JPH0138782Y2 - - Google Patents

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JPH0138782Y2
JPH0138782Y2 JP14966884U JP14966884U JPH0138782Y2 JP H0138782 Y2 JPH0138782 Y2 JP H0138782Y2 JP 14966884 U JP14966884 U JP 14966884U JP 14966884 U JP14966884 U JP 14966884U JP H0138782 Y2 JPH0138782 Y2 JP H0138782Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は例えば教育用カード等に用いて好適な
磁気カードに関するものである。
「従来の技術」 第3図は一般の磁気カードの構成を示す図であ
り、図において磁気カード1は、プラスチツクま
たは紙の基体2の全面または帯状に磁性体3を設
け、この磁性体に音声信号又はデジタル信号を記
録したものである。この磁気カードの再生装置
は、第4図のようにカード1をモーター等の駆動
装置によつて駆動されるカード送りロール4と再
生ヘツド5の間に、磁気ストライプ3と再生ヘツ
ド5とが接するように挿入するだけでよく、磁気
テープ再生装置などと比較して簡単な機構で実現
されている。
従来より、上記構成による磁気カードの磁性体
に音声信号を記録し、外国語の単語、文法の学習
用や会話の練習用または幼児教育用として使用す
る磁気カードが知られている。磁気カードは、磁
気テープに比べ、連続して長時間の情報を再生す
ることは難しいが、必要とする部分だけを短時間
で検索し、かつ特定のカードだけを何度も繰り返
し再生することが可能であり、幼児教育や語学の
学習に用いて特に効果がある。
「考案が解決しようとする問題点」 しかしながら、従来このような教育用として利
用されている磁気カードは、例えば単語や文章の
発音および音楽、効果音などのように、音声とし
ての情報が再生できるだけであり、視覚による情
報としては、カードの基体に印刷されている絵ま
たは文字しかない。音声としての情報と同時に、
テレビ画面等の視覚媒体上に、前記音声としての
情報と関連のある画像を順次再生することができ
れば、幼児や児童の学習カードとして用いて、よ
り教育効果を高めることができる。
これらを実現する手段として、考案者らは、 (1)磁気カードに画像情報と音声情報とを別々に
記録しており、画像情報は一たんICメモリーに
記憶し、音声情報もエンドレス・テープ録音再生
装置またはPCM録音再生装置である第2の録音
再生装置に録音し、カード再生終了後、前記第2
の録音再生装置から音声情報を再生すると共にマ
イクロ・プロセツサーによつて画像情報を処理
し、デイスプレイ画面上に表示する方法(特願昭
58−142583)や、(2)音声情報を音声合成方式で、
圧縮・符号化して装置内の不揮発メモリーに記憶
しておき、磁気カードには必要とする音声情報の
格納されている場所を特定する識別信号のみを、
記録しておく方法(特願昭58−142584)をすでに
出願している。しかし(1)については、装置内に第
2の記録再生装置が必要であり、この記録再生装
置をエンドレス・テープ録音再生装置とすると、
機構が複雑になり、またPCM録音機とすると、
音質の良いものは高価なADコンバータを使用し
なければならず、メモリーも大容量のものが必要
となる欠点がある。また(2)については音声合成方
式は現在までのところ特に語学で、極めて重要な
発音やイントネーシヨンにおいて再生音質が不十
分であり、また人間の音声以外の自然界の音は再
生しにくいので、教材としての応用範囲が限定さ
れてくる。
「問題点を解決しようとする手段」 本考案による磁気カードは、カードを再生装置
に挿入するという簡単な操作で画像情報をテレビ
受像機等に表示しながら、その内容に合つた生の
音声がタイムリーに再生できるものである。
本考案による磁気カードは、磁性体に画像情報
となるデジタル信号および音声情報となるアナロ
グ信号の両方を続けて記録しておき、再生装置で
まづ画像情報を読み出し、その画像情報をもとに
再生装置内のマイクロ・プロセツサーが画像を処
理し、テレビ受像機などのデイスプレイ装置の画
面上に画像を表示しつつ、音声情報を前記画像処
理の進行に合わせて、再生できるようにしたもの
である。かつこの磁気カードに記録された画像情
報あるいは音声情報の中に含まれる制御信号によ
り、カード駆動装置の動作を制御し、画像処理の
進行上必要な時のみ音声信号を再生できるように
したものである。
「実施例」 以下、本考案の一実施例を図に従つて説明す
る。第1図は本考案による磁気カードの記録状態
を示したものであり、図において3は磁性体、6
は画像情報となるデジタル信号記録部分、7は音
声信号記録部分、8は音声信号の再生のタイミン
グを画像の処理のタイミングと同期をとるため
に、音声信号部分の頭に設けられた制御信号であ
