JPH0142055B2 - - Google Patents

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JPH0142055B2
JPH0142055B2 JP56081720A JP8172081A JPH0142055B2 JP H0142055 B2 JPH0142055 B2 JP H0142055B2 JP 56081720 A JP56081720 A JP 56081720A JP 8172081 A JP8172081 A JP 8172081A JP H0142055 B2 JPH0142055 B2 JP H0142055B2
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JP
Japan
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operating lever
substrate
lever
pinch roller
operating
Prior art date
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Application number
JP56081720A
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English (en)
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JPS57198557A (en
Inventor
Shinichi Saito
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP56081720A priority Critical patent/JPS57198557A/ja
Publication of JPS57198557A publication Critical patent/JPS57198557A/ja
Priority to US06/662,550 priority patent/US4651250A/en
Publication of JPH0142055B2 publication Critical patent/JPH0142055B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B15/00Driving, starting or stopping record carriers of filamentary or web form; Driving both such record carriers and heads; Guiding such record carriers or containers therefor; Control thereof; Control of operating function
    • G11B15/02Control of operating function, e.g. switching from recording to reproducing
    • G11B15/10Manually-operated control; Solenoid-operated control
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T74/00Machine element or mechanism
    • Y10T74/20Control lever and linkage systems
    • Y10T74/20207Multiple controlling elements for single controlled element
    • Y10T74/20238Interlocked
    • Y10T74/20244Push button

Landscapes

  • Transmission Devices (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、キヤプスタンとピンチローラとの
組み合せによつてテープを走行させるテープ走行
装置に関する。
ピンチローラが動作停止位置とスタンバイ位置
と動作位置との3つの相互に異なつた位置の間を
移動するテープ走行装置は、例えばテープレコー
ダが広く知られている。ここにおいて動作停止位
置のピンチローラはキヤプスタンから十分な距離
を離間しており、スタンバイ位置のピンチローラ
はキヤプスタンから僅かな距離を離間しており、
そして動作位置のピンチローラは磁気記録テープ
をキヤプスタンと協働して挟持するようキヤプス
タン上に押圧されている。ピンチローラをスタン
バイ位置に配置させることが出来るテープレコー
ダは必要に応じて瞬時にピンチローラを動作位置
に移動させることが出来るので便利である。
従来のカセツトテープレコーダにおいて種々の
モードを設定する為の種々の操作レバーは、全て
がプツシユボタンにより操作されるか、またはエ
ジエクトモード設定の為の操作レバー以外がスラ
イド式操作部材によつて操作されるようになつて
いる。
従来のカセツトテープレコーダがポケツトサイ
ズである時には、カセツトテープレコーダをポケ
ツト又は鞄に入れて運搬中にプツシユボタン又は
