JPH0141621Y2 - - Google Patents

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JPH0141621Y2
JPH0141621Y2 JP8248185U JP8248185U JPH0141621Y2 JP H0141621 Y2 JPH0141621 Y2 JP H0141621Y2 JP 8248185 U JP8248185 U JP 8248185U JP 8248185 U JP8248185 U JP 8248185U JP H0141621 Y2 JPH0141621 Y2 JP H0141621Y2
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headlamp
retractable
retractable headlamp
vehicle
temperature
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、リトラクタブルヘツドランプを有
する車両用前照灯装置に関する。
〔従来の技術〕
従来の車両用前照灯装置としては、例えば第3
図に示すようなものがある。第3図に示す車両用
前照灯装置は、出力軸を上下方向に駆動する上下
動モータ1とリンク機構2より成る駆動部3によ
りリトラクタブルヘツドランプ4を上下動させる
が、駆動部3への動作制御は運転席のアツプスイ
ツチ5、ライテイングスイツチ6、により行われ
る。
駆動部3のリンク機構2の対偶2a,2bは車
体7に固定され、一方の可動対偶2cはリトラク
タブルヘツドランプ4に接続され、他方の可動対
偶2dは上下動モータ1に接続される。
尚、4aはフイラメント、8はリトラクタブル
ヘツドランプ4のレンズ面に向けて洗浄液を噴射
するノズル、9はオワゲートである。
駆動部3はオワゲート9から信号が上下動モー
タ1に入力されるとリンク機構2を伸張させてリ
トラクタブルヘツドランプ4を上昇させ、オワゲ
ート9からの信号が遮断されると収縮させてリト
ラクタブルヘツドランプ4を下降させる。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来の車両用前照灯
装置にあつては、運転者のマニユアル操作により
リトラクタブルヘツドランプの上下動を制御する
こととなつていたため、冬期において夜間に使用
する場合リトラクタブルヘツドランプと車体との
間に付着した水滴等の凍結により格納したリトラ
クタブルヘツドランプが上昇せず氷が溶けるまで
走行できず、またこのような事態発生防止のため
には駐車時に予めリトラクタブルヘツドランプを
上昇しておかなければならず煩わしい。更には、
次回の使用が夜間か昼間か予測ができないため、
リトラクタブルヘツドランプを上昇させておくべ
きか、下降させたままでよいのか選択に迷うこと
になるという問題点があつた。
この考案は、このような従来の問題点に着目し
てなされたもので、リトラクタブルヘツドランプ
の周囲の温度を検出するセンサを設けることによ
りリトラクタブルヘツドランプの周囲の温度を検
出し、リトラクタブルヘツドランプの周囲の温度
が水の凝固点又はその近くの温度にまで低下した
場合に、リトラクタブルヘツドランプを自動的に
上昇させるように構成することにより上記問題点
を解決することを目的としている。
〔実施例〕
以下、この考案を図面に基づいて説明する。第
1図はこの考案の一実施例を示すリトラクタブル
ヘツドランプを動作させるための回路ブロツク図
である。まず構成を説明すると、1〜8は上記従
来装置と全く同一であり、9′はオワゲート、1
0は夜間を検出する光検出部、11はリトラクタ
ブルヘツドランプ4の周囲に設けられその周囲の
温度が水の凝固点又はその近くの温度にまで低下
した場合に検出信号を出力する温度検出部、12
はアンドゲートである。
次に動作を説明する。アツプスイツチ5又はラ
イテイグスイツチ6をマニユアル操作で閉成する
と、オワゲート9′から駆動部3の上下動モータ
1に信号が入力され、上下動モータ1がリンク機
構2を伸長させ、その結果リトラクタブルヘツド
ランプ4が上昇する。
夜になると光検出部10が夜になつたことを検
出し、検出信号をアンドゲート12に出力する
が、リトラクタブルヘツドランプ4の周囲の温度
が水の凝固点又はその近くの温度にまで低下した
場合には温度検出部11が温度低下を検出し検出
信号をアンドゲート12に出力する。アンドゲー
ト12は光検出部10、温度検出部11からの両
検出信号を受けて出力し、その出力信号がオワゲ
ート9′に入力され、オワゲート9′から駆動部3
の上下動モータ1に制御信号が出力される。上下
