JPH0424763Y2 - - Google Patents

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JPH0424763Y2
JPH0424763Y2 JP1984088695U JP8869584U JPH0424763Y2 JP H0424763 Y2 JPH0424763 Y2 JP H0424763Y2 JP 1984088695 U JP1984088695 U JP 1984088695U JP 8869584 U JP8869584 U JP 8869584U JP H0424763 Y2 JPH0424763 Y2 JP H0424763Y2
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battery
charging
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section
switching circuit
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【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は被充電電池の過充電防止機能を備えた
電池の充電回路に関するものである。
(ロ) 従来技術 電池の過充電を防止するために電池の所定充電
状態を検出する必要があり、その検出法としては
従来電池の充電電圧を検出する方法及び充電によ
る電池の温度上昇を検出する方法等がある。とこ
ろが一般に充電電圧検出法は回路構成が複雑であ
る欠点があり、また温度検出法は一旦所定の温度
上昇を検出した後、充電電池が遮断又は減少する
ことにより被充電電池の温度が減少して再び大き
な充電電流が流れ、充電が繰返しなされるので過
充電になる虞れがある。
この点に鑑みて従来より様々に改良された充電
回路が提案されてきた。実公昭58−36202号公報
は温度検出法において充電電源の電圧変動に対し
ての誤動作を防ぐようにしたものであり、第2図
にその類似回路図を示す。この公知例では充電器
側に充電開始スイツチを設けず、電池を所定位置
に挿入すれば自動的に充電が開始されるようにな
つておりこの点では便利である。しかしながら充
電終了用のサーモスタツトは充電電流の主電流流
路に接続されているため、大容量の組電池を充電
する場合、大きな電流を前記サーモスタツトへ流
さなければならなくなる。このためサーモスタツ
トの容量を大きくする必要が生じコストアツプの
問題が生じる。
上記公知例の問題点を解消するために充電電流
の主電流流路から側路した回路にサーミスタを設
けたものとして例えば実開昭55−181451号公報に
開示された充電装置がある。しかしこの公知例で
は単に電池を所定位置に設置するだけでは充電が
開始されず、充電開始スイツチを閉成することに
よつて初めて電池の充電が開始されるようになつ
ている。また、電池温度検出用のサーモスタツト
を充電電流の主電流流路に側路して設け且充電開
始スイツチを不用とした充電装置の例として例え
ば実開昭57−122141号公報に開示されている。し
かしこの公知例では、電池を充電するに際して、
まず電池を充電器に接続した後に充電電源を投入
しないと充電できないものであり、操作性に難点
があつた。
(ハ) 考案の目的 本考案は上述の如き従来技術の問題点に鑑みて
成されたものであり、電池の温度を検出して充電
を停止する手段としてのサーモスタツトに充電電
流の主電流を流さず、且充電開始用のスイツチを
必要としないと共に操作性に優れた充電装置を提
供することを目的とするものである。
(ニ) 考案の構成 本考案の充電装置は、充電電源部と、該充電電
源部により充電される電池と、該電池の主電流路
から側路した回路に電気接続され且つ電池と熱的
結合されるサーモスタツトと、前記充電電源部と
電池との充電路に介挿されたスイツチング回路部
と、該スイツチング回路部と並列接続された充電
側路部と、電池と並列に接続された電池電圧を分
圧する分圧回路部と、該分圧回路部の出力に接続
された電圧検出回路部と、前記スイツチング回路
部の導通を制御するゲート付制御素子とを備え、
前記ゲート付制御素子のゲートを前記電圧検出回
路部の出力に接続すると共に、ゲート付制御素子
の主電流路を前記スイツチング回路部の制御端子
と前記サーモスタツトの一端との間に介挿し、電
池の装着により発生する電池電圧を分圧する分圧
回路の出力に伴つて電圧検出回路部が所定の出力
を発し、ゲート付制御素子が導通して前記スイツ
チング回路部がオンし、一方電池温度が上昇して
サーモスタツトが開成するとゲート付制御素子を
強制的に非導通にしてスイツチング回路部をオフ
にしたことを特徴とする。
(ホ) 実施例 以下本考案を第1図に示す充電装置の一実施回
