JPH0136230Y2 - - Google Patents

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JPH0136230Y2
JPH0136230Y2 JP18521184U JP18521184U JPH0136230Y2 JP H0136230 Y2 JPH0136230 Y2 JP H0136230Y2 JP 18521184 U JP18521184 U JP 18521184U JP 18521184 U JP18521184 U JP 18521184U JP H0136230 Y2 JPH0136230 Y2 JP H0136230Y2
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fluorescent
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display piece
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 この考案は、例えば広告看板、装飾置物等に使
用される表示装置、特に螢光発色により表示効果
を高めるようになされた形式の螢光表示装置に関
する。
従来の技術とその問題点 従来、最も一般的な螢光性の表示装置として
は、表示パネル面に螢光性顔料を混合した塗料で
所定の文字、図柄等の表示を描画形成し、紫外線
の照射により表示部分に螢光を発生せしめるよう
にしたもの(例えば実開昭56−156086号)が知ら
れている。しかしこの従来品は、表示部分の発光
により単にその部分が地の部分から相対的に均一
に輝いて見えるにすぎず、今1つ変化に乏しいも
のであつた。
一方、螢光顔料を混入した透明合成樹脂板の片
面に溝とか切目等を形成することにより、これを
光学的不連続面として所望の表示パターンに形成
するものとした表示装置(実公昭52−30859号)
も提案されている。この表示装置では、樹脂板内
に発生せられた螢光が表示パターンの部分で散乱
することによつて、該表示部が地から輝いて見え
るものとなるが、表示態様は前記の場合と同様に
平面的かつ変化に乏しいものであり、広告看板と
か光学装飾物等の用途において優れた興趣性を期
待しうるようなものではなかつた。
考案の目的 この考案は上記のような従来技術に鑑み、螢光
による鮮かな表示部分の光輝発色に加えて、エツ
ジライテイング作用の利用により表示部分の周縁
に光輝度の高い縁取り部分をあらわしうるような
ものとなすことにより、それらの相乗効果をもつ
て優れた美匠性、注視性を実現しうるようにした
螢光表示装置を提供しようとするものである。
目的を達成するための手段 この考案は、上記の目的において、表示用基板
に貼着して文字とか図形等の表示部分を構成する
表示片を、紫外線の照射により励起発光する螢光
透明合成樹脂板によつて形成すると共に、該表示
片の周縁を斜めにカツトして斜面に形成すること
により、周縁部にエツジライテイング作用による
高輝度の縁取り部分を表現しうるようにしたもの
である。
即ち、この考案に係る螢光表示装置は、表示用
基板の少なくとも片面に、螢光透明合成樹脂によ
り所定の文字、図形等に形成した1ないし複数の
表示片が貼着され、かつ該表示片は周縁が斜めに
カツトされて面取状の斜面に形成されると共に、
上記表示片に臨んでその周りの適宜位置に1ない
し複数個の紫外線灯が配設されてなることを特徴
とするものである。
上記表示装置は、基板に着色あるいは無色の透
明板を用い、かつ表示片の周縁の斜面を基板の外
方に向けて貼着し、主に基板を透して表示の状態
を見ることができるように構成するのが一般的で
あるが、上記周縁の斜面を基板の方向に向けて配
置し、表示片の貼着面側から主として表示を見る
ことができるようなものとしても良い。また、表
示片の周縁の斜面は、表示片の全周に形成するこ
となく、縁取りを強調したい部分の一部のみに形
成するものとしても良い。
実施例 以下、この考案の構成を更に図示実施例に基づ
いて説明する。
第1図および第2図において、1は外箱体であ
り、不透明な合成樹脂板あるいは金属板等により
略矩形状に形成されると共に、前後両面の中間部
分に所要の大きさの表示窓2,2が開口されてい
る。
3は外箱体1内に収められた適宜固定状態に垂
設された表示用基板、4はこれの片面に取付けら
れた表示片、5はこの表示片に臨んでその上下に
配置され、外箱体1内の上下面にそれぞれ取付け
られた紫外線灯である。
上記表示用基板3は、この図示実施例の場合、
着色透明合成樹脂板で形成され、表示片4を外箱
体1の両面の表示窓2,2を通じて両面のいずれ
からも観察しうるものとなされている。もつと
も、該表示用基板3は無色の透明板を用いても良
いし、また後述のように正面側の一方向のみを表
示面とする表示装置の場合には、不透明板を用い
ても良く、更には表示片取付面が反射鏡面に形成
された鏡面板を用いる場合もある。
表示片4は透明性を損わないような螢光性色
材、特に螢光性染料または螢光性顔料を均一に混
合した透明有色合成樹脂、あるいはポリマー分子
鎖中に螢光特性を有する透明有色高分子材料より
なるもので、それらの板材を所定の形状に切断し
あるいは切断小片を組合わせることによつて、所
定の文字、図形等の表示パターンに形成したもの
である。しかも、この表示片4は、第2図および
第3図に示すように、全周に亘つて周縁が斜めに
カツトされて面取り状の斜面6に形成され、もつ
て断面形状が略台形状に形成されると共に、上記
斜面6を表示用基板3面の外方に向けて該基板3
に適宜透明性接着剤を用いて接着されたものとな
されている。
上記表示片4の製作に用いる螢光合成樹脂板の
厚さは、特に限定されるものではないが、1.5〜
10mm程度のものを用いるのが一般的である。また
その合成樹脂としては、例えばメチルメタアクリ
ル樹脂、スチロール樹脂、塩化ビニル樹脂、ポリ
カーボネート樹脂等を好適に用いることができ、
またこれに混入する螢光性色材としては、例えば
