JPH0140564Y2 - - Google Patents

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JPH0140564Y2
JPH0140564Y2 JP7309684U JP7309684U JPH0140564Y2 JP H0140564 Y2 JPH0140564 Y2 JP H0140564Y2 JP 7309684 U JP7309684 U JP 7309684U JP 7309684 U JP7309684 U JP 7309684U JP H0140564 Y2 JPH0140564 Y2 JP H0140564Y2
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JP
Japan
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link
wiper
roll
pivoted
support
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JP7309684U
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JPS60186903U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本考案は、帯板の圧延ロールあるいは搬送ロー
ラー等に付着する塵埃や剥離片等を除去するため
のロールワイパーに関するものである。
従来技術 帯板の圧延や搬送中において、圧延ロールや搬
送ローラに付着した塵埃や帯板の剥離片を除去
し、帯板の疵付を防止することは生産性及び品質
向上の上で有効である。
このような目的の従来装置、たとえば特開昭49
−37536の固定式ワイパーは、ワイパーの交換に
多大の時間を要し、又特開昭49−119437のクイツ
クオープン式ワイパー及び特開昭52−16452のブ
ラシロール式ワイパーは、装着に大きな設置空間
を必要とするという欠点があつた。
考案の目的 本考案は、上述した欠点を解消するためになさ
れたもので、小さな空間に設置でき、かつロール
交換が容易にできるロールワイパーを提供するも
のである。
考案の構成 以下本考案を図面に示す実施例に基づき説明す
る。
第1図は多段クラスターミルのロール間隙に取
付けられたワークロールのワイパーを示す。第2
図〜第6図はワイパーの構造を示す。
第1図中1は帯板Sの上下より帯板に圧接し、
帯板Sを圧延するためのワークロール、1′はワ
ークロール1の支持ロール、1″は支持ロール
1′を支持するバツクアツプロールである。本考
案によるワイパーWはワークロール1、各ロール
1′,1″、帯板Sの狭隘な空間に設置されてい
る。
第2図〜第6図により本考案のロールワイパー
の構造を説明する。本考案は第1図の帯板Sを狭
んで上下対称形であるため主に上側のみについて
説明する。
2はワイパー部材であり、ワイパーサポート3
に溝を介して挿着され、圧延中はワークロール1
に圧接し、ワークロール交換中はワークロール1
との間に間隙があくように移動可能である。ワイ
パーサポート3の上下及び両端は固定されたスラ
イドベース4に当接し、ガイドされている。5は
Iリンクであり一端を長孔を介して前記ワイパー
サポート3に軸着され、他端をLリンク6に軸着
されている。7はLリンク6に軸着されたバネガ
イド、8は該バネガイド7に嵌合されワイパーサ
ポート3に揺動可能に圧接した圧接バネであり、
該圧接バネはバネガイド7のオネジを介して螺合
された調圧ナツト9によつてその長さを変えるこ
とにより、該圧接バネ8のワイパーサポート3へ
の圧接力を調節可能にしている。
第6図の10はミルハウジング11に固定され
た外筒サポートである。14は外筒サポート10
に挿入固定された外筒であり、第2図の駆動側壁
12及び作業側壁13に当接することによつて固
定されている。15は該外筒14内を軸方向に揺
動可能に挿入されたロツドとしての内筒、4は前
記スライドベースであり、ガイドプレート19及
び外筒に固定されている。16は内筒15の端部
に螺合し、軸方向の移動を止めるように外筒14
に挿入されたスクリユー軸であり、セツトボルト
17にハンドル(図示せず)を嵌合して回転する
と内筒15が軸方向に移動可能である。6は前記
Lリンクであり、内筒15内に架設された取付軸
18に軸着され、外筒14及び内筒15にあけら
れた長孔を貫通し、第6図のガイドプレート19
に突設された固定軸20に軸着支持されている。
該Lリンク6は内筒15のa方向直線移動(第2
図)によつて固定軸20を中心にして矢印b方向
へ揺動する。
なお、Iリンク5はワイパーサポート側のみを
長孔を介して軸着したが、該長孔はLリンク6側
のみまたはワイパーサポート側との両方に設けて
もよい。また、圧接バネ8とIリンク5の取付位
置は左右逆にしてもよい。
考案の作用 ワイパー部材2をワークロール1に押付けるこ
