JPH1015548A - ２４時間浄化保温装置の殺菌装置 - Google Patents
２４時間浄化保温装置の殺菌装置Info
- Publication number
- JPH1015548A JPH1015548A JP8171495A JP17149596A JPH1015548A JP H1015548 A JPH1015548 A JP H1015548A JP 8171495 A JP8171495 A JP 8171495A JP 17149596 A JP17149596 A JP 17149596A JP H1015548 A JPH1015548 A JP H1015548A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sterilizing
- bath water
- lamp
- purifying
- cold cathode
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 230000001954 sterilising effect Effects 0.000 title claims abstract description 46
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 31
- 238000001914 filtration Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000004659 sterilization and disinfection Methods 0.000 claims description 16
- 238000010792 warming Methods 0.000 claims description 5
- 239000000356 contaminant Substances 0.000 claims description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 abstract description 8
- 239000012535 impurity Substances 0.000 abstract description 6
- 239000003463 adsorbent Substances 0.000 abstract description 2
- QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N mercury Chemical compound [Hg] QSHDDOUJBYECFT-UHFFFAOYSA-N 0.000 abstract description 2
- 229910052753 mercury Inorganic materials 0.000 abstract description 2
- 230000002070 germicidal effect Effects 0.000 description 25
- CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N Ozone Chemical compound [O-][O+]=O CBENFWSGALASAD-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 13
- 238000000746 purification Methods 0.000 description 10
- 230000001681 protective effect Effects 0.000 description 7
- QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N atomic oxygen Chemical compound [O] QVGXLLKOCUKJST-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 5
- 238000000354 decomposition reaction Methods 0.000 description 5
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 5
- 239000001301 oxygen Substances 0.000 description 5
- 229910052760 oxygen Inorganic materials 0.000 description 5
- 230000004888 barrier function Effects 0.000 description 3
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 3
- 239000010453 quartz Substances 0.000 description 3
- VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N silicon dioxide Inorganic materials O=[Si]=O VYPSYNLAJGMNEJ-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 3
- XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N Argon Chemical compound [Ar] XKRFYHLGVUSROY-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 210000000170 cell membrane Anatomy 0.000 description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000000428 dust Substances 0.000 description 2
- 239000012528 membrane Substances 0.000 description 2
- 125000004430 oxygen atom Chemical group O* 0.000 description 2
- 241000894006 Bacteria Species 0.000 description 1
- 230000000844 anti-bacterial effect Effects 0.000 description 1
- 229910052786 argon Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000003287 bathing Methods 0.000 description 1
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 1
- 238000004031 devitrification Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 239000011521 glass Substances 0.000 description 1
- 230000001678 irradiating effect Effects 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 239000004745 nonwoven fabric Substances 0.000 description 1
- 239000005416 organic matter Substances 0.000 description 1
- NLJMYIDDQXHKNR-UHFFFAOYSA-K sodium citrate Chemical compound O.O.[Na+].[Na+].[Na+].[O-]C(=O)CC(O)(CC([O-])=O)C([O-])=O NLJMYIDDQXHKNR-UHFFFAOYSA-K 0.000 description 1
- 239000001509 sodium citrate Substances 0.000 description 1
- 238000002834 transmittance Methods 0.000 description 1
- 239000002759 woven fabric Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Apparatus For Disinfection Or Sterilisation (AREA)
- Physical Water Treatments (AREA)
- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Filtration Of Liquid (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 殺菌ランプを高寿命にすること。
【解決手段】 浴水を循環させるための循環ポンプ１
と、浴水を加熱する加熱ヒーター２と、微細なごみ及び
汚れなる不純物を浴水から濾過する浄化フィルタ３と、
冷陰極タイプの殺菌ランプ４を有する殺菌装置Ａとを備
えてなること。
と、浴水を加熱する加熱ヒーター２と、微細なごみ及び
汚れなる不純物を浴水から濾過する浄化フィルタ３と、
冷陰極タイプの殺菌ランプ４を有する殺菌装置Ａとを備
えてなること。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、特に、殺菌ランプ
を高寿命にできる２４時間浄化保温装置の殺菌装置に関
する。
を高寿命にできる２４時間浄化保温装置の殺菌装置に関
する。
【０００２】
【従来の技術】従来の２４時間浄化保温装置に設けた殺
菌装置では、オゾン発生手段を用いたり、紫外線を発生
させる殺菌ランプが用いられている。具体的には、その
殺菌ランプは、図６に示すように、従来では、フィラメ
ントａ，ａを有する熱陰極タイプの殺菌ランプが使用さ
れている。
菌装置では、オゾン発生手段を用いたり、紫外線を発生
させる殺菌ランプが用いられている。具体的には、その
殺菌ランプは、図６に示すように、従来では、フィラメ
