JP2002091352A - 表示装置 - Google Patents
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- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 claims description 9
- 230000009466 transformation Effects 0.000 abstract 1
- 239000004925 Acrylic resin Substances 0.000 description 1
- 229920000178 Acrylic resin Polymers 0.000 description 1
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- 239000000203 mixture Substances 0.000 description 1
- 229920000515 polycarbonate Polymers 0.000 description 1
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- 239000000843 powder Substances 0.000 description 1
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 表示面上に形成された指標の輝度を高くする
と共に、指標から放出する光の色と指標の存在しない表
示面上から出射する光の色を異ならせて、カラフルで、
指標を目立たせて見易くすることができる表示装置を提
供する。 【解決手段】 導光板２の表示面２ｄ上に指標９を形成
し、発光ダイオード４から発した青い光（Ｂ光）を導光
板２内に入射させて表示面２ｄから出射するように形成
した表示装置であって、指標９は、青い光（Ｂ光）を吸
収すると共に、この吸収した光の波長を変換して白い光
を放出する波長変換材により形成した。
と共に、指標から放出する光の色と指標の存在しない表
示面上から出射する光の色を異ならせて、カラフルで、
指標を目立たせて見易くすることができる表示装置を提
供する。 【解決手段】 導光板２の表示面２ｄ上に指標９を形成
し、発光ダイオード４から発した青い光（Ｂ光）を導光
板２内に入射させて表示面２ｄから出射するように形成
した表示装置であって、指標９は、青い光（Ｂ光）を吸
収すると共に、この吸収した光の波長を変換して白い光
を放出する波長変換材により形成した。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、光源からの光を導
光板の表示面に導き、表示面に形成した指標を照明する
表示装置に関する。
光板の表示面に導き、表示面に形成した指標を照明する
表示装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、表示装置として、導光板の表示面
に時字等の指標を形成した時計が知られている。このよ
うな時計は、時計の内部に設けた発光ダイオードの光を
導光板に導き、導光板の表示面から出射させることによ
り、指標が暗闇の中であっても見ることができるという
ものである。
に時字等の指標を形成した時計が知られている。このよ
うな時計は、時計の内部に設けた発光ダイオードの光を
導光板に導き、導光板の表示面から出射させることによ
り、指標が暗闇の中であっても見ることができるという
ものである。
【０００３】この発光ダイオードから発せられる光は、
各々波長の異なる次の３つの光を合成した白色光により
構成されている。１つ目の光は、約６２２ｎｍ〜約７７
０ｎｍの波長領域の赤い単一光（Ｒ光）である。２つ目
の光は、約４９２ｎｍ〜約５７７ｎｍの波長領域の緑の
単一光（Ｇ光）である。３つ目の光は、約４５５ｎｍ〜
約４９２ｎｍの波長領域の青い単一光（Ｂ光）である。
各々波長の異なる次の３つの光を合成した白色光により
構成されている。１つ目の光は、約６２２ｎｍ〜約７７
０ｎｍの波長領域の赤い単一光（Ｒ光）である。２つ目
の光は、約４９２ｎｍ〜約５７７ｎｍの波長領域の緑の
単一光（Ｇ光）である。３つ目の光は、約４５５ｎｍ〜
約４９２ｎｍの波長領域の青い単一光（Ｂ光）である。
【０００４】この表示装置は、図４に示すように、導光
板２の表示面２ｄ上に光を透過する青いフィルムを貼る
ことにより指標９が形成されている。発光ダイオード４
から導光板２の端面２ａに入射した光は、導光板２の内
部に導入され、導光板の表示面とは反対の面に形成した
白色層３に反射して導光板２の表示面２ｄ上に設けた指
標９に到達する（図４のＲ光，Ｇ光，Ｂ光）。指標９は
光を透過する青いフィルムで形成されているので、指標
９に到達した光のうち、この青に対応した波長領域の光