スライド式操作部材がポケツト又は鞄中の何もの
かによつて押圧されてカセツトテープレコーダに
何等かの動作モードが設定されてしまうことが良
くある。動作モードの設定は電池の消耗を生じさ
せ、その結果、いざ使用の為にカセツトテープレ
コーダをポケツト又は鞄中から取り出した時には
使用不能になつている。
この発明は上記事情に基づいて為され、この発
明の目的は、キヤプスタンとピンチローラとの組
み合せによつてテープを走行させるものであつ
て、テープ走行装置にピンチローラの為の上述し
た如き便利なスタンバイ位置を設定することが出
来るばかりでなく、運搬時におけるプツシユボタ
ンまたはスライド式操作部材の誤作動による電池
の消耗を確実に防止することが出来、しかもコン
パクトで操作が容易であるテープ走行装置を提供
することである。
以下この発明の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図には、この発明の実施例によるテープ走
行装置における操作レバー装置が示されている。
この操作レバー装置は、いわゆるマイクロカセツ
トを使用するテープレコーダに設けられていると
仮定する。操作レバー装置は、第1図に示す如
く、平板形状の第1の基板10を備えている。第
1の基板10の前方には、第1図に示す如く、第
1の基板10から離間し第1の基板10に対して
平行に設けられた平板形状の第2の基板12が配
置されている。
第1の基板10と第2の基板12との間には、
平板形状の第1ないし第4の操作レバー14,1
6,18,20が配置されている。第1ないし第
4の操作レバー14,16,18,20の夫々
は、第1図に示す如く、下方から上方に向つて相
互に略平行に延出した細長い形状をしている。第
1ないし第4の操作レバー14,16,18,2
0の夫々の下端は、第1図に示す如く、第1の基
板10の下縁及び第2の基板12の下縁から下方
に向つて突出している。
第1の基板10の前面には、複数の案内突起2
2が形成されている。複数の案内突起22の一部
は、第1図に示す如く、第1ないし第4の操作レ
バー14,16,18,20の夫々の上下方向に
延出した縁と接触している。従つて、第1ないし
第4の操作レバー14,16,18,20の夫々
は、夫々の上記縁が複数の案内突起22の一部と
摺接するので、上下方向にのみ移動可能である。
第1の操作レバー14の左側面には、左方に突
出した移動規制部材24が形成されている。移動
規制部材24の下端面は、第1図に示す如く、1
つの案内突起22と接触している。この時の第1
の操作レバー14の位置を、第1の操作レバー1
4の第1の位置とする。第1の操作レバー14に
は、第1図に示す如く、上下方向に延出した長孔
26が形成されている。第1の基板10の長孔2
6との対向部位も長孔26と略同形状同寸法に切
り欠かれている。長孔26には、付勢手段28が
配置されている。この実施例では、付勢手段28
は圧縮コイルばねで構成されており、付勢手段2
8の上端は第1の基板10の切り欠きの上縁に当
接しており、付勢手段28の下端は第1の操作レ
バー14の長孔26の下縁に当接している。付勢
手段28は、第1の操作レバー14を第1の位置
に付勢している。付勢手段28の直径は、第1の
基板10の厚さと第1の操作レバー14の厚さと
の合計よりもわずかに大きいだけである。従つ
て、付勢手段28は、第1の基板10の後面から
外部空間にわずかしか突出しない。
第1の操作レバー14の右側面の上下方向の略
中央部位には、右方に突出した操作腕部30が形
成されている。
第1の操作レバー14の右側面と第2の操作レ
バー16の左側面との間には、第1図に示す如
く、第1の回転レバー32が配置されている。第
1の回転レバー32は、第1の基板10と第2の
基板12との間に位置している。そして第1の回
転レバー32の一端は第1の操作レバー14の操
作腕部30よりも下方位置で第1の基板10の前
面に軸支されており、第1の回転レバー32の他
端は第1の操作レバー14の操作腕部30の上端
面と接触している。この時の第1の回転レバー3
2の位置を、第1の回転レバー32の第1の位置
とする。第1の回転レバー32は、第1図に示す
如く、第1の基板10と第2の基板12との間に
配置されている付勢手段34によつて第1の位置
に配置されている。この実施例において、付勢手
段34は、ねじりコイルばねで構成されている。
ねじりコイルばねは、圧縮コイルばねに比べて第
1図における前後方向の寸法が小さい。
第1の基板10には、第1図に示す如く、第1
の回転レバー32の回転中心に、キヤプスタン3
6が回転自在に突設されている。キヤプスタン3
6は、図示しない電動機によつて回転させられ
る。キヤプスタン36には、第1の基板10の後
方で第1の歯車38が同心的に固定されている。
第1の回転レバー32の略中間部位には、後方に
向つて突出する軸が固定されている。上記軸は、
キヤプスタン36を回転中心として描かれた部分
的な円孤形状を有する第1の基板10に形成され
た長孔40に挿通されている。上記軸の後端に
は、第1の歯車38と歯合した第2の歯車41が
回転自在に取り付けられている。
第1の基板10の前面には、第1の操作レバー
14の右側面の上端部と第2の操作レバー16の
左側面の上端部との間に、第1図に示す如く、第
1のリール軸42が回転自在に突設されている。
第1のリール軸42の前端は、第2の基板12を
貫通し、第2の基板12の前面よりも前方に位置
