JPH0142568B2 - - Google Patents

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JPH0142568B2
JPH0142568B2 JP19842484A JP19842484A JPH0142568B2 JP H0142568 B2 JPH0142568 B2 JP H0142568B2 JP 19842484 A JP19842484 A JP 19842484A JP 19842484 A JP19842484 A JP 19842484A JP H0142568 B2 JPH0142568 B2 JP H0142568B2
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JP
Japan
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contacts
contact
magnetic field
hollow
slits
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JP19842484A
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English (en)
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JPS60107225A (ja
Inventor
Pauru Beruton
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Siemens AG
Original Assignee
Siemens AG
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Publication date
Application filed by Siemens AG filed Critical Siemens AG
Publication of JPS60107225A publication Critical patent/JPS60107225A/ja
Publication of JPH0142568B2 publication Critical patent/JPH0142568B2/ja
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H33/00High-tension or heavy-current switches with arc-extinguishing or arc-preventing means
    • H01H33/60Switches wherein the means for extinguishing or preventing the arc do not include separate means for obtaining or increasing flow of arc-extinguishing fluid
    • H01H33/66Vacuum switches
    • H01H33/664Contacts; Arc-extinguishing means, e.g. arcing rings
    • H01H33/6642Contacts; Arc-extinguishing means, e.g. arcing rings having cup-shaped contacts, the cylindrical wall of which being provided with inclined slits to form a coil

