JPS6035372A - 磁気カ−ド記録再生方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は磁気記録カードの再生方式に関し、特に磁気記
録カード（以下磁気カードと記す）に記録された画像情
報信号と音声情報信号を再生するのに好適な磁気カード
記録再生方式に関する。

一般の磁気カードの構成を第１図に示す。第１図のよう
に磁気カード１は紙またはプラスチックの基板２の全面
または帯状に磁性体ろを設け、ここに音声またはデジタ
ル情報を記録したもので、語学練習等の教育媒体として
、また銀行で行われている現金自動支払いシステム、さ
らに小型計算機のプログラム記録媒体等として、その利
用度は年々増大している。磁気カードは磁気テープと異
なり、大容量の情報を記録再生することができないがラ
ンダムアクセスが可能であり、磁気カードの再生も第２
図のようにカード１をモーターで駆動されているカード
送りロール４と再生ヘッド５の間に挿入するだけでよ（
、幼児教育、外国語の単語、会話の練習等に広く利用さ
れている。

しかしながら従来、このような教育に利用されている磁
気カードは聴覚情報としての音声（音楽、効果音等も含
む）が再生されるのみであり、視覚情報としてはカード
基体に印刷されている固定情報のみである。

音声、音楽に合わせて、それらと関連のある視覚情報を
種々変えて適時現わすことができれば教育教材としてよ
り学習効果を高めることができる◎これらを実現する手
段として、ビデオチーブ、ビデオディスク等があるがこ
れらはいずれも装置が複雑でかつ高価であり、幼児や児
童が操作するのは容易でない。

また、カセットテープを利用し、画像情報と音声情報を
それぞれ別のトラックに記録し、画像情報となるデジタ
ル信号をマイクロプロセッサ−で処理し、その内容のプ
ログラムにしたがって画像をディスプレイ装置上に表示
しながら、音声情報となるアナログ信号を再生する装置
が実用化されているが、情報媒体としてカセットテープ
を使用する場合は、テープにプログラムされている内容
順に学習しなげればならない上、画像情報となるデジタ
ル信号が途中から再生された場合は、プロセッサーが解
読不能となるため、テープの任意の箇所を繰り返し再生
することは実際に困難である。

学習用機器、とりわけ幼児・児童教有機器は決められた
順序でしか再生できないものとか、再生時間が長いもの
などは幼児・児童の興味を繋ぎ止めておくことは難かし
い。本発明は、磁気カードに画像情報となるデジタル信
号と、音声情報となるアナログ信号を記録し、非常に簡
便な方法で再生を行い、音声の内容に合わせて画像情報
をディスプレイ上に表示することができる装置を提供す
るもので、その特徴とするところは、磁気カードに記録
した画像情報となるデジタル信号を再生し、そのデータ
をマイクロプロセッサ一部内のＩＣメモリーに記憶させ
ると共に音声情報となるアナログ信号を他の記録媒体（
例えばエンドレステープ、ＩＣ録音装置）に再記録し、
カード再生後、再配りしたアナログ信号を再生すると共
に、その内容に合わせて画像をディスプレイ上に表示す
ることにより磁気カードに記録された教育プログラムを
音声と画像が同期して繰り返し再生できるところにある
。

以下本発明の実施例を図にしたがって説明する。

第３図は本実施例に使用する磁気カードの記録状態を表
わしたものであり、磁気カード１の磁気テープ３には音
声情報となるアナログ信号を記録したトランク３ａと画
像情報となるデジタル信号例えばＦ　Ｍ変調化された信
号を記録したトラック３ｂとが上下にある間隔を持って
設けられている。

またアナログ信号トラック３ａには可聴域以下（例えば
４０７４ｚ）の画像処理スタート信号３ｃが音声信号の
頭の位置に記録されている。

第４図は磁気カード再生部、第５図は磁気カード再生部
から再生された信号を音声および画像としてとり出すた
めの機能構成図を示す。

第４図において磁気カード送りロー／Ｉ／４はカードを
挿入することによってスイッチが働き（図示せず）一定
の回転数で回転するようになっている。

磁気カード再生ヘッド５は磁気カードに記録されている
トランク間隔に合わせて２トラツク構成になっており、
音声信号トラックは音声信号再生ヘッド５ａで、画像信
号トラックは画像信号再生ヘッド５ｂでそれぞれ再生で
きるようになっている。

第５図において、音声信号再生ヘッド５ａで再生された
信号は再生アンプ６で増巾され、エンドレステープ録音
装置１１に導かれエンドレステープ録再兼用ヘッド１３
でエンドレステープ１４に録音されるようになっている
。画像信号再生ヘッド５ｂで再生された信号は、再生ア
ンプ７で増巾され復調回路８で復調され、マイクロプロ
セッサ−回路９に導かれる。

