JPH0140147Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0140147Y2 JPH0140147Y2 JP1985120021U JP12002185U JPH0140147Y2 JP H0140147 Y2 JPH0140147 Y2 JP H0140147Y2 JP 1985120021 U JP1985120021 U JP 1985120021U JP 12002185 U JP12002185 U JP 12002185U JP H0140147 Y2 JPH0140147 Y2 JP H0140147Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- male pin
- contact
- protrusions
- connector
- parallel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000003780 insertion Methods 0.000 claims description 2
- 230000037431 insertion Effects 0.000 claims description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 2
- 238000004891 communication Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 125000006850 spacer group Chemical group 0.000 description 2
- 238000011161 development Methods 0.000 description 1
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
- 238000012805 post-processing Methods 0.000 description 1
- 238000004886 process control Methods 0.000 description 1
- 238000012958 reprocessing Methods 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案は電気コネクタに関し、とくに、雄コネ
クタとソケツトコネクタの取付け面が平行面でな
い場合に適用可能なコネクタに関する。
クタとソケツトコネクタの取付け面が平行面でな
い場合に適用可能なコネクタに関する。
[従来の技術]
近来の通信の発達やOA化によつて、電子、通
信機器の操作をする機会が多く、その操作性の良
し悪しは機器の性能と共に重要な要素となつてい
る。そこで、このような機器の操作のための操作
パネル(キーボード)は一般に傾斜したものが用
いられている。そのような操作パネルの裏面には
プリント基板が取り付けられており、また、操作
パネルの底面にも、電子回路を搭載したプリント
基板が取り付けられるために、両プリント基板は
平行ではなくて、一定の角度を有している。
信機器の操作をする機会が多く、その操作性の良
し悪しは機器の性能と共に重要な要素となつてい
る。そこで、このような機器の操作のための操作
パネル(キーボード)は一般に傾斜したものが用
いられている。そのような操作パネルの裏面には
プリント基板が取り付けられており、また、操作
パネルの底面にも、電子回路を搭載したプリント
基板が取り付けられるために、両プリント基板は
平行ではなくて、一定の角度を有している。
このように一定の角度をなす両プリント基板の
間を接続するためには、第5図に示すようになさ
れていた。
間を接続するためには、第5図に示すようになさ
れていた。
第5図において、20および21は電子部品類
が取り付けられているプリント基板で、23はプ
リント基板21に取り付けられたソケツト・コネ
クタ、24はプリント基板20に取り付けられた
雄コネクタである。
が取り付けられているプリント基板で、23はプ
リント基板21に取り付けられたソケツト・コネ
クタ、24はプリント基板20に取り付けられた
雄コネクタである。
第5図aにおいては、雄コネクタ24の雄ピン
12が角度θ1だけ曲げられており、両プリント基
板20および21は角度θ2をなしているから、θ1
=θ2の関係にある。
12が角度θ1だけ曲げられており、両プリント基
板20および21は角度θ2をなしているから、θ1
=θ2の関係にある。
第5図bにおいては、ソケツト・コネクタ23
のリード25を角度θ3だけ曲げて取り付け、ソケ
ツト・コネクタ23の安定のためにスペーサ26
をプリント基板21との間に挿んでいる。両プリ
ント基板20および21のなす角度はθ4でθ3=θ4
の関係にある。
