JPS62226502A - 自動車用ランプの解氷装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は自動車のヘッドランプ、パーキングランプ、テ
ールランプ、ストップランプ、ターンシグナルランプ等
のランプ類に凍結した雪や霜を加熱して融解除去する装
置に関するものである。

（従来の技術） 冬季に自動車のランプ類の前面レンズには、雪や霜（８
）が凍結し、前面レンズに凍結物が付着すると、前面レ
ンズからの照射光が弱められる３−３＋　Ｌ　ＶＲＺｉ
　　ｆ＆＋　専ｄｙｅ　始霜會を蝕ｋ１ｍ　ｌ／Ｆ　　
Ｖ　　ｋ　　ｔ；’；ｉ　４１：　　ｌ　　　−／散乱
することになる。これを防止するため、従来技術では、
前面レンズの凍結物を氷かきへらで掻き落したり、ある
いは前面レンズに熱湯をかけて融かして凍結物を除くよ
うにしている。

（発明が解決しようとする問題点） しかし、氷かきへらで凍結物を掻き落す方法では、氷か
きへらで前面ガラスを傷付けやすいばかりか、気温がマ
イナス３０℃以下にもなる寒冷地方では凍結物を完全に
掻き落すのに多くの労力と時間を要する。凍結物を完全
に除去した場合でも・、前面レンズの温度が低０ままで
あるので、除去した部分から直ちに氷結し始め実際的な
方法ではない。

一方、熱湯をかける方法では相当な量の熱湯を必要とし
、熱湯のない場合は凍結物を融かすことができない。ま
之、熱湯を前面レンズにかけることは、前面レンズとラ
ンプハウジングの間から熱湯がランプの中に侵入するお
それが高いため好ましくない。

太溢明はト炉のＦＦ１頭占に発み一前面レンズの周縁部
位に熱源を付加することにより、ランプに不具合を及ぼ
すことなく凍結物を確実かつ容易に除くことができる自
動車用ランプの解氷装置を提供しようとするものである
。

（問題点を解決するための手段） この目的達成のための本発明の手段は、ランプの前面レ
ンズの周縁部に沿って電気発熱素子を配設し、この電気
発熱素子に電源コードを接続してなるもので、これによ
り前面レンズの凍結物を効果的に融かすとともに、あわ
せて凍結現象を未然に防止しうるようにし友ものである
。

電気発熱素子は、前面レンズからの出射光量を減少させ
ないよう、該前面レンズの周縁もしくはその極近傍部位
に設ける。電気発熱素子としては、幅（１，３〜１．２
１位の細い帯状又は線状のものを用いる。

より具体的な実施態様は、細幅の銀ベース入りまたはカ
ーボン入りフィルム等の導を性テープ、あるいはニクロ
ム線などの金属熱線である。

電気発熱素子の取付形態は、前面レンズの内面もしくは
外面に取着する方法、前面レンズの内外両面に取着する
方法、前面レンズの内部にサンドウィッチ状に埋設する
方法が考えられる。

電気発熱素子は、通電によりジュール熱を発生するもの
であれば、金属材料に限らず非金属材料（半導体）をも
含み、透明なセラミックヒータでもよい。

電気発熱素子の電源コードは原則として７ガライタ用ソ
ケツトに接続し、必要により定格電圧を調整するものと
する。この場合、二股状の補助ソケットを介して接続す
るのが便利である。

このように接続して使用すると、電気発熱素子を使用し
ているときでも、シガライタを随時使用しうる。

電源コードは駐車地によっては商用電源に接続して使用
することがある。

電気発熱素子は、前面レンズの全周縁部に沿ってすべて
設ける場合と、前面レンズの周縁部のうちの希望部位の
みに沿って設ける場合とがある。例えば矩形状の前面レ
ンズではその下縁部のみに沿って電気発熱素子を設ける
ことも考えられる。

