JPH0142034B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0142034B2 JPH0142034B2 JP56200588A JP20058881A JPH0142034B2 JP H0142034 B2 JPH0142034 B2 JP H0142034B2 JP 56200588 A JP56200588 A JP 56200588A JP 20058881 A JP20058881 A JP 20058881A JP H0142034 B2 JPH0142034 B2 JP H0142034B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- paper sheet
- release
- paper
- discharge port
- prevention plate
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 33
- 238000007599 discharging Methods 0.000 claims description 18
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Pile Receivers (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】
〔発明の分野〕
本発明は紙葉類の放出装置に関し、特にその放
出口部分に特徴を有する紙葉類放出装置に関する
ものである。
出口部分に特徴を有する紙葉類放出装置に関する
ものである。
(従来技術)
従来の紙葉類放出装置、例えば金融機関等のカ
ウンタ内部で用いられる紙幣の放出装置において
は、放出装置数を少なくするために、一台の放出
装置を二人のオペレータが共用する場合がある。
第1図はこの状態を示すものであつて、紙幣放出
機1の左右にオペレータの操作テーブル2a,2
bが配置され、その上にキーボード、通帳等の挿
入部や表示装置を含む操作機3a,3bが置かれ
ている。さて左右のオペレータは夫々操作機3
a,3bを操作して紙幣放出機1の放出口1aよ
り紙幣を取出すが、紙幣放出機1を共用している
ため、繁忙時等においては他のオペレータが操作
して出金しようとした紙幣を無意識に誤つて取出
してしまうことがありうる。
ウンタ内部で用いられる紙幣の放出装置において
は、放出装置数を少なくするために、一台の放出
装置を二人のオペレータが共用する場合がある。
第1図はこの状態を示すものであつて、紙幣放出
機1の左右にオペレータの操作テーブル2a,2
bが配置され、その上にキーボード、通帳等の挿
入部や表示装置を含む操作機3a,3bが置かれ
ている。さて左右のオペレータは夫々操作機3
a,3bを操作して紙幣放出機1の放出口1aよ
り紙幣を取出すが、紙幣放出機1を共用している
ため、繁忙時等においては他のオペレータが操作
して出金しようとした紙幣を無意識に誤つて取出
してしまうことがありうる。
このような取出しエラーを防止するための特開
昭54−153099号に示されているように、放出口に
案内指示板を設けいずれかの操作機からの放出信
号に基づいて他方の案内指示板を突出させ、他方
からの紙幣の取出しを禁止するようにした装置が
知られている。
昭54−153099号に示されているように、放出口に
案内指示板を設けいずれかの操作機からの放出信
号に基づいて他方の案内指示板を突出させ、他方
からの紙幣の取出しを禁止するようにした装置が
知られている。
(発明が解決しようとする問題点)
しかるにこのような従来の紙幣放出装置では、
紙幣の払出口は常に開放されているため誤つて放
出口を手を入れる恐れがあり、又案内指示板を越
えて放出された紙幣を他方の操作者が取出してし
まう恐れがあるという問題点もあつた。
紙幣の払出口は常に開放されているため誤つて放
出口を手を入れる恐れがあり、又案内指示板を越
えて放出された紙幣を他方の操作者が取出してし
まう恐れがあるという問題点もあつた。
本発明はこのような従来の紙葉類放出装置の問
題点に鑑みてなされたものであつて、取出エラー
