JPH0139071Y2 - - Google Patents

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JPH0139071Y2
JPH0139071Y2 JP16042782U JP16042782U JPH0139071Y2 JP H0139071 Y2 JPH0139071 Y2 JP H0139071Y2 JP 16042782 U JP16042782 U JP 16042782U JP 16042782 U JP16042782 U JP 16042782U JP H0139071 Y2 JPH0139071 Y2 JP H0139071Y2
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JP
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resistor
transistor
control element
charging
series circuit
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JP16042782U
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【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は例えば密閉形ニツケル・カドミウム
蓄電池用の温度制御式充電装置に関するものであ
る。
従来例の構成とその問題点 従来の例えばニツケル・カドミウム蓄電池を急
速充電する際、放電量が不明な場合には過充電に
よる内圧の上昇、過熱などの状態が発生し得る
が、これは蓄電池の劣化を早めたり過熱による危
険な状態に至らしめたりするので避けなければな
らない。
そのため、従来の温度制御式充電装置は、第1
図に示すように、交流電源1からの入力を降圧ト
ランス2で降圧した後、整流回路3で整流し、こ
の整流回路3の両出力端間にニツケル・カドミウ
ム蓄電池などの二次電池5と開放動作温度TOFF
約45℃で復帰温度TONが約35℃の常閉型のバイメ
タルスイツチ4との直列回路を接続し、このバイ
メタルスイツチ4を二次電池5に近接して配置
し、バイメタルスイツチ4が二次電池5の充電完
了時点の温度を検出して開放することにより二次
電池5の充電を停止するように構成して過充電か
ら二次電池5を保護するようになつていた。
しかし、このような従来の温度制御式充電装置
は、バイメタルスイツチ4の開放動作温度TOFF
復帰温度TONとの差が小さいので、周囲温度20℃
程度の中で充電可能な状態に放置すると、第2図
Aの二次電池5の温度Tの特性および第2図Bの
充電電流Iの特性でわかるように充電を繰り返
し、過充電を行なうおそれがあつた。
考案の目的 この考案は確実に過充電を防止することができ
る温度制御式充電装置を提供することである。
考案の構成 この考案の温度制御式充電装置は、整流電源6
〜8および充電制御素子10の直列回路と、この
整流電源6〜8および充電制御素子10の直列回
路の一端および他端間に接続した二次電池16お
よび逆流阻止ダイオード28の直列回路と、前記
整流電源6〜8および充電制御素子10の直列回
路の一端に自己の一端を接続した第1の抵抗21
と、この第1の抵抗21の他端に自己の一端を接
続した常閉スイツチ26と、この常閉スイツチ2
6の他端にコレクタを接続するとともに前記整流
電源6〜8および充電制御素子10の直列回路の
他端にエミツタを接続した第1のトランジスタ1
8と、前記整流電源6〜8および充電制御素子1
0の直列回路の一端と前記第1のトランジスタ1
8のベースとの間に接続した第2の抵抗22と、
前記第1のトランジスタ18のベースと前記整流
電源6〜8および充電制御素子10の直列回路の
他端との間に接続した第3の抵抗23と、この第
3の抵抗23と並列接続したコンデンサ25と、
前記第1のトランジスタ18のベースにコレクタ
を接続するとともに前記整流電源6〜8および充
電制御素子10の直列回路の他端にエミツタを接
続した第2のトランジスタ19と、前記二次電池
16に近接配置して前記第2のトランジスタ19
のコレクタ側およびエミツタ側のいずれか一方に
介挿したサーモスタツト15と、前記第1の抵抗
21の他端と前記第2のトランジスタ19のベー
スとの間に接続した第4の抵抗24と、前記第1
の抵抗21の他端に自己の一端を接続した第5の
抵抗20と、この第5の抵抗20の他端にベース
を接続するとともに前記整流電源6〜8および充
電制御素子10の直列回路の他端にエミツタを接
続し自己のオン・オフに応答して前記充電制御素
