JPH0140291B2 - - Google Patents

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JPH0140291B2
JPH0140291B2 JP53028098A JP2809878A JPH0140291B2 JP H0140291 B2 JPH0140291 B2 JP H0140291B2 JP 53028098 A JP53028098 A JP 53028098A JP 2809878 A JP2809878 A JP 2809878A JP H0140291 B2 JPH0140291 B2 JP H0140291B2
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JP
Japan
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light
distance
receiving element
transistor
pulsed
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JP53028098A
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JPS54121164A (en
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Motonobu Matsuda
Tooru Matsui
Yasuhiro Nanba
Yoshihiro Tanaka
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Publication date
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Publication of JPS54121164A publication Critical patent/JPS54121164A/ja
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  • Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
  • Measurement Of Optical Distance (AREA)
  • Focusing (AREA)
  • Automatic Focus Adjustment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は投光部と複数の受光素子とを備え、
投光部から投射され、かつ測距対象で反射された
光像をどの受光素子で受光したかを制御すること
により測距対象の距離を検出する装置において、
受光素子が受光する定常光と投光部から投射され
測距対象で反射された反射光とを確実に判定しう
るようにした測光回路に関するものである。
この種の距離検出装置においては、受光素子が
受光する定常光と測距対象からの反射光とをどれ
だけ確実に測光回路で判別するかが重要な点であ
る。定常光と反射光との差を大きくすれば良い
が、これを大きくするには投光部からの光量を大
きくしなければならない。しかしながらカメラ等
においては電池を使用するために使用できるエネ
ルギーに限界があり、そのため投光をパルス光と
する方式がたとえば特公昭第48−19250号にて提
案されている。しかしながらこの提案に係る距離
検出装置では、この種の方式において重要な要素
である測光回路の技術内容が乏しく、確実な検出
を行ない得ないものである。
即ちこの種の発光方式の距離検出装置をカメラ
に適用した場合、発光に用いられるエネルギーに
限度があり、発光し得る強度は自ら定まる。発光
素子として通常は発光ダイオード(LED)など
が使用されるが、エネルギーをコンデンサに蓄え
て、一度にすべてを放電させて発光してもせいぜ
い発光ダイオードに流せる電流は数100μ秒で1A
〜2Aどまりであり、それ以上の電流を流すと発
光ダイオードは破壊してしまう。このような発光
源を用いて投光した場合、測距対象の条件にもよ
るが、反射光として返つて来て、受光素子で受光
されたときの光電量は数100PAほどである。これ
に対して昼光下での被写体の定常光による定常電
流は数10nA〜数100nAである。すなわち、この
種の測光回路では定常光に対して1%〜0.1%の
変化を検出する能力が必要である。
これに対して、従来の測光回路は一般に差動増
幅器の入力端子間に受光素子を接続し、差動増幅
器の入、出力間に負帰還になるようにログダイオ
ードを接続している。この場合、定常光が一定で
あれば帰還素子は高抵抗でもよい。しかしなが
ら、カメラのように測距対象(被写体)の輝度が
1000倍〜10000倍にも変化し、測光回路の出力が
1000倍〜10000倍に変化する場合には、その出力
を対数圧縮するので、定常光と反射光の差が1%
から0.1%以下のように微小な場合には両者の判
別が出来ない。
たとえば測光出力が対数圧縮されるようにした
従来の測光回路の場合には定常光に対するパルス
光受光時の測光回路の出力変化は0.01mV〜0.25
mVでありその判別が極めて困難である。