のリード25を角度θ3だけ曲げて取り付け、ソケ
ツト・コネクタ23の安定のためにスペーサ26
をプリント基板21との間に挿んでいる。両プリ
ント基板20および21のなす角度はθ4でθ3=θ4
の関係にある。
このように、両プリント基板20,21が一定
の角度をなしている場合には、雄ピン12を曲げ
たり、ソケツト・コネクタ23のリード25を曲
げたりして対応していた。
の角度をなしている場合には、雄ピン12を曲げ
たり、ソケツト・コネクタ23のリード25を曲
げたりして対応していた。
[考案が解決しようとする問題点]
このように雄ピンを曲げたり、ソケツト・コネ
クタのリードを曲げて対応することは、完成した
コネクタを再度加工する必要があり、コスト高と
なるばかりか、プリント基板の傾斜角度に応じ
て、種々の角度にピンやリードを曲げたコネクタ
を必要とし、工程管理、在庫管理の面でも問題と
なつていた。
クタのリードを曲げて対応することは、完成した
コネクタを再度加工する必要があり、コスト高と
なるばかりか、プリント基板の傾斜角度に応じ
て、種々の角度にピンやリードを曲げたコネクタ
を必要とし、工程管理、在庫管理の面でも問題と
なつていた。
[問題点を解決するための手段]
本考案はこのような問題点を解決するためにな
されたものであり、雄ピンの挿入に対して、対向
する2つの突起を有するコンタクトであつて、こ
の2つの突起とそれに挿さまれた雄ピンとの接触
断面において2つの突起が平行となるように形成
され、雄ピンはこの接触断面上の一定間隔の平行
な突起間で一定範囲内で自由に傾斜が可能である
ようにし、このコンタクトのマウントされている
絶縁ブロツクの内壁は雄ピンの傾斜によつても雄
ピンの先端が内壁に突き当ることのないように角
窓をあけるなどの逃げ手段を設けた。
されたものであり、雄ピンの挿入に対して、対向
する2つの突起を有するコンタクトであつて、こ
の2つの突起とそれに挿さまれた雄ピンとの接触
断面において2つの突起が平行となるように形成
され、雄ピンはこの接触断面上の一定間隔の平行
な突起間で一定範囲内で自由に傾斜が可能である
ようにし、このコンタクトのマウントされている
絶縁ブロツクの内壁は雄ピンの傾斜によつても雄
ピンの先端が内壁に突き当ることのないように角
窓をあけるなどの逃げ手段を設けた。
[作用]
これによつて雄ピンは一定の範囲内で角度可変
となり、何等の後加工も要せず、管理費用等も不
要であるから、安価なコネクタを実現することが
できる。
となり、何等の後加工も要せず、管理費用等も不
要であるから、安価なコネクタを実現することが
できる。
[実施例]
本考案の一実施例を第1図〜第4図に示し、説
明する。
明する。
第1図aは本考案に係る角度可変コネクタの平
面図、bは正面図、cは側断面図である。
面図、bは正面図、cは側断面図である。
第1図において、10は雄ピンを挿入されるコ
ンタクト、11は雄ピンと接触する突起、13は
コンタクト10をホールドし、コネクタを形成す
る絶縁ブロツク、14は雄ピンの先端を逃がすた
めの角窓である。
ンタクト、11は雄ピンと接触する突起、13は
コンタクト10をホールドし、コネクタを形成す
る絶縁ブロツク、14は雄ピンの先端を逃がすた
めの角窓である。
第2図は詳細を示しており、第2図aにおい
て、コンタクト10の2つの突起11A,11B
の間に点線で示す雄ピン12が傾斜して挿入され
ている。この側断面図(第1図Cに同じ)は第2
図bに示されており、雄ピン12の先端は角窓1
4によつて、絶縁ブロツク13に突き当ることか
ら逃げている。第2図bに示された断面C−Cに
おける突起11A,11Bと雄ピン12の関係を
第3図に示す。このン第3図から明らかなよう
に、雄ピン12の傾斜角度によつて雄ピン12の
断面の位置が平行する突起断面の間で移動しても
常に安定な接触を得ることができる。
て、コンタクト10の2つの突起11A,11B
の間に点線で示す雄ピン12が傾斜して挿入され
ている。この側断面図(第1図Cに同じ)は第2
図bに示されており、雄ピン12の先端は角窓1
4によつて、絶縁ブロツク13に突き当ることか
ら逃げている。第2図bに示された断面C−Cに
おける突起11A,11Bと雄ピン12の関係を
第3図に示す。このン第3図から明らかなよう
に、雄ピン12の傾斜角度によつて雄ピン12の
断面の位置が平行する突起断面の間で移動しても
常に安定な接触を得ることができる。
ここで、雄ピン12としては、その断面が角形
の場合を例示したが、円形であつてもよいことは
明らかであろう。
の場合を例示したが、円形であつてもよいことは
明らかであろう。
また、角窓14は雄ピン14の先端を逃げるも
のであればよいので、絶縁ブロツク内壁に設けた
窪みであつてもよいことは明らかであろう。
のであればよいので、絶縁ブロツク内壁に設けた
窪みであつてもよいことは明らかであろう。
第4図は、本考案に係るコネクタをプリント基
板20に取り付けた場合の嵌合状態を示してい