路図に基いて詳細に説明する。1は充電電源とし
ての降圧トランスの二次コイル、2,3は該二次
コイル1の両端に接続される整流用ダイオード、
4は両ダイオード2,3のカソード側に接続され
該ダイオード2,3によつて得られる直流の電流
を平滑する平滑コンデンサ、5はNi−Cd電池等
の被充電電池、6は前記二次コイル1と前記電池
5との間の充電電流流路7に介挿されるスイツチ
ング回路部であり、トランジスタ8と該トランジ
スタ8のベースにコレクタを接続されているトラ
ンジスタ9とにより構成される。10は前記充電
電流流路7に対して並列に接続されるツエナダイ
オードであり、分圧抵抗11と共に分圧回路部1
2を構成する。
13は前記分圧回路部12に接続される電池電
圧検出回路部であり、ベース抵抗14を有するト
ランジスタ15、該トランジスタ15のコレクタ
に接続されるダイオード16、前記トランジスタ
15のコレクタ〜エミツタ間に並列に接続される
ツエナダイオード17、抵抗分圧回路を構成する
抵抗18,19及び前記抵抗18に並列接続され
る電解コンデンサ20によつて構成される。
21は抵抗22を介して前記スイツチング回路
部6のトランジスタ8のベースに接続されるゲー
ト付素子としてのサイリスタであり、そのゲート
を前記抵抗18,19間に接続している。
23は前記電池5の充電電流流路7に側路して
設けられ、該電池5の満充電時の温度を検出する
サーモスタツトであり、前記サイリスタ21のカ
ソードに接続される。
24は抵抗25及びトランジスタ26を介して
前記コンデンサ4に対して並列接続される充電終
了表示用の発光ダイオードである。そして前記ト
ランジスタ26のベースはダイオード29を介し
て前記抵抗22とサイリスタ21との間に接続さ
れている。
27は充電中表示用の発光ダイオードであり、
抵抗28を介して前記ダイオード29のカソード
側に接続されている。
30は前記抵抗25と並列に前記充電電流流路
7に接続されてなる抵抗であり、一端はダイオー
ド31を介して前記トランジスタ15のコレクタ
に接続されている。
尚32は充電器、33はパツク電池であり、3
4,35,36,37は充電器32の出力端子、
38,39,40,41はパツク電池33の接続
端子である。
又、42および43は抵抗およびダイオードで
あつて、これらで充電側路部を構成している。そ
して、この充電側路部は前記スイツチング回路部
6と並列接続されていると共に前記分圧回路部1
2に接続されている。
次に本実施回路の動作を説明する。
二次コイル1に誘導電流を流した状態ではトラ
ンジスタ15のベース電圧は高くなり、該トラン
ジスタ15は導通する。このためサイリスタ21
のゲートには電池電圧検出回路13よりのHigh
信号が印加されず、即ち該サイリスタ21は非導
通である。従つてトランジスタ8,9は非導通の
ままであり、即ちスイツチング回路6はオフの状
態を維持し、充電電流流路7に充電電流が流れな
い。また前記サイリスタ21が非導通であるため
発光ダイオード27は消灯、そしてトランジスタ
26も非導通となるため発光ダイオード24も消
灯している。
パツク電池33を充電器32に接続すると、充
電器32の出力端子34の電圧が前記二次コイル
1の出力電圧から電池5の充電電圧にまで下が
り、前記トランジスタ15のベース電圧も降下す
るので該トランジスタ15は非導通となる。この
時同時に前記サイリスタ21のゲートにトリガ電
圧が印加されるので該サイリスタ21が導通す
る。こうしてサイリスタ21が導通すると、トラ
ンジスタ8,9が導通しスイツチング回路部6が
オンとなるので電池5に充電電流が供給され、同
時に発光ダイオード27が点灯して電池5が充電
中であることを表示する。このとき未だトランジ
スタ26はサイリスタ21が導通状態にあるため
非導通であり、従つて発光ダイオード24は消灯
のままである。
電池5が満充電になると、その温度が上昇す
る。この電池温度をサーモスタツト23が検出
し、該サーモスタツト23は開成する。従つて前
記サイリスタ21は強制的に非導通とされ、前記
スイツチング回路部6はオフとなり電池5への充
電電流の供給が停止する。この時前記トランジス
タ26は、抵抗30よりベース電流を供給されて
導通するので発光ダイオード24が導通し、電池
5の充電が終了したことを表示する。
尚充電終了後電池5の温度が降下し、サーモス
タツト23は再び閉成するが、トランジスタ15
が非導通状態であるので、コンデンサ20の電荷
が放電されず、サイリスタ21の非導通状態を維
持するため、過充電の心配はない。
そしてパツク電池33を充電器32から外す
と、充電器32の出力端子34の電圧が上昇し、
トランジスタ15が再び導通し、前記コンデンサ
20の電荷が放電されて初期状態に戻る。
上述した本考案装置の作動は、充電電源を投入
した後、電池を充電器に接続した場合であり、電
