JPH0139867B2 - - Google Patents

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JPH0139867B2
JPH0139867B2 JP56153813A JP15381381A JPH0139867B2 JP H0139867 B2 JPH0139867 B2 JP H0139867B2 JP 56153813 A JP56153813 A JP 56153813A JP 15381381 A JP15381381 A JP 15381381A JP H0139867 B2 JPH0139867 B2 JP H0139867B2
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JP
Japan
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gas
accumulator
hydraulic oil
temperature
pressure
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JP56153813A
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English (en)
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JPS5855165A (ja
Inventor
Toyoaki Ueno
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Ube Corp
Original Assignee
Ube Industries Ltd
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Publication date
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  • Supply Devices, Intensifiers, Converters, And Telemotors (AREA)
  • Press Drives And Press Lines (AREA)
  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、ダイカストマシン等の射出回路にお
いて、高速射出を行うために設けたアキユムレー
タへ毎射出サイクルごとに作動油を供給する際の
アキユムレータの充填制御装置に関するものであ
る。
従来より、ダイカストマシンや押出プレスの射
出回路に設けたアキユムレータに、ピストン式ア
キユムレータとガスアキユムレータを組合わせて
使用する場合は、例えば、第1図に示したような
回路が知られている。
第1図において、1はポンプ、2はモータ、3
は射出シリンダ、4は射出シリンダ前後進用の切
替弁、5はピストン5aを摺動自在に内蔵したピ
ストン式アキユムレータ、6はガスアキユムレー
タ、7は高速射出用の弁、8はガスアキユムレー
タ6の下部へ作動油を供給する回路に設けた切替
弁、9は圧力スイツチ、10は圧力計、11はリ
リーフバルブ、12〜16は開閉弁、17は逆止
弁、18はタンクである。
ところが、第1図に示すような従来の装置にお
いては、ガスアキユムレータ6内に最初にガスを
充填したときにガス圧を設定するときや、ガスの
設定圧を変更するときには、開閉弁14を開き、
切替弁8を切替えて、ガスアキユムレータ6内へ
作動油を供給することがあつたが、通常は開閉弁
14を閉じ、切替弁8でも作動油を遮断してお
り、射出サイクルごとに行うアキユムレータへの
作動油の供給は、開閉弁12を開いた状態にして
おいて、ピストン式アキユムレータ5のみへ行つ
ていた。
そして、これら従来の装置においては、特公昭
49−29405号公報や特公昭54−30373号公報に記載
されているように、ピストン式アキユムレータの
要領を小さくすることや、市販ガスボルトからガ
スアキユムレータに窒素ガスを充填する際の充填
時間を短縮することに主眼がおかれていたが、ガ
スの温度変化に対しての配慮はまつたくなされて
いなかつた。
すなわち、ガスアキユムレータ6中に充填して
いる窒素ガスなどのガス体の圧力は、体積を一定
にしておれば、温度変化に比例して変化する。す
なわち、P0を絶対温度T0の時の圧力、P1を絶対
温度T1の時の圧力としたとき、 P1=P0・T1/T0 となる。
ところが、一般にダイカストマシンでは、冬期
には気温10℃程度から作業を開始するし、また、
定常状態での雰囲気温度は50℃程度となる。そし
て、この温度変化に応じて圧力は上昇し、この温
度差による圧力変化の量は約1.14倍となり、ダイ
カスト製品に与える影響は無視できない数値とな
る。しかも、この変化は急速には安定せず、作業
開始から30〜60シヨツト分にわたつて変化し、場
合によつては約半日にわたつて変化する。したが
つて、このことは、製品の歩どまりを低下させる
原因となる。
勿論、従来の装置においても、作動油とガスの
温度上昇に応じて開閉弁14,15をその都度開
閉し、ガスアキユムレータ6中の油量をその都度
手動で調整することも考えられるが、この調整を
毎サイクルごとに、手動式で行うのは事実上不可
能であり、かつ、正確に行うことはできない。
本発明は、これらの欠点をなくし、ガス圧力を
自動調整することにより、作業開始時から安定し
た射出条件で射出し、製品品質の向上を可能にし
たものである。
本発明においては、ピストン式アキユムレータ
