JPH0141831Y2 - - Google Patents

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JPH0141831Y2
JPH0141831Y2 JP13927885U JP13927885U JPH0141831Y2 JP H0141831 Y2 JPH0141831 Y2 JP H0141831Y2 JP 13927885 U JP13927885 U JP 13927885U JP 13927885 U JP13927885 U JP 13927885U JP H0141831 Y2 JPH0141831 Y2 JP H0141831Y2
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JP
Japan
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kaisho
masu
chamber
auxiliary
synthetic resin
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JP13927885U
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JPS6250286U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は寒冷地において施工される会所桝に
関するものである。
(従来の技術) 従来、冬期に土中の水分が凍ることにより地面
等が持ち上がる凍上現象を現出するような寒冷地
帯において施工される会所桝はコンクリート製の
ものが大半を占めている。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、コンクリート製の会所桝はその重量の
ために施工時等において取扱いが困難であり、ま
たインバート切り、即ち、施工現場において通水
溝を形成するという作業が必要になり、工期がそ
れだけ長くかかるという問題点がある。そこで上
述のコンクリート製会所桝の問題点を解決した合
成樹脂製会所桝の使用が考えられるが、これにつ
いては以下に述べる問題点により寒冷地では使用
することができない。即ち、該会所桝はその桝の
高さを調整する場合に合成樹脂製会所桝インバー
ト部に合成樹脂製補助桝をいくつか上載すること
により所定の高さを得るのであるが、このような
合成樹脂製会所桝を土中に埋設施工すると、凍上
によつて周囲の土砂と共に隆起した会所桝は、そ
の補助桝が軽量であること及び外壁側面の接合部
に環状突起を有するがために、春期の気温上昇に
より解凍した周囲の土砂が元の位置に復帰するの
に伴つてその会所桝全体が元に位置に復帰するこ
となく、一部には環状突起による土砂との抵抗に
より隆起位置に位置し続けようとする力が働く。
そのために会所桝インバート部と補助桝との接合
部または補助桝同志の接合部の止水性に悪影響を
及ぼすという問題点を生ずる。
(問題点を解決するための手段) この考案は上述の問題点を鑑み、軽量のため取
扱いが容易であり、インバート切りの手間がなく
施工が簡単であり、流水面が円滑である等の合成
樹脂製会所桝の長所と、凍上により隆起した会所
桝が自身の重量のために、春期の解凍時に元の位
置に完全に復帰するというコンクリート製会所桝
の長所とを合せ持つ会所桝を提供することを目的
としてなされたものであつて、その要旨は、コン
クリート等の重量材質からなり直管形状をなす補
助桝と、合成樹脂製会所桝インバート部と該イン
バート部の上端凹溝に嵌合固着されると共に前記
補助桝を上載固着することにより両者を接合させ
る会所桝用受台とからなる会所桝に存する。
(作用) この考案の会所桝は、合成樹脂製会所桝インバ
ート部の上にコンクリート等の重量材質から成り
直管形状をなす補助桝が接合されているので、冬
期の凍上により会所桝全体が隆起しても、春期の
解凍時には該補助桝の重量及び外壁側面に突起の
ない直管形状のために完全に元の位置に復帰す
る。
(実施例) 以下にこの考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
第1図はこの考案の会所桝の一例を一部断面で
示す正面図であり、1は補助桝、2は会所桝用受
台、3は合成樹脂製会所桝インバート部である。
また第2図は会所桝用受台の一例を示す斜視図で
あり、第3図は会所桝用受台の別の一例を示す斜
視図である。
会所桝用受台2は、その下面に設けられた周状
リブ23が接着剤を介して合成樹脂製会所桝イン
バート部3の上端凹溝31に嵌合固着されること
により該インバート部3と接合すると共に、コン
クリート管からなる補助桝1を上載し接合剤4を
介して接合される。
会所桝用受台2としては、第2図に示されるよ
うに補助桝1の内径及び会所桝インバート部3の
上部孔径とほぼ同じ径の中空部を有する環状板2
1の上面外周縁及び下面中央付近に周状リブ2
2,23を有する構造、または第3図に示される
ように、円板の上面内周縁にも周状リブ24を有
し、凹溝を形成する構造のもの、などが好適に用
いられる。
またポリプロピレンの低発泡体が好適に用いら
れるが、上述の使用状態に耐え得る強度を有する
ものであればよく、材質については何ら限定され
るものではない。
(考案の効果) この考案の会所桝は冬期の凍上により周囲の土
砂と共に隆起しても、春期の気温上昇により解凍
した周囲の土砂が元の位置に復帰するのに伴つ
て、その補助桝の重量及びその外壁側面に突起の
ない直管形状のために元の位置に完全に復帰し、
補助桝と会所桝インバート部との接合部の止水性
を損うことがない。またインバート部は軽量のた
め取扱いが容易であり、インバート形成の手間が
不要で施工が簡単であり、流水面が円滑である、
等の合成樹脂製会所桝インバート部の長所も全く
損うことなく利用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の会所桝の一例を一部断面で
示す正面図、第2図は会所桝用受台の一例を示す
斜視図、第3図は会所桝用受台の別の一例を示す
斜視図である。 1は補助桝、2は会所桝用受台、3は合成樹脂
製会所桝インバート部、4は接合剤を示す。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. コンクリート等の重量材質からなり直管形状を
    なす補助桝と、合成樹脂製会所桝インバート部
    と、該インバート部の上端凹溝に嵌合固着される
    と共に前記補助桝を上載固着することにより両者
    を接合させる会所桝用受台とからなる会所桝。
JP13927885U 1985-09-11 1985-09-11 Expired JPH0141831Y2 (ja)

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JP13927885U JPH0141831Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

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JP13927885U JPH0141831Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

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Publication Number Publication Date
JPS6250286U JPS6250286U (ja) 1987-03-28
JPH0141831Y2 true JPH0141831Y2 (ja) 1989-12-08

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JP13927885U Expired JPH0141831Y2 (ja) 1985-09-11 1985-09-11

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JPS6250286U (ja) 1987-03-28

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