JPH0138829Y2 - - Google Patents

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JPH0138829Y2
JPH0138829Y2 JP3593681U JP3593681U JPH0138829Y2 JP H0138829 Y2 JPH0138829 Y2 JP H0138829Y2 JP 3593681 U JP3593681 U JP 3593681U JP 3593681 U JP3593681 U JP 3593681U JP H0138829 Y2 JPH0138829 Y2 JP H0138829Y2
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lever
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【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、ケースの開口部を開閉する蓋を備え
た電気機器に設けられるところの電気機器のスイ
ツチ装置に関する。
(従来の技術) 従来のこの種スイツチ装置には、押釦をケース
の所定部位に単に押込可能に保持し、蓋の閉塞時
にレバーをその先端部がスイツチと対向する位置
まで移動させる構成で、この対向位置のレバーを
押釦にて押込むことによつて該レバーを介してス
イツチを作動させる様にしたものがある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながらこれでは、蓋が開放状態及び閉塞
状態のいずれにあつても押釦は押圧操作すれば変
位するため、次の不具合がある。蓋が不確実な閉
塞状態にある場合、これに気付かずに押釦を押圧
操作すると、押釦が実際に変位したにもかかわら
ず、スイツチ動作がなされなず、使用者が故障と
勘違いする等、不審感を抱かせる問題があつた。
そこで本考案の目的は、常に正常な蓋装着状態
でのみ押釦を変位させることができる電気機器の
スイツチ装置を提供するにある。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 本考案は、ケースの開口部を開閉する蓋を備え
た電気機器に設けられるものであつて、前記ケー
スに一端部が前記開口部縁から突出する位置と該
開口部縁内に入る位置との間で移動可能に設けら
れ前記蓋の開放時には一端部が突出状態に付勢さ
れ且つ前記開口部に対する前記蓋の閉塞によつて
該一端部が押圧されて移動するレバーと、前記レ
バーに連結され前記蓋の開放状態で前記ケース外
面の第1の部位に位置し該蓋の開放状態から閉塞
によるレバーの移動に伴つて前記ケース外面の該
第1の部位から第2の部位に移動する押釦と、前
記ケースにおける前記1の部位に形成され前記押
釦と当接して該押釦の所定方向への変位を阻止す
る当接面部と、前記ケースにおける前記第2の部
位に凹状に形成され前記押釦の前記所定方向への
変位を許容する陥没面部と、前記ケースに設けら
れ前記押釦の前記所定方向への変位により作動す
るスイツチとを具備して成るものである。
(作用) 蓋が開放された状態にあるときには、レバーの
一端部はケースの開口部縁から突出しており、押
釦はケース外面の第1の部位に位置している。こ
の第1の部位には、押釦と当接して該押釦の所定
方向への変位を阻止する当接面部が形成されてい
ることで、この蓋開放状態ひいては蓋の不確実な
閉塞状態では、押釦を押圧操作しても変位しな
い。
蓋が閉塞されると、レバーが移動されることに
より押釦が第2の部位に移動する。この第2の部
位には、押釦の所定方向の変位を許容する凹状の
陥没面部が形成されていることで、正常な蓋閉塞
状態では押釦が押圧操作されれば、該押釦は所定
方向へ変位される。この押釦の所定方向への変位
によつてスイツチが作動する。
(実施例) 以下本考案をコーヒーミルに適用してその一実
施例につき図面を参照して説明する。
まず第1図において電気機器たるコーヒーミル
の概略構成について述べる。1は上面が開口した
ケースであり、その上面開口部2は蓋3により開
閉される様になつている。上記ケース1の内部は
その上部において仕切壁部4により上下に仕切ら
れており、その下部空間はモータ収納部5とさ
れ、又上部空間は粉砕部6とされている。さらに
モータ収納部5内にはモータ7が配設されてお
り、その回転軸7aは仕切壁部4を貫通して粉砕
部6内に突出されている。8はコーヒー豆粉砕用