る。上記画像情報となるデジタル信号6は、音声
信号7と同一のトラツク上に連続して記録される
ので、通常デジタル信号の記録に用いられる飽和
記録方式は使えず、音声信号と同じバイアス記録
方式で記録する。
変調方法は周波数の異なる2つの信号で「1」、
「0」の2値を区別する。即ち「0」は例えば600
Hzの方形波1サイクル、「1」は例えば1200Hzの
方形波2サイクルであらわす。音声信号の再生時
間は、カードの音声信号録音部分の寸法とカード
の再生速度によるが、同一のトラツクにデジタル
信号も一緒に記録されており、音声信号録音部分
の寸法が制限されているので、音声信号を再生す
る時のカード再生速度を、遅くすることによつて
ある程度の長さを確保している。制御信号8は小
形のスピーカでは再生されにくい低周波数(例え
ば50Hz)の正弦波信号を、例えば0.1秒というご
く短時間で記録してある。
第5図は前記磁気カード1の再生装置の実施例
を示す機能構成図であり、図において4はモータ
ー9によつて駆動されるカード送りロール、5は
カード送りロールによつて駆動される磁気カード
1の磁性体3からデジタル信号及び音声信号を再
生するための再生ヘツド、10はこの再生ヘツド
5の出力信号を増幅する前置増幅器、11はデジ
タル信号の再生波形を整形する波形整形回路、1
2は音声信号の通過を制御するアナログ・スイツ
チ、13はこのアナログ・スイツチを通過した音
声信号を増幅する音声増幅回路、14は音声信号
の中から制御信号のみを選択通過させ、パルス信
号に変換する制御信号分離回路、15はこの制御
信号分離回路14および前記波形整形回路11か
らのパルス信号を取り込み、画像の発生、モータ
ーの制御、アナログ・スイツチの制御などを行な
うマイクロ・プロセツサー、16はこのマイク
ロ・プロセツサー15からの信号により、モータ
ーの回転の入断および回転速度を変化させるモー
ター制御回路、17はデジタル信号を一時記憶し
ておく画像メモリー、18はこの画像メモリーに
貯えられた画像情報をもとに、コンポジツト・ビ
デオ信号を発生する画像発生回路、19はこの画
像発生回路18で発生させたビデオ信号と音声増
幅回路13からの音声信号とを、テレビのチヤン
ネル周波数に変調するRF変調回路、20はこの
RF変調回路19で作られたテレビ信号から画像
と音声とを再生するテレビ受像器である。
上記のように構成された磁気カード再生装置
に、磁気カード1をカード送りロール4と再生ヘ
ツド5の間に挿入すると、スイツチ(図示せず)
が閉じてモーター9が回転し始める。モーターは
動力伝達装置(プーリー、ゴムベルト…図示せ
ず)を通して送りロール4を回転させ、磁気カー
ド1を一定速度で走行させる。第1図のような構
成で、信号が記録されている磁気カードが走行し
始めると、再生ヘツド5からは、まづ画像情報と
してのデジタル信号6が再生される。このデジタ
ル信号は、前置増幅器10で増幅され、波形整形
回路11で整形されたのち、マイクロ・プロセツ
サー15に入り、ここで周波数の違いから2値符
号に復調され、一たん画像メモリー17に貯えら
れる。再生装置がデジタル信号を読み取つている
間は、この装置の使用者にとつては待ち時間とな
るので、この時間はなるべく短い方が望ましい。
本例においては、このためデジタル信号再生時の
カード再生速度(4.8cm/s)は、音声再生時の
カード再生速度(2.4cm/s)の2倍としている。
また上記のデジタル信号の再生中は、アナログ・
スイツチ12は開放になつており、音声増幅回路
13を通して、デジタル信号が音として再生され
ることはない。
磁気カード1に記録されているデジタル信号
が、すべて画像メモリー17に読み取られたのち
マイクロ・プロセツサー15は、読み取つた信号
の正誤の判定を行ない、その結果、もし誤りがあ
る場合は、アナログ・スイツチ12を開放にし、
画像が再生されない状態で音声だけが再生される
ことが起きないようにし、かつモーター9の回転
速度はそのまま変わらず、4.8cm/sの速度でカ
ードが排出されるようにしている。誤りがない場
合、マイクロ・プロセツサー15はアナログ・ス
イツチ12を接続状態にして、以後音声の再生を
可能にすると同時にモーター制御回路16に、モ
ーター9の回転数を下げる信号を出力する。
続いて再生ヘツド5は、音声信号の頭に設けら
れた制御信号8を再生する。この制御信号は前置
増幅器10、アナログ・スイツチ12、制御信号
分離回路14を通つてマイクロ・プロセツサー1
5に導かれる。マイクロ・プロセツサーはこの制
御信号を検出すると、直ちにモーター制御回路1
6に、モーター9を停止する信号を出力し、カー
ドの走行を一時停止させる。
前記制御信号分離回路14には、音声信号も入
力されるが制御信号としては低い周波数の単一周
波数信号を使用しており、この制御信号分離回路
は、その周波数(50Hz)のみを通過させるバン
ド・パス・フイルターで構成されているので、音
声信号中のその周波数成分をあらかじめカツトし
ておけば、音声再生中に誤動作をしてマイクロ・