とガスアキユムレータを組合わせたアキユムレー
タを備え、ガスアキユムレータへの作動油供給回
路中にガスアキユムレータへの作動油の供給とガ
スアキユムレータからの作動油の排出を行いうる
制御弁を設け、作動油の温度またはガスアキユム
レータ内のガスの温度を検知する温度検知器を備
え、温度検知器からの出力信号によつて制御弁の
作動を制御しうるようにした。
つぎに、図面に示した実施例によつて、本発明
を詳しく説明する。なお、第2〜4図において、
第1図に示した部分と同じ部分は、第1図に示し
た符号と同じ符号で示し、その説明は省略する。
第2図に示した1実施例において、ピストン式
アキユムレータ5の頂部とガスアキユムレータ6
の頂部は互いに連結し、ピストン式アキユムレー
タ5の頂部又は途中には、ピストン式アキユムレ
ータ5内に射出に必要な作動油の量が確保された
位置にピストン5aが来たことを検知するマグネ
ツトスイツチなどの位置検知装置19を設けた。
ただし、この位置検知装置19は必ずしも設ける
必要はなく、ピストン5aをピストン式アキユム
レータ5の頂部に当てるか、機械的ストツパに当
てて止めるようにしても良い。
ピストン式シリンダ5の作動油供給側にあつ
て、運転中は常時開いている開閉弁12のポンプ
1側には逆止弁17aを設け、ポンプ1からガス
アキユムレータ6の底部に作動油を供給する回路
には、ソレノイドa,bを有する電磁切替弁20
である制御弁を設け、作動油の温度またはガスア
キユムレータ6内のガスの温度を検知するための
温度検知器21およびガスアキユムレータ6の圧
力を検知するための圧力検知器26を、電磁切替
弁20と開閉弁14との間の回路に接続して設け
た。ただし、温度検知器21や圧力検知器26は
本来ガスアキユムレータ6中のガス温度や圧力を
検知するためのものであるので、ガスアキユムレ
ータ6の上部又は上方のガスが封入されている部
分に取付けても良いし、ガスアキユムレータ6の
下部又は下方の作動油封入部分に取付けても良
い。22は制御装置であり、温度検知器21によ
つて検知した温度に応じた電気的入力を受け、そ
れに応じて電磁切替弁20のソレノイドa,bを
適宜励磁し、また、圧力検知器26によつて検知
した圧力に応じた電気的入力を受け、それに応じ
て電磁切替弁20のソレノイドa,bを適宜消磁
しうるものである。電磁切替弁20では、ガスア
キユムレータ6への作動油を供給したり、ガスア
キユムレータ6からの作動油をタンク18中へ排
出したりする。23はポンプ1をアンロードさせ
るための切替弁である。
つぎに、第2図に示した装置におけるアキユム
レータの充填制御装置の作動を説明する。
射出作業中は、開閉弁12,13,14は常に
開いておき、開閉弁15,16は常に閉じてお
く。電磁切替弁20を図示したように閉ざしてお
き、作業を始めるためポンプ1を回転させ、開閉
弁12,14を開けば、ピストン式アキユムレー
タ5中のピストン5aが上限に近づき、位置検知
装置19によつて上限を検知する。この場合、ピ
ストン5aの上限位置とは、毎射出サイクルごと
にピストン式アキユムレータ5中に作動油が供給
されてピストン5aが上昇した場合に、その供給
された作動油があらかじめ定められた射出に必要
な量だけ確保されたとき、ピストン5aが、位置
検知装置19の作動又はその他の作用によつて停
止する位置のことであり、この上限位置は、ピス
トン式アキユムレータ5の途中でも良いし、頂部
でも良い。
ピストン式アキユムレータ5の位置検知装置1
9が作動したら、制御装置22にただちに電気的
信号が行き、温度検知器21でその時のガスアキ
ユムレータ6温度を検知し、制御装置22で温度
についての判断を行う。
そして、温度検知器21で検知した温度に応じ
て、電磁切替弁20の切替えを制御する。すなわ
ち、この検知温度が低くて、圧力が規定圧に達し
ていないときは、ホンプ1のローデイングをその
まま保持し、制御装置22を電磁切替弁20のソ
レノイドbを励磁し、ガスアキユムレータ6の底
部へ作動油を供給し、ガスアキユムレータ6内の
ガスの体積をガス温度に比例させて小さくし、ガ
ス圧が規定の圧力に達するまで、この状態を保
つ。そして、圧力検知器26が規定圧力を検知す
れば、ソレノイドbを消磁し、切替弁23を作動
させてポンプ1をアンロードさせる。
一方、温度検知器21で検知した温度が高く
て、圧力が規定圧以上になつているときは、切替
弁23を作動させてポンプ1をただちにアンロー
ドさせ、電磁切替弁20のソレノイドaを励磁さ
せ、ガスアキユムレータ6の底部の作動油を電磁
切替弁20を介してタンク18へ排出させ、ガス
アキユムレータ6内のガスの体積をガス温度に比
例させて大きくし、圧力検知器26で検知したガ
ス圧が規定圧になつたらソレノイドaを消磁させ
る。
勿論、位置検知装置19が作動して温度検知器
21と圧力検知器26でガス温度または油温およ
びガス圧を検知したとき、この温度や圧力が規定
内の温度や圧力であれば、電磁切替弁20を切替
えることなく、従来と同様な作動を行う。
なお、前記例で温度が低く、ガス圧が規定圧に
達していないとき、ガスアキユムレータ6中へ作
動油を供給する場合、ピストン式アキユムレータ
5の底部へも作動油が供給されようとするが、両
方のアキユムレータ5,6中は常に同圧力を保つ
ているので、ピストン5aは下がることはなく、
また、ほとんど動かない。また、温度が高く、ガ
ス圧が規定圧以上になつていて、ガスアキユムレ
ータ6の底部の作動油を電磁切替弁20を介して
タンク18に排出する場合も、逆止弁17aの作
用でピストン5aは下がることはない。したがつ
て、位置検知装置19が作動した後に、ガスアキ