のカツタであり、これはモータ7の回転軸7aに
おける上記突出端部に直結されて前記粉砕部6内
に配設されている。9は粉砕用の容器であり、こ
れは粉砕部6内に上記カツタ8を包囲する如く配
設されている。
さて10はスイツチ装置であり、以下それにつ
いて述べる。第2乃至第4図において、11はケ
ース1側部における開口部2近くに形成された凹
状の案内部であり、その奥面のうちその上端寄り
の部分に当接面部11aが形成され、そしてこの
当接面部11aの下方部に該当接面部11aに対
して凹状となる陥没面部11bが形成されてい
る。さらにこの案内部11の陥没面部11bには
上下方向に延びる長孔12が形成されている。1
3は案内部11内に上下動可能に配置された押釦
であり、これには長孔12を貫通してケース1内
に突出する突起13aが形成されている。14は
ケース1内側面の長孔12下方部に取付けられた
支持体であり、これには凹部15が形成されてい
る。そしてケース1の開口部2縁には凹部15と
上下方向に対向する保持孔16が形成されてい
る。
17はレバーであり、これは、上下両端部が保
持孔16及び凹部15内に挿入されてケース1に
上下移動が可能に配設されている。このレバー1
7はその下端部には装着されたばね18により常
時上方へ移動する様に付勢されていて、蓋3の開
放状態では、第5図に示す様に、レバー17の一
端部たる上端部が前記開口部2縁から突出する様
になつている。そして、このレバー17の略中間
部には取付孔部17aが形成されていて、この取
付孔部17aに前記押釦13の突起13aの先端
部が貫通されており、そして角形ストツプリング
19により該突起13a先端部の抜止めが図られ
ている。この結果、押釦13は、案内部11から
抜止めされると共に、レバー17と一体的に移動
される様になつている。この場合、押釦13は蓋
3が開放された状態では第5図に示す第1の部位
(上限部位)に位置し、そして、蓋3が閉塞され
た状態では第2図に示す第2の部位(下限部位)
に位置する。しかるに、第5図から分かる様に、
押釦13が存する第1の部位には既述したように
当接面部11aが形成されており、また第2図か
ら分かる様に、押釦13が存する第2の部位には
既述の陥没面部11bが形成されている。しかし
て第5図の場合においては当接面部11aは押釦
13と当接することによつて該押釦13の所定方
向(矢印A方向)の変位を阻止する様になつてお
り、また、第2図の場合においては、陥没面部1
1bは押釦13の上記矢印A方向の変位を許容す
る構成となつている。
20はスイツチであり、これは、固定接片21
と、復帰ばねとして作用する接点板22とから構
成されている。而して、固定接片21は支持体1
4上面に突設された支持片部23に配設されてお
り、又、接点板22は該固定接片21と対向し且
つ前記押釦13の突起13a先端と接触する様に
支持体14上面に立設されている。
以上の構成において、第5図に示した様に、蓋
3が開放された状態にあるときには、レバー17
の一端部である上端部はケース1の開口部2縁か
ら突出しており、押釦13はケース1外面の第1
の部位に位置している。この第1の部位には押釦
13と当接して該押釦13の矢印A方向への変位
を阻止する当接面部11aが形成されていること
で、押釦13は当接面部11aと当接している。
また、この蓋3開放状態ではスイツチ20は開放
している。
この第5図の状態で、押釦13を矢印A方向へ
押圧操作しても、該押釦13に対して当接面部1
1aが当接していることによつて該押釦13の矢
印A方向への変位が阻止される。この結果、蓋3
開放状態ひいては蓋3の不確実な閉塞状態では、
押釦13を押圧操作しても該押釦13が変位する
ことはなく、従つてスイツチ20も閉成すること
はない。
而して第5図の状態から、蓋3を第2図の如く
開口部2に装着してこれを閉塞すると、レバー1
7がばね18のばね力に抗して下方へ移動され
る。これにて押釦13が案内部11内を下方へ移
動されて第2の部位に位置する。この部位には陥
没面部11bが存することから該陥没面部11b
と対向する様になる。この押釦13の位置では該
押釦13が陥没面部11bに対し離間していて押
釦13の矢印A方向への変位が許容される状態に
ある。
しかして、第6図の如く押釦13を矢印A方向
に押圧操作すると、接点板22が自身のばね力に
抗して弾性変形され、該接点板22が固定接片2
1と接触してスイツチ20が閉成作動する。尚、
このスイツチ20の閉成によつてモータ7が通電
駆動され、これによりカツタ8が回転されてコー
