JPH0140681Y2 - - Google Patents

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JPH0140681Y2
JPH0140681Y2 JP1982079776U JP7977682U JPH0140681Y2 JP H0140681 Y2 JPH0140681 Y2 JP H0140681Y2 JP 1982079776 U JP1982079776 U JP 1982079776U JP 7977682 U JP7977682 U JP 7977682U JP H0140681 Y2 JPH0140681 Y2 JP H0140681Y2
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ink
buffer
signal
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purging
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JP1982079776U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えばオンデマンド型インクジエツト
記録装置のパージング装置に関するものである。
従来のオンデマンド型インクジエツト記録装置
のパージング方式は大別して次の2つのものがあ
つた。
(1) インクタンクを直接手で押圧することによ
り、インクをノズルより噴射させて、ノズル先
端に付着している固形物を排除する方式 (2) 加圧されたインクタンクからバルブを通して
インクを印字ヘツドに導き、印字時及びパージ
ング時にバルブを複雑にコントロールしてイン
クタンクからの加圧インクをノズルから噴射さ
せて固形物を排除する方式 ところで印字ヘツドの印字上の点からいうと、
インク圧力を印字中一定に保つ必要性からインク
タンクはキヤリツジ上に載置してキヤリツジと一
緒に移動する方式をとるのが望ましいが、その場
合にはキヤリツジのコントロールが複雑となり重
量も重くなつてコストが高くなる欠点があり、特
に(1)に方法ではその都度プリンタの筐体を開いて
インクタンクを押圧しなければならず、手間がか
かるという欠点があつた。
本考案の目的は、上記した従来技術の欠点をな
くし、キヤリツジの外側に別置された加圧インク
機構を利用してパージングを行う構造の簡単な、
キヤリツジに負担をかけないパージング装置を提
供することにある。
また、前記加圧インク機構もインクタンクを押
すバネの力を利用するだけで何ら特別の装置を必
要としない簡単な構造で廉価なパージング装置を
提供することにある。
本考案によれば、キヤリツジとは別に設けら
れ、内部に加圧されたインクを有するインクタン
クと、該キヤリツジ上に印字ヘツドと共に搭載さ
れるインクバツフアと、該バツフアと前記タンク
との中間に設けられたインク供給用電磁バルブ
と、前記バツフアの上部空気層を任意の時点で大
気に開放するために設けられた大気開放用電磁バ
ルブとから構成され、前記バツフア内のインク量
に応じてインクを供給すると同時に前記大気開放
用電磁バルブを閉じてインク供給用電磁バルブを
開くことにより、容易にパージングを行うことが
できる。
以下、図面に従つて本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案装置の概略構成を示すものであ
る。1はオンデマンド型の印字ヘツド、2はイン
クタンク、3はインクバツフア、4は可撓性のチ
ユーブ7,8を介してタンク2とバツフア3を接
続するインク供給用電磁バルブである。または5
は前記タンク2の上部を大気に開放するための電
磁バルブであり、前記印字ヘツド1、バツフア3
及び大気開放用電磁バルブ5はキヤリツジ6上に
塔載されている。また前記バツフア3には3個の
電極9,10,11が設けられており、夫々C,
S1,S2端子と連結して外部に信号を取り出すこと
ができる。また前記バツフア3の内部には後述す
るように前記電極9と電極10の両者のレベルの
間にインク12の上面が来るようにインク12が
満たされるように制御されている。
前記タンク2内のインク12はスプリング14
により押圧されるピストン13により加圧され
る。
第2図は本考案装置の制御部を示すブロツク図
で、信号CS1は前記インクバツフア3内のインク
12が消費され、その上面が供給開始レベル検出
用電極10以下になつた時に論理値1として発生
される信号、信号CS2はタンク2からバツフア3
内にインク12が供給されてその上面が供給停止
レベル検出用電極9に到達した時に論理値1とし
て発生される信号である。また信号PURGEはパ
ージング時に論理値1として発生されるレベル信
号、信号P.STAT及びP.ENDは夫々パージング
開始時及び終了時に論理値1として発生されるパ
ルス信号であり、信号GRはリセツト信号であ
る。
印字時、印字ヘツド1からインク粒子が噴射さ
れ、バツフア3内のインク12が消費されてその
レベルが電極10以下になると電極10及び11