している。第1のリール軸42の後端には、第1
図に示す如く、第1の基板10よりも後方で第3
の歯車44が固定されている。第3の歯車44
は、第2の歯車41と歯合している。
第2の操作レバー16の左側面には、第1図に
示す如く、左方に突出した移動規制部材45が形
成されている。移動規制部材45の下縁は、第1
図に示す如く、1つの案内突起22と接触してい
る。この時の第2の操作レバー16の位置を、第
2の操作レバー16の第1の位置とする。
第2の操作レバー16には、上下方向に延出し
た長孔46が形成されている。長孔46と対向し
た第1の基板10の部分は、長孔46と略同形状
同寸法に切り欠かれている。第2の操作レバー1
6の長孔46には、付勢手段48が配置されてい
る。この実施例において付勢手段48は圧縮コイ
ルばねで構成されており、付勢手段48の上端は
第1の基板10の切り欠き46の上端に当接して
おり、下端は第2の操作レバー16の長孔46の
下端に当接している。そして付勢手段48は、第
2の操作レバー16を第1の位置に付勢してい
る。付勢手段48の直径は、第1の基板10の厚
さと第2の操作レバー16の厚さとの合計よりも
わずかに大きいだけである。従つて付勢手段48
は、第1の基板10の後面からわずかしか外部空
間に突出しない。
第2の操作レバー16の右側面には、上下方向
の下から略1/3の位置で右方に延出した支持台部
50が形成されている。支持台部50の前面と対
向する第2の基板12の部分の前方には、第1図
に示す如く、磁気ヘツド52が配置されている。
磁気ヘツド52は、第2の基板12に形成されて
いる上下方向に延出した長孔54に挿通された脚
によつて、第2の操作レバー16の支持台部50
の前面に固定されている。
第2の操作レバー16の右側面には、支持台部
50よりも上方位置で右方に延出して係合小突起
56が形成されている。
第3の操作レバー18は、第1図に示す如く、
右方に突出したクランク形状をしている。第3の
操作レバー18の凹所の下端領域に第2の操作レ
バー16の支持台部50が位置している。第3の
操作レバー18の上側の左右延出部の下端面が1
つの案内突起22と接触している。この時の第3
の操作レバー18の位置を、第3の操作レバー1
8の第1の位置とする。第3の操作レバー18の
下側の左右延出部の上端面が、第2の操作レバー
16の支持台部50の下端面と接触している。第
2の基板12の前面には、磁気ヘツド52の右方
に消去ヘツド55が配置されている。消去ヘツド
55は、第2の基板12に形成されて上下方向に
延出している図示しない長孔に挿通されている図
示しない脚によつて第3の操作レバー18の前面
に固定されている。
第3の操作レバー18には、上下方向に延出し
た長孔57が形成されている。長孔57と対向し
た第1の基板10の部分には、長孔57と略同形
状同寸法の切り欠きが形成されている。長孔57
には、付勢手段58が配置されている。この実施
例において、付勢手段58は圧縮コイルばねによ
つて構成されており、付勢手段58の上端は第1
の基板10の切り欠きの上端面に当接しており付
勢手段58の下端は第3の操作レバー18の長孔
57の下端面に当接している。付勢手段58は、
第3の操作レバー18を第1の位置に付勢する。
第2の操作レバー16の右側面の上端部と、第
3の操作レバー18の左側面の上端部との間に
は、第1図に示す如く、上下方向に延出したレバ
ーで構成された保持手段60が配置されている。
保持手段60は第1の基板10と第2の基板12
との間に位置しており、その略中央が第1の基板
10の前面に枢支され第1の基板10の前面に沿
つて回転自在である。保持手段60の上端は、第
1図に示す如く、第2の操作レバー16の上端面
よりも上方に位置している。また保持手段60の
左側面の下端近傍部位は、第1図に示す如く、第
2の操作レバー16の係合小突起56の右側面と
接触している。保持手段60の左側面には、係合
小突起56との接触部位と保持手段60との間に
被係合凹所62が形成されている。この時の保持
手段60の位置を保持手段60の第1の位置とす
る。保持手段60は、第1図に示す如く、第1の
基板10と第2の基板12との間に配置されてい
る付勢手段64によつて第1の位置に付勢されて
いる。この実施例において、付勢手段64は、ね
じりコイルばねで構成されている。ねじりコイル
ばねは、圧縮コイルばねに比べて第1図における
前後方向の寸法が小さい。
第1の基板10の上面には、保持手段60と第
3の操作レバー18の左側面の上端部位との間
に、第1図に示す如く、第2のリール軸66が回
転自在に突設されている。第2のリール軸66の
前端は、第2の基板12を貫通し第2の基板12
の前面よりも前方に位置している。第2のリール
軸66の後端には、第1図に示す如く、第1の基
板10よりも後方で第4の歯車68が同心的に固
定されている。第1の基板10の後面には、第2
のリール軸66の第4の歯車68の下方に第5の
歯車70が回転自在に取り付けられている。第5
の歯車70は第4の歯車68と歯合している。第
5の歯車70は、回転レバー32の時計回り方向
への回転によつて移動する第2の歯車41の移動
軌跡内に位置している。
第4の操作レバー20の左側面には、第1図に
示す如く、上下方向に延出した切り欠き72が形
成されている。切り欠き72の上端面は、1つの
案内突起22と接触している。この時の第4の操