ントａ，ａを有する熱陰極タイプの殺菌ランプが使用さ
れている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
熱陰極タイプの紫外線による殺菌ランプではその構造ゆ
えに（図６参照）、フィラメントａ，ａ切れ等の理由に
より短寿命であった。即ち、殺菌効果を維持するために
は約３０００時間ごとにランプ交換が必要であった。こ
のため、一般的な熱陰極タイプの殺菌ランプでは、フォ
トカプラ等を用いて照射されなかった場合に殺菌ランプ
切れ等を警告を行なっている。さらに、短寿命ゆえに、
その殺菌ランプの交換時期を延長するために、１日３〜
４時間程度しか殺菌を行わないようなこともあり、十分
な殺菌を行っていなかった。
熱陰極タイプの紫外線による殺菌ランプではその構造ゆ
えに（図６参照）、フィラメントａ，ａ切れ等の理由に
より短寿命であった。即ち、殺菌効果を維持するために
は約３０００時間ごとにランプ交換が必要であった。こ
のため、一般的な熱陰極タイプの殺菌ランプでは、フォ
トカプラ等を用いて照射されなかった場合に殺菌ランプ
切れ等を警告を行なっている。さらに、短寿命ゆえに、
その殺菌ランプの交換時期を延長するために、１日３〜
４時間程度しか殺菌を行わないようなこともあり、十分
な殺菌を行っていなかった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで発明者は、前記課
題を解決することを目的とし、鋭意，研究を重ねた結
果、その発明を、浴水を循環させるための循環ポンプ
と、浴水を加熱する加熱ヒーターと、微細なごみ及び汚
れなる不純物を浴水から濾過する浄化フィルタと、冷陰
極タイプの殺菌ランプを有する殺菌装置とを備えてなる
２４時間浄化保温装置の殺菌装置としたことにより、殺
菌装置の殺菌ランプを高寿命にでき、前記の課題を解決
したものである。
題を解決することを目的とし、鋭意，研究を重ねた結
果、その発明を、浴水を循環させるための循環ポンプ
と、浴水を加熱する加熱ヒーターと、微細なごみ及び汚
れなる不純物を浴水から濾過する浄化フィルタと、冷陰
極タイプの殺菌ランプを有する殺菌装置とを備えてなる
２４時間浄化保温装置の殺菌装置としたことにより、殺
菌装置の殺菌ランプを高寿命にでき、前記の課題を解決
したものである。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて実施の形態
を説明すると、図１において、浴水浄化循環装置は、主
に、浴水を循環させるための循環ポンプ１と、浴水を加
熱するシーズヒーター等の加熱ヒーター２と、微細なご
み及び汚れなる不純物を浴水から濾過する浄化フィルタ
３と、浴水を殺菌する殺菌装置Ａとから構成されてい
る。その循環ポンプ１，浄化フィルタ３，加熱ヒーター
２は、浴槽１１に対して、浴水が循環するように設けた
循環管路７にその順に直列に設けられている。
を説明すると、図１において、浴水浄化循環装置は、主
に、浴水を循環させるための循環ポンプ１と、浴水を加
熱するシーズヒーター等の加熱ヒーター２と、微細なご
み及び汚れなる不純物を浴水から濾過する浄化フィルタ
３と、浴水を殺菌する殺菌装置Ａとから構成されてい
る。その循環ポンプ１，浄化フィルタ３，加熱ヒーター
２は、浴槽１１に対して、浴水が循環するように設けた
循環管路７にその順に直列に設けられている。
【０００６】前記浄化フィルタ３は、種類としては、精
密浄化フィルタ又は普通浄化フィルタであり、活性石，
活性炭を充填したものとして吸着剤濾材浄化フィルタ材
として使用したり、或いは、織布又は不織布からなり浄
化フィルタ素材から構成するものもある。何れにして
も、微細なごみ及び汚れなる不純物を除去するものであ
る。
密浄化フィルタ又は普通浄化フィルタであり、活性石，
活性炭を充填したものとして吸着剤濾材浄化フィルタ材
として使用したり、或いは、織布又は不織布からなり浄
化フィルタ素材から構成するものもある。何れにして
も、微細なごみ及び汚れなる不純物を除去するものであ
る。
【０００７】前記殺菌装置Ａとしては、ランプケーシン
グ５内に、冷陰極線にて構成された殺菌ランプ４が取り
付けられている。冷陰極管としては、図５に示すよう
に、殺菌ランプ４の本体なるガラス管内の両端側に電極
１０，１０が設けられ、アルゴン等の封入ガス内におい
て電極１０，１０に電圧をかけると電子が水銀電子等に
ぶつかり紫外線を発生するものである。前記殺菌ランプ
４は、保護管６にて保護されている。また、殺菌ランプ
４の外被の材質及び保護管６の材質は、石英にて構成さ
れている。この石英では、波長１８５nmの紫外線（電磁
波）が、石英に吸収されることがなく、即ち、失透によ
る透過率の低下が少なくなって、外部に有効なる紫外線
が照射される。前記殺菌ランプ４及び保護管６の基部箇
所の前記ランプケーシング５には、保護管割れ検出手段
８の端子が設けられ、前記殺菌ランプ４が破損等した場
合を温度検出にて検出可能に構成されている。また、浴
水は、前記ランプケーシング５の一側の流入口５ａより
流入し、前記保護管６の外を流れ、殺菌ランプ４の照射
を受けながら、前記ランプケーシング５の他側の流出口
５ｂより流出するように構成されている。
グ５内に、冷陰極線にて構成された殺菌ランプ４が取り
