JPH0135779Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0135779Y2 JPH0135779Y2 JP17389986U JP17389986U JPH0135779Y2 JP H0135779 Y2 JPH0135779 Y2 JP H0135779Y2 JP 17389986 U JP17389986 U JP 17389986U JP 17389986 U JP17389986 U JP 17389986U JP H0135779 Y2 JPH0135779 Y2 JP H0135779Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spacer
- mounting shaft
- absorbing member
- diameter
- pressure absorbing
- Prior art date
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- Expired
Links
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Landscapes
- Shearing Machines (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、鋼板などを切断する切断機の回転取
付軸に取り付けられるスペーサに関し、特に詳細
には本体がセラミツクからなるスペーサに関する
ものである。
付軸に取り付けられるスペーサに関し、特に詳細
には本体がセラミツクからなるスペーサに関する
ものである。
(従来の技術)
周知のように、鋼板等を切断する切断機は、回
転取付軸上にスペーサおよび円環状の切断刃が取
り付けられる構成となつている。このうち上記回
転取付軸については、最近になつて内圧を変化さ
せることによりその直径を拡縮させるようにした
ものが提案されている(実開昭60−131319号な
ど)。このように回転取付軸の直径を拡縮させる
ことができれば、切断刃やスペーサの取付けに誤
差が生じても、また回転取付軸の直径方向におけ
る切断刃の先端位置が変動しても所定の位置に調
整することができるため便利である。
転取付軸上にスペーサおよび円環状の切断刃が取
り付けられる構成となつている。このうち上記回
転取付軸については、最近になつて内圧を変化さ
せることによりその直径を拡縮させるようにした
ものが提案されている(実開昭60−131319号な
ど)。このように回転取付軸の直径を拡縮させる
ことができれば、切断刃やスペーサの取付けに誤
差が生じても、また回転取付軸の直径方向におけ
る切断刃の先端位置が変動しても所定の位置に調
整することができるため便利である。
一方、上記切断刃を支持するスペーサとしては
従来よりセラミツクスからなるものが使われてい
る。セラミツクス製のスペーサは軽量であるため
作業性がよく、また耐摩耗性に優れていることか
ら寿命が長く、高い精度を保つことができるとい
う利点を有する。
従来よりセラミツクスからなるものが使われてい
る。セラミツクス製のスペーサは軽量であるため
作業性がよく、また耐摩耗性に優れていることか
ら寿命が長く、高い精度を保つことができるとい
う利点を有する。
(考案が解決しようとする問題点)
しかしながら、前述した直径が拡縮しうる回転
取付軸は、ブースタ回路付治具等により切断刃を
強力に締付けており、互いに隣接するスペーサの
端面と切断刃とのすべりが規制されるようになつ
ている。したがつて、セラミツクス製のスペーサ
を取付けると、回転取付軸の拡径により発生する
応力によつてスペーサが割れてしまうおそれがあ
り、この結果直径が拡縮する回転取付軸とセラミ
ツクス製のスペーサを組み合わせて用いることは
極めて困難であつた。
取付軸は、ブースタ回路付治具等により切断刃を
強力に締付けており、互いに隣接するスペーサの
端面と切断刃とのすべりが規制されるようになつ
ている。したがつて、セラミツクス製のスペーサ
を取付けると、回転取付軸の拡径により発生する
応力によつてスペーサが割れてしまうおそれがあ
り、この結果直径が拡縮する回転取付軸とセラミ
ツクス製のスペーサを組み合わせて用いることは
極めて困難であつた。
そこで本願考案は上記の直径が拡縮しうる回転
取付軸に取り付けられても割れの生じないセラミ
ツクス製のスペーサを提供することを目的とする
ものである。
取付軸に取り付けられても割れの生じないセラミ
ツクス製のスペーサを提供することを目的とする
ものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案のスペーサは、セラミツクスからなるス
ペーサ本体とこのスペーサ本体の内周部に配置さ
れた圧力吸収部材からなり、この圧力吸収部材を
介して、直径が拡縮する回転取付軸に取付けられ
ることを特徴とするものである。
ペーサ本体とこのスペーサ本体の内周部に配置さ
れた圧力吸収部材からなり、この圧力吸収部材を
介して、直径が拡縮する回転取付軸に取付けられ
ることを特徴とするものである。
(作用)
上記スペーサによれば、内周部に圧力吸収部材
が設けられたことにより回転取付軸が拡径しても
発生する応力は圧力吸収部材により吸収されるも
のでスペーサ本体の割れが防止される。
が設けられたことにより回転取付軸が拡径しても
発生する応力は圧力吸収部材により吸収されるも
のでスペーサ本体の割れが防止される。
(実施例)
以下、図面を参照して本考案の切断機用のスペ
ーサの実施例について説明する。
ーサの実施例について説明する。
第1図は本考案の一実施例によるスペーサを備
えた切断機の概略図であり、第2図はその要部の
断面図である。
えた切断機の概略図であり、第2図はその要部の
断面図である。
図示の切断機は一対の切断ローラ10からなつ
ており、各切断ローラ10は円柱状の回転取付軸
1、この回転取付軸1の外周に嵌着される円環状
の切断刃4、この切断刃4を軸方向に所定の間隔
をあけて位置させる略円筒形のスペーサ5からな
つている。
ており、各切断ローラ10は円柱状の回転取付軸
1、この回転取付軸1の外周に嵌着される円環状
の切断刃4、この切断刃4を軸方向に所定の間隔
をあけて位置させる略円筒形のスペーサ5からな
つている。
回転取付軸1は軸本体3およびスリーブ2から
なり、この軸本体3とスリーブ2の間には圧力媒
体9が充填されている。この圧力媒体9の内圧が
変化することによつてスリーブ2が拡縮し、回転
取付軸1の直径を変化させるようになつている。
なお、スリーブ2の拡縮量は通常直径で50〜
80μn程度である。
なり、この軸本体3とスリーブ2の間には圧力媒
体9が充填されている。この圧力媒体9の内圧が
変化することによつてスリーブ2が拡縮し、回転
取付軸1の直径を変化させるようになつている。
なお、スリーブ2の拡縮量は通常直径で50〜
80μn程度である。
回転取付軸1には前記切断刃4およびスペーサ
5が図示しない取付け手段により取り付けられて
おり、一対の切断ローラ10間に配された鋼板6
は回転取付軸1とともに回転する切断刃4により
所定の幅で切断される。上記スペーサ5はアルミ
ナなどのセラミツクスからなるスペーサ本体およ
びこれに取付けられる圧力吸収部材8によつて構
成される。そして、この圧力吸収部材8は、スペ
ーサ本体の内周部に設けられた環状溝7内に配置
されるもので本実施例においては円環状をなし、
その一部がスペーサ5の内周面よりも内方に突出
している。従つてスペーサ5は圧力吸収部材8を
介して回転取付軸1のスリーブ2に対向し、直接
スリーブに接することはない。圧力吸収部材8は
内圧を吸収可能な大きさおよび材質のものであれ
ばよく、材質としてはウレタンゴム、硬質ゴムや
ナイロン、テフロン等の合成樹脂、さらにFe,
Al,Cu等の金属が好適である。また圧力吸収部
材8は第3図に示すようにスペーサ5の両側部に
設けてもよく、また第4図に示すように断面形状
がU字形のものとし、スプリング効果を併せ持た
せてもよい。
5が図示しない取付け手段により取り付けられて
おり、一対の切断ローラ10間に配された鋼板6
は回転取付軸1とともに回転する切断刃4により
所定の幅で切断される。上記スペーサ5はアルミ
ナなどのセラミツクスからなるスペーサ本体およ
びこれに取付けられる圧力吸収部材8によつて構
成される。そして、この圧力吸収部材8は、スペ
ーサ本体の内周部に設けられた環状溝7内に配置
されるもので本実施例においては円環状をなし、
その一部がスペーサ5の内周面よりも内方に突出
している。従つてスペーサ5は圧力吸収部材8を
介して回転取付軸1のスリーブ2に対向し、直接
スリーブに接することはない。圧力吸収部材8は
内圧を吸収可能な大きさおよび材質のものであれ
ばよく、材質としてはウレタンゴム、硬質ゴムや
ナイロン、テフロン等の合成樹脂、さらにFe,
Al,Cu等の金属が好適である。また圧力吸収部
材8は第3図に示すようにスペーサ5の両側部に
設けてもよく、また第4図に示すように断面形状
がU字形のものとし、スプリング効果を併せ持た
せてもよい。
次に本考案のスペーサを用いた具体例について
説明する。
説明する。
スペーサ5は外径=φ220mm、内径=φ181mm、