間の電導度が低下(通常はインク12により電極
10,11間は導電状態にある)し、前記信号
CS1が論理値1になる。該信号CS1によりモノマ
ルチ21がトリガされると共にフリツプフロツプ
(以下F/Fという)24がオアゲート30を介
してセツトされる。該F/F24の論理値1の1
側出力VD1によりアンプ26を介して供給用電
磁弁4が開くように駆動される。この結果、タン
ク2内のインク12がバツフア3内に供給され
る。
バツフア3内への供給が進み、インク12の上
面が再び電磁10のレベルまで上昇すると前記信
号CS1は再び論理値0となる。更に供給が進みイ
ンク上面が電極9のレベルに達すると電極9及び
11間が導通し、前記信号CS2が論理値1にな
る。該信号CS2によりモノマルチ22をトリガす
ると共にアンドゲード33を介してF/F24を
リセツトし、前記出力VD1を論理値0に戻す。
この結果、供給用電磁バルブ4は閉じられインク
供給は停止される。インク供給の間、前記大気開
放用バルブ5は開放されており、インク供給によ
つてバツフア3上部の空気をにがすようにしてバ
ツフア3内のインクを加圧しないようにしてい
る。
なお、タンク2内のインク12が空あるいは所
定レベル以下であると、バツフア3のインク上面
は所定時間経過しても電極9のレベルに到達せ
ず、前記信号CS2は論理値0のままであり、モノ
マルチ22がトリガされないと共にF/F24が
リセツトされない。このため、前記モノマルチ2
1の1側出力CT1が論理値0に戻つた時にトリガ
されるモノマルチ23の1側出力すなわちインク
切れブローブ信号PRのタイミングでアンドゲー
ト34がそのゲートを開き、論理値1のインクエ
ンプテイ信号IEを発生する。また前記F/F2
4は前記出力CT1が論理値0に戻るタイミングで
インバータ35及びオアゲート30を介してリセ
ツトされる。
従つて、前記モノマルチ21の時定数T1は、
インク12が電極10から9に到達するのに必要
な時間より十分長い時間に設定される。またモノ
マルチ22の時定数T2は、前記信号CS2が論理値
1になつてから前記出力CT1が論理値0に戻るま
での時間より長くなるように設定される。すなわ
ち、バツフア3内へのインク供給は印字時に行わ
れインク供給時にもインク12が消費されるか
ら、前記信号CS2はいつ論理値が0に戻るか不定
であり、前記ブローブ信号PRのタイミングで信
号CS2を監視してタンク2内のインク量が充分か
否かの検出はできない。このためモノマルチ22
により所定時間内に電極9のレベルまで供給され
たことを記憶し、その1側出力CT2をインバータ
37を介してアンドゲート34の他方の入力端に
加えるようにしたものである。
以上がインク供給時の説明であるが、次にパー
ジング時について説明する。パージング開始時に
発生する前記信号P.STATによりF/F25が
セツトされると共にその後遅延回路28を介して
F/F24がセツトされる。F/F25のセツト
によりアンプ27を介して大気開放用電磁弁5が
閉じるように駆動される。またF/F24のセツ
トにより上記と同様に供給用電磁弁4が開くよう
に駆動される。このため、バツフア3が大気から
遮断された後にタンク2からの加圧されたインク
12がバツフア3内に供給されるようになる。バ
ツフア3は密封されているのでその空気層は圧縮
され、そのインク圧はタンク2のインク圧力と等
しくなり、このインク圧力により前記印字ヘツド
1のノズルよりインクを噴出させる。この結果、
ノズル先端に付着している固形物等が排除され、
パージングが行われる。
パージング時には前記バツフア3内には一時的
に電極9のレベルを越えてインク12が供給さ
れ、前記信号CS2が発生することがある。しか
し、アンドゲート33はその入力にインバータ3
6を介して信号PURGEが加えられているので、
そのゲートを開くことがなく、F/F24が信号
CS2によつてリセツトされることはない。
パージングが終了すると、信号P.ENDにより
F/F24がリセツトされて供給用電磁弁4を閉
じ、次にF/F25が遅延回路29を介して、リ
セツトされて大気開放用電磁弁5を開き、バツフ
ア3内の圧力を下げる。
上記実施例においてはインクタンク2につい
て、スプリング14でピストン13を押し上げ内
部のインク12を加圧する構造としたが、インク
タンク2については何らこの構成に制限されるも
のではない。すなわち、例えばゴム袋にインク1
2を加圧して入れ、その復元力を利用するように
してもよい。
本考案は上記のように構成したから、加圧イン
ク機構はキヤリツジの外側に別置することができ
て、キヤリツジの構造を簡単にすることができ、
かつキヤリツジの重量も軽量化できて、記録速度
の向上、印字性能の向上等の工業上の到点が大き
い。
上記の到点に加えてポンプ等の特殊な加圧機構
を必要とせず、装置の簡便化、コストの低減化に
大いに寄与し、工業上の利点は極めて大なるもの
がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案装置の一実施例を示す概略構成
図、第2図は制御部の一実施例を示すブロツク
図、第3図は第2図の動作説明用タイムチヤート
