JPS6219056Y2 - - Google Patents

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JPS6219056Y2
JPS6219056Y2 JP8870579U JP8870579U JPS6219056Y2 JP S6219056 Y2 JPS6219056 Y2 JP S6219056Y2 JP 8870579 U JP8870579 U JP 8870579U JP 8870579 U JP8870579 U JP 8870579U JP S6219056 Y2 JPS6219056 Y2 JP S6219056Y2
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JP
Japan
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battery
transistor
charging
temperature
detection
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JP8870579U
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JPS567449U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電池の充電装置に関する。
被充電電池の所定充電状態の検出法としての電
池温度検出法は、電池電圧検出法に比し、一般に
電池の充電量が大きい利点を有する反面、電池温
度を正しく検出するのが困難である。そこで、温
度検出素子を電池に密着固定した電池パツクが形
成される。ところが温度検出素子を備えない電池
パツクが、温度検出素子を備えた電池パツクと少
なくとも充電接続部が同形状である場合があり得
る。かかる場合に温度検出素子を備えない電池パ
ツクを、電池温度検出法を採用した充電器に接続
すると、充電制御機能が作用せず、被充電電池が
過充電になり、過充電の劣化ないしは破損を招来
する。
また電池パツク内の電池が内部短絡している場
合には充電しても電池の温度上昇がなく、充電器
に短絡電流が流れるので充電器を破損する虞れが
ある。
本考案はかかる点に鑑み考案されたものにして
以下本考案の一実施例を図面に基いて説明する。
図面は充電回路図であり、Xは充電器ケース、
Yは電池パツクである。充電器ケースXには以下
の回路構成部品が収納されている。即ち降圧トラ
ンスTの1次コイルL1は商用電源端PE,PE
電源スイツチSW及びヒユーズFを介して接続さ
れ、その2次コイルL2は全波整流回路D1の交流
入力端に接続され、該回路の直流正負端子PP
N間には平滑コンデンサC1が接続される。充電
器ケースXは給電端子としての第1、第4端子
P1,P4と制御端子としての第2、第3端子P2,P3
とを有し、正端子PPと第1端子P1との間には充
電制御用の第1トランジスタQ1のコレクタ・エ
ミツタが介挿され、そのコレクタ・ベース間には
前記第1トランジスタQ1の制御用第2トランジ
スタQ2のコレクタ・エミツタが接続される。該
第2トランジスタのベースは抵抗R1を介して正
端子PPに接続されると共に第3端子P3に接続さ
れる。
DC1は第1検出回路にして第3トランジスタQ3
及び電池接続検出用の第4トランジスタQ4を主
要素として構成され、第2トランジスタQ2のベ
ースと負端子PNとの間にコレクタ・エミツタが
接続される第3トランジスタQ3のベースは正端
子PPに接続される。該第3トランジスタのベー
ス・エミツタ間には第4トランジスタQ4のコレ
クタ・エミツタが接続され、該第4トランジスタ
のベースは第4端子P4に接続される。
DC2は第2検出回路にして第5トランジスタQ5
及び不良電池検出用の第6トランジスタQ6を主
要素として構成され、第2トランジスタQ2のベ
ースと負端子PNとの間にコレクタ・エミツタが
接続される第5トランジスタQ5のベースは第1
端子P1に接続される。該第5トランジスタのベー
ス・エミツタ間には第6トランジスタQ6のコレ
クタ・エミツタが接続され、該第6トランジスタ
のベースは第1端子P1及び負端子PN間に接続さ
れる抵抗分圧回路RDの分圧点PDに接続される。
負端子PNが直接接続される第2端子P2と第4
端子P4との間には、後述する感熱サイリスタSの
検出温度を補正する補正回路AMが接続され、該
補正回路は周囲温度に応じて抵抗値が変化する正
特性感熱抵抗素子Thを含む。
MCは外来ノイズによる感熱サイリスタSの誤
動作防止回路であり、CDは第1トランジスタQ1
の導通により発光表示素子D2を点灯する充電表
示回路である。
次に電池パツクYは充電器ケースXの第1〜第
4端子P1〜P4に接続される受電端子としての第
5、第8端子P5,P8と出力端子としての第6、第
7端子P6,P7とを有し、被充電電池Bと該電池の
充電時の上昇温度を検出する温度検出体TDとか
らなる。電池Bは第5及び第6端子P5,P6間に接
続される。温度検出体TDは、第7及び第6端子
P7,P6間にアノード・カソードが接続され、第8
端子P8にゲートが接続される感熱サイリスタS
と、該サイリスタのアノード・ゲート間に夫々接
続される検出温度設定用抵抗R2及び雑音防止コ
ンデンサC2とからなり、サイリスタSは電池B
の充電時の上昇温度を検出すべく電池Bの外装缶
に密着せしめられている。
而して感熱サイリスタSは温度でスイツチする
サイリスタである。即ち感熱サイリスタSの温度
が設定値以上になるとオフ状態からオン状態にス
イツチし、一旦導通すると、そのアノード・カソ
ード間に流れる主電流が保持電流以下になるまで
導通状態を保持する。またスイツチ温度は、感熱
サイリスタSのゲート・アノード間に接続される
検出温度設定用抵抗R2の抵抗値を変えることに
より設定できるものであり、その抵抗値を大きく
するとスイツチ温度が低下する。
次に充電回路の動作を説明する。被充電電池B
が放電した状態で電池パツクYを充電器ケースX
に接続し、商用電源端PE,PEに商用電源を接続
することにより電池Bを充電することができる。