Landscapes

  • High-Tension Arc-Extinguishing Switches Without Spraying Means (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の属する技術分野〕 この発明は、同軸線上に対向配置された中空接
触子を備えた真空遮断器の接触子装置であつて、
両接触子の中空円筒状の接点台が中空接触子の軸
線に対して同じ傾斜方向に傾斜したスリツトを備
えるとともに、両接触子がそれぞれ電気抵抗の高
い材料から成る挿入体を内蔵するものに関する。
〔従来技術とその問題点〕
真空遮断器におけるアーク電圧の上昇とそれに
起因するパワーの置換とは、周知のように、開離
した接触子間に縦磁界を加えることにより防止で
きる。この目的のために、いわゆる縦磁界接触子
においては開閉接点と電気的に直列に接続されて
電流に依存して縦磁界を発生するコイルが設けら
れ、この縦磁界が開離した接触子間の間隙を軸方
向に貫通する。このコイルは遮断室の内部にもま
た外部にも配置することができる。場合によつて
は通電棒の少なくとも一つを複数のターンを有す
るコイルとして構成することもできる。開離した
接触子間の縦磁界は荷電粒子が放電域から外へ拡
散するのを防ぐ。
かかる縦磁界接触子の一つの公知例において
は、皿形の中空接触子が同軸線上に対向配置さ
れ、その中空円筒状の接点台は接触子の軸線に対
して同じ傾斜方向に傾斜したスリツトを備えてい
る。このスリツトは接触子底部を貫くまで延長す
ることもできる。接触子はそれぞれほぼ円板状の
接点を備え、この接点はうず電流を抑制するため
半径方向のスリツトを有することができる。機械
的な安全性を高めるために、中空接触子の内部で
接触子底部と接点との間に電気抵抗の高い材料か
ら成る支持体を挿入設置することができる。接触
子の開離後、同方向に傾斜したスリツトにより縦
磁界が発生し、この磁界により約1000A/cm2の電
流密度に相応する比較的大きい電流値に至るまで
アークの収縮が防止されるので、この限界電流値
に至るまで拡散したアークが維持される(西ドイ
ツ国特許公報第3227482号明細書)。
反対方向に傾斜したスリツトを備えた中空接触
子の一例においては、周知のように半径方向磁界
が得られ、この磁界は接触子の開離後に周方向の
分力によりアークを接触子間で回転させる。真空
遮断器の遮断容量は縦磁界に半径方向磁界を重畳
することにより高めうることが知られている。一
つの接触子装置の中で、縦磁界成分が半径方向磁
界成分より優勢であるように両磁界を重畳する
と、両方の磁界の効果が共に発揮される。比較的
小さい電流値では優勢な縦磁界により拡散したア
ークが得られ、大電流値のときはこれに反して半
径方向磁界成分によりアークが強制的に回転させ
られる。
いわゆる平形接触子を備えた真空遮断器の接触
子装置の公知の一例においては、両接触子はそれ
ぞれ導電度の高い材料から成る挿入体を内蔵して
おり、両接触子の内の一つの通電棒をコイルとし
て形成することにより、縦磁界に半径方向磁界を
重畳している。この場合は開離した接触子間の空
隙における非対称性により、縦磁界に加えて半径
方向磁界成分が得られる(西ドイツ国特許公開公
報第3033632号)。
同軸線上に対向配置されたつぼ形接触子を備え
た真空遮断器の接触子装置においても、半径方向
磁界に縦磁界を重畳できることがさらに知られて
いる。両つぼ形接触子の接点台はそれぞれスリツ
トを備えており、このスリツトは両接触子におい
て反対の方向を有し、それにより遮断電流が反対
方向に流れるコイルとして働くが、そのターン数
は特に1以下にすることができる。スリツトの間
に作られたセグメントにより接触子の開離後に半
径方向磁界が得られ、この磁界の分力によりリン
グ状の接触面間でアークが回転させられる。この
装置においては、両接触子に界磁巻線として働き
かつ電流が同回転方向に流れるリングを設けるこ
とにより縦磁界が得られる。したがつて、この装
置の接触子間に働く磁界は、一側の接触子では同
方向に電流の流れる二つのコイルの磁界と、他側
の接触子では逆方向に電流の流れる二つのコイル
の磁界とを、重畳することにより作られる(西ド
イツ国特許公開公報第3151907号)。
〔発明の目的〕
この発明は、特に電気抵抗を減少しそれにより
相応に通電容量を高めうるように、前記未尾に記
載の公知の接触子装置を簡易化かつ改良すること
を目的とする。この発明は、前記装置においては
接触子間の中間平面の一方の側に配置されたコイ
ルの部分磁界が互いに強まるに反して、他方の側
に設けられた両コイルの部分磁界は互いに逆方向
を向いているので部分的に又は全く弱まるという
知見に基づいている。
〔発明の要旨〕
この目的はこの発明にもとづき頭記の方式の中
空接触子を備えた接触子装置において、両接触子
の接点台が各接触子において数の異なるスリツト
を備えるか、又は両接点台がそれぞれ接触子の軸
線に対する傾斜角の異なるスリツトを備えること
により達成される。真空遮断器の投入状態におけ
る大きい接触圧力に耐えかつ抵抗のインダクタン
スが低い接触子間に縦磁界と半径方向磁界とを組
み合わせて加えれば、相応に遮断容量が向上した
接触子装置が得られるわけであるが、本発明にお
いては一方の側には縦磁界用コイルと半径方向磁
界用コイルとのターン数の和に等しいターン数を
有するコイルを配置し、他方の側には縦磁界用コ
イルと半径方向磁界用コイルとターン数の差に等
しいターン数を有するコイルを配置することによ
り、開離した両接触子間の中間平面の領域におい
て簡単な方法で従来と同様な磁界が得られる。こ
の装置においては電流は通電棒から磁界を発生す
るようにスリツトを設けた接点台へ全周にわたつ
て半径方向に流入するので、与えられた直径及び
高さ寸法の制限内で電気抵抗を最小にすることが
できる。
〔発明の実施例〕
つぎに図面を参照しながら、この発明を詳細に
説明する。
第1図に示す例においては、端面の中央部が接
触面を形成する二つの中空接触子2,4が同軸線
上に対向配置されている。この中空接触子2,4
は主として接触子底部6,8、中空円筒状接点台
10,12及びほぼ円板状の接点14,16から
成る。この接点にはその外縁に符号が付してない
斜めの面取り部を設けるのが合理的である。中空
接触子2,4はそれぞれ、第1図において破断し
ていない箇所では破線で示した支持体18,20
を内蔵している。この支持体18,20は、銅に
比べて非常に電気抵抗の高い材料、好ましくは非
磁性材料特にステンレス鋼から成る。接触子底部
は通電棒22,24に結合されている。
