JPH0140226Y2 - - Google Patents

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JPH0140226Y2
JPH0140226Y2 JP12804285U JP12804285U JPH0140226Y2 JP H0140226 Y2 JPH0140226 Y2 JP H0140226Y2 JP 12804285 U JP12804285 U JP 12804285U JP 12804285 U JP12804285 U JP 12804285U JP H0140226 Y2 JPH0140226 Y2 JP H0140226Y2
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JP
Japan
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temperature control
frames
control device
equipment
control panel
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JP12804285U
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JPS6236588U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (考案の利用分野) 本考案は、温度制御機器等の機器を、取付板に
取り付けるための、機器取付具の改良に関するも
のである。
(考案の背景) 従来、温度制御機器等の機器を制御盤等に取り
付ける場合、ネジを用いる方法が一般的にとられ
ている。これを温度制御機器の場合について説明
すると、制御盤には温度制御機器本体が貫入する
穴が設けられている。温度制御機器前面に設けら
れた表示部は、温度制御機器本体より大きくつく
られているため、温度制御機器本体を制御盤の穴
に貫入させ、制御盤の裏側において、ネジを締め
ると、温度制御機器本体に対し、制御盤の表側か
ら裏側へ向かう向きの荷重を加えてやることにな
り、温度制御機器の表示部が制御盤に圧接し、温
度制御機器本体が制御盤に固定されるわけであ
る。
ところが、従来のこの方法だと、ネジと締めす
ぎた場合、温度制御機器本体に対して適正値を越
えた荷重が加えられてしまい、通常プラスチツク
製である温度制御機器本体のケースにゆがみが生
じ、その影響が内部機構に及んで、温度制御機器
の精度を低くする原因となつてしまう。更に、ネ
ジ止めであるために、取付け作業が面倒であると
いう問題点もあつた。
(考案の目的) 本考案の目的は、上述した問題点を解決し、機
器に対して悪影響を及ぼすことがなく、取付け作
業が簡単で、しかも耐久性に優れた、機器取付具
を提供することである。
(考案の特徴) 上記目的を達成するために、本考案は、機器が
挿入される平行な二つのプラスチツク製の枠体
と、該枠体に一体に成形されて、該枠体を弾性的
に連結するプラスチツク製の弾性連結体と、前記
二つの枠体のうちの一方に設けられ、前記機器と
結合する固定部材と、前記二つの枠体の間に圧縮
可能に取り付けられたコイルスプリングとから成
り、以て、二つの枠体相互間の接近によつて生ず
る弾性連結体及びコイルスプリングの復元力を、
機器を取付板に取り付ける力として用い、且つ弾
性連結体の復元力の温度変化、経年変化をコイル
スプリングによつて補うようにしたことを特徴と
する。
(考案の実施例) 第1図に、本考案の一実施例によつて温度制御
機器を制御盤に取り付けた状態を示す。
制御盤1に設けられた穴2には、温度制御機器
本体3が貫入され、穴2より径の大きい温度制御
機器表示部4は制御盤1の盤面上に表出してい
る。この状態で、機器取付具5により、温度制御
機器は制御盤1に取り付けられる。
機器取付部5の詳細を第2〜6図により説明す
る。
機器取付具5の主要部分であるプラスチツク成
型部分の正面、側面及び底面を、第2〜4図に示
す。互いに平行な二つの枠体6,7は前後に配置
される。枠体6,7の四つの辺は、四つの山形の
弾性連結体8により連結されている。枠体6,7
の上辺左側及び下辺右側には、スプリング保持部
9a,9b及び10a,10bが形成される。ス
プリング保持部9a,9b,10a,10bの内
部には、スプリング装填穴11a,11b,12
a,12bが設けられると共に、スプリング保持
部9b,10bの内部には、スプリング装填穴1
1b,12bにそれぞれ連通する小径穴13,1
4が設けられる。
スプリング装填穴11a,11bには、第5図
に示されるように、金属製のコイルスプリング1
5が装填され、コイルスプリング15の端部は、
巻き方向に応じてどちらかの溝16a又は16b
(第2図)にはめ込まれる。同様に、スプリング
装填穴12a,12bには、金属製のコイルスプ
リング17(第1図)が装填され、コイルスプリ
ング17の端部は、巻き方向に応じてどちらかの
溝18a又は18b(第2図)にはめ込まれる。
枠体7の上辺及び下辺の内側には、温度制御機
器本体3と結合する固定部材19(第2図)が設
けられる。固定部材19は、枠体7の上辺及び下
辺に設けられた二つの切込み溝20(第4図)の
間に形成された鋸歯状のもので、第6図に示され
るように、温度制御機器本体3のケース21に設
けられた係合穴22に係合する。第6図から明ら
かなように、固定部材19の反対側(外側)に溝
23が形成されて、固定部材19がフレキシブル
に係合穴22との係合又は離脱ができるようにな
つている。また、固定部材19後方の枠体7の端
縁部は厚さが薄くなつていて、ケース21との間
に間隙24が形成されるようになつている。その
ため、固定部材19を係合穴22から外す時に
は、この間隙24にドライバを挿入し、こじるこ
とによつて、容易に固定部材19を外すことがで
