JPH0140635Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0140635Y2
JPH0140635Y2 JP1984157944U JP15794484U JPH0140635Y2 JP H0140635 Y2 JPH0140635 Y2 JP H0140635Y2 JP 1984157944 U JP1984157944 U JP 1984157944U JP 15794484 U JP15794484 U JP 15794484U JP H0140635 Y2 JPH0140635 Y2 JP H0140635Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compression plate
garbage
lower compression
feeding direction
swing arm
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984157944U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6172392U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984157944U priority Critical patent/JPH0140635Y2/ja
Publication of JPS6172392U publication Critical patent/JPS6172392U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0140635Y2 publication Critical patent/JPH0140635Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は脱水装置に関するもので、特にごみ焼
却時における前処理に使用される脱水装置に関す
る。
従来の技術 地方都市のごみ焼却炉においては、水分の多い
厨芥ごみが大部分を占めている。このため助燃に
要する燃料費は大きな負担となつており、厨芥ご
みの脱水を目的とした前処理設備が望まれてい
る。従来のごみ焼却設備における前処理装置とし
ては、破砕機、プレス圧縮機等が使用されてい
る。
考案が解決しようとする問題点 ところで、上記破砕機、プレス圧縮機等による
と、これらは粗大ごみの細分化するためのもの
で、ポリ袋に入れられた厨芥ごみから、水分を効
果的に除去することができないという問題があつ
た。例えば、破砕機によると、ポリ袋を破ること
ができても脱水効果はあまりなく、またプレス圧
縮機によると、脱水効果は十分にあるが、ポリ袋
を破砕できない。
問題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本考案は、ごみ投
入ホツパの下方に、ごみの送り方向前方で上向き
に傾斜するガイドレールに案内されて往復移動自
在な下部圧縮板を設け、該下部圧縮板の上方でご
みの送り方向とは直交する方向の揺動軸に揺動ア
ームを介して支持されて、ごみの送り方向に沿つ
て揺動自在な上部圧縮板を、上記上部圧縮板のご
み送り方向前部で該前部に枢着された前部ピンを
介して上記揺動アームに連結するとともに上記上
部圧縮板のごみ送り方向後部で該後部に設けられ
た長穴に嵌合する後部ピンを介して上記揺動アー
ムに連結して設け、上記下部圧縮板および上部圧
縮板の対向面にそれぞれ突起を設け、上記下部圧
縮板の下方に汚水受槽を設けたものである。
作 用 例えば、上部及び下部圧縮板間に投入されたご
みがポリ袋に包まれていても、これらごみは、下
部圧縮板の上方前方への移動により圧縮され、つ
ぎに上部圧縮板の前方への揺動により前方に送ら
れてさらに圧縮されるとともに、各圧縮板の突起
がごみの送り方向に沿つて互いに擦り合わせる方
向に相対移動して効果的にポリ袋をひき裂いて破
り、上部および下部圧縮板間でポリ袋内のごみの
汚水を効果的に汚水受槽に排水できる。
実施例 以下、本考案の一実施例を第1図〜第3図に基
づき説明する。1はごみ投入ホツパで、架台2の
上部に支持されている。3は投入ホツパ1の下方
位置で複数個並列に配置されると共に矢印Aで示
すように斜め前後方向で往復移動自在にされた下
部圧縮板であり、また4はこの下部圧縮板3上方
位置で複数個並列配置されると共に矢印Bで示す
ように前後方向で揺動自在に支持された上部圧縮
板であり、これら下部及び上部圧縮板3,4によ
つて斜め下向きの圧縮通路5が形成されている。
即ち、下部圧縮板3は、細長状の箱型にされると
共に下面が開放された第1箱枠6と、この第1箱
枠6内前後位置で設けられると共に斜め前方上向
きに傾斜したガイドレール7に案内された一対の
ガイドローラ8と、第1箱枠6上面にボルト止め
されると共に表面に複数個の第1突起9が形成さ
れた板材10と、この板材10の前後方向の位置
調整を行なう調整ボルト11とから構成されてい
る。なお、上記ガイドレール7は左右方向の梁材
12を介して架台2側に支持されている。また、
上部圧縮板4は、上記下部圧縮板3の前寄り上方
位置で左右方向の揺動軸13及び揺動アーム14
を介して支持された細長状の第2箱枠15と、こ
の第2箱枠15内に設けられたカウンタウエイト
16と、上記第2箱枠15下面に複数個取付けら
れた第2突起17とから構成されている。更に、
上記揺動アーム14と第2箱枠15とは、後部に
矢印Cで示すように上下方向で揺動できるように
連結されている。即ち、揺動アーム14は前部ア
ーム14aと後部アーム14bに分岐されると共
に、前部アーム14aと第2箱枠15側のブラケ
ツト18とは前部ピン19を介して連結され、後
部アーム14bとブラケツト18とは、後部ピン
20及びブラケツト18側の長穴21を介して連
結されている。そして、第3図に示すように、上
記第1突起9は、第2突起17と協動してポリ袋
を破ることができるように、後部が三角形状に尖
らされており、また下部圧縮板3と上部圧縮板4
とはそれぞれ対応して同じ数だけ設けられると共
に、少なくとも下部圧縮板3同志間には、汚水が