動モータ1は制御信号により作動し、リンク機構
2を伸長させリトラクタブルヘツドランプ4を上
昇させる。
尚、昼間リトラクタブルヘツドランプ4が車体
7に対して凍結によつて固着され、そのまま夜に
なり光検出部10、温度検出部11から出力信号
によつて駆動部3が作動した場合、リトラクタブ
ルヘツドランプ4が上昇せず駆動部4の上下動モ
ータ1に過電流が流れ、上下動モータ1が破壊さ
れることが考えられるが、上下動モータ1が破壊
されるのを防止するため前記過電流を検出して、
上下動モータ1への給電を停止するようにしても
よい。
第2図はこの考案の第2の実施例による回路ブ
ロツク図であり、図において11はリトラクタブ
ルヘツドランプ4の周囲の温度を検出する温度検
出部、13は制御部であり、1〜9′は第1図の
上記実施例の回路ブロツク図と全く同一である。
この構成によると、制御部13は、内蔵プログ
ラムによつて水の凝固点に対する、温度検出部1
1で検出されるリトラクタブルヘツドランプ4の
周囲の温度の差に基づき、リトラクタブルヘツド
ランプ4の車体7への完全な凍結によつて固着さ
れるまでに要する時間の直前の時間を算出し、タ
イマ機能を作動させて前記検出信号を受けてから
リトラクタブルヘツドランプ4の車体7への完全
な凍結によつて固着されるまでに要する時間の直
前の時間経過時にオワゲート9′に信号を出力す
る。従つて、オワゲート9′から駆動部3の上下
動モータ1に制御信号が出力され、上下動モータ
1はリンク機構2を伸長させリトラクタブルラン
プ4を上昇させる。
〔考案の効果〕
以上説明してきたように、この考案によれば、
その構成をリトラクタブルヘツドランプと、閉成
時に閉成信号を出力するスイツチと、前記リトラ
クタブルヘツドランプの周囲の温度を検出し、該
温度が水の凝固点又はその近くの温度に低下した
ときに検出信号を出力する温度検出部と、温度検
出部からの検出信号及び前記スイツチの閉成信号
を入力するオワゲートと、該オワゲートからの出
力信号に基づいて、前記リトラクタブルヘツドラ
ンプを車体外に突出させて該リトラクタブルヘツ
ドランプのレンズ面を車両の前方に向け、車両の
前方を照明可能にせしめる駆動部とを備えたこと
を特徴とする車両用前照灯装置としたため、夜間
寒い時にリトラクタブルヘツドランプが車体に凍
結し、使用不可となりそのため凍結が解消される
まで待期しなければならなかつたりする必要がな
く、日常使用におけるリトラクタブルヘツドラン
プの使用上の不便さを解消可能で実用的な装置を
提供することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による第1の実施例による車
両用前照灯装置の回路ブロツク図、第2図はこの
考案の第2の実施例による車両用前照灯装置の回
路ブロツク図、第3図は従来の車両用前照灯装置
の回路ブロツク図である。 1は上下動モータ、2はリンク機構、3は駆動
部、4はリトラクタブルヘツドランプ、5はアツ
プスイツチ、6はライテイングスイツチ、10は
光検出部、11は温度検出部、13は制御部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. リトラクタブルヘツドランプ4と、閉成時に閉
    成信号を出力するスイツチ5,7と、前記リトラ
    クタブルヘツドランプ4の周囲の温度を検出し、
    該温度が水の凝固点又はその近くの温度に低下し
    たときに検出信号を出力する温度検出部12と、
    該温度検出部からの検出信号及び前記スイツチ
    5,7からの閉成信号を入力するオワゲート9′
    と、該オワゲート9′からの出力信号に基づいて
    前記リトラクタブルヘツドランプ4を車体外へ突
    出させて該リトラクタブルヘツドランプ4のレン
    ズ面を車両の前方へ向け、車両の前方を照明可能
    にせしめる駆動部3とを備えたことを特徴とする
    車両用前照灯装置。
JP8248185U 1985-06-03 1985-06-03 Expired JPH0141621Y2 (ja)

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JP8248185U JPH0141621Y2 (ja) 1985-06-03 1985-06-03

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JPS61198136U JPS61198136U (ja) 1986-12-11
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