JPH0141559Y2 - - Google Patents

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JPH0141559Y2
JPH0141559Y2 JP1984020932U JP2093284U JPH0141559Y2 JP H0141559 Y2 JPH0141559 Y2 JP H0141559Y2 JP 1984020932 U JP1984020932 U JP 1984020932U JP 2093284 U JP2093284 U JP 2093284U JP H0141559 Y2 JPH0141559 Y2 JP H0141559Y2
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platen
roller
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JP1984020932U
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は研摩面を水平型、横垂直型、縦垂直
型の3通りに使い分けできるようにした木工用卓
上ベルト研摩機に関するものである。
〔従来の技術〕
従来の木工用卓上ベルト研摩機は、研摩面を自
由に変更できないため、水平型、横垂直型及び縦
垂直型の3種類のものを準備する必要があり、場
所的制約のある場合では問題があつた。
上記問題点を解消するものとして、特開昭52−
64091号公報に記載の研摩機が提案されている。
〔考案が解決しようとする課題〕
特開昭52−64091号公報に記載の研摩機は、モ
ータを本体とは別体とし、かつ、ハンドドリルの
回転軸を差し込み連結して使用する方式であつ
て、これでは、研摩面を横垂直型として使用する
ことができない。
また、上記研摩機は、研摩面を変更する場合、
ハンドドリルの連結の向きを変更しなければなら
ない煩わしさがあり、しかも、研摩カスの集塵を
行つておらず、木工研摩の場合では、多量の研摩
カスが発生し、作業衛生上、問題があつた。さら
に、テンシヨンローラの張力調整は、ローラの両
端のネジハンドルで行う方式であり、ベルト交換
時、作業に手間どる等の問題点があつた。
本考案は、従来の研摩機の上記問題点に鑑みて
提案されたもので、その目的とするところは、モ
ータ及び集塵手段を本体内に組込み、その際、で
きるだけコンパクト化して研摩面の変更を容易と
なし、研摩ベルトの交換作業もレバーのワツタク
操作で可能とした木工用卓上ベルト研摩機を提供
しようとするものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本考案は、略矩形箱
状とした本体の前面両側に駆動ローラとテンシヨ
ンローラとを回転自在に配置し、その間に研摩ベ
ルトを無端状に張設し、研摩ベルトの内面にプラ
テンを設け、上記前面を除く本体の5面中の互い
に直交する3面の四隅に脚部材を配置した木工用
卓上ベルト研摩機において、 プラテンの背面の本体内にモータを配置し、駆
動ローラ側の本体に、駆動ローラの略半周分を覆
うダスト収集カバーを固設し、かつ、駆動ローラ
の背面の本体内にダスト収集カバーと連通する集
塵ボツクスを設け、プラテンの背面に、テンシヨ
ンローラを軸支するT形支持杆を、駆動ローラに
対して接近離隔摺動可能に支持させると共に、該
テンシヨンローラの接近離隔摺動用カムをプラテ
ンの背面に枢着し、上記モータを制御するスイツ
チボツクスと、集塵ボツクスから集塵機へ接続す
るダクトの接続口と、上記カムの操作用レバーと
を、本体の前面に直交し、かつ、駆動ローラの軸
線と直交する本体の一側面にまとめて配置し、こ
の側面と反対側の側面及び背面並びにこれらの2
面と直交する1つの側面の四隅に脚部材を配置し
たものである。
〔作 用〕
本体の前面を上向きにして卓上に載置すると、
水平型として使用でき、スイツチボツクス等の取
付面を上向きにして卓上に載置すると、横垂直型
として使用でき、さらに、本体をテンシヨンロー
ラが上にくるように直立させて卓上に載置する
と、縦垂直型として使用できる。本体の姿勢を上
記3通りに変更する場合、モータは本体内に設置
してあり、取付角度の変更を要しない。また、研
摩作業中に発生する研摩カスは、駆動ローラ側の
ダスト収集カバーから本体内の集塵ボツクス及び
集塵ダストを経て集塵機に集塵される。さらに、
スイツチボツクス、集塵ダクト接続口及びカム操
作レバーを1つの面にまとめて配置したことによ
り、操作性が向上し、かつ、本体の6面中、互い
に直交する3面には脚部材が設置され、残り3面
中、1面が研摩面とされ、この面には操作手段に
よる研摩作業の妨げを排除するのが作業性及び安
全性の面でも好ましく、残り2面中、縦垂直型と
したときの上面に操作手段を取付けると、手がと
どかない場合や危険でもあり、また、この面は他
の面に比べて面積が小さく、この点、前面と直交
し、かつ、駆動ローラの軸線と直交する面は、十
分な設置面積があり、安全性や操作性も良い。ま
た、テンシヨンローラの張力調整は、カム操作用
レバーによりワンタツチで実施できる。
〔実施例〕
第1図及び第2図において、1は略矩形箱状を
なす本体、2は本体1内に取付けられたモータ、