通過す得る隙間aが設けられている。22は各下
部圧縮板3を同時に往復移動させる第1駆動装置
で、架台2の後部に軸受23を介して揺動自在に
支持された揺動レバー24と、この揺動レバー2
4と各第1箱枠6の後部連結板部6aとを連結す
る連結部材25と、架台2の後部上方に取付けら
れて上記揺動レバー24を第1駆動レバー26を
介して揺動させる第1油圧シリンダー27とから
構成されている。28は各上部圧縮板4を同時に
揺動させる第2駆動装置で、架台2の前部上方に
取付けられて上記揺動軸13を第2駆動レバー2
9を介して揺動させる第2油圧シリンダー30よ
り構成されている。31は上記下部圧縮板3の下
方位置に設けられた汚水受槽で、ホツパ形状の受
槽本体32と、受槽本体32上面に設けられたス
クリーン33と、受槽本体32の後部傾斜壁32
aに設けられた細目スクリーン34と、受槽本体
32下部に設けられた排出口35とから構成され
ている。36は上記受槽本体32のスクリーン3
3上面に残つたごみを前方に排出するごみ排出装
置で、左右両側に配置されたガイド部材37に案
内されるガイドローラ38を左右に有すると共に
前部にスクリーン33上のごみを押出す押出部材
39aを有する排出板39と、架台2後方にブラ
ケツト40を介して支持されると共に矢印Dで示
すように上記排出板39を前後方向で往復移動さ
せる第3油圧シリンダー41とから構成されてい
る。なお、42及び43は投入ホツパ1の下方及
び下部圧縮板3の連結板部6aにそれぞれ揺動可
能に軸支されたごみのガイド板、44は下部圧縮
板3の下方位置に設けられた傾斜板、45は受槽
本体32の前端に設けられたごみ排出用ガイド板
である。
次に、作用について説明する。
下部及び上部圧縮板3,4がそれぞれの駆動装
置22,28により前後方向A,Bに往復移動及
び揺動されている状態において、投入ホツパ1よ
り下部圧縮板3上に投入されたポリ袋に包まれた
厨芥ごみは、第1及び第2突起9,17により、
ポリ袋が破砕されると共に圧縮通路5を通過する
間に圧縮されて水分が除去され、そして焼却炉に
供給される。なお、各突起9,17の動きは、第
1突起9が先に前方に移動し、その後第2突起1
7が移動して、厨芥ごみを前方に送つて圧縮する
とともに、第1突起9および第2突起17がごみ
の送り方向に沿つて互いに擦り合わせ方向に相対
移動することによつてポリ袋をひき裂き、効果的
にポリ袋を破砕できる。なお、後方に戻る時は、
厨芥ごみが戻らないように、先に上部圧縮板4が
後方に揺動される。この時、第2箱枠15の後部
が上方に移動できるため、ほとんどごみを押戻す
ことがなく、また同時に後続の厨芥ごみをのみ込
み易くしている。一方、除去された水分即ち汚水
は、下部圧縮板3間の隙間aよりスクリーン33
上に落下して、ここで汚水に含まれる小さなごみ
が除去される。そして、スクリーン33を通つた
汚水は、受槽本体32内で溜められると共に細目
スクリーン34を通つて排出口35より排出させ
た後、焼却炉内に噴霧されるか又は棄てられる。
なお、スクリーン33上面に残つた小さなごみ
は、ごみ排出装置36により焼却炉内に供給され
る。
考案の効果 上記本考案の構成によると、上面に突起を有す
る下部圧縮板をごみの送り方向前方で上方に傾斜
する方向に移動させた後、下面に突起を有する上
部圧縮板を揺動軸を中心にごみの送り方向前方に
揺動させることにより、各突起をごみ送り方向に
沿つて互いに擦り合わせる方向に相対移動させ
て、厨芥ごみの入つたポリ袋をひき裂き、ポリ袋
内のごみの水分を排出させることができ、十分に
ごみの水分を除去できる。しかも、ごみの中に硬
い物が入つても、上部圧縮板における前部ピンで
連結されたごみ送り方向前部箇所で確実に破砕、
脱水を行える。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すもので、第1図
は全体断面図、第2図は第1図の−矢視図、
第3図は第1図の−矢視図である。 1……投入ホツパ、3……下部圧縮板、4……
上部圧縮板、6……第1箱枠、9……第1突起、
13……揺動軸、14……揺動アーム、15……
第2箱枠、17……第2突起、19……前部ピ
ン、20……後部ピン、21……長穴、22……
第1駆動装置、24……揺動レバー、27……第
1油圧シリンダー、28……第2駆動装置、30
……第2油圧シリンダー、31……汚水受槽、3
2……受槽本体、33……スクリーン、36……
ごみ排出装置、39……排出板、41……第3油
圧シリンダー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ごみ投入ホツパの下方に、ごみの送り方向前方
    で上向きに傾斜するガイドレールに案内されて往
    復移動自在な下部圧縮板を設け、該下部圧縮板の
    上方でごみの送り方向とは直交する方向の揺動軸
    に揺動アームを介して支持されて、ごみの送り方
    向に沿つて揺動自在な上部圧縮板を、上記上部圧
    縮板のごみ送り方向前部で該前部に枢着された前
    部ピンを介して上記揺動アームに連結するととも
    に上記上部圧縮板のごみ送り方向後部で該後部に
    設けられた長穴に嵌合する後部ピンを介して上記
    揺動アームに連結して設け、上記下部圧縮板およ
    び上部圧縮板の対向面にそれぞれ突起を設け、上
    記下部圧縮板の下方に汚水受槽を設けたことを特
    徴とする脱水装置。
JP1984157944U 1984-10-18 1984-10-18 Expired JPH0140635Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984157944U JPH0140635Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984157944U JPH0140635Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6172392U JPS6172392U (ja) 1986-05-16
JPH0140635Y2 true JPH0140635Y2 (ja) 1989-12-04