を有効に防止すると共に放出時にのみ紙葉類放出
口を開放するようにすることを技術的課題とす
る。
題点に鑑みてなされたものであつて、取出エラー
を有効に防止すると共に放出時にのみ紙葉類放出
口を開放するようにすることを技術的課題とす
る。
(問題点を解決するための手段)
本発明は紙葉類放出装置本体の左右に一対の操
作機が設けられ、いずれかの操作機からの指示に
よつて本体に設けられた紙葉類放出口より紙葉の
放出を行なう紙葉類放出装置であつて、第2〜6
図に示すように、紙葉類放出装置本体より放出さ
れる紙葉類を紙葉類放出口近傍で保持する受台
と、紙葉類放出口の内側左右に夫々左右の回転軸
に沿つて夫々回動自在に設けられ、夫々左右から
の紙葉の取出しを禁止すると共に、その開放によ
つて紙葉の放出を可能とする一対の放出防止板
と、紙葉類放出口を開閉すべく回動軸に沿つて回
転自在に保持され左右の放出防止板の前面に背面
が当接し該回転軸に設けられたコイルバネによつ
て付勢されて放出口を閉成状態に保持すると共
に、紙葉の放出時には左右のいずれかの放出防止
板の開放動作によつて該紙葉類放出口を開放する
シヤツターと、左右いずれかの操作機からの放出
信号に基づいて紙葉を受台に放出すると共に、放
出信号が与えられた操作機側の放出防止板を開放
することによつて放出防止板に当接するシヤツタ
ーを連動して開放し、放出終了後にシヤツターを
開放した放出防止板を閉成する制御手段と、を具
備することを特徴とするものである。
作機が設けられ、いずれかの操作機からの指示に
よつて本体に設けられた紙葉類放出口より紙葉の
放出を行なう紙葉類放出装置であつて、第2〜6
図に示すように、紙葉類放出装置本体より放出さ
れる紙葉類を紙葉類放出口近傍で保持する受台
と、紙葉類放出口の内側左右に夫々左右の回転軸
に沿つて夫々回動自在に設けられ、夫々左右から
の紙葉の取出しを禁止すると共に、その開放によ
つて紙葉の放出を可能とする一対の放出防止板
と、紙葉類放出口を開閉すべく回動軸に沿つて回
転自在に保持され左右の放出防止板の前面に背面
が当接し該回転軸に設けられたコイルバネによつ
て付勢されて放出口を閉成状態に保持すると共
に、紙葉の放出時には左右のいずれかの放出防止
板の開放動作によつて該紙葉類放出口を開放する
シヤツターと、左右いずれかの操作機からの放出
信号に基づいて紙葉を受台に放出すると共に、放
出信号が与えられた操作機側の放出防止板を開放
することによつて放出防止板に当接するシヤツタ
ーを連動して開放し、放出終了後にシヤツターを
開放した放出防止板を閉成する制御手段と、を具
備することを特徴とするものである。
(作用)
このような特徴を有する本発明によれば、左右
いずれかの操作機から放出指令が与えられた場合
には、放出口内部に設けられた紙葉の取出しを禁
止する放出防止板のうち放出指令が与えられた側
の放出防止板を開放し、それに連動して紙葉類放
出口のシヤツターが開放する。そして放出が終了
すれば開放された放出防止板を閉成すると共にシ
ヤツターを閉成するようにしている。
いずれかの操作機から放出指令が与えられた場合
には、放出口内部に設けられた紙葉の取出しを禁
止する放出防止板のうち放出指令が与えられた側
の放出防止板を開放し、それに連動して紙葉類放
出口のシヤツターが開放する。そして放出が終了
すれば開放された放出防止板を閉成すると共にシ
ヤツターを閉成するようにしている。
(効果)
そのため本発明によれば、紙葉の放出口に設け
られるシヤツターは紙葉の放出時のみ開放し通常
は閉成しているため、誤つて放出口にを入れるこ
とを完全に防止することができる。又放出を要求
した側の放出防止板のみが開放するため二人のオ
ペレータが紙葉類放出機を共用する場合に他のオ
ペレータが取出そうとした紙葉を誤つて取出す取
出エラーを未然に防止することができる。
られるシヤツターは紙葉の放出時のみ開放し通常
は閉成しているため、誤つて放出口にを入れるこ
とを完全に防止することができる。又放出を要求
した側の放出防止板のみが開放するため二人のオ
ペレータが紙葉類放出機を共用する場合に他のオ
ペレータが取出そうとした紙葉を誤つて取出す取
出エラーを未然に防止することができる。
(実施例の説明)
以下本発明の構成を実施例につき図面を参照し