プロセツサーに出力されることはない。
磁気カード1の走行が一時停止した状態で、マ
イクロ・プロセツサー15は、画像メモリー17
に貯えられた情報に従つて画像発生回路18で画
像処理を行ない、RF変調回路19でテレビの映
像信号に変調されたのち、テレビ受像器20の画
面上に画像を再生する。画像処理プログラムの進
行に合わせて音声の再生が必要になつた時に、マ
イクロ・プロセツサー15は、モーター制御回路
16に信号を送り、モーターを再び回転させて
2.4cm/sの速度でカード1を走行させる。音声
信号7は、ここで初めて再生ヘツド5で再生さ
れ、前置増幅器10、アナログ・スイツチ12、
音声増幅回路13を通り、RF変調回路19で、
テレビのチヤンネル周波数に変調され、テレビ受
像器20のスピーカーから発声される。このよう
にして、磁気カードに記録されているデジタル信
号をもとにして作成された画像情報に合わせて、
同じ磁気カードに記録されている音声情報を必要
な時に再生することができる。
カードに記録されているすべての信号が再生さ
れ、カードがカード送りロール4からはずれる
と、カード・スイツチ(図示せず)が開放とな
り、カード送りロール4を駆動しているモーター
9が停止し、画像処理および音声の再生は終了す
る。こうして一枚のカードによる再生は終了する
が、別のカードで再生する場合は、前述の方法と
同じく再生装置にそのカードを挿入するだけで、
新しい画像情報とそれと関連のある音声とが、テ
レビ受像器から再生される。
なお、上記の実施例では、画像処理に合わせて
音声信号を再生するために、磁気カードの走行を
一時停止させる手段として、磁性体3に記録され
た制御信号8から再生装置内の制御信号分離回路
14まででパルスを作成することにしてあるが、
これをデジタル信号6のなかにタイマー定数を記
録しておき、音声信号再生中にその定数にもとづ
く時間が経過したら、モーターを停止するように
しても同様の動作ができる。
また上記実施例では磁性体3上の1本のトラツ
クにデジタル信号と音声信号とを連続に記録する
とにしているが、第2図のように磁気カード1に
2本の磁性体3a,3bを形成し、一方の磁性体
3aには、デジタル信号6aを記録し、もう一方
の磁性体3bには音声信号7bと制御信号8bと
を記録しておき、再生装置でまづ磁性体3aを再
生して、デジタル信号6aをすべて読み取つてか
ら、つぎに磁性体3bを再生しても、同様の動作
が期待できる。
「考案の効果」 以上述べた様に、本考案による磁気カードは、
画像情報と音声情報とが続いて記録してあるの
で、カードを再生装置に挿入するという簡単な操
作だけで、音声とともにその内容に合つた画像を
テレビ受像器等に表示することができる。しかも
音声情報の再生速度は画像情報より遅くしてあ
り、かつ比較的長い音声情報も再生することがで
きるので、幼児・児童等の学習プログラム、語学
学習等に使用して最適である。
上記説明では本考案を教育カードに利用する場
合について述べたが、そのほか、ゲーム機器、店
頭広告媒体などの視聴覚用器材にも利用できるこ
とはいうまでもない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による磁気カードの記録状態を
示した図、第2図は本考案の他の実施例に用いる
磁気カードの記録状態を示した図、第3図は一般
的な磁気カードの斜視図、第4図は磁気カード再
生装置の略図、第5図は本考案による磁気カード
を再生する装置の回路構成図である。図中主な部
分は次のとおりである。 4……カード送りロール、5……再生ヘツド、
6……デジタル画像情報記録部分、7……アナロ
グ音声信号記録部分、8……制御信号記録部分、
12……アナログ・スイツチ、14……制御信号
分離回路、15……マイクロ・プロセツサー、1
6……モーター制御回路、17……画像メモリ
ー、18……画像発生回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 画像情報となるデジタル信号と音声情報とな
    るアナログ信号とが記録されている磁気カード
    において、アナログ信号を再生する時のカード
    の再生速度をデジタル信号を再生する時の速度
    より遅くさせるための制御信号が前記デジタル
    信号中に記録されていることを特徴とする磁気
    カード。 (2) カードの走行を一時停止させるための制御信
    号が前記アナログ信号中に記録してある前記実
    用新案登録請求の範囲第1項に記載の磁気カー
    ド。 (3) 音声情報を再生中にある決められた時間が経
    過したのち、カードの走行を一時停止させるた
    めの時間定数がデジタル信号中に記録してある
    前記実用新案登録請求の範囲第1項に記載の磁
    気カード。
JP14966884U 1984-10-03 1984-10-03 Expired JPH0138782Y2 (ja)

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