作レバー20の位置を第4の操作レバー20の第
1の位置とする。第1の基板10には、第4の操
作レバー20の上端面と対向する第1の基板10
の部位から上方に向つて延出した長孔74が形成
されている。第2の基板12の長孔74と対向す
る部位は、第1図に示す如く、切り欠かれてい
る。
長孔74には、第1図に示す如く、付勢手段7
6が配置されている。この実施例では、付勢手段
76は圧縮コイルばねで構成されており、付勢手
段76の一端は第1の基板10の長孔74の上端
面に当接しており、付勢手段76の他端は第4の
操作レバー20の上端面に当接している。付勢手
段76は第4の操作レバー20を第1の位置に付
勢している。付勢手段76の直径は、第1の基板
10の厚さと第4の操作レバー20の厚さとの合
計よりもわずかに大きいだけである。従つて、付
勢手段76は、第1の基板10の後面から外部空
間にわずかしか突出しない。
第1の基板10と第2の基板12との間には、
第1図に示す如く、第1ないし第3の操作レバー
14,16,18の上端面及び保持手段60の一
端よりも上方位置に平板形状の副操作レバー78
が配置されている。副操作レバー78は、第1図
に示す如く、左右方向に延出した細長い形状をし
ている。
複数の案内突起22の一部は、第1図に示す如
く、副操作レバー78の左右方向に延出した縁と
接触している。従つて副操作レバー78は、上記
縁が案内突起22と摺接することにより、左右方
向への移動のみが可能となつている。
副操作レバー78の上端面には、第1図に示す
如く、上方に向つて突出した上方突出部80が形
成されている。上方突出部80の右側面には、第
1図に示す如く、1つの案内突起22に接触して
いる。この時の副操作レバー78の位置を副操作
レバー78の第1の位置とする。第1の基板10
には、上方突出部80の左側面と対向する第1の
基板10の部位から内方に向つて延出した長孔8
2が形成されている。長孔82と対向する第2の
基板12の部位には、長孔82と略同形状同寸法
に切り欠かれている。長孔82には、付勢手段8
4が配置されている。この実施例において、付勢
手段84は、圧縮コイルばねで構成されており、
付勢手段84の一端は第1の基板10の長孔82
の左端に当接しており付勢手段84の他端は副操
作レバー78の上方突出部80の左側面に当接し
ている。付勢手段84は副操作レバー78を第1
の位置に付勢している。付勢手段84の直径は、
第1の基板10の厚さと副操作レバー78の厚さ
との合計よりもわずかに大きいだけである。従つ
て付勢手段84は第1の基板10の後面から外部
空間にわずかしか突出しない。
副操作レバー78の下端面には、第1図に示す
如く、保持手段60の上端部よりも右方で下方に
向つて突出した垂下部86が形成されている。垂
下部86の左側面は、保持手段60の上端部の右
側面と対向している。
第3の操作レバー18の上端部と第4の操作レ
バー20の上端部との間には、略L字形状をした
第2の回転レバー88が配置されている。第2の
回転レバー88は、一端と他端との中間位置が第
1の基板10の前面に枢支されており、第1の基
板10の前面に沿つて回転可能である。第2の回
転レバー88の一端は副操作レバー78の右側面
に当接しており、他端は第4の操作レバー20の
上端面に当接している。第1の操作レバー14
は、図示しない第1の信号発生手段に連結されて
いる。第1の信号発生手段は、第1の操作レバー
14が付勢手段28の付勢力に抗して第1の位置
から上方に向つて移動した時、その上方への移動
の最終段階において第1の電気信号を発生し、こ
の第1の電気信号によつて前述の図示しない電動
機を比較的高速度で一方向に回転させる。電動機
の比較的高速度の回転は、キヤプスタン36に伝
達され、第1図においてキヤプスタン36および
第1の歯車38が矢印Aの方向に比較的高速度で
回転する。
第2の操作レバー16は、図示しない第2の信
号発生手段に連結されている。第2の信号発生手
段は、第2の操作レバー16が付勢手段48の付
勢力に抗して第1の位置から上方に向つて移動し
た時、その上方への移動の最終段階において第2
の電気信号を発生し、この第2の電気信号によつ
て前述の図示しない電動機を比較的低速度で一方
向に回転させる。電動機の比較的低速度の回転
は、キヤプスタン36に伝達され第1図において
キヤプスタン36及び第1の歯車38が矢印Aの
方向に比較的低速度で回転する。また同時に第2
の信号発生手段は、磁気ヘツド52を再生ヘツド
として機能させる。
第3の操作レバー18は、図示しない第3の信
号発生手段に連結されている。第3の信号発生手
段は、第3の操作レバー18が付勢手段48の付
勢力に抗して第1の位置から上方に向つて移動し
た時、その上方への移動の最終段階において第3
の電気信号を発生し、この第3の電気信号によつ
て磁気ヘツド52を録音ヘツドとして機能させ
る。
この実施例において、第1ないし第3の信号発
生手段は、制御スイツチで構成されている。
第1の操作レバー14の下端面と右側面との交
差部位は、第1図に示す如く、斜めに切り欠かれ
ており、第1の傾斜面90を構成している。
第2の操作レバー16の下端面の左側面と右側
面との交差部位の夫々は、第1図に示す如く、斜
めに切り欠かれており、略V字形状に配置された
第2の傾斜面92と第3の傾斜面94とを構成し
ている。
第3の操作レバー18の下端面と左側面との交
