JP2006301517A - 表示用照明装置 - Google Patents

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圭司 坂本
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Abstract

【課題】 不要な明るさにしなくてもよく、表示用照明装置全体の効率を向上でき、小型化が実現でき、コスト低減できる表示用照明装置を提供する。
【解決手段】 白と緑の複数の表示色を表示する機能を備える表示パネル2と、複数のそれぞれ異なる単波長の光源32,33,34からなる発光装置3と、拡散シート6とを有する表示用照明装置1であって、前記表示パネル2は本体部21と付設透過部22とを有し、複数の前記単波長の光源のうち少なくとも一つは前記表示色を多く含むものとすることを特徴とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、表示用照明装置に関し、特に、発光の主波長の異なる複数の略単色の光源を効果的に使用することにより照明効率を上げることができる表示用照明装置に関する。
従来から、表示用照明装置、特に防災照明装置(誘導灯)としては、表示パネルの表示面背面に光源を備える内照式、表示面外側方に光源を備える外照式とあって、光源として熱陰極方式による所謂蛍光灯や冷陰極蛍光灯が使用されている。これらのうち、蛍光灯はランプ径や長さなどのサイズが大きく、大きな設置空間を要して全体が大型化し、設置に不便である。一方、冷陰極蛍光灯は小型化でき輝度も高くできるが、高電圧を印可するため、絶縁距離を確保するなどの安全対策が必要であったり、安定的に使用できるようにするための種々の構造的配慮が必要であった。
そこで、これらの光源に代えて、最近出力アップの著しいLEDを用いることが考えられる。実際、複数のLEDを光源として用いる表示装置が様々提案されている(例えば、特許文献1)。
LEDを表示用照明装置の光源として用いる場合、通常、赤(R)、緑(G)、青(B)の各1つの色の光を放射するLEDチップをそれぞれ用意し、各色の発光強度を調節して混色することによって、所望の発光色を得ることが考えられる。たとえば、液晶表示装置のバックライトユニットとして利用される場合には、白色の光が得られるように、これらLEDチップの発光強度が制御されて混色される。
LEDからの光を混色して所望の発光色を得るために、LEDからの光を混色する手段として、いくつかの方法が行われている。一つの典型的な方法としては、導光板を利用する方法がある。この方法は、各色のLEDからの光が導光板内に導入され、導光板内を伝搬しながら広がり拡散シートなどの拡散手段で拡散されることによって、各色の光が混色されて出射される。
ところで、LEDは点状光源であり、又、指向性の強い光源であり、混色後も用いるLEDの分光分布を有しているため、液晶表示装置のバックライトユニットのように、白色の光が得られるように、前述の混色手段を用いると共に、これらLEDの発光強度を制御して混色するのは、構造、制御ともに複雑になり、コストアップになる。
そこで、前記表示用照明装置の蛍光灯の代わりに白色LEDを用いる場合、現状では出射光としてより均質な白色の得られる青色LEDと黄色蛍光体の組み合わせによる白色LEDを用いることが考えられている。
特開2000−301748号公報
しかしながら、上記の青色LEDと黄色蛍光体を組み合わせた白色LEDを白色と緑色の表示色からなる表示パネルを備えた誘導灯に用いると、表示パネルの緑の表示面の分光透過率と白色LEDの分光分布(相対強度)とは、図8に示すように、分光透過率が大きい緑(波長イの近辺)では、逆に白色LEDの分光分布(相対強度)は谷間近傍で小さい。したがって、緑を明るくするためには、他の部分も明るくすることとなり、無用に明るくすることになり、効率が低下したり、コストも高くなることとなっていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、異なる主波長の略単色光を発する複数の光源を用いることで、効率の高い表示用照明装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明に係る表示用照明装置は、複数の表示色を組み合わせて表示内容を表わす表示パネルと、主波長のそれぞれ異なる複数の略単色の光源と、を有する表示用照明装置であって、前記表示パネルは、前記光源の混色で表わされる本体部と、少なくとも一つの略単色で表わされる付設透過部と、を有し、複数の前記光源のうち少なくとも一つは前記付設透過部の表示色を多く含むものとすることを特徴とする。