即ち充電当初、電池Bの温度は周囲温度であ
り、感熱サイリスタSのスイツチ設定温度以下で
あるため該サイリスタは遮断している。また第3
及び第4端子P3,P4が夫々第7及び第8端子P7
P8に接続されているので、第4トランジスタQ4
のベースには検出温度設定用抵抗R2を介してバ
イアスされる。このため該第4トランジスタが導
通して第3トランジスタQ3を遮断する。この結
果第1及び第2トランジスタQ1,Q2の導通を許
容し、電池Bをたとえば1Cの充電電流で充電す
る。一方電池Bは内部短絡していない正常電池で
あることから、抵抗分圧回路RDの分圧点PDの電
圧は低いが一定値以上の大きさを有し、第6トラ
ンジスタQ6の導通により第5トランジスタQ5
遮断し、第1及び第2トランジスタQ1,Q2の導
通を許容する。また第1トランジスタQ1の導通
により発光表示素子D2が点灯して充電中を表示
する。
充電時間の進行により、電池Bが充電され、電
池の外装缶の温度が感熱サイリスタSのスイツチ
設定温度に達すると、該サイリスタが導通する。
このため第2トランジスタQ2のベース電位が
低下して第1及び第2トランジスタQ1,Q2が遮
断し、電池Bの充電を終了すると共に発光表示素
子D2の消灯により充電完了を表示する。
その後は電池Bの充電が停止するので、電池内
での充電化学反応が終了し電池の外装缶温度が低
下していく。この場合に感熱サイリスタSの温度
も電池の外装缶温度に応じて低下するが、該サイ
リスタには平滑コンデンサC1の電荷が流れ、そ
の大きさが保持電流以上であるので、該サイリス
タは導通を保持し、再び電池Bを繰返し充電する
ことはない。
これに対して、温度検出体TDを備えない電池
パツクが充電器ケースXの第1及び第2端子P1
P2間に接続される場合、第3及び第4端子P3,P4
間に検出温度設定用抵抗R2が接続されないた
め、第4トランジスタQ4は遮断状態にあり、そ
のコレクタ電位即ち第3トランジスタQ3のベー
ス電位が高いので該第3トランジスタが導通す
る。従つて第2トランジスタQ2のベース電位が
低下して、感熱サイリスタSの導通時と同様に、
第1及び第2トランジスタQ1,Q2が遮断し、電
池Bの充電を停止する。
また温度検出体TDを備えた電池パツクYであ
つて少なくとも一部の電池が、内部短絡している
電池パツクを充電器ケースXに接続した場合、抵
抗分圧回路RDの分圧点PDの電圧が一定値以下に
なるため、第6トランジスタQ6の遮断によりそ
のコレクタ電位即ち第5トランジスタQ5のベー
ス電位が高く、該第5トランジスタQ5が導通す
る。このため、第2トランジスタQ2のベース電
位が低くなり、第1及び第2トランジスタQ1
Q2の導通を禁止する。
以上の如く本考案によれば、感熱サイリスタ及
び抵抗よりなる温度検出体を備えた電池パツクが
充電器ケースに接続された場合、被充電電池を充
電することができ、温度検出体を備えない電池パ
ツクを誤つて充電器ケースに接続した場合の被充
電電池の劣化ないしは破損を防止することができ
ると共に温度検出体を備えた電池パツクであつて
も電池が内部短絡しているものであるときには、
電池電圧を分圧する抵抗分圧回路の分圧電圧によ
つて制御される第6、第5トランジスタによつて
充電器ケース内の給電素子としての第1トランジ
スタの導通を禁止することにより、充電器に過大
な電流が流れることによる充電器の破損を防ぐこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案による電池の充電装置の一実施例
を示す充電回路図である。 B……被充電電池、S……感熱サイリスタ、Y
……電池パツク、X……充電器ケース、Q1……
充電制御用トランジスタ、R2……検出温度設定
用抵抗、Q4……電池接続検出用トランジスタ、
DC1……第1検出回路、RD……抵抗分圧回路、
D……分圧点、Q6……不良電池検出用トランジ
スタ、DC2……第2検出回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被充電電池及び該電池の充電時の上昇温度を検
    出する感熱サイリスタを前記電池に熱的に結合さ
    せて電池パツクを構成し、該電池パツクを接続す
    る充電器ケースに前記サイリスタの導通により前
    記電池への充電電流供給を制御する充電制御用ト
    ランジスタを設けてなる充電装置において、前記
    電池パツク内に前記感熱サイリスタのゲート・ア
    ノード間に介挿される検出温度設定用の抵抗を設
    け、一方の充電器ケース内に前記抵抗を流れる電
    流を検出してスイツチング動作して前記充電制御
    用トランジスタを導通せしめる電池接続検出用ト
    ランジスタを含む第1検出回路を設けるととも
    に、前記充電器ケース内に接続される電池の両極
    間電圧を検出する抵抗分圧回路を設け、該抵抗分
    圧回路の異常分圧点電圧を検出してスイツチング
    動作し前記充電制御用トランジスタを非導通にす
    る不良電池検出用トランジスタを含む第2検出回
    路を設けることを特徴とする電池の充電装置。
JP8870579U 1979-06-27 1979-06-27 Expired JPS6219056Y2 (ja)

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JP8870579U JPS6219056Y2 (ja) 1979-06-27 1979-06-27

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JP8870579U JPS6219056Y2 (ja) 1979-06-27 1979-06-27

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JPS567449U JPS567449U (ja) 1981-01-22
JPS6219056Y2 true JPS6219056Y2 (ja) 1987-05-15

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