である。図において、1は印字ヘツド、2はイン
クタンク、3はインクバツフア、4は供給用電磁
弁、5は大気開放用電磁弁、6はキヤリツジ、9
〜11はレベル検出用電極、12はインク、21
〜23はモノマルチ、24,25はF/F、2
6,27はアンプ、28,29は遅延回路、30
〜32はオアゲート、33,34はアンドゲー
ト、35〜37はインバータである。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 インクを収納し、所定圧力で該インクを供給す
    るインクタンクと、印字位置に沿つて往復走行す
    るキヤリツジ上に載置され、インク粒子を噴射す
    る印字ヘツドと、該キヤリツジ上に載置され、前
    記インクタンクからのインクを一時貯蔵すると共
    に該インクを印字ヘツドに供給するインクバツフ
    アと、インクタンクとインクバツフアとの間に設
    けられたインク供給用電磁バルブと、インクバツ
    フア内の上部空気層と大気との連絡を制御する大
    気開放用電磁バルブと、前記インクバツフア内の
    インク量を検出し、所定量以下の時インク補給を
    指示する信号を発生する第1検出手段と、インク
    バツフア内のインク量を検出し、所定量以上の時
    インク補給停止を指示する信号を発生する第2検
    出手段と、前記第1検出手段からのインク補給指
    示信号により前記インク供給用電磁バルブを開
    き、前記第2検出手段からのインク補給停止指示
    信号によりインク供給用電磁バルブを閉じるイン
    ク供給制御手段とを有し、該インク供給制御手段
    によつてインクバツフア内のインクを所定量に制
    御するようにしたインクジエツト記録装置におい
    て、 パージング開始信号により直ちに前記大気開放
    用電磁バルブを閉じ、パージング終了信号の発生
    から所定時間遅れて大気開放用電磁バルブを開く
    大気開放制御手段と、パージング開始信号の発生
    から所定時間遅れて前記インク供給制御手段を動
    作させてインク供給用電磁バルブを開かせる遅延
    手段と、パージング時前記第2検出手段のインク
    補給指示信号を無効とするゲート手段とを備えた
    ことを特徴とするパージング装置。
JP7977682U 1982-05-28 1982-05-28 パ−ジング装置 Granted JPS58181547U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7977682U JPS58181547U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 パ−ジング装置

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JP7977682U JPS58181547U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 パ−ジング装置

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Publication Number Publication Date
JPS58181547U JPS58181547U (ja) 1983-12-03
JPH0140681Y2 true JPH0140681Y2 (ja) 1989-12-05

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ID=30088950

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JP7977682U Granted JPS58181547U (ja) 1982-05-28 1982-05-28 パ−ジング装置

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52132842A (en) * 1976-04-28 1977-11-07 Gould Inc Ink jet writing apparatus
JPS5774169A (en) * 1980-10-27 1982-05-10 Sharp Corp Ink jet recorder

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS52132842A (en) * 1976-04-28 1977-11-07 Gould Inc Ink jet writing apparatus
JPS5774169A (en) * 1980-10-27 1982-05-10 Sharp Corp Ink jet recorder

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JPS58181547U (ja) 1983-12-03

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