JPH0137741Y2 - - Google Patents
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- JPH0137741Y2 JPH0137741Y2 JP7075485U JP7075485U JPH0137741Y2 JP H0137741 Y2 JPH0137741 Y2 JP H0137741Y2 JP 7075485 U JP7075485 U JP 7075485U JP 7075485 U JP7075485 U JP 7075485U JP H0137741 Y2 JPH0137741 Y2 JP H0137741Y2
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- Japan
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- discharge lamp
- arc tube
- lamp
- tube
- outer diameter
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- Expired
Links
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Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Discharge Lamps And Accessories Thereof (AREA)
- Vessels And Coating Films For Discharge Lamps (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
［産業上の利用分野］
本考案は食料品用水、製薬用水及び化粧品用水
等の大量生産に必要な液体の殺菌に用いられる殺
菌灯装置の改良に関する。
等の大量生産に必要な液体の殺菌に用いられる殺
菌灯装置の改良に関する。
［従来技術と問題点］
従来、食料品用水等の液体の殺菌は例えば、第
１図に示すような装置により行なわれている。こ
の方法は一般に内照式と称される殺菌方法で殺菌
灯装置１の端部には給水口２及び排水口３を設
け、その端部には第４図、第５図に示すように紫
外線を照射する放電灯、例えば低圧水銀灯４の周
囲に高純度ガラス等よりなる紫外線透過性の筒体
５を設置し、該筒体の外周に液体６を流して該液
体の殺菌を行なうものである。
１図に示すような装置により行なわれている。こ
の方法は一般に内照式と称される殺菌方法で殺菌
灯装置１の端部には給水口２及び排水口３を設
け、その端部には第４図、第５図に示すように紫
外線を照射する放電灯、例えば低圧水銀灯４の周
囲に高純度ガラス等よりなる紫外線透過性の筒体
５を設置し、該筒体の外周に液体６を流して該液
体の殺菌を行なうものである。
第４図、第５図に示す従来の放電灯としては、
電極間距離１cm当りの負荷が0.7W程度の低圧水
銀灯がもちいられていた。これらの低圧水銀灯の
波長254nmの殺菌線出力はたかだか電極間距離１
cm当り0.18W程度である。
電極間距離１cm当りの負荷が0.7W程度の低圧水
銀灯がもちいられていた。これらの低圧水銀灯の
波長254nmの殺菌線出力はたかだか電極間距離１
cm当り0.18W程度である。
ところが、最近大量殺菌、高速殺菌の必要性か
ら低圧水銀灯の高出力化が要求されるようになつ
てきた。しかし、前記のような低圧水銀灯の出力
を単に増大させただけでは、管壁温度が高くなり
管内の水銀蒸気圧が高くなる結果、殺菌線出力は
第６図に示すように点灯後数分で低下し、増加し
た効果がなくなつてしまう。
ら低圧水銀灯の高出力化が要求されるようになつ
てきた。しかし、前記のような低圧水銀灯の出力
を単に増大させただけでは、管壁温度が高くなり
管内の水銀蒸気圧が高くなる結果、殺菌線出力は
第６図に示すように点灯後数分で低下し、増加し
た効果がなくなつてしまう。
［考案の目的］
本考案は前記の点に鑑みなされたもので、比較
的簡単な手段により殺菌灯装置の高出力化を実現
することができ、しかも安定性の良い殺菌灯装置
を提供することを目的とする。
的簡単な手段により殺菌灯装置の高出力化を実現
することができ、しかも安定性の良い殺菌灯装置
を提供することを目的とする。
［考案の構成及び作用］
以下、本考案に係る殺菌灯装置の実施例を第２
図及び第３図に基づき説明する。
図及び第３図に基づき説明する。
図中８は紫外線を放射する放電灯、例えば低圧