付けられている。冷陰極管としては、図５に示すよう
に、殺菌ランプ４の本体なるガラス管内の両端側に電極
１０，１０が設けられ、アルゴン等の封入ガス内におい
て電極１０，１０に電圧をかけると電子が水銀電子等に
ぶつかり紫外線を発生するものである。前記殺菌ランプ
４は、保護管６にて保護されている。また、殺菌ランプ
４の外被の材質及び保護管６の材質は、石英にて構成さ
れている。この石英では、波長１８５nmの紫外線（電磁
波）が、石英に吸収されることがなく、即ち、失透によ
る透過率の低下が少なくなって、外部に有効なる紫外線
が照射される。前記殺菌ランプ４及び保護管６の基部箇
所の前記ランプケーシング５には、保護管割れ検出手段
８の端子が設けられ、前記殺菌ランプ４が破損等した場
合を温度検出にて検出可能に構成されている。また、浴
水は、前記ランプケーシング５の一側の流入口５ａより
流入し、前記保護管６の外を流れ、殺菌ランプ４の照射
を受けながら、前記ランプケーシング５の他側の流出口
５ｂより流出するように構成されている。
【０００８】次に、このような殺菌装置Ａを設けた浴水
の循環系統としては、図１に示すように、まず、前記循
環管路７において、前記浄化フィルタ３の前側位置に殺
菌装置Ａが設られ、且つ循環ポンプ１の循環方向は殺菌
装置Ａ側より浄化フィルタ３側に流出するようにして構
成されている。
の循環系統としては、図１に示すように、まず、前記循
環管路７において、前記浄化フィルタ３の前側位置に殺
菌装置Ａが設られ、且つ循環ポンプ１の循環方向は殺菌
装置Ａ側より浄化フィルタ３側に流出するようにして構
成されている。
【０００９】図中１２は吸入部、１３はジェットノズル
を有する排出部、１４は、前記循環管路７の途中箇所を
結合する結合管、１５は電磁弁、１６はエジェクタ、１
７はオゾン等の戻り配管である。
を有する排出部、１４は、前記循環管路７の途中箇所を
結合する結合管、１５は電磁弁、１６はエジェクタ、１
７はオゾン等の戻り配管である。
【００１０】殺菌装置Ａの殺菌ランプ４をＯＮにしてい
る状態においては、図３に示すように、細菌の細胞膜，
細防壁の破損ができ、その内部のＤＮＡの損傷，さらに
は、オゾンの生成，分解が極めて単時間に繰り返し繰り
返しでき、常に、浴水の殺菌作用ができる。特に、破壊
と分解とが相互にでき、従来の波長２５４nmのみを使用
したオゾンレス管による殺菌作用と比較して、本発明の
オゾン管による殺菌効率が格段と優れたものにできる。
る状態においては、図３に示すように、細菌の細胞膜，
細防壁の破損ができ、その内部のＤＮＡの損傷，さらに
は、オゾンの生成，分解が極めて単時間に繰り返し繰り
返しでき、常に、浴水の殺菌作用ができる。特に、破壊
と分解とが相互にでき、従来の波長２５４nmのみを使用
したオゾンレス管による殺菌作用と比較して、本発明の
オゾン管による殺菌効率が格段と優れたものにできる。
【００１１】前記殺菌ランプ４からは、波長１８５nm，
２５４nmの紫外線が照射されるように構成されている。
その波長１８５nmでは、酸素からオゾンを生成（、
式）する。
２５４nmの紫外線が照射されるように構成されている。
その波長１８５nmでは、酸素からオゾンを生成（、
式）する。
【００１２】
【化学式１】 Ｏ2 （波長１８５nm）→ Ｏ＋Ｏ （式） Ｏ＋Ｏ2 → Ｏ3 （式）
【００１３】さらに波長２５４nmはオゾンを分解して活
性酸素を生成（式）するため、浴水中の有機物を速や
かに酸化分解することができる。
性酸素を生成（式）するため、浴水中の有機物を速や
かに酸化分解することができる。
【００１４】
【化学式２】 Ｏ3 （波長２５４nm）→ Ｏ2 ＋Ｏ （式）
【００１５】以上のように、前記冷陰極タイプの殺菌ラ
ンプ４において、波長１８５nm，２５４nmの紫外線が照
射するようにすると、波長１８５nmの紫外線（電磁波）
は、エネルギー順位が高く、特に、細胞膜，細防壁があ
る場合に、その膜，壁を損傷させる効果があり、且つ、
酸素に吸収されやすく、酸素からオゾンを生成し、且つ
増殖に係わるＤＮＡに吸収され、そのＤＮＡの増殖機能
を破壊（損傷）して殺菌できる。さらに、波長２５４nm
の紫外線（電磁波）では、オゾンに吸収されやすく、こ
のオゾンが分解してＯ2 （酸素）とＯ（酸素原子）とに
なり、該Ｏ（酸素原子）が浴水中の有機物を速やかに酸
化分解でき、殺菌ができる。したがって、その波長１８
５nm，２５４nmの紫外線（電磁波）では、波長１８５nm
による膜等の破壊効果と、波長２５４nmによる分解効果
とが相乗的に作用し、即ち、細胞膜，細防壁の活性種に
よる破裂，分解が起こり、極めて殺菌効果の高い２４時
間浄化保温装置における殺菌装置を提供できる。
ンプ４において、波長１８５nm，２５４nmの紫外線が照
射するようにすると、波長１８５nmの紫外線（電磁波）
は、エネルギー順位が高く、特に、細胞膜，細防壁があ
る場合に、その膜，壁を損傷させる効果があり、且つ、
酸素に吸収されやすく、酸素からオゾンを生成し、且つ
増殖に係わるＤＮＡに吸収され、そのＤＮＡの増殖機能
を破壊（損傷）して殺菌できる。さらに、波長２５４nm
の紫外線（電磁波）では、オゾンに吸収されやすく、こ
のオゾンが分解してＯ2 （酸素）とＯ（酸素原子）とに
なり、該Ｏ（酸素原子）が浴水中の有機物を速やかに酸
