JPH0554201B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0554201B2
JPH0554201B2 JP61070075A JP7007586A JPH0554201B2 JP H0554201 B2 JPH0554201 B2 JP H0554201B2 JP 61070075 A JP61070075 A JP 61070075A JP 7007586 A JP7007586 A JP 7007586A JP H0554201 B2 JPH0554201 B2 JP H0554201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
front lens
heating element
electric heating
frozen
power cord
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP61070075A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62226502A (ja
Inventor
Eizo Takahashi
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MYAMA KOGYO KK
Original Assignee
MYAMA KOGYO KK
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Publication date
Application filed by MYAMA KOGYO KK filed Critical MYAMA KOGYO KK
Priority to JP61070075A priority Critical patent/JPS62226502A/ja
Publication of JPS62226502A publication Critical patent/JPS62226502A/ja
Publication of JPH0554201B2 publication Critical patent/JPH0554201B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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  • Securing Globes, Refractors, Reflectors Or The Like (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)
  • Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は自動車のヘツドランプ、パーキングラ
ンプ、テールランプ、ストツプランプ、ターンシ
グナルランプ等のランプ類に凍結した雪や霜を加
熱して融解除去する装置に関するものである。
(従来の技術) 冬季に自動車のランプ類の前面レンズには、雪
や霜(氷)が凍結し、前面レンズに凍結物が付着
すると、前面レンズからの照射光が弱められると
ともに、照射光が前面凍結物により屈折して散乱
することになる。これを防止するため、従来技術
では、前面レンズの凍結物を氷かきへらで掻き落
したり、あるいは前面レンズに熱湯をかけて融か
して凍結物を除くようにしている。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、氷かきへらで凍結物を掻き落す方法で
は、氷かきへらで前面ガラスを傷付けやすいばか
りか、気温がマイナス30℃以下にもなる寒冷地方
では凍結物を完全に掻き落すのに多くの労力と時
間を要する。凍結物を完全に除去した場合でも、
前面レンズの温度が低いままであるので、除去し
た部分から直ちに氷結し始め実際的な方法ではな
い。
一方、熱湯をかける方法では相当な量の熱湯を
必要とし、熱湯のない場合は凍結物を融かすこと
ができない。また、熱湯を前面レンズにかけるこ
とは、前面レンズとランプハウジングの間から熱
湯がランプの中に進入するおそれが高いため好ま
しくない。
本発明の上記の問題点に鑑み、前面レンズの周
縁部位に熱源を付加することにより、ランプに不
具合を及ぼすことなく凍結物を確実かつ容易に除
くことができる自動車用ランプの解氷装置を提供
しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) この目的達成のための本発明の手段は、ヘツド
ランプの前面レンズに、電源コードに接続される
線状または細帯状の金属材料あるいはカーボン入
りフイルム等の導電性テープの電気発熱素子を、
前記前面レンズの周縁部もしくはその極近傍部位
に沿つて埋設し、前記前面レンズからの照射光量
を減少させることなく凍結物を確実かつ容易に除
去できるよう構成し、この電気発熱素子に電源コ
ードを接続してなるもので、これにより前面レン
ズの凍結物を効果的に融かすとともに、あわせて
凍結現象を未然に防止しうるようにしたものであ
る。
電気発熱素子は、前面レンズからの出射光量を
減少させないよう、該前面レンズの周縁部もしく
はその極近傍部位に設ける。電気発熱素子として
は、幅0.3〜1.2cm位の細い帯上又は線状のものを
用いる。
より具体的な実施態様は、細幅の銀ペース入り
またはカーボン入りフイルム等の導電性テープ、
あるいはニクロム線などの金属熱線である。電気
発熱素子の取付形態は、前面レンズの内面もしく
は外面に取着する方法、前面レンズの内外両面に
取着する方法、前面レンズの内部にサンドウイツ
チ状に埋設する方法が考えられる。
電気発熱素子は、通電によりジユール熱を発生
するものであれば、金属材料に限らず非金属材料
(半導体)をも含み、透明なセラミツクヒータで
もよい。
電気発熱素子の電源コードは原則としてシガラ
イタ用ソケツトに接続し、必要により定格電圧を
調整するものとする。この場合、二股状の補助ソ
ケツトを介して接続するのが便利である。このよ
うに接続して使用すると、電気発熱素子を使用し
ているときでも、シガライタを随時使用しうる。
電源コードは駐車地によつては商用電源に接続
して使用することがある。
電気発熱素子は、前面レンズの全周縁部に沿つ
てすべて設ける場合と、前面レンズの周縁部のう
ちの希望部位のみに沿つて設ける場合とがある。
例えば矩形状の前面レンズではその下縁部のみに
沿つて電気発熱素子を設けることも考えられる。
電気発熱素子は前面レンズの周縁部に沿つて連
続的に形成することを原則とするが、不連続的に
形成することもある。なお、電気発熱素子として