つつ説明する。第2図は本発明による紙幣放出機
の紙幣放出口付近を示す平面図であり、第3図は
そのA―A線断面図、第4図はB―B線断面図、
第5図はその右側面図を示す。第2図において、
ベース4,5間に紙幣の形状に対応した大きさを
有する紙幣の受台6が固定される。受台6はベル
ト7、ローラ8等から成る紙幣搬送手段より搬送
されてきた紙幣をオペレータが取出すまで一時保
持するものであつて、取出しを容易にするために
放出口側に第2,3図に示す紙幣取出溝6aが設
けられる。さて本実施例においては、放出口の左
右に放出防止板9,10が夫々軸11,12の先
端に固定して取付けられる。放出防止板9,10
は夫々左右のオペレータによる紙幣の取出を禁止
するものであり、軸11,12の回転に伴なつて
回動する。軸11,12は夫々軸受13,14を
介して左右のベース4,5に取付けられている。
又軸11,12には軸受15,16を介して、シ
ヤツター17が回動自在に取付けられる。シヤツ
ター17は放出口の最前部に設けられて放出口を
開閉するものであつて、通常は軸11,12の円
周に沿つて設けられたねじりコイルバネ18,1
9により放出口を閉成している。第4図に示すよ
うにシヤツター17には放出防止板9,10と対
向する部分に溝17aが設けられ、この溝17a
の底面は放出防止板9,10の前面9a,10a
と接している。又シヤツター17の内面17bと
放出防止板9,10の内側の背面9b,10bは
受台6の端面に接している。又軸11,12には
ベース4,5の外側に軸11,12に回転力を与
える歯車20,21が固定される。第5図に示す
ように歯車21には軸22,23の周囲に回動自
在に保持されるセグメント歯車24,25が歯合
している。軸22,23の周囲には夫々ねじりコ
イルバネ26,27が設けられてセグメント歯車
24,25を図示の位置に保持している。セグメ
ント歯車24,25の他端側にはカム28,29
が設けられる。カム28,29は駆動機構(図示
せず)に接着されており、セグメント歯車24,
25に回転を与えるものである。ここでは駆動機
構のモータの正転によつてカム29を駆動し、逆
転によつてカム28を駆動するようにしている。
つつ説明する。第2図は本発明による紙幣放出機
の紙幣放出口付近を示す平面図であり、第3図は
そのA―A線断面図、第4図はB―B線断面図、
第5図はその右側面図を示す。第2図において、
ベース4,5間に紙幣の形状に対応した大きさを
有する紙幣の受台6が固定される。受台6はベル
ト7、ローラ8等から成る紙幣搬送手段より搬送
されてきた紙幣をオペレータが取出すまで一時保
持するものであつて、取出しを容易にするために
放出口側に第2,3図に示す紙幣取出溝6aが設
けられる。さて本実施例においては、放出口の左
右に放出防止板9,10が夫々軸11,12の先
端に固定して取付けられる。放出防止板9,10
は夫々左右のオペレータによる紙幣の取出を禁止
するものであり、軸11,12の回転に伴なつて
回動する。軸11,12は夫々軸受13,14を
介して左右のベース4,5に取付けられている。
又軸11,12には軸受15,16を介して、シ
ヤツター17が回動自在に取付けられる。シヤツ
ター17は放出口の最前部に設けられて放出口を
開閉するものであつて、通常は軸11,12の円
周に沿つて設けられたねじりコイルバネ18,1
9により放出口を閉成している。第4図に示すよ
うにシヤツター17には放出防止板9,10と対
向する部分に溝17aが設けられ、この溝17a
の底面は放出防止板9,10の前面9a,10a
と接している。又シヤツター17の内面17bと
放出防止板9,10の内側の背面9b,10bは
受台6の端面に接している。又軸11,12には
ベース4,5の外側に軸11,12に回転力を与
える歯車20,21が固定される。第5図に示す
ように歯車21には軸22,23の周囲に回動自
在に保持されるセグメント歯車24,25が歯合
している。軸22,23の周囲には夫々ねじりコ
イルバネ26,27が設けられてセグメント歯車
24,25を図示の位置に保持している。セグメ
ント歯車24,25の他端側にはカム28,29
が設けられる。カム28,29は駆動機構(図示
