JPH0138951Y2 - - Google Patents

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JPH0138951Y2
JPH0138951Y2 JP1981036826U JP3682681U JPH0138951Y2 JP H0138951 Y2 JPH0138951 Y2 JP H0138951Y2 JP 1981036826 U JP1981036826 U JP 1981036826U JP 3682681 U JP3682681 U JP 3682681U JP H0138951 Y2 JPH0138951 Y2 JP H0138951Y2
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JP
Japan
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container
electronic circuit
circuit unit
printed circuit
fixed
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JP1981036826U
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JPS5834798U (ja
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  • Rigid Containers With Two Or More Constituent Elements (AREA)
  • Buffer Packaging (AREA)
  • Mounting Of Printed Circuit Boards And The Like (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電子回路ユニツト、例えば電話交換
機の電子部品であるSMM、を輸送するコンテナ
の構造に関するものである。
先ず、電子回路ユニツトの一例の電話交換機の
電子部品のSMMの一般構造を第1〜4図に基づ
いて説明する。第1図に示す如く、SMM製品の
外周部分は前側に複数個のコネクタ3が設けら
れ、後側が開放された鉄製の枠体1となつてい
る。この枠体はシエルフと呼ばれる。シエルフ1
内に複数個のプリント基板2が互に間隔を保つて
挿入されている。第2,3図に示すように、シエ
ルフ1の上下内面には複数個の固定レール4が間
隔をへだてて設けられてあり、プリント基板2は
固定レール4に案内されて固定されている。プリ
ント基板2は更に前方に向けて押圧されて(第1
図のA矢印方向)、第4図に示すようにプリント
基板2の接点接合部6がコネクタ3の基板受けピ
ン5に嵌合固定される。プリント基板2と固定レ
ール4との間にはある程度の間隙がある為、第3
図で矢印で示す如く、輸送中の振動衝撃により、
プリント基板2が上下、左右、前後に微小ながら
揺れ動く。これにより基板2とコネクタ3との接
触接点部(一般に金めつきされている。)が損傷
する虞れがある。
従来、SMMの輸送にあたつては、1個毎に防
湿袋に納めシールし、これを整形された緩衝包装
材の中に納め、更にこの複数個を段ボール箱に入
れ、この段ボール箱を多くの緩衝包装材を入れた
木箱の中に収納し、使用先へ輸送していた。
しかしながら、SMMの輸送にあたつてその外
周部を多くの緩衝材を使用して綿密に包装してあ
るにも拘らず、基板とコネクタの接触接点部が損
傷する事故が発生している。本考案者等は輸送試
験の結果、SMM等は前述の如く基板がシエルフ
に対して微小なりと揺れ動く構造になつているた
め、製品の外周のみでなく中味についても固定支
持することが必要であるとの結論に到つた。
又、一方精密機器の輸送に際して、製品を裸の
ままの状態で輸送用コンテナに収納し、耐湿かつ
防振状態で遠隔地に輸送することも一部の精密機
器について行なわれている。しかしながら、これ
らコンテナにより輸送される精密機器は、比較的
振動衝撃に対して堅ろうであつたり、該機器の外
周部分を固定することにより中味の損傷が発生し
ないような構造のもののみであつた。
本考案の目的は、枠体に対し中味部品の動揺の
虞れのある電子回路ユニツトを内外部の損傷を発
生することなく輸送することのできるコンテナの
構造を提供するにある。
本考案による電子回路ユニツト輸送用コンテナ
の構造は、前側に複数個のコネクタが設けられ後
側が開放された枠体の上下内面に設けられた複数
個の固定レールの間に、複数個のプリント基板を
互いに間隔を保つて挿入し前方に向けて押圧し前
記コネクタと嵌合せしめてなる電子回路ユニツト
を輸送するコンテナにおいて、該コンテナ内に、
前記電子回路ユニツトの枠体の上下両側縁を固定
する内方に向けて彎曲している弾性体の固定レー
ルと、該枠体の後部に当接する後部押え緩衝材が
設けられ、該コンテナの前扉に、該扉を閉鎖した
場合に前記枠体の前部を押圧する前部押え緩衝材
が設けられていると共に、該コンテナ内に、前記
プリント基板の全部の後端部に共通して圧接され
る棒状の固定用緩衝材を設け、電子回路ユニツト
を構成する枠体及びプリント基板をそれぞれ固定
して輸送するように構成したことを特徴とする電
子回路ユニツトのコンテナ構造である。
以下、本考案のコンテナの構造を実施例の図面
に基づいて説明する。第5図はコンテナ内に
SMM製品を固定した状態で、コンテナ内部より
前扉方向に向つて見た斜視図、第6図はコンテナ
内でのSMM製品の固定状態を示す正面図A、側
面図B及び平面図C、第7図はコンテナ全体の斜
視図である。
第7図に示すように、コンテナ内部は収納する
SMM製品のシエルフ1の寸法に応じて上下段に
仕切られ、前扉10を開けてSMMを挿入した場
合に、シエルフ1の上下側縁を固定する固定レー
ル7が設けられている。固定レール7は弾性体で
形成され、内方に彎曲している。従つてシエルフ
1毎に僅かな寸法の差があつても、固定レール7
間にSMM製品の挿入取出は容易であり、且つそ
の内方彎曲部でシエルフ1は上下、左右方向に堅
確に固定される。
また、第5図及び第6図Bに示すように、コン
テナ内部にシエルフ1の奥行寸法より適切な個所
に支桿14が設けられ、シエルフ1の後部が当接
する位置で支桿14に硬質ゴムの後部押え緩衝材
8が取付けてある。前扉10の枠には透明アクリ
ル板11が張設されてあり、前扉10を閉じても
内部を目視できるようにしてある(第7図参照)。
前扉10の透明アクリル板11には、扉10を閉
鎖した場合に、シエルフ1の前部を押圧する硬質
ゴムの前部押え緩衝材9が取付けてある。
従つて、扉10を開けてSMM製品を固定レー
ル7間に押込み、扉10を閉めると、シエルフ1