ユムレータ6中の作動油の量が自動的に調整され
てガス圧が調整されても、ピストン式アキユムレ
ータ5中の作動油の量は射出動作に入るまでは規
定量保たれる。
第3図に示す他の実施例では、第2図における
逆止弁17aの代りに開閉用の切替弁24を用
い、ピストン式アキユムレータ5へ作動油を供給
するときは通じさせておき、位置検出装置19で
ピストン5aの位置を検出したら同時にこの切替
弁24を図示したように切替えて遮断し、温度検
知器21と制御装置22と電磁切替弁20の作動
によつて、前記したのと同様な制御を行う。な
お、第3図に示した指示器27としては、第2図
に示した圧力検知器26の代りに、流量測定器を
用い、電磁切替弁20を通つて流入流出した作動
油の量を測定し、その量に応じた時間だけタイマ
を自動的に作動させ、作動油の量を測定し、その
量に応じた時間だけタイマを自動的に作動させ、
ガスアキユムレータ内のガスの体積を所望の値に
しうるようにした。
また、第4図に示した実施例では、射出シリン
ダ3の作動用やピストン式アキユムレータ5への
作動油供給用のポンプ1とは別に、ガスアキユム
レータ6への作動油供給用のポンプ1aを設け
た。2aはモータ、25はポンプ1aアンロード
用の切替弁である。
なお、ピストン式アキユムレータ5は、作動油
が供給される側をポンプ1や射出シリンダ3に連
結し、ガス作用側をガスアキユムレータ6と連結
しておけば、上下さかさまやその他の状態で設置
しておいても良い。
このように、本発明においては、特許請求の範
囲に記載したような構成にし、作動油やガスの温
度変化を無視することなく、この温度変化に対応
して、アキユムレータのガス圧力を自動的に調整
しうるようにし、しかも、この調整を、各射出サ
イクルごとの温度に対応させて行いうるようにし
たので、ダイカストマシン等において、作業開始
後、作動油やガスの温度がまだ比較的に低いとき
でも、ピストン式アキユムレータにおける所定の
湯量を得ることは勿論のこと、所定のガス圧をも
毎回確実容易に得ることができるので、すみやか
に良質の製品を得始めることができる。そして、
作動油等の温度が比較的に高くなつたときでも、
所定のガス圧と油量を自動的に確実容易に得るこ
とができ、常に良質の製品を得ることができる。
なお、ガス圧は作動油が充填完了した時は高く、
射出終了後は低く、1サイクル中に変化するが、
ピストン式アキユムレータ内に規定量の作動油が
供給されたとき、すみやかにガスアキユムレータ
内のガスの体積の調整を行いうるようにしておけ
ば、ガス圧と油量の制御を確実に行うことができ
る。勿論、ガス圧やガスアキユムレータ内のガス
の体積が規定圧や規定量になつた時、ポンプをア
ンロードさせて、省エネルギをはかることも容易
に行える。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の装置の1例を示す油圧回路図、
第2〜4図は本発明の方法を実施するための装置
のそれぞれ異なる実施例を示す油圧回路図であ
る。 1,1a……ポンプ、3……射出シリンダ、
4,8,23〜25……切替弁、5……ピストン
式アキユムレータ、5a……ピストン、6……ガ
スアキユムレータ、7……弁、12〜16……開
閉弁、19……位置検出装置、20……電磁切替
弁、21……温度検知器、22……制御装置、2
6……圧力検知器、27……指示器(流量測定
器)。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ピストン式アキユムレータとガスアキユムレ
    ータを組合わせたアキユムレータを備え、ガスア
    キユムレータへの作動油供給回路中にガスアキユ
    ムレータへの作動油の供給とガスアキユムレータ
    からの作動油の排出を行いうる制御弁を設け、作
    動油の温度またはガスアキユムレータ内のガスの
    温度を検知する温度検知器を備え、温度検知器か
    らの出力信号によつて制御弁の作動を制御しうる
    ようにしたアキユムレータの充填制御装置。
JP56153813A 1981-09-30 1981-09-30 アキユムレ−タの充填制御装置 Granted JPS5855165A (ja)

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JP56153813A JPS5855165A (ja) 1981-09-30 1981-09-30 アキユムレ−タの充填制御装置

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JPS5855165A JPS5855165A (ja) 1983-04-01
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JP5295843B2 (ja) * 2009-04-08 2013-09-18 東芝機械株式会社 液圧装置及び射出装置
DE102014102806A1 (de) 2014-03-03 2015-09-03 Mack Rides Gmbh & Co. Kg Sperrvorrichtung für eine Achse
CN111412186A (zh) * 2020-03-23 2020-07-14 武汉理工大学 一种液压能智能存储与精准传递装置
CN111765150B (zh) * 2020-06-11 2022-03-01 武汉理工大学 一种液压能智能存储与精准传递装置控制系统

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