差部位は、第1図に示す如く、斜めに切り欠かれ
ており、第4の傾斜面96を構成している。
第1ないし第3の操作レバー14,16,18
の下端面の下方には、第1ないし第3の操作レバ
ー14,16,18の移動方向と交差する方向に
延出した駆動部材98が配置されている。この実
施例において駆動部材98は、第1及び第2の基
板10,12の下縁に沿つた方向に延出してい
る。そしてテープレコーダの図示しないハウジン
グに移動自在に設けられており、第1及び第2の
基板10,12の下縁に沿つた方向に移動自在で
ある。
駆動部材98の上端面の略中間位置には、上方
に向つて突出した突起100が形成されている。
突起100の上端面には、案内手段を構成する上
下方向に延出した案内孔102が形成されてい
る。案内孔102の下端には内方フランジが形成
されている。案内孔102を規定する駆動部材9
8及び第1の突起100の内表面の左側部位と右
側部位は、第2の操作レバー16の左側面及び右
側面と接触している。案内孔102には、第2の
操作レバー16の下端の下方に押釦部材104が
配置されている。押釦部材104は、案内孔10
2の内方フランジの内表面と対向した外方フラン
ジを有しており、押釦部材104の下端は案内孔
102の内方フランジを貫通し、第1図に示す如
く、駆動部材98の下端面から下方に向い外部空
間に突出している。案内孔102の内方フランジ
と押釦部材104の外方フランジとの間には付勢
手段106が配置されている。付勢手段106の
付勢力は第2の操作レバー16の付勢手段48の
付勢力よりも小さい。この実施例において付勢手
段106は、圧縮コイルばねで構成されている。
付勢手段106は、押釦部材104を上方に向つ
て付勢し、押釦部材104の上端面を第2の操作
レバー16の下端面に当接させている。突起10
0の左側面は、第1図に示す如く、第1の操作レ
バー14の第1の傾斜面90から所定距離右方に
離間しており、第1の傾斜面90と対向してい
る。上記左側面は、第1の傾斜面に対して略平行
に傾斜されており、第1の摺接面108を構成し
ている。突起100の右側面は、第1図に示す如
く、第3の操作レバー18の第4の傾斜面96に
対して略平行に傾斜されており、第2の摺接面1
10を構成している。第2の摺接面110は、第
3の操作レバー18の第4の傾斜面96と接触し
ている。
駆動部材98の右側面は、第3の操作レバー1
8の下端部位と第4の操作レバー20の下端部位
との間に位置している。駆動部材98の上端面の
右端部位には、第1図に示す如く上方に向つて突
出した第1の移動規制部材112が形成されてい
る。第1の移動規制部材112の左側面は、第1
図に示す如く、第3の操作レバー18の右側面の
下端部位と対向している。また、駆動部材98の
上端面の左端部位には、第1図に示す如く、上方
に向つて突出した第2の移動規制部材114が形
成されている。第2の移動規制部材114の右側
面は、第1図に示す如く、第1の操作レバー14
の左側面の下端部位と対向している。
第2の基板12の上面には、第1図に示す如
く、ピンチローラ115が配置されており、ピン
チローラ115は第2の操作レバー16に連結さ
れている。第2の操作レバー16が第1の位置に
配置されている時、ピンチローラ115はキヤプ
スタンから離間している。
以上のように構成されているこの発明の実施例
による操作レバー装置は、第1ないし5の歯車3
8,41,44,68,70、第1のリール軸4
2、第2のリール軸66、キヤプスタン36、磁
気ヘツド52、消去ヘツド55及び駆動部材98
を例外として、他の部品は第1の基板10の厚さ
と第2の基板12の厚さとの合計の厚さの範囲内
に位置している。従つて、テープレコーダの小型
化に有利である。
次にこの実施例の動作を説明する。
第1のリール軸42及び第2のリール軸66に
は、第2図に示す如く、テープカセツト116の
第1のリールハブ118及び第2のリールハブ1
20が装着されている。この時、テープカセツト
116の離間には、第1および第2のリールハブ
118,120の間でキヤプスタン36が接触し
ている。
押釦部材104を上方に押圧すると、第2の操
作レバー16は付勢手段48の付勢力に抗し案内
手段を構成している案内孔102によつて移動方
向を案内され第1の位置から上方に向つて移動す
る。第2の操作レバー16の上方への移動によ
り、第2の操作レバー16の係合小突起56の右
側面が保持手段60の左側面の下端部位と摺接す
る。押釦部材104の下端面が駆動部材98の下
端面と同一平面内に位置した時、保持手段60の
被係合凹所62に第2の操作レバー16の係合小
突起56が、第2図に示す如く、係合する。この
時の第2の操作レバー16の位置を、第2の操作
レバー16のスタンバイ位置とする。第2の操作
レバー16が付勢手段48の付勢力によつて下方
に付勢され保持手段60が付勢手段64の付勢力
によつて第2の操作レバー16の右側面に当接さ
れることにより、係合小突起56と被係合凹所6
2との係合が保たれ、第2の操作レバー16はス
タンバイ位置に保持される。スタンバイ位置にお
いて、磁気ヘツド52は、テープカセツト116
の磁気記録テープ122の表面の直下に位置して
おり、磁気記録テープ122の表面からわずかに
離間している。またピンチローラ115は、第2
の操作レバー16によつて移動され、第2図に示
す如く、キヤプスタン36の直下において磁気記