3はプラテン、4はプラテン3の一端に回転可能
に支持された駆動ローラ、5はプラテン3の他端
に回転自在に支持されたテンシヨンローラ、6は
駆動ローラ4とテンシヨンローラ5との間に無端
状に張設された研摩ベルトである。
上記プラテン3は研摩ベルト6に研摩対象物を
押し当てたときのバツクアツププレートとなるも
ので、第2図に示す様に、その一側において、支
持ブラケツト7により本体1に片持状に取付けら
れており、これによつて、研摩ベルト6の取替え
を他側から行えるようになしている。
駆動ローラ4は第3図に最もよく示しているよ
うにプラテン3の一端両側に形成した耳板部3
a,3aに軸受ユニツト8,8を介して回転可能
に支持され、軸4aの一端に取付けたプーリ9と
本体1のモータ2の軸2aに取付けたプーリ10
との間を伝動ベルト11で連結している。
テンシヨンローラ5は、第3図に示す様に、プ
ラテン3の他端背面に設けた摺動ガイド13,1
2に摺動可能に嵌合されたT形支持杆13の両端
2又部13a,13aに一端をピン14で枢着
し、他端をネジハンドル15で位置調整可能に支
持された軸5a上に回転自在に支持されている。
このネジハンドル15は研摩ベルト6の片寄走行
を修正するためのものである。上記T形支持杆1
3の基端はカム16に直接又は板バネ(図示せ
ず)を介して当接されており、このカム16はプ
ラテン3の背面に枢軸17で枢着されたレバー1
8に一体に取付けられており、このレバー18を
回動操作することにより、上記カム16を介して
T形支持杆13が出没せしめられ、研摩ベルト6
の取替え時等にはT形支持杆13を介してテンシ
ヨンローラ5をプラテン3の他端方向に向けて没
入させて研摩ベルト6を弛るめ、新しいものと交
換し、再びレバー18でテンシヨンローラ5を突
出させて新しい研摩ベルト6に所定のテンシヨン
を与えるものである。
第1図及び第2図において、19は駆動ローラ
4側の端部を包囲する如く配置したダスト収集カ
バーであつて、集塵ボツクス20と一体に形成さ
れ、この集塵ボツクス20は本体1の上記駆動ロ
ーラ4側の側面に取付けられている。この集塵ボ
ツクス20は、ダクト接続口21を有し、ダクト
22を介し、集塵機(図示せず)に接続されてい
る。
第1図において、23はモータ22のON−
OFF用のスイツチボツクスであつて、これらス
イツチボツクス23、ダクト接続口21、レバー
18は本体1のすべて同じ面側に向けて設けてあ
ることも注目されるべきである。特に、この面
は、駆動ローラ4の軸方向と直交する2面のうち
の一方の面に集約されているのである。
尚、第1図において、24は作業テーブルであ
つて、研摩対象物を載置し、研摩ベルト6面に作
業者が手で押し当てるためのガイド台となるもの
で、本体1の前面の3つの位置に取付位置を変更
し得るように取付けるもので、予め本体1の前面
の3つの位置にボルト孔等を設けておき、使用形
態変更時、ボルトにより取付けの向きを代えて作
業し易い位置に固定できるようにするものであ
る。
次に、脚部材の取付位置について説明する。
先ず、1つは、本体1の背面Aの四隅に脚部材
A1,A2,A3,A4を取付ける。この背面Aを支持
面として卓上に設置すると、本ベルト研摩機を水
平形として使用でき、作業テーブル24も研摩ベ
ルト6面と平行にした本体1に取付け直すのであ
る。
次に、駆動ローラ4の軸方向と直交する2面
B,Dのうちの一方の面Dは、既に前述したよう
に、スイツチボツクス23、ダクト接続口21、
レバー18の設置面として使用されているから、
他方の面Bの四隅に脚部材B1,B2,B3,B4を取
付ける。この面Bを支持面として卓上に設置する
と、本ベルト研摩機を横垂直形として使用でき、
作業テーブル24は研摩ベルト6面と直交して本
体1に取付ければよく、第1図がこの状態を表し
ている。
また、残る面は、2つしかなく、そのうちの一
方の面を利用する。即ち、研摩ベルト6の走行方
向と直交する2面C,Eであり、そのうち、一方
の面Cを利用し、この面Cの四隅に脚部材C1
C2,C3,C4を取付ける。この面Cを支持面とし
て卓上に設置すると、本ベルト研摩機を縦垂直型
として使用でき、この場合には、作業テーブル2
4は研摩ベルト6面と直交する方向で、かつ、駆
動ローラ4の軸線と平行な方向に向けて本体1に
取付ければよい。
上記C面は図の実施例では駆動ローラ4側の面
としたが、これは、研摩ベルト6のスパン(駆動
ローラ4とテンシヨンローラ5の軸間距離)を本
体1のいずれの辺よりも大きくしやすいこと、駆
動ローラ4はモータ2と連結されるため、位置が
固定されること、及び、固定される駆動ローラ4
側にダスト収集カバー19を配置する方が設計上
及びテンシヨンローラ5の調整が容易となり、研
摩ベルト6は、その表面側において、ダスト収集
カバー19側に向けて走行駆動され、縦垂直型で
使用される場合には、研摩ベルト6の表面におけ
る走行駆動方向は上から下へ下向きに走行させる
方が安全かつ便利であること等の利用からであ
る。
尚、上記実施例では脚部材を、ゴム脚として示
しているが、これは、他の脚部材、例えば、車輪
型、自在車輪型その他の形式のものを使用しても
よい。
〔考案の効果〕
本考案によれば、モータと集塵ボツクスを本体
内の背部に並べて配置でき、略矩形箱状本体内の