請求項2記載の発明に係る表示用照明装置は、請求項1記載の発明において、前記表示パネルの前記本体部の表示色は白色としたことを特徴とする。
請求項3記載の発明に係る表示用照明装置は、請求項1又は2記載の発明において、前記表示パネルの前記本体部は白色とし、前記付設透過部は緑色としたことを特徴とする。
本願請求項1記載の発明によれば、主波長の異なる複数の略単色の光源を用いることにより表示パネルの表示色を多く含むので、各表示色を効率良く表示させることができる。また、分光分布(相対強度)の低い表示色に合わせて光源全体の出力を上げて照明しなくてよくなる。
請求項2記載の発明によれば、請求項1の発明の効果に加えて、白色の光源を構成する単色の光源を変えれば種々の表示色に対応して、設計が容易になる。
請求項3記載の発明によれば、請求項1または2の発明の効果に加えて、表示パネルの本体部は白色とし、付設透過部は緑色としたので、それぞれの透過率を向上させることができ、効率を向上でき、災害時に二次電池を電源として用いられる誘導灯に適用すると、より明るい表示もしくはより長時間の表示が可能となり、防災上有用性が高い。
以下、図面により本願発明の実施の形態を説明する。
図1は、本実施の形態における表示用照明装置の1例の全体構成を説明するための分解斜視図、図2はその一部品である発光装置の断面図、図3はその発光装置を構成するLEDモジュールの拡大断面図、図4は各種LEDの光学特性を説明する図、図5は本発明の実施例の光源の光学特性を説明する図、図6は光源のxy色度図である。
図1に示すように、表示用照明装置1は、複数の表示色を組み合わせて表示内容を表わす表示パネル2と、複数のそれぞれ異なる主波長の略単色LEDチップを持った発光装置3とを有する。さらに、発光装置3からの光を表示パネル2全面に放射させるために導光板4、プリズムシート5、拡散シート6及び放熱板7を備えている。
表示パネル2は本体部21と付設透過部22とを有し、本体部21は白色のプラスチック板により白地を表示し、付設透過部22は必要なマークを所要の色彩で表示する。本実施形態では、付設透過部22は、本体部21を形成する白色のプラスチック板の表面に緑色の印刷により、ドアから人物が走り出る様子を連想させる表示としている。
発光装置3は、図2、3に示すように、それぞれ主波長の異なる略単色LEDチップ32,33,34を1セットずつ持った複数のLEDモジュール31を基板30に取り付けて構成している。そして、発光装置3は、この例では、下向きに光を放射するように設けられている。各LEDモジュール31は、赤(R)、緑(G)、青(B)の3つの色の光をそれぞれ放射する略単色LEDチップ32,33,34をそれぞれ備える。略単色LEDチップ32,33,34はまとめて無色透明のカバー35により封止されている。このような略単色LEDチップからなるLEDモジュールでは、各色の波長と発光強度の組み合わせを調整することによって、所望の波長成分を多く有する発光色を持った発光装置を得ることができる。
導光板4は、正面視略正方形で厚さ約10mm程度のアクリル、ポリカーボネート等の透明プラスチックからなり、各LEDモジュール31(略単色LEDチップ32,33,34)からの光をその表面で正反射によって多重反射させて広げながら各色の光を混色して所要の色(この例では白色)とすると共に、板内を案内し、プリズムシート5に光を伝播する。
プリズムシート5は、導光板4から伝播された光を分散して拡散シート6に伝播する。その表面は光を分散するように沢山の突起が形成されている。
拡散シート6は、プリズムシート5から伝播された光を多方向に分散して表示パネル2に均一に伝播し、本体部21を照明すると共に本体部に付けた付設透過部22の表示を識別できるように照明する。
放熱板7は光を反射させる働きと熱を放熱させる働きの機能を備えている。導光板4に伝播された光のうち表面から出射した光を表面で拡散反射して導光板4にもどし、光をプリズムシート5に均一に伝播するようにする。
上記のように構成してなる表示用照明装置において、各略単色LEDチップ32,33,34から放射された光は、導光板4内を反射伝搬しながら広がり混合される。それと同時に、光は混ざりながらプリズムシート5に伝播される。そして、プリズムシート5に伝播されてくる混合された光は、プリズムシート5で拡散されて拡散シート6でさらに拡散されながら、表示パネル2を通過し、本体部21をその地色(白色)に表示し、付設透過部22を着色(緑)の色に表示させる。この場合、後述するように、着色を効率よく表示する緑色成分の多い緑色の略単色LEDチップを使用するので、緑色パネル(付設透過部)の透過率が向上し、表示用照明装置全体の効率が向上できる。