水銀灯であり、８ａは該低圧水銀灯の発光管中央
部、８ｂは発光管管端部である。この発光管内両
端部には熱陰極又は冷陰極が封着してある。そし
て、発光管内には適量の水銀あるいは水銀のアマ
ルガムと共に不活性ガスが封入されている。
水銀灯であり、８ａは該低圧水銀灯の発光管中央
部、８ｂは発光管管端部である。この発光管内両
端部には熱陰極又は冷陰極が封着してある。そし
て、発光管内には適量の水銀あるいは水銀のアマ
ルガムと共に不活性ガスが封入されている。
図中５は前記殺菌灯の周囲に設置した高純度石
英ガラスよりなる紫外線透過性の筒体を示す。こ
の筒体の外周には殺菌しようとする液体が存在さ
せてあり、低圧水銀灯を点灯することにより液体
の紫外線を放射して殺菌を行なう。
英ガラスよりなる紫外線透過性の筒体を示す。こ
の筒体の外周には殺菌しようとする液体が存在さ
せてあり、低圧水銀灯を点灯することにより液体
の紫外線を放射して殺菌を行なう。
本考案はこのような装置において、前記放電灯
の発光管の中央部外径D1と管端部外径D2との関
係を1.4D1≧D2≧1.05D1としたことを特徴とする。
このように構成することにより、発光管の端部の
管壁温度が中央部より低くなり発光管の最冷部は
電極部の背部に位置し、放電灯の入力を増加させ
ても、水銀蒸気圧は最冷部温度により制御される
ため紫外線出力を増加させることができる。すな
わち、放電灯の入力と紫外線出力の関係は第７図
のようになり0.4〜2W／cmの範囲にしても従来よ
りも大きい紫外線出力を得ることができる。
の発光管の中央部外径D1と管端部外径D2との関
係を1.4D1≧D2≧1.05D1としたことを特徴とする。
このように構成することにより、発光管の端部の
管壁温度が中央部より低くなり発光管の最冷部は
電極部の背部に位置し、放電灯の入力を増加させ
ても、水銀蒸気圧は最冷部温度により制御される
ため紫外線出力を増加させることができる。すな
わち、放電灯の入力と紫外線出力の関係は第７図
のようになり0.4〜2W／cmの範囲にしても従来よ
りも大きい紫外線出力を得ることができる。
ただし、上記のように発光管の管径を規定した
放電灯を筒体に装着した場合、筒体と発光管の間
隔は前記端部外径の1/10以下としなければならな
い。これより大きいと発光管の端部温度が上昇し
最冷部温度の制御ができないばかりでなく、発光
管の温度上昇が寿命にも悪影響を与える。又、端
部を筒体と接触した場合には筒体外側の液体温度
の影響を受けて出力変動が大きくなり実用的でな
い。
放電灯を筒体に装着した場合、筒体と発光管の間
隔は前記端部外径の1/10以下としなければならな
い。これより大きいと発光管の端部温度が上昇し
最冷部温度の制御ができないばかりでなく、発光
管の温度上昇が寿命にも悪影響を与える。又、端
部を筒体と接触した場合には筒体外側の液体温度
の影響を受けて出力変動が大きくなり実用的でな
い。
なお、筒体の外側の液体の温度は10〜40゜Cであ
れば放電灯の特性に影響を与えることはない。
れば放電灯の特性に影響を与えることはない。
次に、本考案の具体的実施例について説明す
る。第２，３図のように構成し、発光管の中央部
外径D1を18mmψ、管端部外径D2を24mmψ、筒体
と管端部の間隔は１mm厚とし、発光管の電極間距
離40cm、ランプ入力50Wとしたときに、殺菌線出
力は14Wであり、電極間距離１cm当り0.35Wと高
出力が得られた。
る。第２，３図のように構成し、発光管の中央部
外径D1を18mmψ、管端部外径D2を24mmψ、筒体
と管端部の間隔は１mm厚とし、発光管の電極間距
離40cm、ランプ入力50Wとしたときに、殺菌線出
力は14Wであり、電極間距離１cm当り0.35Wと高
出力が得られた。
［考案の効果］
以上の説明から明らかなように、本考案に係る
殺菌灯装置は、発光管の管中央部の外径と管端部
の外径及び発光管と筒体の間隔を所定の範囲内に
選定することにより、放電灯の高出力化が可能で
あるばかりでなく、寿命期間を通して殺菌線の出
力が安定している等の利点がある。
殺菌灯装置は、発光管の管中央部の外径と管端部
の外径及び発光管と筒体の間隔を所定の範囲内に
選定することにより、放電灯の高出力化が可能で
あるばかりでなく、寿命期間を通して殺菌線の出
力が安定している等の利点がある。
第１図は殺菌灯装置を示す側面図、第２図は本
考案に係る放電灯を示す側面図、第３図は同じく
殺菌灯装置の一部を示す説明図、第４図は従来の
放電灯を示す側面図、第５図は同じく殺菌灯装置
の一部を示す説明図、第６図は従来の放電灯の点