録テープ122の表面からわずかに離間してい
る。またスタンバイ位置において、第2の操作レ
バー16の第2の傾斜面92と第3の傾斜面94
は、第2図に示す如く、駆動部材98の突起10
0の上端面と案内孔102を規定する内表面の左
側部位及び右側部位との交差線と対向している。
次に駆動部材98を第2図における左方に移動
させる。駆動部材98の左方への移動は、第3図
に示す如く駆動部材98の第1の摺接面108が
第1の操作レバー14の第1の傾斜面90と接触
した時、停止される。この時、第2の操作レバー
16の第3の傾斜面94が駆動部材98の突起1
00の上端面と案内孔102を規突する内表面の
右側部位との交差線と摺接することにより、第2
の操作レバー16は付勢手段48の付勢力に抗し
て第2図に示すスタンバイ位置から上方にわずか
に移動する。駆動部材98の第1の摺接面108
が第1の操作レバー14の第1の傾斜面90と接
触した時、第3図に示す如く、第2の操作レバー
16の下端面が駆動部材98の突起100の上端
面と当接する。この時、第2の操作レバー16の
スタンバイ位置からの上方へのわずかな移動が停
止する。またこの時、第3図に示す如く、磁気ヘ
ツド52がテープカセツト116の磁気記録テー
プ122の表面と当接し、またピンチローラ11
5がキヤプスタン36と協働して磁気記録テープ
122を挟持する。さらにまたこの時、第2の操
作レバー16は前述した図示しない第2の電気信
号発生手段に第2の電気信号を発生させる。従つ
て、磁気記録テープ122は、キヤプスタン36
により駆動され第2のリールハブ120から第1
のリールハブ118へ向つて、一定の比較的低速
度で走行する。また磁気ヘツド52は再生ヘツド
として機能し、磁気記録テープ122に既に記録
されている情報を再生する。即ちこの実施例の操
作レバー装置が設けられている電気機器であるテ
ープレコーダに再生モードが設定される。このこ
とは第2の操作レバー16は、上記テープレコー
ダにおいて再生レバーとして機能することを意味
する。そしてこの時の第2の操作レバー16の位
置を、第2の操作レバー16の第2の位置とす
る。
第3図に示す如くテープレコーダに再生モード
が設定されている時、駆動部材98を、第1の操
作レバー14の第1の傾斜面90と駆動部材98
の第1の摺接面108との摩擦力に抗して第3図
におけるさらに左方に移動させる。すると第1の
操作レバー14の第1の傾斜面90が駆動部材9
8の第1の摺接面108と摺接することにより、
第1の操作レバー14が付勢手段28の付勢力に
抗して第3図に示す第1の位置から上方に向い移
動する。
駆動部材98の左方への移動は、駆動部材98
の第1の移動規制部材112の左側面が、第4図
に示す如く、第3の操作レバー18の右側面の下
端部と当接した時、停止する。この時、第1の操
作レバー14の下端面は、第4図に示す如く駆動
部材98の突起100の上端面に当接している。
この時の第1の操作レバー14の位置を、第1の
操作レバー14の第2の位置とする。第1の操作
レバー14が第2の位置に配置された時、第1の
回転レバー32は、付勢手段34の付勢力に抗し
て時計回り方向に回転し、第3図に示す如く、第
2の歯車41を第3の歯車44から離間させそし
て第2の歯車41を第5の歯車70に歯合させ
る。また第1の操作レバー14が第2の位置に配
置された時、第2の操作レバー16の下端面が駆
動部材98の第2の摺接面110の上方に位置す
る。駆動部材98の上端面との接触がなくなつた
第2の操作レバー16は付勢手段48の付勢力に
よつて第3図に示す第2の位置から下方に向つて
移動する。そして第4図に示す如く、係合小突起
56が保持手段60の被係合凹所62と係合した
時、即ち第2の位置の直前であるスタンバイ位置
に第2の操作レバー16が配置された時第2の操
作レバーの下方への移動が停止する。
第2の位置に配置された第1の操作レバー14
は、前述の図示しない第1の信号発生手段に第1
の電気信号を発生させる。従つて磁気記録テープ
122は、第2のリール軸66に駆動されて第1
のリールハブ118から第2のリールハブ120
へ向つて比較的高速度で走行する。即ちこの実施
例の操作レバー装置が設けられている電気機器で
あるテープレコーダに、リワイドモード(早巻戻
しモード)が設定される。このことは、第1の操
作レバー14は、上記テープレコーダにおいてリ
ワインドレバーとして機能することを意味する。
次に第2図に示す如く第2の操作レバー14が
スタンバイ位置に配置されている時、駆動部材9
8を右方に移動させる。駆動部材98の右方への
移動は、第5図に示す如く駆動部材98の第2の
移動規制部材114の右側面が第1の操作レバー
14の左側面の下端部位と接触した時、停止され
る。この時、第2の操作レバー16の第4の傾斜
面96が駆動部材98の突起100の上端面と案
内孔102を規定する内表面の左側部位との交差
線と摺接することにより、第2の操作レバー16
は付勢手段48の付勢力に抗して第2図に示すス
タンバイ位置から上方にわずかに移動する。駆動
部材98の第2の移動規制部材114の右側面が
第1の操作レバー14の左側面の下端部位と接触
した時、第3図に示す如く、第2の操作レバー1
6の下端面が駆動部材98の突起100の上端面
と当接する。この時、第2の操作レバー16のス
タンバイ位置からの上方へのわずかな移動が停止
し、第2の操作レバー16は第2の位置に配置さ