せず)に接着されており、セグメント歯車24,
25に回転を与えるものである。ここでは駆動機
構のモータの正転によつてカム29を駆動し、逆
転によつてカム28を駆動するようにしている。
第6図はこの紙幣放出機の電気的構成の主要部
を示すブロツク図である。本図において、左右の
操作機3a,3bの信号は伝送制御回路30を介
して演算処理装置(以下CPUという)31に与
えられる。CPU31にはリードオンリメモリ
(以下ROMという)32及びランダムアクセス
メモリ(以下RAMという)33から成る記憶手
段が接続される。ROM32にはCPU31の演算
処理手順が記憶されており、RAM33には放出
すべき金種金額の外に左右の操作機3a,3bの
いずれから出金指令信号が与えられたか等の一時
的なデータが記憶されている。CPU31,ROM
32及びRAM33は左右いずれかの操作機3
a,3bからの放出信号に基づいて紙幣を受台6
に放出し、放出信号が与えられた操作機側の放出
防止板9又は10を開放し、放出終了後に放出防
止板を閉成する制御手段を構成している。CPU
31の出力は入出力制御回路34を介してモータ
駆動回路35に与えられ、左右の操作機3a,3
bのいずれから出力制御信号が与えられたかによ
つてモータMを正転又は逆転させる。36は紙幣
の放出を制御する紙幣放出部である。
を示すブロツク図である。本図において、左右の
操作機3a,3bの信号は伝送制御回路30を介
して演算処理装置(以下CPUという)31に与
えられる。CPU31にはリードオンリメモリ
(以下ROMという)32及びランダムアクセス
メモリ(以下RAMという)33から成る記憶手
段が接続される。ROM32にはCPU31の演算
処理手順が記憶されており、RAM33には放出
すべき金種金額の外に左右の操作機3a,3bの
いずれから出金指令信号が与えられたか等の一時
的なデータが記憶されている。CPU31,ROM
32及びRAM33は左右いずれかの操作機3
a,3bからの放出信号に基づいて紙幣を受台6
に放出し、放出信号が与えられた操作機側の放出
防止板9又は10を開放し、放出終了後に放出防
止板を閉成する制御手段を構成している。CPU
31の出力は入出力制御回路34を介してモータ
駆動回路35に与えられ、左右の操作機3a,3
bのいずれから出力制御信号が与えられたかによ
つてモータMを正転又は逆転させる。36は紙幣
の放出を制御する紙幣放出部である。
次に第7図のタイミングチヤートを参照しつつ
紙幣放出機の動作を説明する。まず右側のオペレ
ータが操作機3bを通じて紙幣放出機1に出金を
指令したとすると、その信号は伝送制御回路30
を通じてCPU31に伝えられる。CPU31は入
出力制御回路34を介してモータ駆動回路35を
動作させ第7図aに示すようにモータMを所定時
間正転させる。そうすれば第5図に示すカム29
が矢印方向に回動し、セグメント歯車25を押圧
する。セグメント歯車25はねじりコイルバネ2
7のバネ力に抗して矢印方向に二点鎖線で示す位
置まで回動する。そうすればセグメント歯車25
に歯合する歯車21も矢印方向に回動して軸12
を回転させる。軸12の先端には放出防止板10
が接続されているため、放出防止板10も回動す
る。同時に放出防止板10はシヤツターの溝17
aに接しているためシヤツター17をねじりコイ
ルバネ19のバネ力に抗して第3図に二点鎖線で
示す位置まで回動させる。この結果第7図c,d
に示すように放出口は開放されて右側のオペレー
タは受台6に保持されている紙幣を取出すことが
できる。しかしながら放出防止板9は元の位置に
あるため左側のオペレータは放出防止板9に遮ら
れて紙幣を取出すことはできない。右側のオペレ
ータにより紙幣が取出されると、第7図aに示す
ようにモータMを逆回転させる。その結果セグメ
ント歯車25、放出防止板10、及びシヤツター
17が元の位置に戻り、放出口を再び閉止する。
紙幣放出機の動作を説明する。まず右側のオペレ
ータが操作機3bを通じて紙幣放出機1に出金を
指令したとすると、その信号は伝送制御回路30
を通じてCPU31に伝えられる。CPU31は入
出力制御回路34を介してモータ駆動回路35を
動作させ第7図aに示すようにモータMを所定時