（図４のＢ光）が指標９から放出される。指標９に到達
した光の内、青に対応していない波長領域の光（図４の
Ｒ光，Ｇ光）は、指標９からは放出されない。
板２の表示面２ｄ上に光を透過する青いフィルムを貼る
ことにより指標９が形成されている。発光ダイオード４
から導光板２の端面２ａに入射した光は、導光板２の内
部に導入され、導光板の表示面とは反対の面に形成した
白色層３に反射して導光板２の表示面２ｄ上に設けた指
標９に到達する（図４のＲ光，Ｇ光，Ｂ光）。指標９は
光を透過する青いフィルムで形成されているので、指標
９に到達した光のうち、この青に対応した波長領域の光
（図４のＢ光）が指標９から放出される。指標９に到達
した光の内、青に対応していない波長領域の光（図４の
Ｒ光，Ｇ光）は、指標９からは放出されない。
【０００５】導光板２が無色であれば導光板２の、指標
が存在しない表示面２ｄ上からは、図４に示すように、
Ｒ光，Ｇ光，指標に到達しなかったＢ光が放出される。
Ｒ光，Ｇ光及び指標に到達しなかったＢ光の合成光は、
通常は白色である。
が存在しない表示面２ｄ上からは、図４に示すように、
Ｒ光，Ｇ光，指標に到達しなかったＢ光が放出される。
Ｒ光，Ｇ光及び指標に到達しなかったＢ光の合成光は、
通常は白色である。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】従来の表示装置によれ
ば、指標から放出される光は、着色された色に対応する
波長領域の光に限定されていた。したがって、指標から
放出される光の量は少ないので輝度が低く、指標が見ず
らいという欠点があった。
ば、指標から放出される光は、着色された色に対応する
波長領域の光に限定されていた。したがって、指標から
放出される光の量は少ないので輝度が低く、指標が見ず
らいという欠点があった。
【０００７】この欠点を解決するために、光源として青
い光を発する発光ダイオードを用いることも考えられ
る。この場合、発光ダイオードから発せられた青い光が
上記青いフィルムで形成した指標に到達すると、到達し
た光の大部分は指標から放出されるので、指標から放出
される光の量を多くして輝度を高くすることができる。
しかし、指標の存在しない表示面から出射する光も指標
から放出する光と同じ青い光であるので、指標からの光
が目立たず指標が見ずらくなるという欠点があった。
い光を発する発光ダイオードを用いることも考えられ
る。この場合、発光ダイオードから発せられた青い光が
上記青いフィルムで形成した指標に到達すると、到達し
た光の大部分は指標から放出されるので、指標から放出
される光の量を多くして輝度を高くすることができる。
しかし、指標の存在しない表示面から出射する光も指標
から放出する光と同じ青い光であるので、指標からの光
が目立たず指標が見ずらくなるという欠点があった。
【０００８】本発明は上記欠点に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、指標の輝度を高くすると共に、指標
から放出する光の色と指標の存在しない表示面上から出
射する光の色を異ならせて、カラフルで、指標を目立た
せて見易くすることができる表示装置を提供することに
ある。
あり、その目的は、指標の輝度を高くすると共に、指標
から放出する光の色と指標の存在しない表示面上から出
射する光の色を異ならせて、カラフルで、指標を目立た
せて見易くすることができる表示装置を提供することに
ある。
【０００９】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、導光板の表示面上に指標を形成し、光源から発した
着色光を導光板内に入射させて表示面から出射するよう
に構成した表示装置であって、指標は、着色光を吸収す
ると着色光の波長を変換して着色光の色とは異なる色の
光を放出する波長変換材により形成した。尚、本発明で
いう着色光とは、複数の光が混合した光ではなく、単一
光をいう。よって従来のような複数の光が混合した白色
の光は包含しない。
に、導光板の表示面上に指標を形成し、光源から発した
着色光を導光板内に入射させて表示面から出射するよう
に構成した表示装置であって、指標は、着色光を吸収す
ると着色光の波長を変換して着色光の色とは異なる色の
光を放出する波長変換材により形成した。尚、本発明で
いう着色光とは、複数の光が混合した光ではなく、単一
光をいう。よって従来のような複数の光が混合した白色
の光は包含しない。
【００１０】この波長変換材は、例えば青い光を吸収す
ると、この光の波長を変換して白い光を放出するもので
ある。（例えば、特開平１０−２６９８２２号公報参
照）。このような波長変換材により導光板の表示面上に
指標を形成すると共に、光源たる発光ダイオード４，
５，６の青い光（波長が約４５５ｎｍ〜約４９２ｎｍの
光）を指標に当てた場合、指標に到達した青い光の内、
