JPH04340330A - 急速充電器 - Google Patents
急速充電器Info
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Abstract
め要約のデータは記録されません。
Description
電する急速充電器に関するものである。
のいわゆるコードレス製品が広く普及している。例えば
電動工具の分野においても、内部抵抗が小さく大電流が
取り出せ、しかも充放電の繰り返し寿命が比較的長いニ
ッケルカドミウム電池を電源とするコードレス工具が急
激に普及している。しかも、極力速く充電して作業効率
を上げたいという要求から、公称電池容量を1時間充電
(1C充電)が主流の充電器となり、更に最近では、1
2分充電(5C充電)するものも市場に出回っている。
ルカドミウム電池の場合、例えば0℃以下の低温下での
急速充電は、電池内部のガス圧の急激な上昇により電解
液洩れや絶縁材の破損を招いて、電池寿命を著しく低下
させる恐れがあった。このため、低温下での急速充電を
禁止しているのが実情であり、電池駆動機器を使用でき
ないという欠点があった。本発明の目的は、上記した従
来技術の欠点をなくし、低温下においても電池を破損さ
せることなく充電できるようにすることである。
を達成するために、電池または電池周囲の温度を検出し
、該温度が所定値以下の時検出信号を発生する温度セン
サ及び該温度センサの検出信号を受け、前記充電電流を
例えば1C以下の小さな充電電流とする出力制御手段を
設けたことを特徴とするものである。
なくとも5C以上の大きな充電電流で充電し、また前記
温度が所定値以下の時は1C以下の小さな充電電流で充
電するようにしたので、低温時においても電池を破損さ
せることなく充電できるようになる。
説明する。図1は本発明の一実施例を示す回路図、図2
は図1の動作説明用波形図である。図1において、1は
交流電源、2は例えばニッケルカドミウム電池であって
、満充電検出用のサーモスタット3が直列に接続されて
いる。4は絶縁トランスであり、出力(電圧)可変制御
回路5を介して整流ブリッジ11が接続される。該可変
制御回路5は、双方向サイリスタ6、抵抗7、可変抵抗
8、コンデンサ10、双方向2端子サイリスタ(バイア
ック)9、常閉のリレー接点17a、トランジスタ16
、リレーコイル17、コンパレータ18、抵抗19〜2
2及び3端子レギュレータ23等によって構成される。 出力可変制御回路5は、双方向サイリスタ6の点弧角を
変えることで整流ブリッジ11の出力電圧を制御する。 双方向サイリスタ6の点弧角は、抵抗7(または抵抗7
と可変抵抗8)及びコンデンサ10の充電時定数及びバ
イアック9のブレークオーバ電圧値により決定される。 この時の抵抗7または抵抗7、可変抵抗8の選択はリレ
ー接点17aの開閉で行われる。リレー接点17aを開
閉するリレーコイル17は、トランジスタ16により通
電駆動される。トランジスタ16は、コンパレータ18
によりそのベースにハイレベルの電圧が印加されるとオ
ンし、反対にローレベルの電圧が印加されるとオフする
。
20の分圧比で決まる基準電圧と、抵抗21、サーミス
タ22の分圧比で決まる電池温度または電池周囲温度に
対応するサーミスタ22の端子電圧すなわち検出電圧と
を比較し、ハイレベルあるいはローレベルの出力信号を
発生するものである。すなわち前記温度が0℃以下で前
記検出電圧が基準電圧より大きくなった時ハイレベルの
出力を発生し、反対に前記温度が0℃を超え検出電圧が
基準電圧より小さくなった時ローレベルの出力を発生す
るように抵抗19〜22等の値が設定されている。3端
子レギュレータ23はコンパレータ18等の駆動用定電
圧を発生するものである。
すると、トランス4で降圧された交流電圧は双方向サイ
リスタ6の点弧角で決まる電圧を整流ブリッジ11を介
してコンデンサ15に蓄える。電池2を接続し起動スイ
ッチ14を投入すると、サイリスタ12にゲート電流が
流れサイリスタ12が点弧(オン)されて充電を開始す
る。充電が進み、ほぼ満充電になると、ニッケルカドミ
ウム電池の特徴として電池温度が急上昇し、前記サーモ
スタット3が動作してその接点を開き充電電流を遮断し
てサイリスタ12を消弧させて充電を停止する。そして
このような充電動作において、充電電流は次のようにし
て切り換え制御される。
いる(以下常温という)場合、上記した如くコンパレー
タ18の出力はローレベルであり、トランジスタ16が
オフ、リレーコイル17が消勢状態、リレー接点17a
