JP2522713Y2 - 充電器制御回路 - Google Patents

充電器制御回路

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JP2522713Y2
JP2522713Y2 JP1990089118U JP8911890U JP2522713Y2 JP 2522713 Y2 JP2522713 Y2 JP 2522713Y2 JP 1990089118 U JP1990089118 U JP 1990089118U JP 8911890 U JP8911890 U JP 8911890U JP 2522713 Y2 JP2522713 Y2 JP 2522713Y2
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JP
Japan
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thermostat
reference voltage
secondary battery
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voltage
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JP1990089118U
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高士 石塚
茂 篠原
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Koki Holdings Co Ltd
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Hitachi Koki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はサーモスタット内蔵の2次電池を充電する充
電器制御回路に関するものである。
〔従来の技術〕
2次電池を充電する場合、満充電を検出して充電を停
止させる方法としては、電池近傍に配置したサーモスタ
ットにより、充電末期における電池の温度上昇により満
充電を検出して充電を停止させる方法が主流である。
ところで、電池は少しずつ劣化し、電解液が漏れ出す
ことが多く、このようにして漏れ出した電解液はサーモ
スタットの端子に付着して電流をリークさせる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら従来にあっては、前記リーク電流が充電
器を誤動作させ、満充電に至ってサーモスタットがオフ
しても満充電と検出することができなくなって充電が停
止されず、過充電となって益々電池を劣化させることが
あり、時として電池の破壊に至るというような事故も発
生している。
本考案の目的は、上記従来技術の欠点をなくし、サー
モスタット内蔵の2次電池を充電するにあたり、たとえ
電解液が漏れ出してサーモスタットの端子に付着し、電
流をリークさせるような事態に至った場合であっても、
2次電池の満充電によるサーモスタットのオフ状態を確
実に検出できるようにして満充電を確実に検出できる充
電器制御回路を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的は、2次電池に充電電流を供給する電源回路
と、2次電池の表面近傍に設けられ、この表面温度が所
定温度以上になった時にその接点を開くサーモスタット
と、2個の基準分圧抵抗から得られる基準電圧及びサー
モスタット上の比較端子電圧を比較し、比較端子電圧が
基準電圧以上となった時に満充電検出信号を発生する比
較手段とを有する充電器制御回路であって、 前記サーモスタットの端子に2次電池から漏れ出た電
解液が付着してリーク電流が流れたとしても、サーモス
タットオフ時のサーモスタット上の比較端子電圧が前記
基準電圧以上となる如く、前記2個の基準分圧抵抗及び
サーモスタットに直列に接続された抵抗の値を設定する
ことによって達成される。
〔作用〕
上記構成よりなる本考案によれば、サーモスタット内
蔵の2次電池を充電するにあたり、たとえ漏れ出した電
解液がサーモスタットの端子に付着し、電流リークさせ
るような事態に至った場合であっても、サーモスタット
オフすなわち電池の満充電を確実に検出できるようにな
る。
〔実施例〕
以下本考案を第1図に示す実施例を参照して説明す
る。
第1図において、1は交流電源、2は所定温度になっ
た時にその接点を開くサーモスタット3を内蔵する2次
電池、4は絶縁トランス、5は整流ブリッジである。6
及び7はサイリスタ、8は自己復帰形(モーメンタリ動
作形)の起動スイッチ、9は整流ブリッジ5の出力を平
滑するコンデンサである。
11は3端子レギュレータで、コンパレータ14等に電源
を供給する。コンパレータ14は、基準分圧抵抗16、17の
分圧比で決まる抵抗17上の基準電圧を非反転入力とし、
抵抗15と直列接続されたサーモスタット3上の比較端子
電圧を反転入力として比較し、サーモスタット3上の比
較端子電圧が基準電圧よりも小さければ論理値1の出力
値を出してホトカプラ18の発光ダイオード18aを駆動す
る。なおホトカプラ18のホトトランジスタ18bは、サイ
リスタ6のゲートに接続されている。前記基準分圧抵抗
16、17及び抵抗15の値は、サーモスタット3の端子に電
解液が付着してリーク電流が流れたとしても、サーモス
タットオフ時のサーモスタット上の比較端子電圧が基準