磁気カード再生後、エンドレステープ１４に録音された
信号は再生されＲＦ変調器１８を介してテレビ受像機１
９のスピーカー２０から発声される。

エンドレステープの再生信号はローパスフィルター回路
１０にも送られ画像処理スタート信号３Ｃがマイクロプ
ロセッサ−回路９に導かれる。マイクロプロセッサ−回
路９は画像処理スタート信号５ｃＫより画像処理が行わ
れＲＦ変調器１８を介してテレビ受像機１９で表示され
るようになっている。

さらに図に従い動作状態を詳細に説明すると、まず、画
像情報と音声情報を前述のように記録した磁気カード１
を第４図のように音声信号が音声信号再生ヘッド５ａで
、画像信号が画像信号再生ヘッド５ｂでそれぞれ再生さ
れるように磁気カード再生装置に挿入するカードスイッ
チ（図示せず）が働きカード送り四−ラー４がモーター
（図示せず）より駆動され、磁気カード１はカード送り
ローラー４で一定のスピードで走行され、それぞれの信
号が読取らされる。このときエンドレステープ録音装置
はカードスイッチと連動して録音状態になり、またマイ
クロプロセッサ−回路９も磁気カードから読取られてく
るデーターをメモリーＩＣに記憶できるライト状態とな
っている。音声信号再生ヘッド５ａで再生された信号は
再生アンプ６で増巾され、エンドレステープ録音装置に
導かれ、録音アンプ１２、録再切り換え回路１３を介し
てエンドレステープ録再兼用ヘッド１７でエンドレステ
ープ１４に録音される。ここにエンドレステープ１４は
磁性面を外側にしてエンドレス状になっておりテープガ
イド１５により回転自在になっておりテープ送り機構（
図示せず）により一定スピードで走行できるようになっ
ている。またエンドレステープの長さは１回転すると丁
度磁気カードの再生内容が録音できるように設定されて
いる。さらに録音時、エンドレステープにすでに録音さ
れていた信号を消去しながら磁気カード１から再生され
た信号を録再兼用ヘッド１７で録音するよ５に構成され
ているが図では消去ヘッドを省略している。一方、画像
信号再生ヘッドで再生された信号は再生アンプ７で増巾
され、復調回路８でデーター信号とクロック信号に復調
され、マイクロプロセッサ−回路９に導かれる。マイク
ロプロセッサ−回路９ではクロック信号に従いデーター
信号を内蔵ＩＣメモリーに記憶する。カードに記録され
ている信号がすべて再生されるとカードスイッチがＯＦ
Ｆ　状態になり、磁気カード送りロールを駆動している
モーターが停止し磁気カードはストップする。同時にエ
ンドレステープ録音再生装置１１は再生状態となり、マ
イクロプロセッサ−回路９は画像処理プログラム開始待
期状態となる。次にエンドレステープ１４に録音された
画像処理スタート信号３Ｃが録再兼用ヘッド１７により
再生され再生アンプ１６で増巾されローパスフィルター
１０に導かれマイクロプロセッサ−回路９に導かれる。

マイクロプロセッサ−回路９が画像処理スタート信号を
受けると画像処理プログラムがスタートし、マイクロプ
ロセッサ−は画像１ｆｔ報データーにしたがって画像処
理を行いＲＦ変調回路１８でテレビのチャンネル周波数
に変調された後、テレビ受像機１９の画面上に表示され
る。同時に再生状態にあるエンドレステープ１４かも音
声信号が再生され再生アンプ１６で増巾されＲＦ変調器
１８に導かれ画像信号と同様テレビのチャンネル周波数
に変調された後、テレビ受像器１９のスピーカー２０よ
り発声される。このときエンドレステープの再生音声信
号は前述のようにローパスフィルター１０にも導かれる
がフィルターにより音声帯域の周波数はカットされマイ
クロプロセツザー回路９に導かれないようになっている
。