化分解でき、殺菌ができる。したがって、その波長１８
５nm，２５４nmの紫外線（電磁波）では、波長１８５nm
による膜等の破壊効果と、波長２５４nmによる分解効果
とが相乗的に作用し、即ち、細胞膜，細防壁の活性種に
よる破裂，分解が起こり、極めて殺菌効果の高い２４時
間浄化保温装置における殺菌装置を提供できる。
【００１６】なお、殺菌装置Ａを循環管路７において前
記浄化フィルタ３の前側位置に設け、且つ循環ポンプ１
の循環方向は殺菌装置Ａ側より浄化フィルタ３側に流出
するようにすると、前記殺菌装置Ａの殺菌ランプ４又は
保護管６が何等かの原因にて破損等した場合に、その破
損した片等は、前記浄化フィルタ３に捕集され、浴槽１
１内には流出せず、安全なる入浴ができる。
記浄化フィルタ３の前側位置に設け、且つ循環ポンプ１
の循環方向は殺菌装置Ａ側より浄化フィルタ３側に流出
するようにすると、前記殺菌装置Ａの殺菌ランプ４又は
保護管６が何等かの原因にて破損等した場合に、その破
損した片等は、前記浄化フィルタ３に捕集され、浴槽１
１内には流出せず、安全なる入浴ができる。
【００１７】
【実施例】本発明の殺菌装置Ａの殺菌ランプ４のオゾン
管と、オゾンレス管（公知技術）によるＣＯＤ除去試験
を行なった。浴水温度（検水）４０℃で、１Ｌ（クエン
酸ナトリウム）を入れ、エア流量が０．２５Ｌ／min
で、オゾン管の１０ｗにて、波長１８５nm, ２５４nmの
紫外線（電磁波）を浴水に照射して行なった。この場合
の結果は、図４のグラフでは、◇の印で表示した。オゾ
ンレス管の１０ｗの実験では、浴水条件は同じで、波長
２５４nm紫外線（電磁波）のみを浴水に照射して行なっ
た。この場合の結果は、図４のグラフでは、□の印で表
示した。
管と、オゾンレス管（公知技術）によるＣＯＤ除去試験
を行なった。浴水温度（検水）４０℃で、１Ｌ（クエン
酸ナトリウム）を入れ、エア流量が０．２５Ｌ／min
で、オゾン管の１０ｗにて、波長１８５nm, ２５４nmの
紫外線（電磁波）を浴水に照射して行なった。この場合
の結果は、図４のグラフでは、◇の印で表示した。オゾ
ンレス管の１０ｗの実験では、浴水条件は同じで、波長
２５４nm紫外線（電磁波）のみを浴水に照射して行なっ
た。この場合の結果は、図４のグラフでは、□の印で表
示した。
【００１８】このような実験結果では、オゾン管（本発
明）では、初め、浴水のＣＯＤが８ＣＯＤ（ｐｐｍ）で
あったものが、処理時間と共に、正比例的に確実に減少
し、６時間後には、０ＣＯＤ（ｐｐｍ）となった。しか
るに、オゾンレス管（公知技術）では、初め、浴水のＣ
ＯＤが８ＣＯＤ（ｐｐｍ）であったものが、処理時間の
１時間後でも、殆ど変化せず、２時間後に、７ＣＯＤ
（ｐｐｍ）となり、１ＣＯＤ（ｐｐｍ）のみ減少した
が、その後、処理時間が経過しても、即ち、７時間後で
も、２時間後の７ＣＯＤ（ｐｐｍ）と同一の値となって
おり、殺菌処理が全く行なわれていないことが分かる。
これによって、オゾンレス管（公知技術）では、浴水の
ＣＯＤの殺菌に対しては殆ど効果のないことが分かる。
明）では、初め、浴水のＣＯＤが８ＣＯＤ（ｐｐｍ）で
あったものが、処理時間と共に、正比例的に確実に減少
し、６時間後には、０ＣＯＤ（ｐｐｍ）となった。しか
るに、オゾンレス管（公知技術）では、初め、浴水のＣ
ＯＤが８ＣＯＤ（ｐｐｍ）であったものが、処理時間の
１時間後でも、殆ど変化せず、２時間後に、７ＣＯＤ
（ｐｐｍ）となり、１ＣＯＤ（ｐｐｍ）のみ減少した
が、その後、処理時間が経過しても、即ち、７時間後で
も、２時間後の７ＣＯＤ（ｐｐｍ）と同一の値となって
おり、殺菌処理が全く行なわれていないことが分かる。
これによって、オゾンレス管（公知技術）では、浴水の
ＣＯＤの殺菌に対しては殆ど効果のないことが分かる。
【００１９】
【発明の効果】請求項１の発明では、浴水を循環させる
ための循環ポンプ１と、浴水を加熱する加熱ヒーター２
と、微細なごみ及び汚れなる不純物を浴水から濾過する
浄化フィルタ３と、冷陰極タイプの殺菌ランプ４を有す
る殺菌装置Ａとを備えてなる２４時間浄化保温装置の殺
菌装置としたことにより、特に、殺菌ランプ４を高寿命
にできる。
ための循環ポンプ１と、浴水を加熱する加熱ヒーター２
と、微細なごみ及び汚れなる不純物を浴水から濾過する
浄化フィルタ３と、冷陰極タイプの殺菌ランプ４を有す
る殺菌装置Ａとを備えてなる２４時間浄化保温装置の殺
菌装置としたことにより、特に、殺菌ランプ４を高寿命
にできる。
【００２０】即ち、その殺菌ランプ４は冷電極タイプで
あるがゆえに、電気的な寿命を高くできる。このよう
に、冷陰極線は切れることがなく、極めて高寿命（約１
万時間乃至１万５千時間）にできる。何等かの原因で殺
菌ランプ４又は保護管６が破損等しても、従来の熱陰極
タイプの殺菌ランプに比較して交換サイクルを飛躍的に
上げることができる。さらに、このような冷電極タイプ
の殺菌ランプ４を取り付けた２４時間浄化保温装置で
は、２４時間を連続点灯させて殺菌作用をすることがで
き、十分な殺菌効率を得ることができ、寿命が長くメイ
ンテナンスの面で有利となるし、装置のコストも低減化
できる。
あるがゆえに、電気的な寿命を高くできる。このよう
に、冷陰極線は切れることがなく、極めて高寿命（約１