この発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
で、測距対象からの反射光と定常光との差が小さ
い場合にも、反射光を容易にかつ確実に判別し得
る程度に大きい出力を生じる測光回路を提供する
ことを目的とする。この目的のために、この発明
では受光素子とトランジスタとを直列接続し、そ
の両者の接続点に接続した増幅器の出力を記憶す
る記憶回路の出力でトランジスタを制御するよう
に構成してパルス光の発光直前の受光量を記憶し
て、この記憶値を基準として発光中の受光量を判
別することにより、たとえば発光直前と発光中の
光量に対応する受光量の差が500PA程度の場合に
でも1V程度の出力が得られるようにしたもので
ある。
以下にこの発明の実施例を図面とともに説明す
る。
第1図と第2図において、1はカメラ等におけ
る距離検出装置部で、1aは発光部、1bは受光
部である。発光部1aには発光ダイオードなどの
発光素子2とレンズ系3とを備え、発光ダイオー
ド2の発光はレンズ系3を通して被写体に投射さ
れる。受光部1bには被写体からの反射光を受け
るようにレンズ4が設けられるとともに、発光部
1aと受光部1bとの視差によつて被写体距離に
対応して変る結像位置に複数個の受光素子5a,
5b,5c,5dが設けられている。この種の距
離検出方式においては被写体の反射像位置は被写
体までの距離が遠くなるに従つてレンズ4の光軸
位置に近くなる。即ち図示の実施例においては遠
距離の被写体6aによる光線7aはレンズ4の光
軸に一番近い受光素子5aに投射され、順次近距
離になるにしたがつてそれぞれの被写体6b,6
c,6dの光線7b,7c,7dは受光素子5
b,5c,5dにそれぞれ受光される。
なお無限遠点にある被写体からの反射光はどの
受光素子にも受光されない。
次に第2図において、各受光素子5a,5b,
5c,5dの一方の端子は適宜電源8に接続され
るとともに、他方の端子はエミツタ接地のトラン
ジスタ9a,9b,9cおよび9dの各コレクタ
にそれぞれ各別に接続されている。このトランジ
スタ9a,9b,9c,9dのベースエミツタ間
の電圧は被写体の定常光に対して、対数圧縮され
た電圧であり、被写体輝度が倍に変化すると18m
V変化する。
各トランジスタ9a,9b,9c,9dのコレ
クタはFET(電界効果トランジスタ)10a,1
0b,10c,10dのゲートに各別に接続され
るとともに、そのソースは定電流源11に接続さ
れソースフオロワーとして構成され、この各ソー
スには直流増幅器12a,12b,12c,12
dが接続され、各増幅器12a,12b,12
c,12dの出力端子はa,b,c,dにそれぞ
れ出力される一方、スイツチ13a,13b,1
3c,13dをそれぞれ各別に介してトランジス
タ9a,9b,9c,9dのベースに各別に接続
されている。各トランジスタ9a,9b,9c,
9dのベースとエミツタ間にはコンデンサ14
a,14b,14c,14dが接続されている。
この各コンデンサの容量は、発光部1aの発光ダ
イオード2の発光時間(500μsec〜1msec)中は
電圧変動しないようにたとえば1000PF〜3000PF
の容量に選定されている。
スイツチ13aないし13dには発光ダイオー
ドの発光を制御する端子eからのパルスが印加さ
れており、このパルスが該スイツチ13aないし
13dに印加されるとスイツチはオフとなり、そ
の時点での各コンデンサの電圧が記憶されるよう
になつている。
発光部1aにおいて、発光ダイオード2はトラ
ンジスタ16のコレクタに接続され、そのベース
はエミツタ接地のトランジスタ17のコレクタに
接続されている。トランジスタ17のベースは測
距を指示するパルスが印加される入力端子eに接
続されている。またトランジスタ16のエミツタ
と電源端子間には発光電流を充電するためのコン
デンサ18が接続されており、トランジスタ16
がオフの間は抵抗19を介して充電が行なわれ、
かつトランジスタ16のオンによりこのコンデン
サ18の電荷がトランジスタ16を通して発光ダ
イオード2に供給されるようになつている。
上記のごとき構成装置の動作について説明する
と、測距開始前にはスイツチ13aないし13d
はオン状態で、各受光素子5aないし5dの出力
電流はFET10aないし10dを介して増幅器
12aないし12bで増幅され、この出力は各ス
イツチ13aないし13bを介してコンデンサ1
4aないし14bに加えられている。いま測距を
開始するときの適宜な信号により、たとえば数
100μ秒のパルスが入力端子eに印加されるとト
ランジスタ17,16がオンとなり、コンデンサ
18の電荷はトランジスタ16を通して発光ダイ
オード2に流れ、この発光ダイオード2は上記の
時間だけパルス光を発する。このパルス光はレン
ズ3を介して被写体に投射される。いまたとえば
被写体が6bのゾーンにあるとすると、その反射
光がレンズ4を通して受光素子5bに投射され
る。
一方、端子eに加わるパルスによつてスイツチ
13aないし13dはオフとなり、その結果コン
デンサ14aないし14dには上記発光ダイオー
ド2の発光直前の受光素子の受光量の対数に比例
した電圧がコンデンサ14aないし14dに記憶
される。
そしてトランジスタ9aないし9dはパルス光