帯状のテープを用いた場合、このテープの幅寸法
はその全域において必ずしも一様である必要はな
く、各周縁部において幅寸法が相互に異なるよう
に設定することも可能である。
電気発熱素子のスイツチ操作は手動であるか自
動であるかを問わない。自動切換操作を可能にす
るには、たとえばタイマーを用いてスイツチ動作
をコントロールする方式、あるいは前面レンズの
温度変化(気温変化)による電気抵抗や電気容量
の変化を検知するセンサを電気回路中に組み込む
ことによりコントロールする方式がある。
(作用) このようにヘツドランプの前面レンズの周縁部
に沿つて電気発熱素子を添設し、これに電気を供
給すると、電気発熱素子に生ずるジユール熱によ
り前面レンズの周縁部位が所定の温度まで加熱さ
れ、これにより前面レンズの周縁部位の付着して
いた雪や霜が融けて除かれることになる。
したがつて、従来のように氷かきへらで掻き落
したり熱湯をかける必要がなく、マイナス30℃以
下の低温になる極寒冷地方にあつても、停車時お
よび走行時に凍結物を完全に除去し、前面レンズ
からの照射光の光度低下、屈折現象を防止しうる
ものとなる。
(実施例) 以下に本発明の自動車用ランプの解氷装置を図
示実施例につき説明する。
第1図においては、1は自動車のヘツドランプ
で、ヘツドランプの前面レンズ2の内部には、電
気発熱素子3たとえばカーボンフイルムまたはニ
クロム線が、該前面レンズ2の全周縁部に沿うよ
うに埋設されている。電気発熱素子3にはプラグ
4をもつ電源コード5が接続されている。電源コ
ード5のプラグ4はシガライタ用ソケツトに着脱
自在に差込まれている。
この場合、第2図に示すように、シガライタ用
ソケツト6に二股状補助ソケツト(本発明者が考
案したもの。)7を差し込み、この二股状補助ソ
ケツト7の一方の分岐部7aに電源コード5のプ
ラグ4を差し込むようにする。このように構成す
ると、プラグ4を差し込んだままの状態にしてお
いても、二股状補助ソケツト7の他方の分岐部7
bからシガライタ8の点火電源を随時得ることが
できる。
第3図および第4図はこの実施例のものにおけ
る回路図であつて、第3図は直列に接続した例を
示し、第4図は並列に接続した例を示す。なお、
符号9はスイツチである。
したがつて、上記の構成としたことにより、ス
イツチ9を入れて電気発熱素子3にジユール熱を
発生させると、前面レンズ2の周縁部位が加熱さ
れ、前面レンズ2の周縁吹部位に凍結していた
雪、霜、氷などの凍結物が速やかに融解すること
になる。
第5図は自動車のテールランプ10の前面レン
ズの外面に電気発熱素子3を貼り付けた例であ
る。
(発明の効果) 叙上のように本発明によれば、自動車用ヘツド
ランプの前面に周縁部分もしくは、その極近傍部
位に沿つて電気発熱素子を設けたから、厳寒状況
下に付着した前面レンズの周縁部分の凍結物を確
実に溶解し除去することができる。
特に、凍結物が最も留り易く、掻き落すのに多
くの労力と時間を要する前面レンズの下縁部に付
着し大きくなり易い凍結物を前面レンズを傷つけ
ることなく確実に融解すると共に厳寒地にあつ
て、特に高速度で走る際の凍結現象を未然に防ぐ
ことができる。
また、電気発熱素子は、前面レンズの周縁部も
しくはその極近傍部位に沿つて設け、前面レンズ
全面に設けていないので、前面レンズからの照射
光を弱めることがない。この場合、氷かきへらを
用いるときのように前面レンズを傷付けることが
なく、また熱湯をかけるときのようにランプ内部
に水が侵入することもなく、走行時でも停車時で
も随時速やかに解氷させることができる、という
従来にない優れた効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の斜視図、第2図は
二股状補助ソケツトを示す部分断面平面図、第3
図、第4図はそれぞれ本装置の電気回路図、第5
図は本発明の他の実施例の斜視図である。 1……ヘツドランプ、2……前面レンズ、3…
…電気発熱素子、5……電源コード。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ヘツドランプの前面レンズに、電源コードに
    接続される線状または細帯状の金属材料あるいは
    カーボン入りフイルム等の導電性テープの電気発
    熱素子を、前記前面レンズの周縁部もしくはその
    極近傍部位に沿つて埋設し、前記前面レンズから
    の照射光量を減少させることなく凍結物を確実か
    つ容易に除去できるよう構成したことを特徴とす
    る自動車用ランプの解氷装置。
JP61070075A 1986-03-28 1986-03-28 自動車用ランプの解氷装置 Granted JPS62226502A (ja)

Priority Applications (1)

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JP61070075A JPS62226502A (ja) 1986-03-28 1986-03-28 自動車用ランプの解氷装置

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JP61070075A JPS62226502A (ja) 1986-03-28 1986-03-28 自動車用ランプの解氷装置

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Publication Number Publication Date
JPS62226502A JPS62226502A (ja) 1987-10-05
JPH0554201B2 true JPH0554201B2 (ja) 1993-08-12

Family

ID=13421060

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JP61070075A Granted JPS62226502A (ja) 1986-03-28 1986-03-28 自動車用ランプの解氷装置

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US7195365B2 (en) 2002-09-30 2007-03-27 Mitsubishi Pencil Co., Ltd. Vehicle lamp
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JPS62226502A (ja) 1987-10-05

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