子をオン・オフさせる第3のトランジスタ17と
を備える構成にすることで、二次電池16の充電
完了による温度上昇でサーモスタツト15がいつ
たん開成すればその後サーモスタツト15が閉成
しても再充電は行なわれないようにしている。
実施例の説明 この考案の一実施例を第3図および第4図に基
づいて説明する。この温度制御式充電装置は、第
3図に示すように、交流電源6からの入力を降圧
トランス7で降圧した後、整流電源8で整流し、
整流電源8の出力端には、充電しようとする二次
電池16と充電制御素子10とが直列に接続され
ている。11はサーモスタツト15からの信号を
利用して充電状態を検知する充電検出回路、9は
充電検出回路11からの信号により充電制御素子
10を制御する充電制御回路である。
充電検出回路11は、第4図に示すような構成
である。NPN型トランジスタ17のベースは、
一方の充電出力端12に抵抗21と抵抗20を介
して接続している。トランジスタ17のエミツタ
は他方の充電出力端14に接続し、トランジスタ
17のコレクタは充電制御回路9のコントロール
信号端子13に接続している。前記の抵抗21と
抵抗20の中点は抵抗24を介してNPN型トラ
ンジスタ19のベースに接続している。トランジ
スタ19のエミツタは、二次電池16から熱影響
を受けるサーモスタツト15を介して二次電池1
6のマイナス端子に接続している。一方の充電出
力端12は、抵抗22と抵抗23を介して他方の
充電出力端14に接続し、抵抗22と抵抗23の
中点は、前述のトランジスタ19のコレクタと接
続している。また、抵抗22と抵抗23の中点
は、NPN型トランジスタ18のベースと接続し、
このトランジスタ18のコレクタは、開閉装置2
6を介して抵抗21と抵抗20の中点と接続し、
トランジスタ18のエミツタは他方の充電出力端
14に接続している。また、コンデンサ25は、
抵抗22および抵抗23の中点と充電出力端14
との間に接続している。また、充電表示用の発光
ダイオード27は、抵抗21および抵抗20の中
点と他方の充電出力端14との間に接続してい
る。また、ダイオード28は二次電池16のプラ
ス端と充電出力端12との間に接続している。3
2は電池ブロツクである。
つぎに、動作について説明する。
二次電池16の温度が低い充電初期において
は、常閉形のサーモスタツト15は動作せず、し
たがつてサーモスタツト15は接点が閉じてい
る。この状態で交流電源6よりの出力が印加され
ると、二次電池16が充電されるが、この場合ト
ランジスタ18のベース・エミツタ間にはコンデ
ンサ25が設けられているため、電源投入時、ト
ランジスタ18は遮断状態となつており、したが
つて電流は、抵抗21および抵抗20を介してト
ランジスタ17のベースに流れ、トランジスタ1
7を導通させる。すると、コントロール信号端子
13はLowレベルになるため、制御回路信号に
より充電制御素子10を導通させる。同時に電流
は、抵抗21および抵抗24を介してトランジス
タ19のベースにも流れ、トランジスタ19を導
通させる。このとき、トランジスタ18のベー
ス・エミツタ間は、トランジスタ19により短絡
された状態となるため、トランジスタ18は遮断
状態を保持することになる。
そして、二次電池16の充電が進行し完全充電
に近づくと、二次電池16の内部でガスが発生
し、かつそのガスを吸収する作用が起きるため、
二次電池16の温度は上昇し始める。
そして、そのまま充電を続けると、二次電池1
6の温度はより高くなり、その結果、二次電池1
6の熱影響を受けて動作するサーモスタツト15
は、二次電池16がある一定温度まで温度上昇す
ると動作してその接点を開く。これにより、トラ
ンジスタ19のエミツタは開放状態になるため、
トランジスタ19は遮断する。この時点で、抵抗
22を介してコンデンサ25が充電され、トラン
ジスタ18のベース電位が高まり、トランジスタ
18が導通状態となることによりトランジスタ1
7へのベース電流の供給が停止され、トランジス
タ17は遮断状態となる。
そして、コントロール信号端子13がHighレ
ベルとなり、充電制御素子10を遮断させ、二次
電池16の充電を停止させる。この充電が停止す
ると、二次電池16の温度が低下してサーモスタ
ツト15の接点が閉成されるが、この場合にはト
ランジスタ18が導通し、トランジスタ17が遮
断状態となつているため、二次電池16の充電停
止状態は保持される。
なお、二次電池16の再充電を行なう場合は、
交流電源6を切るか、あるいは常閉形のスイツチ
26を一度開成させることによつて可能となる。
また、抵抗21と抵抗20の中点と充電出力端
14の間に発光ダイオード27を接続することに
よつて、充電表示素子としての役目を果たすこと
ができる。この構成では、電池ブロツク32が接