が閉じ可変抵抗8を短絡するので、抵抗7とコンデンサ
10の充電時定数により双方向サイリスタ6の点弧角が
決定される。この常温時の整流ブリッジ11の出力は図
2(ニ)に示すようになり、点弧が速くなることで図2
(ホ)のような充分大きな例えば5C以上の充電電流が
流れ、急速充電が行われる。反対に電池2または電池周
囲の温度が0℃以下の低温状態にある場合、上記した如
くコンパレータ18の出力はハイレベルであり、トラン
ジスタ16がオン、リレーコイル17が付勢されてリレ
ー接点17aが開く。この時抵抗7と可変抵抗8及びコ
ンデンサ10の充電時定数により双方向サイリスタ6の
点弧角が決定される。この低温時の整流ブリッジ11の
出力は図2(ロ)に示すようになり、点弧が遅くなるこ
とで図2(ハ)のような例えば1C以下の充電電流とな
り、急速充電は行われない。
電電流を1C以下の小さな充電電流とし、急速充電が行
われないようにしたので、電池2を破損することなく確
実に充電できるようになる。
る。図1と同じ符号は同じ要素あるいは共通する要素を
示す。図3は図1の出力可変制御回路5に代えてフィー
ドバック式の定電流電源25を用いたもので、シャント
抵抗26で充電電流を検出しオペアンプ27を介してフ
ィードバックし定電流充電するものである。低温時にお
いては、上記実施例と同様に、コンパレータ18とサー
ミスタ22を用いFET28をオンして抵抗29を短絡
し、オペアンプ27の増幅率を変更して行う。すなわち
低温時はコンパレータ18の出力がハイレベルとなり、
FET28のゲートを付勢し(FET28がオン)、抵
抗29を短絡しオペアンプ27の増幅率を抵抗33/抵
抗30と大きくして充電電流を1C以下の小さな値とす
る。
アンプ27の増幅率を抵抗33/(抵抗30+抵抗29
)と下げて充電電流を5C以上の大きな値とする。この
ようにすることで、上記実施例と同様の効果を奏し得る
ようになる。
ケルカドミウム電池としたが、他の蓄電池としてもよい
。また温度0℃以下を低温としたが、この温度は任意に
設定してよいものである。
以下での低温時には充電電流を小さくして急速充電が行
われないようにしたので電池が破損される恐れがなくな
り、電池を確実に充電できる急速充電器を安価に提供す
ることが可能となる。
図
流出力可変制御回路、11は整流ブリッジ、22はサー
ミスタである。
Claims (1)
- 【請求項1】 交流電源を降圧して直流に変換する直
流電源回路を有し、該直流電源回路の直流出力により少
なくとも5C以上の充電電流で電池に充電させる急速充
電器であって、前記電池または電池周囲の温度を検出し
、該温度が所定値以下の時検出信号を発生する温度セン
サと、該温度センサの検出信号を受け、前記充電電流を
1C以下とする出力制御手段とを備えたことを特徴とす
る急速充電器。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
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Applications Claiming Priority (3)
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---|---|---|---|
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Publications (2)
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Family
ID=26492200
Family Applications (1)
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JP03168533A Expired - Lifetime JP3096319B2 (ja) | 1990-07-13 | 1991-07-10 | 急速充電器 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3096319B2 (ja) |
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- 1991-07-10 JP JP03168533A patent/JP3096319B2/ja not_active Expired - Lifetime
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