スペースを有効利用できる。また、スイツチボツ
クス、カム操作用レバー及び集塵ダクト接続口
を、本体の前面と直交し、かつ、駆動ローラの軸
線と直交する面に配置したから、操作性が良く、
本体の姿勢変更時の妨げとならず、かつ、モータ
の取付角度の変更も必要でなく、さらに研摩ベル
トの交換時、レバーのワンタツチ操作でテンシヨ
ンローラを出没させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る木工用卓上ベルト研摩機
の一使用形態、即ち、横垂直型として使用した場
合の全体の斜視図、第2図は縦垂直型として使用
した場合の全体の側面図、第3図はプラテンに付
属する部材の関係構造を示すプラテン背面図であ
る。 1……本体、2……モータ、3……プラテン、
4……駆動ローラ、5……テンシヨンローラ、6
……研摩ベルト、19……ダスト収集カバー、2
0……集塵ボツクス、A1〜A4,B1〜B4,C1〜C4
……脚部材。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 略矩形箱状とした本体の前面両側に駆動ローラ
    とテンシヨンローラとを回転自在に配置し、その
    間に研摩ベルトを無端状に張設し、研摩ベルトの
    内面にプラテンを設け、上記前面を除く本体の5
    面中の互いに直交する3面の四隅に脚部材を配置
    した木工用卓上ベルト研摩機において、 プラテンの背面の本体内にモータを配置し、駆
    動ローラ側の本体に、駆動ローラの略半周分を覆
    うダスト収集カバーを固設し、かつ、駆動ローラ
    の背面の本体内にダスト収集カバーと連通する集
    塵ボツクスを設け、プラテンの背面に、テンシヨ
    ンローラを軸支するT形支持杆を、駆動ローラに
    対して接近離隔摺動可能に支持させると共に、該
    テンシヨンローラの接近離隔摺動用カムをプラテ
    ンの背面に枢着し、上記モータを制御するスイツ
    チボツクスと、集塵ボツクスから集塵機へ接続す
    るダクトの接続口と、上記カムの操作用レバーと
    を、本体の前面に直交し、かつ、駆動ローラの軸
    線と直交する本体の一側面にまとめて配置し、こ
    の側面と反対側の側面及び背面並びにこれらの2
    面と直交する1つの側面の四隅に脚部材を配置し
    たことを特徴とする木工用卓上ベルト研摩機。
JP2093284U 1984-02-15 1984-02-15 木工用卓上ベルト研摩機 Granted JPS60134543U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2093284U JPS60134543U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 木工用卓上ベルト研摩機

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JP2093284U JPS60134543U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 木工用卓上ベルト研摩機

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Publication Number Publication Date
JPS60134543U JPS60134543U (ja) 1985-09-07
JPH0141559Y2 true JPH0141559Y2 (ja) 1989-12-07

Family

ID=30511871

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2093284U Granted JPS60134543U (ja) 1984-02-15 1984-02-15 木工用卓上ベルト研摩機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5009578B2 (ja) * 2006-09-25 2012-08-22 重松工業株式会社 選別装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5264091A (en) * 1975-11-21 1977-05-27 Martin Ronald Belt type sander attachment for use in portable power drill

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JPS5264091A (en) * 1975-11-21 1977-05-27 Martin Ronald Belt type sander attachment for use in portable power drill

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JPS60134543U (ja) 1985-09-07

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