電圧以上となる如く、設定される。
以上の構成において、電池2を接続すると、電池電圧
を電源としてコンパレータ14が駆動される。また、コン
パレータ14は、前記基準電圧とサーモスタット3上の比
較端子電圧とを比較し、サーモスタット3がオンしてい
れば、コンパレータ14の反転入力端子は小さい電圧とな
るので論理値1の出力を出してホトカプラ18を駆動させ
る。更にホトカプラ18は、サイリスタ6のゲートを駆動
しサイリスタ6を点弧させて、コンデンサ9に電荷を蓄
える。そして、起動スイッチ8を投入すると、抵抗10を
介してサイリスタ7のゲートを付勢しサイリスタ7を点
弧させて、電池2の充電を開始する。
次に充電が進み、電池2が温度上昇してサーモスタッ
ト3がオフすると、コンパレータ14の反転入力端子は電
圧が大きくなるのでコンパレータ14は出力を停止し、サ
イリスタ6を消弧させて充電を完了する。そして、電池
2の温度が冷えてサーモスタット3が復帰してオンする
と、サーモスタット3は、再びコンパレータ14、ホトカ
プラ18を介してサイリスタ6を点弧させるが、自動復帰
形の起動スイッチ8が再投入されるまで充電は停止され
る。
次に電池2の電解液が漏れ出してサーモスタット3の
端子に付着し、電流がリークした場合におけるサーモス
タット3のオフ検出について説明する。
市販のサーモスタットを一般的な2次電池の電解液で
ある苛性カリ(KOH)に浸した場合、抵抗換算で1Kオー
ム程度の抵抗が残り、電流がリークすることが分かっ
た。そこで、基準分圧抵抗16、17の分圧比を10:1にと
り、抵抗15を1Kオームとすると、サーモスタット3の端
子間電流リークが抵抗換算で100オームまであったとし
ても、電池2の満充電時のサーモスタット3のオフを確
実に検出できるようになる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、サーモスタット内蔵の
2次電池を充電するにあたり、たとえ電解液が漏れ出し
てサーモスタットの端子に付着し、電流をリークさせる
ような事態に至った場合であっても、2次電池の満充電
によるサーモスタットのオフすなわち満充電を確実に検
出することができるようになる。その結果、従来の充電
器制御回路の欠点すなわちリーク電流が充電器を誤動作
させ、満充電時にサーモスタットがオフしても満充電と
検出できず、過充電となって電池が益々劣化したり、破
壊するといったトラブルの発生を未然に防止することが
可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案充電器制御回路の一実施例を示す電気回
路図である。 図において、1は交流電源、2は2次電池、3はサーモ
スタット、4は絶縁トランス、5は整流ブリッジ、6、
7はサイリスタ、8は起動スイッチ、9、19はコンデン
サ、10、12、15、20は抵抗、11は3端子レギュレータ、
13はツエナーダイオード、14はコンパレータ、16、17は
基準分圧抵抗、18はホトカプラ、18aは発光ダイオー
ド、18bはホトトランジスタである。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】2次電池に充電電流を供給する電源回路
    と、2次電池の表面近傍に設けられ、この表面温度が所
    定温度以上になった時にその接点を開くサーモスタット
    と、2個の基準分圧抵抗から得られる基準電圧及びサー
    モスタット上の比較端子電圧を比較し、比較端子電圧が
    基準電圧以上となった時に満充電検出信号を発生する比
    較手段とを有する充電器制御回路であって、 前記サーモスタットの端子に2次電池から漏れ出た電解
    液が付着してリーク電流が流れたとしても、サーモスタ
    ットの接点が開いたサーモスタットオフ時のサーモスタ
    ット上の比較端子電圧が前記基準電圧以上となる如く、
    前記2個の基準分圧抵抗及びサーモスタットに直列に接
    続された抵抗の値を設定したことを特徴とする充電器制
    御回路。
JP1990089118U 1990-08-24 1990-08-24 充電器制御回路 Expired - Lifetime JP2522713Y2 (ja)

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JPH0447352U JPH0447352U (ja) 1992-04-22
JP2522713Y2 true JP2522713Y2 (ja) 1997-01-16

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574339A (en) * 1980-06-09 1982-01-09 Akebono Brake Ind Co Ltd Forming method for thin plate caliber

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS574339A (en) * 1980-06-09 1982-01-09 Akebono Brake Ind Co Ltd Forming method for thin plate caliber

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JPH0447352U (ja) 1992-04-22

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