灯時間経過後の殺菌線出力変化を示す図、第７図
は本考案に係る放電灯の点灯時間経過後の殺菌線
出力変化を示す図である。
考案に係る放電灯を示す側面図、第３図は同じく
殺菌灯装置の一部を示す説明図、第４図は従来の
放電灯を示す側面図、第５図は同じく殺菌灯装置
の一部を示す説明図、第６図は従来の放電灯の点
灯時間経過後の殺菌線出力変化を示す図、第７図
は本考案に係る放電灯の点灯時間経過後の殺菌線
出力変化を示す図である。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 １ 紫外線を放射する直管形放電灯８の周囲に紫
外線透過性の筒体５を設置し該筒体の外周に液
体６を存在させて該液体の殺菌を行なうように
した殺菌灯装置において、 前記放電灯８の紫外線透過ガラスよりなる発
光管の管中央部８ａの外径D1と発光管の管端
部８ｂの外径D2との関係を1.4D1≧D2≧1.05D1
とすると共に、前記放電灯８を前記筒体５に接
触させないように、両者の間隔ｔを前記発光管
の管端部８ｂの外径D2の1/10以下とすること
を特徴とする殺菌灯装置。 ２ 前記放電灯８は電極間距離１cm当り0.4〜2W
の負荷を有する低圧水銀灯であることを特徴と
する実用新案登録請求の範囲第１項記載の殺菌
灯装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7075485U JPH0137741Y2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7075485U JPH0137741Y2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS61187295U JPS61187295U (ja) | 1986-11-21 |
| JPH0137741Y2 true JPH0137741Y2 (ja) | 1989-11-14 |
Family
ID=30607624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7075485U Expired JPH0137741Y2 (ja) | 1985-05-15 | 1985-05-15 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0137741Y2 (ja) |
Families Citing this family (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH07103763B2 (ja) * | 1990-03-23 | 1995-11-08 | コベルコ建機エンジニアリング株式会社 | リーダ回転装置 |
| JP2506533Y2 (ja) * | 1990-07-13 | 1996-08-14 | 中野 浩二 | 箱型紫外線ランプ及びその紫外線照射装置 |
| JPH1015548A (ja) * | 1996-07-01 | 1998-01-20 | Janome Sewing Mach Co Ltd | ２４時間浄化保温装置の殺菌装置 |
| JP4020993B2 (ja) * | 1996-09-12 | 2007-12-12 | 蛇の目ミシン工業株式会社 | 流水の紫外線殺菌装置 |
| JPH10112285A (ja) * | 1996-10-07 | 1998-04-28 | Japan Aircraft Mfg Co Ltd | 紫外線発光装置 |
| JP6706435B2 (ja) * | 2018-06-26 | 2020-06-10 | 岩崎電気株式会社 | 容器殺菌用のキセノンフラッシュランプ |
| WO2020067571A1 (ja) * | 2018-09-28 | 2020-04-02 | 岩崎電気株式会社 | 容器殺菌用のキセノンフラッシュランプ照射装置 |
| CN112867673B (zh) * | 2018-09-28 | 2023-06-30 | 岩崎电气株式会社 | 容器杀菌用的氙闪光灯照射装置 |
-
1985
- 1985-05-15 JP JP7075485U patent/JPH0137741Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS61187295U (ja) | 1986-11-21 |
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