このようにして磁気カードに入っている音声情報の内容
に合わせてマイクロプロセッサ−回路で処理された画像
情報がテレビ画面上に表示される。

エンドレステープが再生状態になっている間は、テープ
の一回転毎に画像処理スタート信号６Ｃが再生されるた
め、音声と画像が同期して何回でもくりかえし再生され
る。また、一枚のカードの学習が終了し、次のカードを
学習する場合は、前述の方法と同じく、再生装置にカー
ドを挿入するだけで新らたに音声および画像情報がそれ
ぞれエンドレステープ、ＩＣメモリーに再記録され、同
様に音声に合わせて画像がテレビ画面に表示され、プロ
グラムが進行される。なお、画像情報と音声情報とを再
生している間にこれらの情報間の対応がずれることがな
いように音声情報のところどころに同期信号を入れてこ
れらの間の同期を行っても良い。このような同期信号は
ローパスフィルター１０を介してマイクロプロセッサ−
９に加えれば良い。前述実施例では磁気カードに記録さ
れている音声情報をエンドレステープ録音再生装置で録
音、再生する方式について述べたが、他の実施例として
第６図のように磁気カードから再生した音声信号をＡ／
Ｄ変換器２２でデジタル化しＩＣメモリー回路２３に記
録し、再びＤ／Ａ変換器２４でもとのアナログ音声信号
に変換するいわゆるＰＣＭ録音装置２１で行ってもよい
。なお、第６図中第５図に示したものと同様な回路要素
は同一の参照符号で示し、説明を省略した。また別の実
施例として、第７図のようにカード再生ヘッドを１チヤ
ンネルのみとし、ヘッドを機械的に上下に移動できるよ
うにしておき、まず画像情報信号トラックに再生ヘッド
を合わせ（５１′　の位置）、信号切り換えスイッチ２
６を復調回路８へ接続して磁気カードの信号を全部マイ
クロプロセッサ−に記録した後、再生ヘッドを音声信号
トラックに合わせ切り換えスイッチ２６を音声鈴音再生
機へ接続しく５′の位置）音声信号を再生し、他の録音
再生機に録音することによって同様の目的を達するよう
にしてもよい。さらに第１図のようにカード裏面にもう
一つの磁気テープを設げ、表面の磁気テープには画像情
報のみな裏面の磁気テープには音声情報のみを記録し、
１チヤンネルの再生ヘッド（この場合はヘッドを上下し
なくてもよい）でまず表面の画像情報を再生し次に裏面
の音声情報を再生することによっても同様の目的を達す
ることができる。

このように本発明の装置では任意の磁気カードを非常に
簡単な操作で再生装置にかけるだけで音声とともにその
内容に合った画像をテレビ受像機等に表示することがで
き、また必要に応じて何回でもくりかえし再生できるた
め、幼児・児童等の学習プログラム、語学学習等に最適
であり、本発明の応用範囲は広くまた、メリットが犬で
ある。

【図面の簡単な説明】

第１図は磁気カードの斜視図、第２図は磁気カードの読
取装置略図、第３図は本発明の方式に用いる磁気カード
の実施例の平面図、第４図は第３図のカードの読取装置
の概念図、第５図は本発明の第１実施例の回路構成図、
第６図は本発明の第２実施例の回路構成図、及び第７図
は本発明の第３実施例の回路におけるカード読取部の回
路図である。図中主な部分は次の通りである。 ３ａ：アナログ音声信号トラック ３ｂ＝デジタル画像信号トラック ３Ｃ：画像処理スタート信号 ５ａ：音声信号再生ヘッド ５ｂ二画像信号再生ヘッド　− ６，７：再生アンプ ８　：復調回路 ９　；マイク皇プロセッサー回路 １０：ローパスフィルター １１：エンドレステープ録音再生装置 １２：録音アンプ １３：録再切換え回路 １４：エンドレステープ １６：再生アンプ １７：録再兼用ヘッド １Ｂ：ＲＦ変調回路 １９：テレビ受像機 ２０：スビーカー

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 ｔ　磁気カードに画像情報となるデジタル信号と音声情
   報となるアナログ信号を記録しておき、それぞれの信号
   を再生し、画像情報はマイクロプロセッサ−による画像
   処理装置内のＩＣメモリーに記憶し、音声情報は第２の
   録音再生装置に一度録音し、カード再生終了後、第２の
   録音再生装置からもとの音声情報を再生すると共にマイ
   クロプロセッサーによって画像情報を処理しディスプレ
   イ画面上に表示することを特徴とした磁気カード記録再
   生方法。 ２、　第２の録音再生装置がエンドレステープ録音再生
   装置である前記第１項記載の磁気カード記録再生方法。 ６　第２の録音再生装置がＰＣＭ録音再生装置でありＰ
   ＣＭ化データーをＩＣメモリーに記録することを特徴と
   した前記第１項記載の磁気カード再生方法。 ４　音声情報の一部にマイクロプロセッサ−が画像処理
   を行うためのスタート信号が記録されており、この信号
   を検出して画像処理を開始することを特徴とした前記第
   １項記載の磁気カード再生方法。