その大部分の光は波長変換材のもつ働きにより波長が変
換され、指標から白い光が放出される。 したがって、
指標の輝度を高くできて指標が見易くなる。
ると、この光の波長を変換して白い光を放出するもので
ある。（例えば、特開平１０−２６９８２２号公報参
照）。このような波長変換材により導光板の表示面上に
指標を形成すると共に、光源たる発光ダイオード４，
５，６の青い光（波長が約４５５ｎｍ〜約４９２ｎｍの
光）を指標に当てた場合、指標に到達した青い光の内、
その大部分の光は波長変換材のもつ働きにより波長が変
換され、指標から白い光が放出される。 したがって、
指標の輝度を高くできて指標が見易くなる。
【００１１】また、導光板の内部に導入された青い光の
内、指標に到達しなかった光は、表示面の指標の存在し
ない部分から波長が変換されないまま青い光で出射す
る。したがって、指標から放出する光の色と指標の存在
しない表示面上から放出する光の色とを異ならせること
により、カラフルで、指標から放出する光は周囲から放
出される光の色に混じることなく、指標を目立たせてさ
らに見易くすることができる。
内、指標に到達しなかった光は、表示面の指標の存在し
ない部分から波長が変換されないまま青い光で出射す
る。したがって、指標から放出する光の色と指標の存在
しない表示面上から放出する光の色とを異ならせること
により、カラフルで、指標から放出する光は周囲から放
出される光の色に混じることなく、指標を目立たせてさ
らに見易くすることができる。
【００１２】
【発明の実施の形態】以下、本発明の表示装置に関し
て、時計を具体例として図１乃至図３に基いて説明す
る。図１は具体例の時計を示す正面図、図２は図１に示
す時計のＡ−Ａ断面図、図３は具体例の時計の要部断面
図である。
て、時計を具体例として図１乃至図３に基いて説明す
る。図１は具体例の時計を示す正面図、図２は図１に示
す時計のＡ−Ａ断面図、図３は具体例の時計の要部断面
図である。
【００１３】図１乃至図３に示すように、表示装置たる
時計１０は、アクリル樹脂やポリカーボネートにより形
成された光が透過する無色の導光板２と、導光板２の一
方の面に塗布された白色層３と、導光板の一方の面に取
り付けられたムーブメント７と、導光板２の他方の面
（以下、表示面２ｄ）上に形成された指標９と、ムーブ
メント７を固定する回路基板８と、回路基板８に取り付
けた３つの発光ダイオード４，５，６と、から構成され
ている。
時計１０は、アクリル樹脂やポリカーボネートにより形
成された光が透過する無色の導光板２と、導光板２の一
方の面に塗布された白色層３と、導光板の一方の面に取
り付けられたムーブメント７と、導光板２の他方の面
（以下、表示面２ｄ）上に形成された指標９と、ムーブ
メント７を固定する回路基板８と、回路基板８に取り付
けた３つの発光ダイオード４，５，６と、から構成され
ている。
【００１４】光源たる発光ダイオード４，５，６は、約
４５５ｎｍ〜約４９２ｎｍの波長領域を有する青い光を
発するものである。
４５５ｎｍ〜約４９２ｎｍの波長領域を有する青い光を
発するものである。
【００１５】図３に示すように、導光板２の表示面２ｄ
に形成された指標９は、青い光（Ｂ光）が入光すると、
この青い光の波長を変換して、白色の光（Ｗ光）を放出
する波長変換材により形成されている。この波長変換材
を表示面２ａ上に塗布することにより指標９が形成され
る。この波長変換材は、例えば特開平１０−２６９８２
２号に開示されているように、青い光が入光すると励起
されて蛍光を発する蛍光物質と、蛍光を散乱させる白色
粉末と、が混合された蛍光散乱層を形成し、この蛍光散
乱層で青い光の波長を変換することにより白い光を放出
させるものである。
に形成された指標９は、青い光（Ｂ光）が入光すると、
この青い光の波長を変換して、白色の光（Ｗ光）を放出
する波長変換材により形成されている。この波長変換材
を表示面２ａ上に塗布することにより指標９が形成され
る。この波長変換材は、例えば特開平１０−２６９８２
２号に開示されているように、青い光が入光すると励起
されて蛍光を発する蛍光物質と、蛍光を散乱させる白色
粉末と、が混合された蛍光散乱層を形成し、この蛍光散
乱層で青い光の波長を変換することにより白い光を放出
させるものである。
【００１６】発光ダイオード４，５，６を点灯し、この
発光ダイオード４，５，６から発せられた光は、導光板
２に設けられた端面２ａ，２ｂ，２ｃからそれぞれ導光
板の内部に導入される。この導光板の内部に導入された
光は、白色層３により導光体の中で反射して表示面２ｄ
から出射するようになっている。表示面から出射して指
標９に到達した青い光は、指標９に吸収され、光の波長
を変換されることにより白い光で放出される。一方、表
示面から出射した光の内、指標９に到達しない光は、表
示面の指標の存在しない部分から波長が変換されないま
