JPH0135891Y2 - - Google Patents

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JPH0135891Y2
JPH0135891Y2 JP1083084U JP1083084U JPH0135891Y2 JP H0135891 Y2 JPH0135891 Y2 JP H0135891Y2 JP 1083084 U JP1083084 U JP 1083084U JP 1083084 U JP1083084 U JP 1083084U JP H0135891 Y2 JPH0135891 Y2 JP H0135891Y2
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JP
Japan
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snow
roof
snow melting
net board
melting
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JP1083084U
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JPS60122438U (ja
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  • Buildings Adapted To Withstand Abnormal External Influences (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 融雪装置の施された屋根には色々なタイプのも
のがあるが、実用化されつつあるものには次のよ
うなものがある。
(イ) 屋根板の下面に面熱板を敷いたもの (ロ) 屋根板上若しくは屋根裏に温風や温水を通し
た加温パイプを設けたもの (ハ) 屋根裏全体に暖気を通すようにしたもの 以上(イ),(ロ),(ハ)は長尺屋根と呼ばれている金属板
を敷設した屋根に使用されて効果をあげている。
本考案は、かかる長尺屋根に簡単に装着される
上その融雪屋根の融雪能力を著しく向上し得る融
雪屋根用の融雪能力向上装置に係るものにして、
添付図面に示す一実施例を参照にしてその構成を
詳述すると次の通りである。
融雪屋根1上に屋根面と間隔を置いて付設され
るネツト板2に、前記間隔を形成する高さを有す
る支持具3を付設し、ネツト板2の軒側下辺寄り
の下面に天上壁4と区劃壁5とを有する局部融雪
防止フイン6を付設する。
ネツト板2の一側縁下面に天上壁4と区劃壁5
とを有する局部融雪防止フイン6を付設する。
尚ネツト板2の形状を方形としても良い。
またネツト板2の囲枠2′に支持具3を垂設し
ても良い。
図面のネツト板2は囲枠2′に網板を張設した
場合を示しているが、網板の替わりにグレーチン
グ、穴あき鋼板、すのこ、エキスパンダメタル板
などを使用しても良く、要は軽量で積雪荷重に耐
える程度のものであれば良い。
また、図面の支持具3には設置脚部3′を設け、
この設置脚部3′を長尺瓦棒7の上面に付設した
構造のものを示しているが、支持具3により屋根
面と所定の間隔を置いて取り付けられる構造であ
ればどのような構造でも良い。
局部融雪防止フイン6の区劃壁5の高さ(上下
方向の巾)は、融雪屋根1とネツト板2との間隙
内での加温空気の対流が一枚のネツト板ごとにネ
ツト板2の裏面において起生する高さがあれば良
く、且つ軽量にするためにも融雪屋根1面とネツ
ト板2との間隔を2/3位閉塞する高さがあれば良
い。
また一番軒先側に敷設する本案品は軒先端ぎり
ぎりに敷設せず軒先端より少し上方に距離を置い
て敷設すればその距離分に積もる雪が屋根面とネ
ツト板2との間隔の入口部も完全に密閉すること
になるから空隙内の空気は積雪により断熱保温さ
れることになる。
また図面は局部融雪防止フイン6を融雪屋根1
の軒側に位置せしめて軒先縁と平行状態に敷設し
た場合を示しているが、峰側に位置せしめて敷設
しても良い。
本考案は上述のようにネツト板を支持具により
融雪屋根上に屋根面と間隔を置いて付設したか
ら、ネツト板上に降つた雪はネツト板のネツト孔
から屋根面に落下せず、ネツト板上に積雪され
る。
このネツト板上に積雪した雪は断熱材の役目を
果し、ネツト板の存在の為生じたネツト板と屋根
面との間の空隙は積雪によつて保温されることに
なる。
この空隙内部の空気が屋根裏の暖気や面熱板や
屋根面上の加温パイプなどにより加温されたとき
屋根勾配に従つて上方に向つて而かもネツト板に
沿つて対流することになるからネツト板敷設によ
る対流間隙の形成は著しく融雪能力を向上するこ
とになる。
更に、この空隙の存在は積雪部と、融けて流れ
る流水部とを隔離し、流水を良好にする為深夜の
流水の凍結が防止され、常に良好な融雪状態を保
つことになる。
この際加温された空隙内の暖気は上方へ向かつ
て対流する為もともと積雪が少なくなる屋根の峰
部の方の融雪がもともと積雪が多くなる軒部の方
の融雪より良好となり、屋根面の平均融雪が出来
なくなる矛盾が生ずる。
この点本考案はネツト板の軒側の下辺寄りの下
面に局部融雪防止フインを付設したからこの局部
融雪防止フインの存在により1個のネツト板ごと
に空隙内の空気の対流が遮断され、空隙内の空気
は峰部上方へ逃げないから屋根面は平均に融雪さ
れることになる。また加温パイプを敷設する融雪
屋根においては局部融雪防止フインの下方に加温
パイプを位置するように敷設すれば加温パイプの
上方だけの雪がとける局部融雪が阻止され、平均
に而かも効率良く融雪し得る秀れた融雪屋根用の
融雪能力向上装置となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は斜視図、第2図は一部を省略した本案
品の施工例の斜視図、第3図は施工状態の断面図
である。 1……融雪屋根、2……ネツト板、2′……囲
枠、3……支持具、4……天上壁、5……区劃
壁、6……局部融雪防止フイン。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 1 融雪屋根上に屋根面と間隔を置いて付設され
    るネツト板に、前記間隔を形成する高さを有す
    る支持具を付設し、ネツト板の軒側下辺寄りの
    下面に天上壁と区劃壁とを有する局部融雪防止
    フインを付設したことを特徴とする融雪屋根用
    の融雪能力向上装置。 2 ネツト板の形状を方形とした実用新案登録請
    求の範囲第1項記載の融雪屋根用の融雪能力向
    上装置。 3 ネツト板の囲枠に支持具を垂設した実用新案
    登録請求の範囲第1項記載の融雪屋根用の融雪
    能力向上装置。
JP1083084U 1984-01-28 1984-01-28 融雪屋根用の融雪能力向上装置 Granted JPS60122438U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1083084U JPS60122438U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 融雪屋根用の融雪能力向上装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1083084U JPS60122438U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 融雪屋根用の融雪能力向上装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60122438U JPS60122438U (ja) 1985-08-17
JPH0135891Y2 true JPH0135891Y2 (ja) 1989-11-01

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ID=30492372

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1083084U Granted JPS60122438U (ja) 1984-01-28 1984-01-28 融雪屋根用の融雪能力向上装置

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JP (1) JPS60122438U (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS615152A (ja) * 1984-06-19 1986-01-10 山住 幸司 融雪用網屋根

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60122438U (ja) 1985-08-17

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