池を充電器に接続した後、充電電源を投入するこ
とにより充電を行うことができることは当然であ
る。
(ヘ) 考案の効果 本考案装置は、以上の説明のように、充電電源
部と、該充電電源部により充電される電池と、該
電池の主電流路から側路した回路に電気接続され
且つ電池と熱的結合されるサーモスタツトと、前
記充電電源部と電池との充電路に介挿されたスイ
ツチング回路部と、該スイツチング回路部と並列
接続された充電側路部と、電池と並列に接続され
電池電圧を分圧する分圧回路部と、該分圧回路部
の出力に接続された電圧検出回路部と、前記スイ
ツチング回路部の導通と制御するゲート付制御素
子とを備え、前記ゲート付制御素子のゲートを前
記電圧検出回路部の出力に接続すると共に、ゲー
ト付制御素子の主電流路を前記スイツチング回路
部の制御端子と前記サーモスタツトの一端との間
に介挿し、電池の装着により発生する電池電圧を
分圧する分圧回路の出力に伴つて電圧検出回路部
が所定の出力を発し、ゲート付制御素子が導通し
て前記スイツチング回路部がオンし、一方電池温
度が上昇してサーモスタツトが開成するとゲート
付制御素子を強制的に非導通にしてスイツチング
回路部をオフにしたものであるから、a.サーモス
タツトに充電電流の主電流を流さずに充電終了の
検知が行え、組電池等の充電電流が大きい場合に
おいても容量の小さいサーモスタツトが使用でき
コストアツプせずに充電装置を提供できる。b.充
電開始用のスイツチを必要としない。c.電池を充
電器に接続した後に充電電源を投入して充電でき
ることは勿論、充電電源を投入した後に電池を充
電器に接続しても充電できるものであり、操作性
に優れた充電装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案充電装置の一実施回路図、第2
図は従来の充電装置の回路図である。 1……充電電源、5……被充電電池、7……充
電路、6……スイツチング回路部、21……ゲー
ト付制御素子、23……サーモスタツト、13…
…電圧検出回路部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 充電電源部と、該充電電源部により充電される
    電池と、該電池の主電流路から側路した回路に電
    気接続され且つ電池と熱的結合されるサーモスタ
    ツトと、前記充電電源部と電池との充電路に介挿
    されたスイツチング回路部と、該スイツチング回
    路部と並列接続された充電側路部と、電池と並列
    に接続され電池電圧を分圧する分圧回路部と、該
    分圧回路部の出力に接続された電圧検出回路部
    と、前記スイツチング回路部の導通を制御するゲ
    ート付制御素子とを備え、前記ゲート付制御素子
    のゲートを前記電圧検出回路部の出力に接続する
    と共に、ゲート付制御素子の主電流路を前記スイ
    ツチング回路部の制御端子と前記サーモスタツト
    の一端との間に介挿し、電池の装着により発生す
    る電池電圧を分圧する分圧回路の出力に伴つて電
    圧検出回路部が所定の出力を発し、ゲート付制御
    素子が導通して前記スイツチング回路部がオン
    し、一方電池温度が上昇してサーモスタツトが開
    成するとゲート付制御素子を強制的に非導通にし
    てスイツチング回路部をオフにしたことを特徴と
    する充電装置。
JP8869584U 1984-06-14 1984-06-14 充電装置 Granted JPS617226U (ja)

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JP8869584U JPS617226U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 充電装置

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JP8869584U JPS617226U (ja) 1984-06-14 1984-06-14 充電装置

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JPS617226U JPS617226U (ja) 1986-01-17
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS57122141U (ja) * 1981-01-21 1982-07-29

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JPS617226U (ja) 1986-01-17

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