が発する直前の定常光に相当する各受光素子5
a,5b,5c,5dの出力電流を流して、増幅
器12a,12c,12dの出力電圧は第3図に
示すように、発光に関係なく各トランジスタ9
a,9c,9dのベースエミツタ間電圧VBEa
VBEc,VBEdに対応して一定である。
なお第3図においてa,b,c,dはそれぞれ
増幅器12a,12b,12c,12dの出力電
圧、eは入力端子eに加わる電圧、fは受光素子
5bの受光量を示している。これに対し、受光素
子5bは被写体からの反射光を受け出力電流が増
加するが、この増分ΔiBはトランジスタ9bには
流れることが出来ず、FET10bのゲートに対
する他の容量成分、即ち第4図に示すような、受
光素子5の接合容量Cjトランジスタ9のC−E間
容量Ct、FET10のゲート−ソース間容量Cs
ゲートドレイン間容量Cd等を充電して、FET1
0bのゲート電圧を上昇させる。この上昇電圧
ΔVは ΔV=ΔiB×Δt/Cj+Ct+Cs+Cd…… (Δtはパルス光のパルス時間) である。
この電圧ΔVは増幅器12bに印加され、その
出力端子bにはΔV×Av(Avは増幅率)の電圧が
生じる。
いまこの増幅率Av=100、ΔiB=500PA、Δt=
1msec、容量の総和を50PFとすると、Δvは10
mVで端子bには1V(ボルト)の出力が得られ
る。
したがつて受光素子の出力電流の変化が僅かで
あつても端子bには充分に識別出来る値の信号が
得られる。この信号はたとえばフリツプフロツプ
回路(図示せず)などに記憶させることが出来
る。
被写体が他のゾーンにあつた場合も前述と同様
にしてそのゾーンに対応した受光素子の電流の増
分に応じて端子a,b,c,dのいずれかに出力
が得られる。
入力端子eに加わるパルスが消滅すれば、再び
スイツチ13aないし13dはオンとなり、コン
デンサ14aないし14dは受光素子5aないし
5dが受光する定常光に応じた電圧になる。
以上詳述したようにこの発明は、パルス光を被
写体に投光し、その反射光を検出して被写体の距
離検出を行なう装置の測光回路において、発光直
前の反射光の受光量を一時記憶する一方、この記
憶値と発光中の反射光の受光量とを対比すること
によつて被写体がパルス光を受光したがどうかを
検出するようにしたので、定常光の反射光量とパ
ルス光の反射光量との差が小さく、その判別が困
難なこの種の測光方式においても、確実にパルス
光の反射光を検知し得る測光回路を提供できる。
また受光素子とトランジスタとを直列接続した構
成で、抵抗等を用いた分圧回路は使用しないので
正確な測光データを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明が適用される距離検出装置の
要部の概略を投射光と反射光とを合わせて示す
図、第2図はこの発明の一実施例を示す回路図、
第3図は第2図の回路の要部の出力波形図、第4
図は第2図の回路の要部における分布容量を示す
図である。 1a……投光部、1b……受光部、2……発光
素子、3,4……レンズ、5a,5b,5c,5
d……受光素子、9a,9b,9c,9d……ト
ランジスタ、10a,10b,10c,10d…
…FET、12a,12b,12c,12d……
増幅器、13a,13b,13c,13d……ス
イツチ、14a,14b,14c,14d……コ
ンデンサ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 パルス光を投射する投光手段と、 上記パルス光が投射される測距対象からの反射
    光を受けるよう設けられるとともに、投光手段と
    の視差の相違によつて測距対象の距離に応じて生
    じる反射光の結像位置に対応して並べられた複数
    個の受光素子とを備えて、どの受光素子に測距対
    象からの反射光が投射されるかによつて測距対象
    の距離を検出する装置において、 受光素子に直列にコレクタが接続されたトラン
    ジスタと、パルス光の発光直前における受光素子
    の定常受光量に対応した電圧をトランジスタのベ
    ース電圧として保持し、それによつてトランジス
    タのコレクタの電流として定常受光量に対応した
    定常光電流を記憶させる記憶回路と、 受光素子とトランジスタとの接続点に入力端子
    が接続され、パルス発光中のパルス光電流のみを
    増幅する増幅回路とを有することを特徴とする距
    離検出装置の測光回路。
JP2809878A 1978-03-10 1978-03-10 Photometric circuit of distance detector Granted JPS54121164A (en)

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JPS54121164A JPS54121164A (en) 1979-09-20
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59204785A (ja) * 1983-05-09 1984-11-20 Kawasaki Heavy Ind Ltd 光学的検出装置
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