JPH0142338Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0142338Y2 JPH0142338Y2 JP1983010697U JP1069783U JPH0142338Y2 JP H0142338 Y2 JPH0142338 Y2 JP H0142338Y2 JP 1983010697 U JP1983010697 U JP 1983010697U JP 1069783 U JP1069783 U JP 1069783U JP H0142338 Y2 JPH0142338 Y2 JP H0142338Y2
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- JP
- Japan
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- electrolytic capacitor
- explosion
- proof
- resin
- aluminum
- Prior art date
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- Expired
Links
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- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 claims description 17
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 17
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Landscapes
- Fixed Capacitors And Capacitor Manufacturing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は、半田付けおよび長時間の高温使用状
態にも耐え得るような構造のチツプ形電解コンデ
ンサに関するもので、特にその防爆構造に関する
ものである。
態にも耐え得るような構造のチツプ形電解コンデ
ンサに関するもので、特にその防爆構造に関する
ものである。
[従来の技術]
本願出願人は、昭和55年特許願第95252号、同
第95253号、同第119990号ほか、名称はいずれも
「チツプ形電解コンデンサ」において、「アルミニ
ウムケース内に少なくともコンデンサ素子を組込
み、ゴム封口体にて封口したアルミニウム電解コ
ンデンサの第1のリード線に第1の金属端子板を
固着し、第2のリード線に第2の金属端子板を固
着し、アルミニウム電解コンデンサ全体を樹脂に
て被覆してなるチツプ形電解コンデンサ」を提案
した。
第95253号、同第119990号ほか、名称はいずれも
「チツプ形電解コンデンサ」において、「アルミニ
ウムケース内に少なくともコンデンサ素子を組込
み、ゴム封口体にて封口したアルミニウム電解コ
ンデンサの第1のリード線に第1の金属端子板を
固着し、第2のリード線に第2の金属端子板を固
着し、アルミニウム電解コンデンサ全体を樹脂に
て被覆してなるチツプ形電解コンデンサ」を提案
した。
[考案が解決しようとする課題]
しかしながら、この種のチツプ形電解コンデン
サにおいても、逆電圧や連続した過電圧あるいは
異状パルスが印加されると、電解液に過大電流が
流れて電気分解を起こし、ガスを発生すると共に
その等価抵抗によるジユール熱の発生のために電
解コンデンサの内部圧力が上昇し、遂には爆発状
態で破壊してしまう。また、コンデンサ素子が何
等かの原因で劣化すると、同様な現象が起こる。
サにおいても、逆電圧や連続した過電圧あるいは
異状パルスが印加されると、電解液に過大電流が
流れて電気分解を起こし、ガスを発生すると共に
その等価抵抗によるジユール熱の発生のために電
解コンデンサの内部圧力が上昇し、遂には爆発状
態で破壊してしまう。また、コンデンサ素子が何
等かの原因で劣化すると、同様な現象が起こる。
[課題を解決するための手段]
しかるに、本考案は所定の内部圧力に達したと
き、発生したガスなどを外部に逸出させるように
した防爆構造を有するチツプ形電解コンデンサを
提供するものである。
き、発生したガスなどを外部に逸出させるように
した防爆構造を有するチツプ形電解コンデンサを
提供するものである。
[実施例]
先ず、第1図に本考案に係るチツプ形電解コン
デンサ1の第1の実施例を示す。チツプ形電解コ
ンデンサ1は、アルミニウムケース2内に少なく
ともコンデンサ素子3を組込み、ゴム封口体4に
て封口した円筒形あるいは偏平形アルミニウム電
解コンデンサ5の第1のリード線6に例えばL字
形の第1の金属端子板7を固着し、第2のリード
線8にL字形の第2の金属端子板9を固着し、ゴ
ム封口体4にはその一部に肉薄部を形成すること
によつて防爆部10を設け、同防爆部10部分に
は外気に通ずることのない密閉された防爆用空〓
11を形成するようにアルミニウム電解コンデン
サ5全体を絶縁性の樹脂12にて被覆したもので
ある。樹脂12としては熱硬化性または紫外線硬
化性の樹脂である。また、樹脂12の塗布法およ
び成形法として回転塗布法および金型成形法など
がある。
デンサ1の第1の実施例を示す。チツプ形電解コ
ンデンサ1は、アルミニウムケース2内に少なく
ともコンデンサ素子3を組込み、ゴム封口体4に
て封口した円筒形あるいは偏平形アルミニウム電
解コンデンサ5の第1のリード線6に例えばL字
形の第1の金属端子板7を固着し、第2のリード
線8にL字形の第2の金属端子板9を固着し、ゴ
ム封口体4にはその一部に肉薄部を形成すること
によつて防爆部10を設け、同防爆部10部分に
は外気に通ずることのない密閉された防爆用空〓
11を形成するようにアルミニウム電解コンデン
サ5全体を絶縁性の樹脂12にて被覆したもので
ある。樹脂12としては熱硬化性または紫外線硬
化性の樹脂である。また、樹脂12の塗布法およ
び成形法として回転塗布法および金型成形法など
がある。
第2図に第2の実施例を示すが、これはアルミ
ニウムケース2の底部あるいは側部、ここでは底
部に肉薄部を形成することによつて防爆部10を
設け、かつ同防爆部10に当接して樹脂12に空
〓11を設けたもので、他は第1の実施例と同様
である。
ニウムケース2の底部あるいは側部、ここでは底
部に肉薄部を形成することによつて防爆部10を
設け、かつ同防爆部10に当接して樹脂12に空
〓11を設けたもので、他は第1の実施例と同様
