JPH0138297Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0138297Y2
JPH0138297Y2 JP1984181302U JP18130284U JPH0138297Y2 JP H0138297 Y2 JPH0138297 Y2 JP H0138297Y2 JP 1984181302 U JP1984181302 U JP 1984181302U JP 18130284 U JP18130284 U JP 18130284U JP H0138297 Y2 JPH0138297 Y2 JP H0138297Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
air
air cleaner
shutter
exhaust brake
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984181302U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6195970U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984181302U priority Critical patent/JPH0138297Y2/ja
Publication of JPS6195970U publication Critical patent/JPS6195970U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0138297Y2 publication Critical patent/JPH0138297Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lubrication Details And Ventilation Of Internal Combustion Engines (AREA)
  • Exhaust-Gas Circulating Devices (AREA)
  • Fluid-Driven Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 考案の技術分野 この考案は、内燃機関の空気吸入装置に係り、
特に、ブローバイガスを吸気通路に導くものにあ
つて、ブローバイガス中に混在するオイルが排気
ブレーキの作動時に、エアクリーナへ逆流するこ
とを防止した空気吸入装置に関する。
(ロ) 技術の背景 内燃機関にあつては、その燃焼室からクランク
ケース内にブローバイガスが漏出するが、このブ
ローバイガスの約80%が未燃ガスである。このた
め、空気吸入装置において、クランクケース内に
溜つたガスを吸気系に導き燃焼させて、このガス
が大気へ放出されることを防いでいる。
(ハ) 従来技術と問題点 従来、ブローバイガスを吸気系に導き燃焼させ
る内燃機関の空気吸入装置は、実開昭56−124253
号公報等で種々提案されている。例えば、実開昭
56−124253号公報に記載された内燃機関の空気吸
入装置は、クランクケースに通じる開口部にオイ
ル切りの遮蔽板およびエアコントロールバルブ等
を有した油切り専用の調圧装置を設けるととも
に、この調圧装置からのガスパイプをインテーク
ダクトに開口させて、クランクケース内圧が大き
くなることを防止し、オイルがインテークダクト
へ流出することを阻止する。
しかしながら、このような従来の内燃機関の空
気吸入装置にあつては、機関が高速回転してイン
テークマニホールド内の負圧が増大すると、クラ
ンクケース内とインテークマニホールド内の圧力
差も大きくなるため、ブローバイガス中に混在す
るオイルがインテークマニホールド内へ流入して
内壁に付着することがあるという問題点があつ
た。そして、このようなインテークマニホールド
内壁に付着したオイルは、排気ブレーキが作動し
て吸気がエアクリーナ側へ逆流するような場合
に、吸気とともにエアクリーナへ流入してそのエ
レメントに付着し、エアクリーナの機能を低下さ
せる一因となる。
(ニ) 考案の目的 この考案は、上述した従来の問題点に着目し、
インテークマニホールド等の吸気通路壁面に付着
したオイルが、排気ブレーキの作動時に、エアク
リーナへ流入することを阻止した内燃機関の空気
吸入装置を提供することを目的としている。
(ホ) 考案の構成 この目的を達成するため、この考案にかかる内
燃機関の空気吸入装置は、エアクリーナと燃焼室
とを連通する吸気通路中に、クランクケース内の
ブローバイガスを吸気通路に導くブローバイガス
還流路を接続すると共に、当該ブローバイガス還
流路の接続部と上記エアクリーナとの間の吸気通
路に、排気ブレーキと連動し、略中央部に開口を
有する環状のインテークシヤツタを軸着したもの
である。
(ヘ) 考案の作用 この考案によれば、排気ブレーキの作動時に、
吸気通路の周壁に付着したオイルのエアクリーナ
への流入をインテークシヤツタが阻止することと
なる。
(ト) 考案の実施例 以下、この考案の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。
第1図乃至第3図はこの考案の一実施例にかか
る内燃機関の空気吸入装置を示す図である。
この空気吸入装置は、第1図に示すように、内
燃機関11のシリンダヘツド12とエアクリーナ
13との間が吸気通路14を有するインテークダ
クト15により接続されている。内燃機関11
は、周知のように、シリンダブロツク16内にピ
ストンにより燃焼室が画成され、ロツカカバー1
7により画成されるロツカ室には動弁機構が収納
されている。この燃焼室には吸気通路14を経て
吸気が導入され、ロツカカバー17内のロツカ室
には、潤滑油が露状に混入したブローバイガスが
導かれている。
ロツカカバー17にはバルブ18が設けられ、
該バルブ18とエアクリーナ13近傍のインテー
クダクト15との間がブローバイガス還流管19
により接続されている。このブローバイガス還流
管19は、ロツカカバー17内のロツカ室のブロ
ーバイガスを吸気通路14に還流させるためのブ
ローバイガス還流通路を有している。上記バルブ
18およびブローバイガス還流管19を介して、
ブローバイガスが吸気通路14へ還流する。
インテークダクト15内の吸気通路14には、
ブローバイガス還流管19が接続した部分Aとエ
アクリーナ13との間で、インテークシヤツタバ
ルブ20が設けられている。インテークシヤツタ
バルブ20は、第2図および第3図に詳示するよ
うに、インテークダクト15の壁面に回動可能に
支持されたシヤフト21と、該シヤフト21に取
り付けられた中央に開口22aを有する環状のシ
ヤツタ22と、シヤフト21に固着されて負圧ア
クチユエータ24に連結したアーム23とを有し
ている。このシヤツタバルブ20は、負圧アクチ
ユエータ24により駆動されてシヤツタ22が回
動し、第1図中の破線および実線で示すように動
作する。なお、30は吸気通路14の周壁とアー
ム23との間に介装されたリターンスプリングで
ある。
負圧アクチユエータ24は電磁式の方向切換弁
25に配管され、この方向切換弁25により真空
ポンプ26へ接続され、また、大気に開放され
る。方向切換弁25は、そのソレノイドが排気ブ
レーキスイツチ27を介してバツテリ28に結線
されている。この排気ブレーキスイツチ27は、
排気ブレーキを作動させる時に閉成するもので、
インテークシヤツタバルブ20を排気ブレーキに
連動させる。
このような内燃機関の空気吸入装置にあつて
は、排気ブレーキ作動時に排気ブレーキスイツチ
27が閉成すると、方向切換弁25により負圧ア
クチユエータ24が真空ポンプ26に接続され、
インテークシヤツタバルブ20のシヤツタ22が
負圧アクチユエータ24により実線で示す位置に
動作する。すなわち、このような排気ブレーキ作
動時においては、シヤツタ22は、その吸気通路
14の周壁近傍を閉塞する。したがつて、排気ブ
レーキの作動時に吸気がエアクリーナ13側へ逆
流するようなことがあつても、ブローバイガスの
吸気通路14への流入時に吸気通路14の周壁に
付着した潤滑油等のオイルは、上記シヤツタ22
により阻止されてエアクリーナ13への流入が妨
げられることとなる。
また、通常時にあつては、インテークシヤツタ
バルブ20のシヤツタ22は、第1図中の破線で
示すような位置にあるため、吸気の流動を妨げる
ことはない。
このように、この実施例によれば、排気ブレー
キの作動時に、吸気通路14の周壁に付着してい
たオイルがシヤツタ22で阻止されてエアクリー
ナ13へ流入することがなくなるので、エアクリ
ーナ13の機能の低下が防止でき、エアクリーナ
13の耐久性の向上が図られることとなつた。
(チ) 考案の効果 以上述べたように、この考案に係る内燃機関の
空気吸入装置は、エアクリーナと燃焼室とを連通
する吸気通路中に、クランクケース内のブローバ
イガスを吸気通路に導くブローバイガス還流路を
接続すると共に、当該ブローバイガス還流路の接
続部と上記エアクリーナとの間の吸気通路に、排
気ブレーキと連動し、略中央部に開口を有する環
状のインテークシヤツタを軸着したものであるか
ら、この考案によれば、排気ブレーキの作動時
に、吸気通路の周壁に付着したオイルのエアクリ
ーナへの流入がインテークシヤツタで阻止される
ため、エアクリーナの機能の低下が防止され、エ
アクリーナの耐久性の向上が図られることとなつ
た。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例に係る空気吸入装
置の全体概略図、第2図はその要部平面図、第3
図は要部正面断面図である。 11……内燃機関、13……エアクリーナ、1
4……吸気通路、19……ブローバイガス還流管
(ブローバイガス還流路)、20……インテークシ
ヤツタバルブ、22……シヤツタ、27……排気
ブレーキスイツチ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エアクリーナと燃焼室とを連通する吸気通路中
    に、クランクケース内のブローバイガスを吸気通
    路に導くブローバイガス還流路を接続すると共
    に、当該ブローバイガス環流路の接続部と上記エ
    アクリーナとの間の吸気通路に、排気ブレーキと
    連動し、略中央部に開口を有する環状のインテー
    クシヤツタを軸着したことを特徴とする内燃機関
    の空気吸入装置。
JP1984181302U 1984-11-29 1984-11-29 Expired JPH0138297Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984181302U JPH0138297Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984181302U JPH0138297Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6195970U JPS6195970U (ja) 1986-06-20
JPH0138297Y2 true JPH0138297Y2 (ja) 1989-11-16