万時間乃至１万５千時間）にできる。何等かの原因で殺
菌ランプ４又は保護管６が破損等しても、従来の熱陰極
タイプの殺菌ランプに比較して交換サイクルを飛躍的に
上げることができる。さらに、このような冷電極タイプ
の殺菌ランプ４を取り付けた２４時間浄化保温装置で
は、２４時間を連続点灯させて殺菌作用をすることがで
き、十分な殺菌効率を得ることができ、寿命が長くメイ
ンテナンスの面で有利となるし、装置のコストも低減化
できる。
【図１】本発明の第１実施の形態を略示した概略図
【図２】殺菌装置の実施の形態の拡大断面図
【図３】本発明による細菌の破壊，分解の作用状態を示
す概念図
す概念図
【図４】オゾン管によるＣＯＤ除去試験とオゾンレス管
とによるＣＯＤ除去試験とを比較したグラフ
とによるＣＯＤ除去試験とを比較したグラフ
【図５】冷陰極線タイプの殺菌ランプの要部断面図
【図６】熱陰極線タイプの殺菌ランプの要部断面図
Ａ…殺菌装置 １…循環ポンプ ２…加熱ヒーター ３…浄化フィルタ ４…殺菌ランプ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｃ０２Ｆ 1/50 ５２０ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５３１Ｒ ５３１ ５４０Ａ ５４０ ５５０Ｈ ５５０ ５６０Ｃ ５６０ ５６０Ｚ 1/78 1/78 Ｂ０１Ｄ 35/02 Ｊ (72)発明者 宮本 幹 東京都中央区京橋３丁目１番１号 蛇の目 ミシン工業株式会社内
Claims (1)
- 【請求項１】 浴水を循環させるための循環ポンプと、
浴水を加熱する加熱ヒーターと、微細なごみ及び汚れな
る不純物を浴水から濾過する浄化フィルタと、冷陰極タ
イプの殺菌ランプを有する殺菌装置とを備えてなること
を特徴とする２４時間浄化保温装置の殺菌装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8171495A JPH1015548A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | ２４時間浄化保温装置の殺菌装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP8171495A JPH1015548A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | ２４時間浄化保温装置の殺菌装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH1015548A true JPH1015548A (ja) | 1998-01-20 |
Family
ID=15924166
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP8171495A Pending JPH1015548A (ja) | 1996-07-01 | 1996-07-01 | ２４時間浄化保温装置の殺菌装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH1015548A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014117666A (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-30 | Stanley Electric Co Ltd | 紫外線照射装置 |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6079664A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-07 | Iwasaki Electric Co Ltd | 低圧水銀灯 |
| JPS61187295U (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-21 | ||
| JPH01136660A (ja) * | 1987-11-24 | 1989-05-29 | Hitachi Ltd | 殺菌灯 |
| JPH05261380A (ja) * | 1992-03-18 | 1993-10-12 | Janome Sewing Mach Co Ltd | 浴槽湯の殺菌浄化装置 |
| JPH08103609A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-04-23 | Sanyo Electric Co Ltd | 浴水循環浄化装置 |
| JPH08148120A (ja) * | 1994-11-25 | 1996-06-07 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 低圧水銀蒸気放電ランプおよび照明装置 |
-
1996
- 1996-07-01 JP JP8171495A patent/JPH1015548A/ja active Pending