ま青い光で出射する。
発光ダイオード４，５，６から発せられた光は、導光板
２に設けられた端面２ａ，２ｂ，２ｃからそれぞれ導光
板の内部に導入される。この導光板の内部に導入された
光は、白色層３により導光体の中で反射して表示面２ｄ
から出射するようになっている。表示面から出射して指
標９に到達した青い光は、指標９に吸収され、光の波長
を変換されることにより白い光で放出される。一方、表
示面から出射した光の内、指標９に到達しない光は、表
示面の指標の存在しない部分から波長が変換されないま
ま青い光で出射する。
【００１７】したがって、波長変換材で指標９を形成す
ることにより、指標を白色で表示し、表示面上の指標が
存在しない部分は青色で表示することができるので、１
種類の発光ダイオードを用いて、カラフルで装飾性に富
む表示ができ、指標も見易くすることができる。また、
指標９に到達した光の大部分を指標から放出することに
より指標の輝度を高くすることができ、指標が見易くな
る。
ることにより、指標を白色で表示し、表示面上の指標が
存在しない部分は青色で表示することができるので、１
種類の発光ダイオードを用いて、カラフルで装飾性に富
む表示ができ、指標も見易くすることができる。また、
指標９に到達した光の大部分を指標から放出することに
より指標の輝度を高くすることができ、指標が見易くな
る。
【００１８】
【発明の効果】本発明によれば、導光板の表示面上に指
標を形成し、光源から発した着色光を導光板内に入射さ
せて表示面から出射するように構成した表示装置であっ
て、指標は、着色光を吸収すると着色光の波長を変換し
て着色光の色とは異なる色の光を放出する波長変換材に
より形成した。
標を形成し、光源から発した着色光を導光板内に入射さ
せて表示面から出射するように構成した表示装置であっ
て、指標は、着色光を吸収すると着色光の波長を変換し
て着色光の色とは異なる色の光を放出する波長変換材に
より形成した。
【００１９】したがって、指標に到達した大部分の光を
指標から放出することにより、指標の輝度を高くするこ
とができ、指標が見易くなる。また、指標から放出する
光の色と指標の存在しない表示面上から放出する光の色
とを異ならせることにより、カラフルで、指標が周囲の
色と混じらず、指標をさらに見易くすることができる。
指標から放出することにより、指標の輝度を高くするこ
とができ、指標が見易くなる。また、指標から放出する
光の色と指標の存在しない表示面上から放出する光の色
とを異ならせることにより、カラフルで、指標が周囲の
色と混じらず、指標をさらに見易くすることができる。
【図１】本具体例の表示装置を示す正面図。
【図２】図１に示した表示装置のＡ−Ａ断面図。
【図３】図２に示した表示装置の要部断面図。
【図４】従来の表示装置を示す要部断面図。
１０ 表示装置 ２ 導光板 ２ａ 端面 ２ｂ 端面 ２ｃ 端面 ２ｄ 表示面 ３ 白色層 ４ 発光ダイオード（光源） ５ 発光ダイオード（光源） ６ 発光ダイオード（光源） ７ ムーブメント ８ 回路基板 ９ 指標
Claims (1)
- 【請求項１】 導光板の表示面上に指標を形成し、光源
から発した着色光を該導光板内に入射させて該表示面か
ら出射するように構成した表示装置であって、 前記指標は、前記着色光を吸収すると該着色光の波長を
変換して該着色光の色とは異なる色の光を放出する波長
変換材により形成した表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000283484A JP2002091352A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000283484A JP2002091352A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002091352A true JP2002091352A (ja) | 2002-03-27 |
Family
ID=18767840
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000283484A Pending JP2002091352A (ja) | 2000-09-19 | 2000-09-19 | 表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002091352A (ja) |
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2000
- 2000-09-19 JP JP2000283484A patent/JP2002091352A/ja active Pending
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