Family

ID=30738854

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984181302U Expired JPH0138297Y2 (ja) 1984-11-29 1984-11-29

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0138297Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4310084Y1 (ja) * 1965-12-16 1968-05-02

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5491512U (ja) * 1977-12-09 1979-06-28
JPS6032346Y2 (ja) * 1980-02-21 1985-09-27 日産ディーゼル工業株式会社 内燃機関の空気吸入装置

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4310084Y1 (ja) * 1965-12-16 1968-05-02

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6195970U (ja) 1986-06-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CA1083360A (en) Exhaust braking valve
EP0867610A3 (en) Air intake system for internal combustion engine
US3868934A (en) Exhaust gas recirculation
JPH0138297Y2 (ja)
JPH0435528Y2 (ja)
JP3136541B2 (ja) 内燃機関のブローバイガス処理装置
JPS6056890B2 (ja) タ−ボチヤ−ジヤ付内燃機関のブロ−バイガス処理装置
JPH0519525Y2 (ja)
JPS6034734Y2 (ja) 過給機付内燃機関のブロ−バイガス処理装置
JPS6040812Y2 (ja) 過給機付内燃機関のブロ−バイガス制御装置
JPS6224738Y2 (ja)
JPH0645607Y2 (ja) 車両用過給装置
JPS6126569Y2 (ja)
JPS6218645Y2 (ja)
JPH108937A (ja) 4サイクルエンジンのクランク室換気構造
JPH0329569Y2 (ja)
JPH0429076Y2 (ja)
JPS6245057Y2 (ja)
JPH0326298Y2 (ja)
JPH0619783Y2 (ja) エンジンのブロ−バイガス還流装置
JPS59155520A (ja) 過給機付エンジンのブロ−バイガス還流装置
JPS60209619A (ja) 内燃機関のオイル消費低減装置
JPS6224014Y2 (ja)
JPS6314055Y2 (ja)
JPS6233955Y2 (ja)