続され、かつトランジスタ18が遮断状態のとき
のみ、抵抗21を介して発光ダイオード27に電
流が流れるため、二次電池16の充電表示を行な
い、逆にサーモスタツト15が開成され、かつト
ランジスタ18が導通状態のときには、発光ダイ
オード27に電流が流れず、二次電池16の充電
表示は行なわれない。
また、二次電池16のプラス端子と充電出力端
12の間にダイオード28を接続しているので、
充電停止時の二次電池16の放電を防ぐことがで
きる。
このように、この実施例によれば、いつたん充
電が停止すると、サーモスタツト15の状態に関
係なく充電停止状態が保持されるので、二次電池
16の過充電の心配なく充電を行なうことができ
る。すなわち、通電状態で長時間の放置を行なつ
た場合、一度完全充電されて充電電流が遮断され
れば、その後二次電池16の温度が下がつても充
電電流が再度流れることはなく、過充電のない温
度制御式充電が可能となる。また、発光ダイオー
ド27により充電状態を検知することができる。
考案の効果 この考案の温度制御式充電装置によれば、確実
に過充電を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の温度制御式充電装置のブロツク
図、第2図A,Bはその充電特性図、第3図はこ
の考案の一実施例のブロツク図、第4図はその要
部具体回路図である。 6…交流電源、7…降圧トランス、8…整流回
路、9…充電制御回路、10…充電制御素子、1
1…充電検出回路、15…サーモスタツト、16
…二次電池、26…開閉装置、27…発光ダイオ
ード、28…ダイオード、32…電池ブロツク、
17〜19…トランジスタ、20〜24…抵抗、
25…コンデンサ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 整流電源および充電制御素子の直列回路と、
    この整流電源および充電制御素子の直列回路の
    一端および他端間に接続した二次電池および逆
    流阻止ダイオードの直列回路と、前記整流電源
    および充電制御素子の直列回路の一端に自己の
    一端を接続した第1の抵抗と、この第1の抵抗
    の他端に自己の一端を接続した常閉スイツチ
    と、この常閉スイツチの他端にコレクタを接続
    するとともに前記整流電源および充電制御素子
    の直列回路の他端にエミツタを接続した第1の
    トランジスタと、前記整流電源および充電制御
    素子の直列回路の一端と前記第1のトランジス
    タのベースとの間に接続した第2の抵抗と、前
    記第1のトランジスタのベースと前記整流電源
    および充電制御素子の直列回路の他端との間に
    接続した第3の抵抗と、この第3の抵抗と並列
    接続したコンデンサと、前記第1のトランジス
    タのベースにコレクタを接続するとともに前記
    整流電源および充電制御素子の直列回路の他端
    にエミツタを接続した第2のトランジスタと、
    前記二次電池に近接配置して前記第2のトラン
    ジスタのコレクタ側およびエミツタ側のいずれ
    か一方に介挿したサーモスタツトと、前記第1
    の抵抗の他端と前記第2のトランジスタのベー
    スとの間に接続した第4の抵抗と、前記第1の
    抵抗の他端に自己の一端を接続した第5の抵抗
    と、この第5の抵抗の他端にベースを接続する
    とともに前記整流電源および充電制御素子の直
    列回路の他端にエミツタを接続し自己のオン・
    オフに応答して前記充電制御素子をオン・オフ
    させる第3のトランジスタとを備えた温度制御
    式充電装置。 (2) 前記第1の抵抗の他端と前記整流電源および
    充電制御素子の直列回路の他端との間に充電表
    示素子を接続している実用新案登録請求の範囲
    第(1)項記載の温度制御式充電装置。
JP16042782U 1982-10-22 1982-10-22 温度制御式充電装置 Granted JPS5966350U (ja)

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JP16042782U JPS5966350U (ja) 1982-10-22 1982-10-22 温度制御式充電装置

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Publication Number Publication Date
JPS5966350U JPS5966350U (ja) 1984-05-04
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