(実施例)
白色光を得るLEDモジュール31に組み合わせる単色LEDチップの例として、図4にそれぞれ曲線b、c、d、eで示すような分光分布を有するLEDチップを使用する。即ち、緑色LEDチップ33としてピーク波長500nm(曲線c)の緑色1LEDチップ又はピーク波長525nm(曲線d)の緑色2LEDチップを用い、青色LEDチップ33としてピーク波長465nm(曲線b)の青色LEDチップを用い、赤色LEDチップ32としてピーク波長640nm(曲線e)の赤色LEDチップを用いる。なお、図4中、曲線aは青色LEDと黄色蛍光体の組み合わせにより得られた白色LEDの分光分布を示す。
上記の略単色光を次の割合で混色した場合の表示面緑の透過率分光分布を図5に示す。また、図5には次の割合で単色光を混色した場合の白色光の分光分布を合わせて示している。
イ.(実施例1)青:赤:緑2=0.4:1.0:0.4
ロ.(実施例2)赤:緑1 =1.0:0.6
ハ.(実施例3)青:赤:緑1=0.4:1.0:0.4
さらに、図6は、これらの実施例のLEDチップ及び混色により得られる白色LEDをxy色度図上に示したものである。
図5,図6から実施例1、2,3とも赤、青、緑色又は青、緑色の混色による白色LEDとなり、しかも緑色の成分を多く含むため、従来の白色LEDに対し、緑色パネルの透過率が向上し、表示用照明装置全体の効率を向上できる。
なお、上記実施例において示した混色割合は、数例を示したに過ぎず、緑色の割合を多くした混色割合(全体の割合1に対して0.2〜0.6)で無数の白色LEDを得ることができることは勿論である。また、付設表示部の表示色が緑色以外の場合は、その表示面の表示色の波長を多く含む単色LEDチップをベースとして、混色することで、同様の表示色を効率よく得ることができる。
図7は本発明の他の実施形態に係る表示用照明装置を説明する斜視図である。
本実施形態の表示用照明装置は、発光装置が表示パネル全面に照射する方式である点で上記実施例の表示用照明装置とは異なるが、同様な作用をなす部分については同一の符号を付して詳細な説明は省略する。
図7に示すように、本実施形態の表示用照明装置1は、複数の表示色を組み合わせて表示内容を表わす表示パネル2と、複数のそれぞれ異なる主波長の略単色LEDチップを有するLEDモジュールがケース8に配設されてなる発光装置3とを有する。さらに、発光装置3からの光を表示パネル2全面に放射させるためにプリズムシート5、拡散シート6を備えている。
表示用照明装置1をこのように構成すると、複雑な制御をしなくても小型化できて、重量を軽減でき、コストを低減できると共に設置する位置の自由度を増すことができる。
本発明に係る表示用照明装置を説明する分解斜視図である。 それを構成する発光装置の断面図である。 発光装置を構成するLEDモジュールの拡大断面図である。 LEDの光学特性を説明する図である。 実施例の光源の光学特性を説明する図である。 実施例の光源のxy色度図である。 本発明に係る他の実施形態の表示用照明装置を説明する分解斜視図である。 従来例のLED光源の光学特性を説明する図である。
符号の説明
1 表示用照明装置
2 液晶表示パネル
3 発光装置
4 導光板
5 プリズムシート
6 拡散シート
7 放熱板
21 本体部
22 付設透過部
31 LEDモジュール
32、33、34 単色LEDチップ(単波長の光源)

Claims (3)

  1. 複数の表示色を組み合わせて表示内容を表わす表示パネルと、主波長のそれぞれ異なる複数の略単色の光源と、を有する表示用照明装置であって、
    前記表示パネルは、前記光源の混色で表わされる本体部と、少なくとも一つの略単色で表わされる付設透過部と、を有し、複数の前記光源のうち少なくとも一つは前記付設透過部の表示色を多く含むものとすることを特徴とする表示用照明装置。
  2. 前記表示パネルの前記本体部の表示色は白色としたことを特徴とする請求項1に記載の表示用照明装置。
  3. 前記表示パネルの前記本体部は白色とし、前記付設透過部は緑色としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の表示用照明装置。
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