間正転させる。そうすれば第5図に示すカム29
が矢印方向に回動し、セグメント歯車25を押圧
する。セグメント歯車25はねじりコイルバネ2
7のバネ力に抗して矢印方向に二点鎖線で示す位
置まで回動する。そうすればセグメント歯車25
に歯合する歯車21も矢印方向に回動して軸12
を回転させる。軸12の先端には放出防止板10
が接続されているため、放出防止板10も回動す
る。同時に放出防止板10はシヤツターの溝17
aに接しているためシヤツター17をねじりコイ
ルバネ19のバネ力に抗して第3図に二点鎖線で
示す位置まで回動させる。この結果第7図c,d
に示すように放出口は開放されて右側のオペレー
タは受台6に保持されている紙幣を取出すことが
できる。しかしながら放出防止板9は元の位置に
あるため左側のオペレータは放出防止板9に遮ら
れて紙幣を取出すことはできない。右側のオペレ
ータにより紙幣が取出されると、第7図aに示す
ようにモータMを逆回転させる。その結果セグメ
ント歯車25、放出防止板10、及びシヤツター
17が元の位置に戻り、放出口を再び閉止する。
一方左側のオペレータが操作機3aを介じて出
金を指令すると、第7図a,b,dに示すように
セグメント歯車24が回動して歯車20を介して
軸11が回転し、放出防止板9、及びシヤツター
17が回動して放出口を開くことは前述の場合と
同様である。この場合は右側のオペレータは放出
防止板10に遮られて紙幣を取出すことはできな
い。
金を指令すると、第7図a,b,dに示すように
セグメント歯車24が回動して歯車20を介して
軸11が回転し、放出防止板9、及びシヤツター
17が回動して放出口を開くことは前述の場合と
同様である。この場合は右側のオペレータは放出
防止板10に遮られて紙幣を取出すことはできな
い。
本実施例によれば、紙葉の放出口に設けられる
シヤツターは紙葉の放出時にのみ開放するよう構
成されており、通常は閉成しているため、誤つて
放出口に手を入れることを完全に防止することが
可能となる。さらに、左右の放出防止手段の開放
動作に基づいてシヤツターを開放するよう構成し
た場合には、駆動源を一つにすることができるの
で駆動機構の構成は簡単となり、その結果放出装
置を安価にすることができる。
シヤツターは紙葉の放出時にのみ開放するよう構
成されており、通常は閉成しているため、誤つて
放出口に手を入れることを完全に防止することが
可能となる。さらに、左右の放出防止手段の開放
動作に基づいてシヤツターを開放するよう構成し
た場合には、駆動源を一つにすることができるの
で駆動機構の構成は簡単となり、その結果放出装
置を安価にすることができる。
更に本実施例では紙幣の放出機について説明し
たが、本発明は伝票その他種々の紙葉類放出装置
に適用することが可能である。
たが、本発明は伝票その他種々の紙葉類放出装置
に適用することが可能である。
第1図は紙葉類放出装置が使用される状態を示
す上面図、第2図は本発明による紙幣放出機の紙
幣放出口部分を示す平面図、第3図はそのA―A
線断面面、第4図はそのB―B線断面図、第5図
はその右側面図、第6図はこの紙幣放出機の電気
的構成を示すブロツク図、第7図a〜第7図dは
その動作を示すタイミングチヤートである。 1……紙幣放出機、3a,3b……操作機、
4,5……ベース、6……受台、9,10……放
出防止板、11,12……軸、17……シヤツタ
ー、24,25……セグメント歯車、28,29
……カム、31……CPU。
す上面図、第2図は本発明による紙幣放出機の紙
幣放出口部分を示す平面図、第3図はそのA―A
線断面面、第4図はそのB―B線断面図、第5図
はその右側面図、第6図はこの紙幣放出機の電気
的構成を示すブロツク図、第7図a〜第7図dは
その動作を示すタイミングチヤートである。 1……紙幣放出機、3a,3b……操作機、
4,5……ベース、6……受台、9,10……放
出防止板、11,12……軸、17……シヤツタ
ー、24,25……セグメント歯車、28,29
……カム、31……CPU。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 紙葉類放出装置本体の左右に一対の操作機が