は固定レール7と前後の押え緩衝材9,8で完全
に固定される。
更に、第5図及び第6図B,Cに示すように、
コンテナ内部に、SMM製品の寸法、特にプリン
ト基板2の後端部の切込位置より適切な個所に支
桿15が設けられ、支桿15に硬質ゴム12、軟
質ゴム13の順で張り付けられ、硬質ゴム層12
と軟質ゴム層13で形成されている棒状の固定用
緩衝材が設けてある。棒状の固定用緩衝材は
SMM製品をコンテナ内に押込んだ場合、プリン
ト基板2の全部の後端切込部に嵌合する位置とさ
れてある。従つてSMM製品をコンテナ内に押込
み扉10を閉じると、硬質ゴム部分12に取付け
た軟質ゴム13が基板部2にくい込み、基板2の
上下、左右、前後への微小な動きも完全に防止す
る。
尚、第7図において、16はコンテナをクレー
ン等で吊下げる為の吊金具、17は取手、18は
車輪、19は緩衝防止材のゴムである。また、こ
のコンテナにより気密封止可能なことは勿論であ
る。
以上の如く本考案のコンテナの構造によるとき
は、製貧の外周であるシエルフ部及び製品内部に
ある基板部のそれぞれを完全に固定することがで
きるので、製品全体の保護は勿論のこと、コネク
タ接合接点部の摩耗、損傷を防止することができ
る。更に、従来の輸送方法の如く段ボール等を使
用しないのでごみを発生しなく、装置へ組込む場
合に、梱包材料から発生する塵埃が製品中に進入
する虞れがない。また段ボール等による梱包の場
合は、所要地積及び塵埃の発生より設備個所より
離れた場所で解梱する必要があるが、本考案のコ
ンテナの場合は、塵埃も発生せず解梱地積を広く
必要としないので設備個所の近傍まで運搬して取
出すことができる。
更に、本考案のコンテナは、輸送電子回路ユニ
ツト形状構造に応じて適切な寸法にコンテナ内部
を仕切り、これに固定レールを取付け、また適切
な位置に外周後部押えの緩衝材と内部部品押えの
緩衝材を取付ける支桿を設け、各種電子回路ユニ
ツトを安全に輸送し得ることは勿論である。
【図面の簡単な説明】
第1〜4図は電子回路ユニツトの一例の電話交
換機の電子部品のSMMの一般構造を示すもの
で、第1図は全体斜視図、第2図はプリント基板
と固定レールの関係を示す斜視図、第3図は第2
図におけるB方向の側面図、第4図はコネクタと
プリント基板の接点接合部の拡大図、第5〜7図
は本考案のコンテナの一実施例を示すもので、第
5図はコンテナ内にSMM製品を固定した状態
で、コンテナ内部より前扉方向に向つて見た斜視
図、第6図Aはコンテナ内でのSMM製品の固定
状態を示す正面図、第6図Bは第6図Aと同じ状
態の側面図、第6図Cは第6図Aと同じ状態の平
面図、第7図はコンテナ全体の斜視図である。 1……シエルフ、2……プリント基板、3……
コネクタ、4……基板挿入固定レール、7……シ
エルフ固定レール、8……後部押え緩衝材、9…
…前部押え緩衝材、10……前扉、12……基板
固定用硬質ゴム、13……基板固定用軟質ゴム。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前側に複数個のコネクタが設けられ後側が開放
    された枠体の上下内面に設けられた複数個の固定
    レールの間に、複数個のプリント基板を互いに間
    隔を保つて挿入し前方に向けて押圧し前記コネク
    タと嵌合せしめてなる電子回路ユニツトを輸送す
    るコンテナにおいて、 該コンテナ内に、前記電子回路ユニツトの枠体
    の上下両側縁を固定する内方に向けて彎曲してい
    る弾性体の固定レールと、該枠体の後部に当接す
    る後部押え緩衝材が設けられ、該コンテナの前扉
    に、該扉を閉鎖した場合に前記枠体の前部を押圧
    する前部押え緩衝材が設けられていると共に、 該コンテナ内に、前記プリント基板の全部の後
    端部に共通して圧接される棒状の固定用緩衝材を
    設け、 電子回路ユニツトを構成する枠体及びプリント
    基板をそれぞれ固定して輸送するように構成した
    ことを特徴とする電子回路ユニツトのコンテナ構
    造。
JP3682681U 1981-03-18 1981-03-18 電子回路ユニツトのコンテナ構造 Granted JPS5834798U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3682681U JPS5834798U (ja) 1981-03-18 1981-03-18 電子回路ユニツトのコンテナ構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3682681U JPS5834798U (ja) 1981-03-18 1981-03-18 電子回路ユニツトのコンテナ構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5834798U JPS5834798U (ja) 1983-03-07
JPH0138951Y2 true JPH0138951Y2 (ja) 1989-11-21

Family

ID=29834042

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3682681U Granted JPS5834798U (ja) 1981-03-18 1981-03-18 電子回路ユニツトのコンテナ構造

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JP (1) JPS5834798U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS445262Y1 (ja) * 1966-09-17 1969-02-25
JPS496545U (ja) * 1972-04-18 1974-01-21

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5386360U (ja) * 1976-12-17 1978-07-15

Patent Citations (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS445262Y1 (ja) * 1966-09-17 1969-02-25
JPS496545U (ja) * 1972-04-18 1974-01-21

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Publication number Publication date
JPS5834798U (ja) 1983-03-07

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