接点台10,12はそれぞれスリツト26,2
8を備えており、スリツトの数は両接触子2,4
において異なつている。図示の実施例において
は、上側の接触子2のスリツト26の数は接触子
4のスリツト28の数より著しく少ない。スリツ
ト26と28のこの構成により接触子2と4の間
において、縦磁界に半径方向磁界を重畳した磁界
が得られる。接触面上の平均電流密度が約
1000A/cm2までの余り大きくない電流値において
は、磁界の縦成分が働き、その結果接触子が十分
に開離したときにアークは収縮しない。しかしな
がら、電流がさらに大きくて縦磁界成分にもかか
わらずアークが収縮したときは、磁界の半径方向
成分が働き、その結果両接触子の間で収縮したア
ークが接触装置の軸の周りを回転する。それによ
り接触面の熱的負荷がより広い面積に分散され、
そのために遮断応力が比較的大きい電流にまで拡
大される。
第2図に示す接触子2,4の例によつても同様
の効果が得られる。この接触子では、接点台1
0,12は接触子の符号の付けられていない回転
軸線に対して互いに異なるように選定された傾斜
を有するスリツト36,38を備えている。接触
子2の接点台10におけるスリツト36の傾斜角
αは接触子4の接点台12におけるスリツト38
の傾斜角βより小さい。したがつて、二つの隣接
するスリツト36又は38によりそれぞれ形成さ
れるセグメント中における電流方向が異なり、そ
れに応じて開離した接触子の間で縦磁界に半径方
向磁界が重畳される。
うず電流を制限するために、接点14,16に
は符号の付けられてない半径方向スリツトをそれ
ぞれ設けることができる。同様に接触子底部6,
8においても、図示されていないかかる半径方向
スリツトによりうず電流を抑制することが合理的
なことがありうる。
〔発明の効果〕
真空遮断器の接触子装置において開離した接触
子間の空隙に縦磁界とこれに重畳して半径方向磁
界とを与えると、電流が比較的小さいときはアー
クが収縮せずに安定し、電流が大きいときは収縮
したアークが接触子の軸線の周りを回転して接触
面の焼損が防止される。従来はかかる磁界の重畳
を実現するために、各接触子に巻回方向が同じで
ある縦磁界用コイル各一つと巻回方向が逆である
半径方向磁界用コイル各一つの合計四つのコイル
を形成付加していた。この発明においては、両接
触子の接点台にそれぞれ設けられた同一方向に傾
斜したスリツトの数又は軸線に対する傾斜角が両
接点台において異なるように選定される。かかる
構成によるスリツトによつて形成されたコイル
は、一方の側の接触子においては同方向に巻かれ
た縦磁界用コイルと半径方向磁界用コイルのター
ン数の和に等しいターン数を有し、他方の側の接
触子においては逆方向に巻かれた縦磁界用コイル
と半径方向磁界用コイルのターン数の差に等しい
ターン数を有する。それにより簡単な構造で従来
の接触子と同様な磁界の重畳が達成される。さら
に特に重要なことは、かかる構成において電流が
通電棒から接点台へ全周にわたつて半径方向に流
入するので電気抵抗が極めて小さくなり、接触子
の通電容量が高められるという効果が生じる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明にもとづく接触子装置の例1
の立面図、第2図は例2の立面図である。 図面において、2,4は中空接触子、10,1
2は接点台、18,20は挿入体、26,28,
36,38はスリツト、である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同軸線上に対向配置された二つの中空接触子
    を備えた真空遮断器の接触子装置であつて、両接
    触子の中空円筒状の接点台が中空接触子の軸線に
    対して同じ傾斜方向に傾斜したスリツトを備える
    とともに、両接触子がそれぞれ電気抵抗の高い材
    料から成る挿入体を内蔵するものにおいて、両接
    触子の接点台が各接触子において数の異なるスリ
    ツトを備えることを特徴とする真空遮断器の接触
    子装置。 2 同軸線上に対向配置された二つの中空接触子
    を備えた真空遮断器の接触子装置であつて、両接
    触子の中空円筒状の接点台が中空接触子の軸線に
    対して同じ傾斜方向に傾斜したスリツトを備える
    とともに、両接触子がそれぞれ電気抵抗の高い材
    料から成る挿入体を内蔵するものにおいて、両接
    点台がそれぞれ接触子の軸線に対する傾斜角の異
    なるスリツトを備えることを特徴とする真空遮断
    器の接触子装置。
JP19842484A 1983-09-23 1984-09-21 真空遮断器の接触子装置 Granted JPS60107225A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
DE19833334493 DE3334493A1 (de) 1983-09-23 1983-09-23 Kontaktanordnung fuer vakuumschalter
DE3334493.0 1983-09-23

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60107225A JPS60107225A (ja) 1985-06-12
JPH0142568B2 true JPH0142568B2 (ja) 1989-09-13

Family

ID=6209896

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19842484A Granted JPS60107225A (ja) 1983-09-23 1984-09-21 真空遮断器の接触子装置

Country Status (2)

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JP (1) JPS60107225A (ja)
DE (1) DE3334493A1 (ja)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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Also Published As

Publication number Publication date
DE3334493A1 (de) 1985-04-04
JPS60107225A (ja) 1985-06-12

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