設けられ、前記いずれかの操作機からの指示によ
つて本体に設けられた紙葉類放出口より紙葉の放
出を行う紙葉類放出装置において、 前記紙葉類放出装置本体より送出される紙葉類
を紙葉類放出口近傍で保持する受台と、 前記紙葉類放出口の内側左右に夫々左右の回転
軸に沿つて夫々回動自在に設けられ、夫々左右か
らの紙葉の取出しを禁止すると共に、その開放に
よつて紙葉の放出を可能とする一対の放出防止板
と、 前記紙葉類放出口を開閉すべく回動軸に沿つて
回転自在に保持され前記左右の放出防止板の前面
に背面が当接し該回転軸に設けられたコイルバネ
によつて付勢されて前記放出口を閉成状態に保持
すると共に、紙葉の放出時には前記左右のいずれ
かの放出防止板の開放動作によつて該紙葉類放出
口を開放するシヤツターと、 左右いずれかの操作機からの放出信号に基づい
て紙葉を前記受台に放出すると共に、前記放出信
号が与えられた操作機側の放出防止板を開放する
ことによつて放出防止板に当接する前記シヤツタ
ーを連動して開放し、放出終了後に前記シヤツタ
ーを開放した放出防止板を閉成する制御手段と、
を具備することを特徴とする紙葉類放出装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56200588A JPS58101387A (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 紙葉類放出装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56200588A JPS58101387A (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 紙葉類放出装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS58101387A JPS58101387A (ja) | 1983-06-16 |
JPH0142034B2 true JPH0142034B2 (ja) | 1989-09-08 |
Family
ID=16426838
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56200588A Granted JPS58101387A (ja) | 1981-12-11 | 1981-12-11 | 紙葉類放出装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS58101387A (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS62201877U (ja) * | 1986-06-16 | 1987-12-23 | ||
JP2512151B2 (ja) * | 1989-06-14 | 1996-07-03 | ローレルバンクマシン株式会社 | 紙幣放出口のシャッタ機構 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54153099A (en) * | 1978-05-23 | 1979-12-01 | Laurel Bank Machine Co | Output guide indicator for coin discharger |
-
1981
- 1981-12-11 JP JP56200588A patent/JPS58101387A/ja active Granted
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54153099A (en) * | 1978-05-23 | 1979-12-01 | Laurel Bank Machine Co | Output guide indicator for coin discharger |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS58101387A (ja) | 1983-06-16 |
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