れる。
また駆動部材98の右方への移動は、駆動部材
98の第2の摺接面に対する第3の操作レバー1
8の第4の傾斜面96の摺動を生じさせ、この摺
動によつて第3の操作レバー18が付勢手段58
の付勢力に抗して第2図に示す第1の位置から上
方に向つて移動する。そして駆動部材98が右方
への移動を停止した時、第3の操作レバー18の
下端面が、第5図に示す如く、駆動部材98の突
起100の上端面と当接し、第3の操作レバー1
8の上方への移動が停止する。この時の第3の操
作レバー18の位置を、第3の操作レバー18の
第2の位置とする。第3の操作レバー18が第2
の位置に配置された時、消去ヘツド55は磁気記
録テープ122の表面に当接させられる。また第
2の位置に配置させられた第3の操作レバー18
は、前述の図示しない第3の信号発生手段に第3
の電気信号を発生させる。従つて、磁気記録テー
プ122が、キヤプスタン36により駆動されて
第2のリールハブ120から第1のリールハブ1
18へ向つて一定の比較的遅い速度で走行する。
また磁気ヘツド52は録音ヘツドとして機能し、
磁気記録テープ122に音を記録させる。即ちこ
の実施例の操作レバー装置が設けられている電気
機器であるテープレコーダに録音モードが設定さ
れる。このことは第3の操作レバー18は、上記
テープレコーダにおいて録音レバーとして機能す
ることを意味する。
次に第2図に示す如く第2の操作レバー14が
スタンバイ位置に配置されている時、第4の操作
レバー20を付勢手段76の付勢力に抗して第2
図に示す第1の位置から上方に向つて移動させ
る。すると第2の回転レバー88によつて、副操
作レバー78が、第6図に示す如く、付勢手段8
4の付勢力に抗して第1の位置よりも左方に移動
する。左方に移動した副操作レバー78の垂下部
86の左側面は、第6図に示す如く、保持手段6
0の右側面の上端部位に当接し、保持手段60を
付勢手段64の付勢力に抗して反時計回り方向に
回転させる。この時の第4の操作レバー20の位
置を、第4の操作レバー20の第2の位置とす
る。この時保持手段60の被係合凹所62と第2
の操作レバー16の係合小突起56との係合が解
除され、第2の操作レバー16は、押釦部材10
4の付勢手段106の付勢力よりも大きな付勢手
段48の付勢力によつて下方に移動され、第1図
に示す如き第1の位置に配置される。このことは
第4の操作レバー20が停止レバーとして機能す
ることを意味する。
この発明の実施例によるテープ走行装置におけ
る上述した如き操作レバー装置においては、動作
モード及び停止モードを設定可能なスライド操作
部材を駆動部材98が構成している。
また、スライド操作部材に設けられ、これと共
に移動可能で、停止モードにおいてスライド操作
部材より突出している押圧部材は押釦部材104
が構成しており、停止モードにおいてスライド操
作部材より突出している押圧部材としての押釦部
材104が第1図と第6図とに示されている。
また、停止モードでスライド操作部材の移動を
阻止する移動阻止手段をスライド操作部材として
の駆動部材98の1対の突起100と1対の突起
100の間に出入りする第2の操作レバー16と
が構成しており、停止モードにおいて駆動部材9
8の1対の突起100の間の間隙中に深く挿入さ
れることによりスライド操作部材としての駆動部
材98の移動を阻止している第2の操作レバー1
6が第1図と第6図とに示されている。
またさらに、停止モードで押圧部材としての押
釦部材104を押圧したときスライド操作部材と
しての駆動部材98の移動阻止を解除すると共
に、ヘツド52及びピンチローラ115をテープ
122に近づく向きに移動させ、少なくともピン
チローラ115をキヤプスタン36からわずかに
離間した位置に保持するスタンバイ位置設定手段
は、阻止手段としての第2の操作レバー16を駆
動部材98の1対の突起100の間の間隙の出口
に向かい押しだして第2の操作レバー16による
スライド操作部材としての駆動部材98の移動阻
止を解除する押圧部材としての押釦部材104
と、ヘツド52及びピンチローラ115に連結さ
れ上述した如く押圧部材としての押釦部材104
に押圧されることによりヘツド52及びピンチロ
ーラ115をテープ122やキヤプスタン36に
対して接離させる第2の操作レバー16と、押圧
部材としての押釦部材104に押圧された第2の
操作レバー16をピンチローラ115がキヤプス
タン36からわずかに離間した位置に保持する被
係合凹所62を有したレバーによる保持手段60
と、によつて構成されている。なおこの実施例に
おけるピンチローラ115のスタンバイ位置は第
2図及び第4図に示されている。
そして最後に、ピンチローラ115をスタンバ
イ位置に設定した状態でスライド操作部材として
の駆動部材98を操作したときピンチローラ11
5を移動させ、テープ122を挟んでキヤプスタ
ン36に当接させるピンチローラ移動手段は、ピ
ンチローラ115がスタンバイ位置に設定された
状態でスライド操作部材としての駆動部材98を
操作したときにピンチローラ115に上述した如
く連結されている第2の操作レバー16の1対の
突起100の突出端と摺接して第2の操作レバー
16をピンチローラ115がテープ122を挟ん
でキヤプスタン36に当接させるよう移動させる
第2の操作レバー16の1対の傾斜面92,94
により構成されている。テープ122をキヤプス
タン36と協働して挟持したピンチローラ115