である。
第1の実施例および第2の実施例ではアルミニ
ウム電解コンデンサ5としてリード線同一方向形
のものを例示したが、第3図に第3の実施例とし
てリード線反対方向形のものを例示する。第3図
に示すように、アルミニウムケース2から延出さ
れた第2のリード線8は第2の金属端子板9に固
着され、防爆部10はゴム封口体4またはアルミ
ニウムケース2、ここではアルミニウムケース2
の側部に設け、かつ同防爆部10に当接して樹脂
12に空〓11を設けたものである。他は第1の
実施例と同様である。
ウム電解コンデンサ5としてリード線同一方向形
のものを例示したが、第3図に第3の実施例とし
てリード線反対方向形のものを例示する。第3図
に示すように、アルミニウムケース2から延出さ
れた第2のリード線8は第2の金属端子板9に固
着され、防爆部10はゴム封口体4またはアルミ
ニウムケース2、ここではアルミニウムケース2
の側部に設け、かつ同防爆部10に当接して樹脂
12に空〓11を設けたものである。他は第1の
実施例と同様である。
[効果]
以上にて述べた本考案に係る各実施例による
と、何等かの原因によりアルミニウム電解コンデ
ンサ5の内部圧力が上昇し、防爆部10が作動、
つまり開弁したとき、同防爆部10に連設した空
〓11を密閉している外装樹脂の肉薄部13が開
口することにより発生したガスなどが外部に逸出
されるので、チツプ形電解コンデンサ1の爆発状
態での破壊を未然に防止できるものである。ま
た、本考案に係るチツプ形電解コンデンサ1は防
爆用空〓12が肉薄部13により密閉されている
ので、半田リフロー方式および半田デイツプ方式
に適用できる。なお、肉薄部13は外装樹脂12
と同一材料でも良く、別の材料でも良いものであ
る。
と、何等かの原因によりアルミニウム電解コンデ
ンサ5の内部圧力が上昇し、防爆部10が作動、
つまり開弁したとき、同防爆部10に連設した空
〓11を密閉している外装樹脂の肉薄部13が開
口することにより発生したガスなどが外部に逸出
されるので、チツプ形電解コンデンサ1の爆発状
態での破壊を未然に防止できるものである。ま
た、本考案に係るチツプ形電解コンデンサ1は防
爆用空〓12が肉薄部13により密閉されている
ので、半田リフロー方式および半田デイツプ方式
に適用できる。なお、肉薄部13は外装樹脂12
と同一材料でも良く、別の材料でも良いものであ
る。
第1図、第2図および第3図はそれぞれ本考案
に係る第1、第2および第3の実施例を示す部分
断面図と側面図である。 図中、1……チツプ形電解コンデンサ、2……
ケース、3……コンデンサ素子、4……ゴム封口
体、5……アルミニウム電解コンデンサ、6,8
……リード線、7,9……端子板、10……防爆
部、11……空〓、12……樹脂、13……肉薄
部。
に係る第1、第2および第3の実施例を示す部分
断面図と側面図である。 図中、1……チツプ形電解コンデンサ、2……
ケース、3……コンデンサ素子、4……ゴム封口
体、5……アルミニウム電解コンデンサ、6,8
……リード線、7,9……端子板、10……防爆
部、11……空〓、12……樹脂、13……肉薄
部。
Claims (1)
- アルミニウムケース内に少なくともコンデンサ
素子を組込み、ゴム封口体にて封口したアルミニ
ウム電解コンデンサの第1のリード線に第1の金
属端子板を固着し、第2のリード線に第2の金属
端子板を固着し、アルミニウム電解コンデンサ全
体を樹脂にて被覆してなるチツプ形電解コンデン
サにおいて、アルミニウム電解コンデンサに防爆
部を設けると共に、同防爆部に当接して外気に通
ずることのない空〓および同空〓を密閉した防爆
用肉薄部を外装樹脂に設けたことを特徴としたチ
ツプ形電解コンデンサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1069783U JPS59117135U (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | チツプ形電解コンデンサ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1069783U JPS59117135U (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | チツプ形電解コンデンサ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59117135U JPS59117135U (ja) | 1984-08-07 |
JPH0142338Y2 true JPH0142338Y2 (ja) | 1989-12-12 |
Family
ID=30142134
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1069783U Granted JPS59117135U (ja) | 1983-01-28 | 1983-01-28 | チツプ形電解コンデンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59117135U (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720425A (en) * | 1980-07-12 | 1982-02-02 | Elna Co Ltd | Chip-type electrolytic condenser |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5840605Y2 (ja) * | 1975-12-23 | 1983-09-13 | 日本ケミコン株式会社 | 防爆型電解コンデンサ |
JPS5667750U (ja) * | 1979-10-29 | 1981-06-05 |
-
1983
- 1983-01-28 JP JP1069783U patent/JPS59117135U/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5720425A (en) * | 1980-07-12 | 1982-02-02 | Elna Co Ltd | Chip-type electrolytic condenser |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59117135U (ja) | 1984-08-07 |
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