る。
板20に取り付けた場合の嵌合状態を示してい
る。
[考案の効果]
以上の説明から明らかなように、従来一定の角
度をもつ2枚のプリント基板間をコネクタ接続す
る場合には雄ピンを曲げたり、ソケツト・コネク
タのリードを曲げたりして対処していたが、完成
したコネクタをこのように後処理しなければなら
ず、また、種々の角度に対応するために、管理費
もかさみコストダウンに重大な支障となつていた
が、本考案によるならば、コネクタの製造コスト
を上昇させることなく、しかも一定範囲内で自由
に角度を変えることのできるコネクタを提供する
ものであり、プリント基板の取り付け角度にバラ
ツキがあつても何等の調整をも必要としないもの
で、今後この種のコネクタの需要増大を考慮する
ならば本考案の効果は極めて大である。
度をもつ2枚のプリント基板間をコネクタ接続す
る場合には雄ピンを曲げたり、ソケツト・コネク
タのリードを曲げたりして対処していたが、完成
したコネクタをこのように後処理しなければなら
ず、また、種々の角度に対応するために、管理費
もかさみコストダウンに重大な支障となつていた
が、本考案によるならば、コネクタの製造コスト
を上昇させることなく、しかも一定範囲内で自由
に角度を変えることのできるコネクタを提供する
ものであり、プリント基板の取り付け角度にバラ
ツキがあつても何等の調整をも必要としないもの
で、今後この種のコネクタの需要増大を考慮する
ならば本考案の効果は極めて大である。
第1図は本考案の一実施例を示す図、第2図お
よび第3図は、本考案を説明するための部分拡大
図、第4図は本考案に係るコネクタをプリント基
板に取り付けた場合を示す図、第5図は従来例を
示す図である。 10……コンタクト、11……突起、12……
雄ピン、13……絶縁ブロツク、14……角窓、
20,21……プリント基板、23……ソケツ
ト・コネクタ、24……雄コネクタ、25……リ
ード、26……スペーサ。
よび第3図は、本考案を説明するための部分拡大
図、第4図は本考案に係るコネクタをプリント基
板に取り付けた場合を示す図、第5図は従来例を
示す図である。 10……コンタクト、11……突起、12……
雄ピン、13……絶縁ブロツク、14……角窓、
20,21……プリント基板、23……ソケツ
ト・コネクタ、24……雄コネクタ、25……リ
ード、26……スペーサ。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 雄ピンの挿入に対して、対向する2つの突起
を有し、この2つの突起とそれに挿さまれた前
記雄ピンとが接触する断面において前記2つの
突起が平行となるように形成されたコンタクト
と 前記コンタクトの周辺にあつて絶縁し、前記
雄ピンの傾斜によつても前記雄ピンの先端が突
き当ることのないような逃げ手段を有する絶縁
ブロツクとを有することを特徴とする角度可変
コネクタ。 (2) 前記逃げ手段が、前記平行となつた2つの突
起における平行軸に垂直に交わる前記絶縁ブロ
ツクの壁にあけた角窓である実用新案登録請求
の範囲第1項記載の角度可変コネクタ。 (3) 前記逃げ手段が、前記平行となつた2つの突
起における平行軸に垂直に交わる前記絶縁ブロ
ツクの内壁に設けられた窪みである実用新案登
録請求の範囲第1項記載の角度可変コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985120021U JPH0140147Y2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985120021U JPH0140147Y2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6228387U JPS6228387U (ja) | 1987-02-20 |
JPH0140147Y2 true JPH0140147Y2 (ja) | 1989-12-01 |
Family
ID=31007946
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985120021U Expired JPH0140147Y2 (ja) | 1985-08-05 | 1985-08-05 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0140147Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-08-05 JP JP1985120021U patent/JPH0140147Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6228387U (ja) | 1987-02-20 |
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