Family

ID=30715931

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984157944U Expired JPH0140635Y2 (ja) 1984-10-18 1984-10-18

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0140635Y2 (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49105375A (ja) * 1973-02-14 1974-10-05
JPS5914079U (ja) * 1982-07-19 1984-01-27 日晴金属株式会社 空気温度調節機における窓ガラス戸の開閉位置確認装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49105375A (ja) * 1973-02-14 1974-10-05
JPS5914079U (ja) * 1982-07-19 1984-01-27 日晴金属株式会社 空気温度調節機における窓ガラス戸の開閉位置確認装置

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6172392U (ja) 1986-05-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2004521736A (ja) ゴミ自動選別粉砕装置及びその異物選別方法
CN112121911A (zh) 一种可有效去除粉尘的煤矿粉碎装置
US3606265A (en) Fragmentizing apparatus with vertically mounted drum
IT1258935B (it) Impianti per la raccolta e la rimozione di rifiuti solidi urbani e simili
JPH0140635Y2 (ja)
DE3128559A1 (de) Vorrichtung zur grobzerkleinerung von hausmuell
JPS61103717A (ja) スクラツプカツター
JPH1119527A (ja) 石膏ボード廃材の破砕処理装置
EP0486648B1 (en) Equipment for continuous chopping of municipal refuse and other solid wastes in general
CH629118A5 (en) Device for comminuting, in particular waste paper
JPH07527U (ja) 剪断型破砕装置及び圧縮型破砕装置並びに両破砕装置を用いた多段式破砕装置
JPH0368460A (ja) 生ゴミ処理装置
JPH08309212A (ja) コンクリート廃棄材から小石もしくは玉石を得るためのクラッシャー
CN209651008U (zh) 一种防蓬堵装置及设有该装置的垃圾压缩站
CN219942980U (zh) 一种建筑垃圾破碎装置
CN218945172U (zh) 一种垃圾粉碎机
JP3018340U (ja) コンクリート廃棄材から小石もしくは玉石を得るための可搬式クラッシャー
JP2613478B2 (ja) 浚渫物排送装置
JPH0513435Y2 (ja)
JPH04326950A (ja) 細断屑拡散、圧縮装置付き文書細断機、およびその拡散圧縮装置
JPS609564Y2 (ja) 乾灰の加湿送出装置
RU2048393C1 (ru) Мусоровоз
JPH0571636U (ja) 焼却炉へのごみ供給装置
JP2532343Y2 (ja) 破砕機における噛込み難破砕物の排出装置
ATE194126T1 (de) Müllfahrzeug