は第3図及び第5図に示されている。
上述した如く構成されていることを特徴とする
本願発明に従つたテープ走行装置においては、押
圧部材を突出位置から押圧することによりテープ
走行装置にピンチローラの前述した如き便利なス
タンバイモードを設定することを出来る。またテ
ープ走行装置にスタンバイモードを設定した後で
なければ、スライド操作部材を停止モード設定位
置から動作モード設定の為に移動させることが出
来ない。このことにより運搬時におけるスライド
操作部材の誤作動による電池の消耗を確実に防止
することが出来る。しかもスライド操作部材中に
出没自在に設けられた押圧部材は、テープ走行装
置の操作レバー装置のコンパクト化に大きく寄与
している。押圧部材を突出位置から押圧すること
により、スライド操作部材に自動的に指がかかる
ようになり、この状態はスライド操作部材を停止
モード設定位置から動作モード設定の為に移動さ
せることを極めて容易にする。
上述した実施例はこの発明を説明するためのもの
であり、この発明を何んら限定するものでなく、
この発明の技術範囲内で変形、改造等の施された
ものも全てこの発明に包含されることはいうまで
もない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例によるテープ走行
装置における操作レバー装置においてスライド操
作部材を構成している駆動部材が停止モード設定
位置に配置されているとともに押圧部材を構成し
ている押釦部材が突出位置に配置されピンチロー
ラがキヤプスタンから大きな距離を離間されてい
る状態を示す平面図;第2図は、第1図の押釦部
材が突出位置から押圧されることによりピンチロ
ーラがキヤプスタンから僅かに離間したスタンバ
イ位置に配置されスライド操作部材としての駆動
部材は停止モード設定位置に配置されている状態
を示す平面図;第3図は、ピンチローラが第2図
に示されたスタンバイ位置に配置されている間に
スライド操作部材としての駆動部材が停止モード
設定位置から再生モード設定位置へと移動され、
これによつてピンチローラ移動手段である第2及
び第3の傾斜面によりピンチローラがキヤプスタ
ンと協働して磁気記録テープを挟持した状態と示
す平面図;第4図は、スライド操作部材としての
駆動部材が第3図に示された再生モード設定位置
からリワインドモード設定位置へと移動され、こ
れによつてピンチローラ移動手段によりピンチロ
ーラが再度スタンバイ位置に移動した状態を示す
平面図;第5図は、ピンチローラが第2図に示さ
れたスタンバイ位置に配置されている間にスライ
ド操作部材としての駆動部材がレコードモード設
定位置へと移動され、これによつてピンチローラ
移動手段によりピンチローラがキヤプスタンと協
働して磁気記録テープを挟持した状態を示す平面
図;第6図は、押圧部材としての押釦部材が突出
位置から押圧されることによりピンチローラがス
タンバイ位置に配置されるとともにスライド操作
部材としての駆動部材が停止モード設定位置に止
まつている第2図の状態において、プツシユボタ
ン式の停止レバーが押圧されることによりスタン
バイ位置設定手段を構成している回転レバーの保
持手段によるピンチローラのスタンバイ位置での
位置保持が解除され、ピンチローラ及び押圧部材
としての押釦部材が夫々のキヤプスタンから大き
な距離遠ざかつた位置と突出位置とに復帰した状
態を示す平面図である。 10…第1の基板、12…第2の基板、16…
第2の操作レバー(移動阻止手段、スタンバイ位
置設定手段)、36…キヤプスタン、42…第1
のリール軸、52…磁気ヘツド、55…消去ヘツ
ド、56…係合小突起、60…保持手段(スタン
バイ位置設定手段)、62…被係合凹所、66…
第2のリール軸、92,94…第2及び第3の傾
斜面(ピンチローラ移動手段)、98…駆動部材
(スライド操作部材)、100…突起(ピンチロー
ラ移動手段)、104…押釦部材(スタンバイ位
置設定手段)、115…ピンチローラ、116…
テープカセツト、118…第1のリールハブ、1
20…第2のリールハブ、122…磁気記録テー
プ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 動作モード及び停止モードを設定可能なスラ
    イド操作部材と; スライド操作部材に設けられ、これと共に移動
    可能で、停止モードにおいてスライド操作部材よ
    り突出している押圧部材と; 停止モードでスライド操作部材の移動を阻止す
    る移動阻止手段と; 停止モードで押圧部材を押圧したときスライド
    操作部材の移動阻止を解除すると共に、ヘツド及
    びピンチローラをテープに近づく向きに移動さ
    せ、少なくともピンチローラをキヤプスタンから
    わずかに離間した位置に保持するスタンバイ位置
    設定手段と; ピンチローラをスタンバイ位置に設定した状態
    でスライド操作部材を操作したときピンチローラ
    を移動させ、テープを挟んでキヤプスタンに当接
    させるピンチローラ移動手段と; を具備したことを特徴とするテープ走行装置。
JP56081720A 1981-05-28 1981-05-28 Control lever device Granted JPS57198557A (en)

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