電気発熱素子は前面レンズの周縁部に沿って連続的に形
成することを原則とするが、不連続的に形成することも
ある。なお、電気発熱素子として帯状のテープを用いた
場合、このテープの幅寸法はその全域において必ずしも
一様である必要はなく、各周縁部において幅寸法が相互
に異なるように設定することも可能である。

電気発熱素子のスイッチ操作は手動であるか自動である
かを問わない。自動切換操作を可能にするには、たとえ
ばタイマーを用いてスイッチ動作をコントロールする方
式、あるいは前面レンズの温度変化（気温変化）による
電気抵抗や電気容量の変化を検知するセン丈を電気回路
中に組み込むことによりコントロールする方式このよう
にランプの前面レンズの周縁部に沿りて電気発熱素子を
添ｉ’（）Ｉ−こ？−Ｆ雷硼シ枇於すると、電気発熱素
子に生ずるジュール熱により前面レンズの周縁部位が所
定の温度まで加熱され、これにより前面レンズの周縁部
位に付着していた雪や霜が融けて除かれることになる。

し九がって、従来のように氷かきへらで掻き落したり熱
湯をかける必要がなく、マイナス６０℃以下の低温にな
る極寒冷地方にあっても、停車時および走行時に凍結物
を完全に除去し、前面レンズからの照射光の光度低下、
屈折現象全防止しつるものとなる。

（実　施　例） 以下に本発明の自動車用ランプの解氷装置を図示実施例
につき説明する。

第１図においては、１は自動車のヘッドランプで、ヘッ
ドランプの前面レンズ２の内部には、電気発熱素子３た
とえばカーボンフィルムまたはニクロム線が、該前面レ
ンズ２の全周縁部に沿うように埋設されている。電気発
熱素子３にはプラグ４をもつ電源コード５が接続されて
いる。電源コード５のプラグ４はシガライタ用ソケラト
に着脱自在に差込まれている。

この場合、第２図に示すように、シガライタ用ソケット
６に二股状補助ソケット（本発明者が考案したものう　
）７を差し込み、この二股状補助ソケット７の一方の分
岐部７ａｌＣ電源コード５のプラグ４を差し込むように
する。このよって構成すると、プラグ４を差し込んだま
まの状態にしておいても、二股状補助ソケット７の他方
の分岐部７ｔ）からシガライタ８の点火電源を随時得る
ことができる。

第３図および第４図はこの実施例のものにおける回路図
であって、第５図は直列に接続した例を示し、第４図は
並列に接続した例を示す。

なお、符号９はスイッチである。

し友がって、上記の構成としたことにより、スイッチ９
を入れて電気発熱素子３にジュール熱を発生させると、
前面し〉ズ２の周縁部位が加熱され、前面レンズ２０周
縁部位に凍結していた雪、霜、氷などの凍結物が速やか
に融解することになる。

第５図は自動車のテールランプ１０の前面レンズの外面
に電気発熱素子３を貼り付けｔ例である。

（発明の効果） 鋲止のように本発明によれば、自動車用ランプの前面レ
ンズの周縁部分に沿って発熱源を付加したから、厳寒状
況下に付着した前面レンズの周縁部分の凍結物を確実に
融解し除去することができ、この場合、氷か−きへらを
用いるときのように前面レンズを傷付けることがなく、
また熱湯をかけるときのようにランプ内部に水が侵入す
ることもなく、走行時でも停車時でも随時速やかに解氷
させることができる、という従来にない優れた効果を奏
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の斜視図、第２図は二股状補
助ソケットを示す部分断面平面図、第３図、第４図はそ
れぞれ本装置の電気回路図、第５図は本発明の他の実施
例の斜視図である。 １・・・ヘッドランプ、２・・・前面レンズ、５・・・
電気発熱素子、５・・・電源コード。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. ランプの前面レンズに、電源コードに接続される線状ま
   たは細帯状の電気発熱素子を、前記前面レンズの周縁部
   に沿って設けたことを特徴とする自動車用ランプの解氷
   装置。