
につらねることにより全体として一方向に長い方
形状に形成されている。各パネル8は詳しく図示
しないがアルミニウム製中空状平板を表面材と
し、これにポリウレタンフオームを注入発泡した
もので、断熱構造である。天井5の幅方向複数位
置には補強梁9が渡されており、これらの梁9に
は常温倉庫1の天井(図示しない)から吊り下げ
られた複数のワイヤー10の下端部に取付けられ
ている。これにより天井5は壁4に加えてワイヤ
10によつて支持されている。また天井5の上に
は図示しない冷凍サイクルを構成する器機がのせ
られる。
断熱扉6は、天井パネル8と同様な複数の断熱
性扉パネル11が相互に所定角度回動しうるよう
に図示しないヒンジによつて連結されたもので、
全体として開口より若干大きい方形に形成されて
いる。断熱扉6の両側端は図示しないローラを介
してガイドレール12に受けられている。ガイド
レール12は、開口の高さにほぼ等しい長さの垂
直部とこれの上端に連続しほぼ垂直部の長さに等
しい水平部とからなる全体として逆L形に形成さ
れており、これとほぼ同形状の側枠13によつて
額縁7に垂直部が額縁7の外面にそわされ水平部
が同外面から垂直に突出するように取付けられて
いる。また側枠13は天井5と同様にワイヤー1
4によつて吊り下げられている。図示のように断
熱扉6がガイドレール12の水平部に収納されて
いる状態で開口が開かれている。そして断熱扉6
を水平部から垂直部に導くと開口が閉じられる。
この状態で断熱扉6と額縁7の間に隙間が生じな
いように額縁7の外面に図示しないパツキンが取
付けられている。また断熱扉6はその開閉を容易
に行ないうるように図示しない開閉操作装置を備
えている。開閉操作装置は、断熱扉6の下端部に
取付けられた吊り下げワイヤ、このワイヤを巻き
取る巻胴、巻胴が取付けられた軸、断熱扉6の自
重に相当する力で軸を回転させるように付勢する
ばね、軸を回転させて断熱扉6を開閉させる操作
ロープなどからなる。
上記実施例では壁の4面全部に開口が設けられ
ているが、冷蔵倉庫がたとえば常温倉庫の隅に設
置された場合には隅に面した壁を除いた2面の壁
に開口を設ければよい。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示す斜視図である。 1……常温倉庫、2……冷蔵倉庫、3……床、
4……壁、5……天井、6……断熱扉。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 常温倉庫1と、これの内部に設けられた冷蔵倉
    庫2とを備えており、冷蔵倉庫2の庫内空間を常
    温倉庫1から区画する少なくとも1つの壁4は貯
    蔵物運搬車両が通過しうる大きさに開口され、そ
    の開口に断熱扉6が設けられている、農産物など
    の貯蔵施設。
JP19055983U 1983-12-09 1983-12-09 農産物などの貯蔵施設 Granted JPS6097955U (ja)

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JP19055983U JPS6097955U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 農産物などの貯蔵施設

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JP19055983U JPS6097955U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 農産物などの貯蔵施設

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Publication Number Publication Date
JPS6097955U JPS6097955U (ja) 1985-07-04
JPH0142616Y2 true JPH0142616Y2 (ja) 1989-12-13

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ID=30410564

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JP19055983U Granted JPS6097955U (ja) 1983-12-09 1983-12-09 農産物などの貯蔵施設

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3901620B2 (ja) * 2002-09-19 2007-04-04 日野自動車株式会社 冷凍保冷車

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Publication number Publication date
JPS6097955U (ja) 1985-07-04

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