とにより、ワークロール1が回転している時にワ
ークロール1の表面に付着、又は固着した異物を
掻き取る。これによりワークロール1の表面が清
掃される。ワイパー部材2のワークロール1への
押付力は圧接バネ8によつて与えられる。圧接力
は圧接バネ8の縮み代を調圧ナツト9の位置を調
整することにより行う。ワークロール1を交換す
る場合は、セツトボルト17に嵌合したハンドル
(図示せず)を手動回動してスクリユー軸16を
回転させることにより、内筒15をa方向に移動
させ、Lリンク6をb方向に揺動させ、Iリンク
5をc方向に移動させる。ワイパー部材2はC方
向に移動し、ワークロール1の表面からワイパー
部材2を引離してワークロール1を交換するため
の空間をつくる。またワイパー部材2の目づまり
や粗大異物の噛み込み時はワイパー部材の固定用
ナツト(図示せず)を外しワイパー部材2をワイ
パーサポート3から引出して清掃済のもの、ある
いは新品と交換する。ワイパー部材2をワークロ
ール1に圧接する場合は、ハンドル(図示せず)
を逆方向に手動回動させることにより、ワイパー
部材2,Lリンク6,Iリンク7、内筒15を前
記と逆方向に移動させる。
なお本実施例では、Lリンク6の作動を内筒1
5を介して行うようにしたが、内筒15を棒状
(ロツド)としてもよい。また内筒15の作動機
構は本例の他に種々の公知技術を採用可能であ
る。
考案の効果 本考案は、ロール交換時などワイパー部材をロ
ールから引離すための機構を内筒の軸方向移動及
びLリンクを介して伸縮するバネによつて構成し
ているため、簡便でかつコンパクトに構成でき
る。このため例えば多段圧延機などのように設置
スペースに制限のある場所にも設置可能であり、
本考案を多段圧延機に設置することによつて従来
帯板圧延中に発生する帯板表面の押疵、すり疵の
発生率を従来の2〜5%から0.2〜0.5%に減少さ
せることができた。
【図面の簡単な説明】
各図は本考案の実施例を示し、第1図は本考案
を多段圧延機に設置した場合の側面図、第2図は
平断面図、第3図は第2図の一部斜視図、第4図
は第2図のBーB矢視図、第5図は第2図のCー
C矢視図、第6図は第2図AーA矢視図である。 W……本考案によるワイパー、2……ワイパー
部材、3……ワイパーサポート、4……スライド
ベース、5……Iリンク、6……Lリンク、7…
…バネガイド、8……圧接バネ、10……外筒サ
ポート、14……外筒、15……内筒、19……
ガイドプレート、20……固定軸。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸方向に移動可能なロツドと、一端が該ロツド
    に軸着され中央部が固定軸に軸着されるとともに
    他端がIリンクに軸着されたLリンクと、前記I
    リンクに軸着されたワイパーサポートと、前記L
    リンクと前記ワイパーサポートの間に連設された
    圧接バネと、前記ワイパーサポートの上下及び両
    端に当接されたスライドベースとを備え、前記I
    リンクは一端又は両端が長孔を介して軸着されて
    いることを特徴とするロールワイパー。
JP7309684U 1984-05-21 1984-05-21 ロ−ルワイパ− Granted JPS60186903U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7309684U JPS60186903U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 ロ−ルワイパ−

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7309684U JPS60186903U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 ロ−ルワイパ−

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60186903U JPS60186903U (ja) 1985-12-11
JPH0140564Y2 true JPH0140564Y2 (ja) 1989-12-04

Family

ID=30612135

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7309684U Granted JPS60186903U (ja) 1984-05-21 1984-05-21 ロ−ルワイパ−

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JP (1) JPS60186903U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60186903U (ja) 1985-12-11

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