ヒー豆の粉砕が行なわれる。この後、押釦13に
対する押圧作用を解除すると、接点板22が自身
のばね力により弾性復帰し、これにてスイツチ2
0が開放すると共に、押釦13が復帰される。
このように本実施例によれば、常に正常な蓋3
装着状態でのみ押釦13を変位させることがで
き、よつて、押釦13が実際に変位すれば必ずス
イツチ動作がなされるから、蓋が開放状態及び閉
塞状態のいずれにあつても押釦が変位される構成
の従来とは違つて、押釦が実際に変位したにもか
かわらずスイツチ動作がなされないといつた不具
合は発生しない。
また本実施例によれば、接点板22がスイツチ
20における復帰ばねを構成し、且つ該接点板2
32が押釦13の復帰ばねを兼用するので、部品
数の削減を図り得ると共に構成の簡単化も図り得
る。
尚、本考案は上記実施例のみに限定されず、例
えばスイツチとしては上記実施例のスイツチ20
に限らずマイクロスイツチてもよく、又コーヒー
ミル以外にも適用できる等、要旨を逸脱しない範
囲内で変更できる。
〔考案の効果〕
本考案は、以上の記述にて明らかなように、ケ
ースの開口部を開閉する蓋を備えた電気機器に設
けられるものであつて、前記ケースに一端部が前
記開口部縁から突出する位置と該開口部縁内に入
る位置との間で移動可能に設けられ前記蓋の開放
時には一端部が突出状態に付勢され且つ前記開口
部に対する前記蓋の閉塞によつて該一端部が押圧
されて移動するレバーと、前記レバーに連結され
前記蓋の開放状態で前記ケース外面の第1の部位
に位置し該蓋の開放状態から閉塞によるレバーの
移動に伴つて前記ケース外面の該第1の部位から
第2の部位に移動する押釦と、前記ケースにおけ
る前記1の部位に形成され前記押釦と当接して該
押釦の所定方向の変位を阻止する当接面部と、前
記ケースにおける前記第2の部位の凹状に形成さ
れ前記押釦の前記所定方向への変位を許容する陥
没面部と、前記ケースに設けられ前記押釦の前記
所定方向への変位により作動するスイツチとを具
備して成るものであり、これにて、常に正常な蓋
装着状態でのみ押釦を変位させることができ、よ
つて、押釦が実際に変位すれば必ずスイツチ動作
がなされるから、蓋が開放状態及び閉塞状態のい
ずれにあつても押釦が変位される構成の従来とは
違つて、押釦が実際に変位したにもかかわらずス
イツチ動作がなされないといつた不具合の発生を
防止できる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示し、第1図は全体
の縦断側面図、第2図は要部の拡大縦断側面図、
第3図は同正面図、第4図は同分解斜視図、第5
図は蓋開放状態にある第2図相当図、第6図は作
用説明図である。 図中、1はケース、2は開口部、3は蓋、10
はスイツチ装置、11aは当接面部、11bは陥
没面部、13は押釦、17はレバー、20はスイ
ツチ、22は接点板である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ケースの開口部を開閉する蓋を備えた電気機器
    に設けられるものであつて、前記ケースに一端部
    が前記開口部縁から突出する位置と該開口部縁内
    に入る位置との間で移動可能に設けられ前記蓋の
    開放時には一端部が突出状態に付勢され且つ前記
    開口部に対する前記蓋の閉塞によつて該一端部が
    押圧されて移動するレバーと、前記レバーに連結
    され前記蓋の開放状態で前記ケース外面の第1の
    部位に位置し該蓋の開放状態から閉塞によるレバ
    ーの移動に伴つて前記ケース外面の該第1の部位
    から第2の部位に移動する押釦と、前記ケースに
    おける前記1の部位に形成され前記押釦と当接し
    て該押釦の所定方向の変位を阻止する当接面部
    と、前記ケースにおける前記第2の部位に凹状に
    形成され前記押釦の前記所定方向への変位を許容
    する陥没面部と、前記ケースに設けられ前記押釦
    の前記所定方向への変位により作動するスイツチ
    とを具備して成る電気機器のスイツチ装置。
JP3593681U 1981-03-13 1981-03-13 Expired JPH0138829Y2 (ja)

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JPS57148723U JPS57148723U (ja) 1982-09-18
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