きる。
枠体6,7、弾性連結体8、スプリング保持部
9a,9b,10a,10b及び固定部材19
は、プラスチツクにより一体成形される。
第1図に戻り、機器取付具5による取付け手順
を説明する。
制御盤1の穴2に貫入された温度制御機器本体
3へ後方から機器取付具5を挿入し、第1図の左
側方向へ移動させる。枠体6が制御盤1につきあ
たつた後も(この時の枠体7の後端縁の位置を二
点鎖線で示す)、さらに弾性連結体8及びコイル
スプリング15,17を押し縮めながら枠体7を
左側方向へ移動させると、固定部材19が温度制
御機器本体3のケース21の係合穴22に係合
し、枠体7の位置が固定される。押し縮められる
ことによつて弾性連結体8及びコイルスプリング
15,17に生じる弾性復元力が、適正な荷重と
なつて温度制御機器本体3及び制御盤1に加わ
る。これにより、温度制御機器表示部4が制御盤
1に圧接され、温度制御機器が制御盤1に固定さ
れることになる。
本実施例によれば、取付けを行つた時に、温度
制御機器本体3に加わる荷重は、いつも一定で、
適正なものであり、荷重が大きすぎて温度制御機
器本体3の内部機構に悪影響を及ぼすことがな
い。また、取付け作業が、手で押し込むだけのワ
ンタツチ式で、何の工具も必要とせず、非常に簡
単である。
また、弾性連結体8の弾性が、温度上昇或いは
経年によつて小さくなつても、コイルスプリング
15,17のバネ力によつて補強されているの
で、安定的な取付け力を長期間保証することがで
きる。
温度制御機器を強固に制御盤1に固定する必要
のある場合には、第7図に示されるように、スプ
リング保持部9b,10bの後方から小径穴1
3,14にタツピングビス25をねじ込み、その
先端を制御盤1に圧接させる。これによつて、タ
ツピングビス25の締付け力が取付け力として作
用し、取付けが一層強固になる。
(変形例) 本考案は、温度制御機器の取付けに限定されな
いことは言うまでもない。また、本考案は、制御
盤への取付けのみならず、取付板へ穴をあけ、こ
の穴に機器を取り付ける場合に、有効である。
弾性連結体8の数は四つには限らず、例えば二
つでもよい。コイルスプリング15,17の数も
二つには限らず、例えば四つでもよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案によれば、機器が
挿入される平行な二つのプラスチツク製の枠体
と、該枠体に一体に成形されて、該枠体を弾性的
に連結するプラスチツク製の弾性連結体と、前記
二つの枠体のうちの一方に設けられ、前記機器と
結合する固定部材と、前記二つの枠体の間に圧縮
可能に取り付けられたコイルスプリングとから成
り、以て、二つの枠体相互間の接近によつて生ず
る弾性連結体及びコイルスプリングの復元力を、
機器の取付板に取り付ける力として用い、且つ弾
性連結体の復元力の温度変化、経年変化をコイル
ススプリングによつて補うようにしたから、機器
に対して悪影響を及ぼすことをなくし、取付け作
業を簡単にすることができる。しかも、耐久性の
優れたものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の使用状態を示す一
部断面側面図、第2図は本考案の一実施例の主要
部分を示す正面図、第3図は同じく側面図、第4
図は同じく底面図、第5図は本考案の一実施例に
係るスプリング保持部を示す断面図、第6図は本
考案の一実施例に係る固定部材を示す断面図、第
7図は本考案の一実施例に係るスプリング保持部
の別の状態を示す断面図である。 1……制御盤、2……穴、3……温度制御機器
本体、4……温度制御機器表示部、5……機器取
付具、6,7……枠体、8……弾性連結体、9
a,9b,10a,10b……スプリング保持
部、15,17……コイルスプリング、19……
固定部材、21……ケース、22……係合穴、2
5……タツピングビス。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 機器が挿入される平行な二つのプラスチツク製
    の枠体と、該枠体に一体に成形されて、該枠体を
    弾性的に連結するプラスチツク製の弾性連結体
    と、前記二つの枠体のうちの一方に設けられ、前
    記機器と結合する固定部材と、前記二つの枠体の
    間に圧縮可能に取り付けられたコイルスプリング
    とから成る機器取付具。
JP12804285U 1985-08-22 1985-08-22 Expired JPH0140226Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12804285U JPH0140226Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12804285U JPH0140226Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6236588U JPS6236588U (ja) 1987-03-04
JPH0140226Y2 true JPH0140226Y2 (ja) 1989-12-01

Family

ID=31023352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12804285U Expired JPH0140226Y2 (ja) 1985-08-22 1985-08-22

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JP (1) JPH0140226Y2 (ja)

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JPS6236588U (ja) 1987-03-04

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