ローダミン系、オーラミン系、エオシン系、フラ
ビン系、ホスフイン系、ベンゾピラン系、チオイ
ンジゴ系、あるいは複素環系等のアルコール溶性
染料或いは油溶性染料のオレイン酸塩、ステアリ
ン酸塩等の螢光体で、赤、青、緑、黄等の螢光色
のものを好適に使用することができる。
紫外線灯5は、好ましくは表示板4に直接紫外
線を照射しうるような配置に設けられるものであ
り、一般的にはブラツクライトと称される種類の
ものが用いられるが、紫外線を豊富に含む光線を
照射しうるものであれば適用可能である。
上記実施例に係る表示装置において、紫外線灯
5,5を点灯すると、これから照射される特に有
効波長領域300〜400nmの紫外線の作用で表示片
4内の螢光物質が励起され、その板内において螢
光を発生する。この螢光は、表示片4の全体を鮮
かな赤、緑、黄等の螢光色に発光せしめるのと同
時に、一種のエツジライテイング作用により、表
示片4の周縁、即ち面取り状の斜面6の部分から
基板3の方向に向けて強い光輝を出す。従つて、
今第2図に示すように同図左方の視点Pより表示
窓2を通じて表示用基板3を見た場合、着色透明
板からなる該基板3の色彩を地色として、その中
に表示片4がその発する螢光色と基板3の色彩と
の混合状態となつて映し出されると共に、その周
縁部が斜面6からの反射光により一段と強い光輝
を伴つて太い帯状の縁取り状態にあらわれ、全体
として各表示片4の発光による自己照明効果と、
その螢光色の色彩効果に加えて、光輝度の一段と
強く変化した各表示片の縁取り効果とが相俟つ
て、外観的に独得の美匠性に優れた表示を看取す
ることができる。一方、上記視点Pとは反対側の
第2図の右側から見るときは、基板3の地色の中
に螢光色の表示片4が発光状態に浮き上つて見え
ると共に、その周縁に極く細く光輝の強い縁取り
線があらわれたものとして観察される。従つてこ
の側面においても一応の表示効果は挙げることが
可能である。
第4図に示す変形例は、基板3の片面に表示片
4をその周縁の面取り状斜面6が基板3面側を向
くように配置して貼着したものである。この表示
装置の場合、表示片4の貼着側を表示面として用
いるもので、視点P′から見た場合、基板3を背景
としてその中に表示片4の螢光発色状態と、その
周縁の強い光輝を伴つた帯状の縁取り状態とを観
察することができるものである。従つて斯る表示
装置の場合には、必ずしも基板3を透明板で構成
する必要はなく、不透明板で構成しても良いのは
もちろん、一段と興趣性の高いものとするために
基板3を反射性の鏡面板で構成することも有益で
ある。
なお、表示片4はその片面ないしは両面に適宜
形状の溝を刻設し、該溝部分からの螢光を散乱さ
せるものとして、周縁の縁取り状の輝きと相俟つ
て各表示片による表示態様に更なる変化を付与す
るものとしても良い。斯る溝の断面形状は、周縁
の斜面6の角度に合わせて断面V字状に形成する
のが好ましいが、これに限られるものではなく、
要は螢光を散乱させるべく光学的に不連続な部分
を形成するものであればよく、断面U字形、コ字
形等の他、単なる切目によつて構成するものとし
ても良い。
考案の効果 この考案は上述の次第で、表示片が紫外線の照
射を受けて螢光を発する螢光透明合成樹脂板によ
つて形成され、かつこれに向けて紫外線照射を行
う紫外線灯が配設されたものとなされていること
により、昼間においてはもちろん、殊に夜間にお
いて上記表示片の美しい螢光色の自己発光によ
り、独特の色彩効果の優れた顕示力を発現するの
に加えて、特に該表示片は、周縁に斜めにカツト
された面取り状の斜面が形成されたものとなされ
ているから、発光状態において表示片を該斜面の
反対側から見た場合各表示片の周縁に一段と強い
光輝をもつた帯状の縁取り部分を外観せしめるこ
とが可能であり、また斜面の存する側から見た場
合にも上記周縁に細く強い輝きをもつた縁取り部
分を看取し得る。従つて、前述のように発光によ
る表示片全体の螢光色の輝きと、各表示片の周縁
部の一段と強い光輝度をもつた縁取りとにより、
更には基板の色彩効果と相俟つて、外観的に特有
の美麗な表示態様を現出することができ、看板等
の用途において注視性、興趣性に優れた表示装置
を提供することができるものである。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示すもので、第1図
は外箱体の一部を切欠いて示した斜視図、第2図
は第1図−線の断面図、第3図は表示体の1
単位を拡大状態で示した斜視図、第4図は変形例
の要部の断面図である。 1……外箱体、3……表示用基板、4……表示
片、5……紫外線灯、6……斜面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 表示用基板の少なくとも片面に、螢光透明合
    成樹脂板により所定の文字、図形等に形成した
    1ないし複数の表示片が貼着され、かつ該表示
    片は周縁が斜めにカツトされて面取状の斜面に
    形成されると共に、上記表示片に臨んでその周
    りの適宜位置に1ないし複数個の紫外線灯が配
    設されてなることを特徴とする螢光表示装置。 (2) 基板が透明板からなり、かつ表示片が周縁の
    斜面を基板の外方に向けて貼着されると共に、
    基板の表示片貼着面と反対側の面から該基板を
    透して表示片を観察しうるようになされている
    実用新案登録請求の範囲第1項記載の螢光表示
    装置。 (3) 基板が着色透明板からなる実用新案登録請求
    の範囲第2項記載の螢光表示装置。
JP18521184U 1984-12-05 1984-12-05 Expired JPH0136230Y2 (ja)

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JPS6199882U JPS6199882U (ja) 1986-06-26
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