Patent Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6079664A (ja) * | 1983-10-05 | 1985-05-07 | Iwasaki Electric Co Ltd | 低圧水銀灯 |
| JPS61187295U (ja) * | 1985-05-15 | 1986-11-21 | ||
| JPH01136660A (ja) * | 1987-11-24 | 1989-05-29 | Hitachi Ltd | 殺菌灯 |
| JPH05261380A (ja) * | 1992-03-18 | 1993-10-12 | Janome Sewing Mach Co Ltd | 浴槽湯の殺菌浄化装置 |
| JPH08103609A (ja) * | 1994-09-30 | 1996-04-23 | Sanyo Electric Co Ltd | 浴水循環浄化装置 |
| JPH08148120A (ja) * | 1994-11-25 | 1996-06-07 | Toshiba Lighting & Technol Corp | 低圧水銀蒸気放電ランプおよび照明装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2014117666A (ja) * | 2012-12-18 | 2014-06-30 | Stanley Electric Co Ltd | 紫外線照射装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4355315B2 (ja) | 流体浄化装置 | |
| KR100388333B1 (ko) | 유체를처리하는방법및장치 | |
| KR20180104207A (ko) | 대기압 러닝 플라즈마 발생장치를 이용한 공기청정기 | |
| WO1996022944A1 (en) | Ultraviolet sterilizer and source of ionized molecules for purifying water | |
| KR100741741B1 (ko) | 수산기 생성용 수중 저온 플라즈마 발생장치 | |
| CN103426715A (zh) | 双波段紫外线灯管及其消毒方法 | |
| CN1328474A (zh) | 消毒器 | |
| CN115200141A (zh) | 等离子发生装置及空气净化器 | |
| KR100414560B1 (ko) | 자외선 및 오존을 이용한 살균장치 및 살균방법 | |
| JPH10244257A (ja) | 温水殺菌装置及び常時循環式の風呂ユニット装置 | |
| JPH1015548A (ja) | ２４時間浄化保温装置の殺菌装置 | |
| JP2819395B2 (ja) | 空気浄化装置 | |
| JP2000217898A (ja) | 空気清浄機 | |
| JPH1015549A (ja) | ２４時間浄化保温装置の殺菌装置 | |
| EP4005667A1 (en) | Non-thermal plasma air purifier | |
| JPH1110157A (ja) | 殺菌装置及び温水循環式風呂システム | |
| JP3695850B2 (ja) | ２４時間浄化保温装置の殺菌装置 | |
| JP3103329B2 (ja) | 汚水浄化装置 | |
| JP2004223345A (ja) | 流体浄化方法および流体浄化装置 | |
| KR102671186B1 (ko) | 플라즈마 공기정화장치 | |
| CN217876343U (zh) | 等离子发生装置及空气净化器 | |
| RU46495U1 (ru) | Установка для обеззараживания воды | |
| CN217844213U (zh) | 一种空气消毒机 | |
| KR102518306B1 (ko) | 광화학반응 나노복합촉매필터를 이용한 공기청정기 | |
| KR200190258Y1 (ko) | 오존 발생기 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041129 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041207 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050207 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20050308 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050628 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050825 |
|
| A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20050830 |
|
| A912 | Removal of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A912 Effective date: 20051118 |