幅=100mmで、圧力吸収部材8としては第1図に
示すような円環状のウレタンゴムを使用した。こ
の圧力吸収部材は外径=φ190mm、内径=φ180.1
mm、幅=10mmである。
幅=100mmで、圧力吸収部材8としては第1図に
示すような円環状のウレタンゴムを使用した。こ
の圧力吸収部材は外径=φ190mm、内径=φ180.1
mm、幅=10mmである。
また回転取付軸1は内圧が0Kg/cm2のときに外
径がφ179.99mmであり、220Kg/cm2の内圧を与えた
ときの外径がφ180.04mmに拡張するものである。
すなわち、上記回転取付軸の拡張量は直径で
50μmである。
径がφ179.99mmであり、220Kg/cm2の内圧を与えた
ときの外径がφ180.04mmに拡張するものである。
すなわち、上記回転取付軸の拡張量は直径で
50μmである。
上記回転取付軸1に切断刃4とともに前記スペ
ーサ5を組み込んだところ、回転取付軸1の直径
を拡縮させてもスペーサ5は破損することがなか
つた。またかかる切断機を用いて回転取付軸1の
直径を調整した後、厚さ0.30mmの鋼板を切断した
ところ、切断面のカエリの少ない寸法精度の高い
切断を行なうことができた。
ーサ5を組み込んだところ、回転取付軸1の直径
を拡縮させてもスペーサ5は破損することがなか
つた。またかかる切断機を用いて回転取付軸1の
直径を調整した後、厚さ0.30mmの鋼板を切断した
ところ、切断面のカエリの少ない寸法精度の高い
切断を行なうことができた。
(考案の効果)
以上説明したように本考案のスペーサによれ
ば、内周部に圧力吸収部材を設けたことにより、
直径が拡縮する回転取付軸に組込まれてもセラミ
ツクス製のスペーサ本体が割れるおそれがない。
従つて本考案のスペーサは、直径の拡縮により切
断刃およびスペーサの取付け誤差を減少させて切
断精度を向上させることができる回転取付軸に組
み合わせて用いることができるとともに、軽量か
つ長寿命といつたセラミツクス製スペーサ本来の
長所も維持することができる。
ば、内周部に圧力吸収部材を設けたことにより、
直径が拡縮する回転取付軸に組込まれてもセラミ
ツクス製のスペーサ本体が割れるおそれがない。
従つて本考案のスペーサは、直径の拡縮により切
断刃およびスペーサの取付け誤差を減少させて切
断精度を向上させることができる回転取付軸に組
み合わせて用いることができるとともに、軽量か
つ長寿命といつたセラミツクス製スペーサ本来の
長所も維持することができる。
第1図は本考案の一実施例によるスペーサを備
えた切断機を鋼板とともに示す概略図、第2図は
上記切断機の要部の断面図、第3図および第4図
は本考案の他の実施例によるスペーサを示す断面
図である。 1……回転取付軸、4……切断刃、5……スペ
ーサ、8……圧力吸収部材。
えた切断機を鋼板とともに示す概略図、第2図は
上記切断機の要部の断面図、第3図および第4図
は本考案の他の実施例によるスペーサを示す断面
図である。 1……回転取付軸、4……切断刃、5……スペ
ーサ、8……圧力吸収部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 直径が拡縮する回転取付軸の外周に環状の切断
刃とともに保持される切断機用のスペーサにおい
て、 このスペーサは、セラミツクスからなるスペー
サ本体およびこのスペーサ本体の内周部に配置さ
れた圧力吸収部材からなり、この圧力吸収部材を
介して前記回転取付軸に取付けられることを特徴
とする切断機用のスペーサ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17389986U JPH0135779Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17389986U JPH0135779Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6379116U JPS6379116U (ja) | 1988-05-25 |
JPH0135779Y2 true JPH0135779Y2 (ja) | 1989-11-01 |
Family
ID=31111793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17389986U Expired JPH0135779Y2 (ja) | 1986-11-12 | 1986-11-12 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0135779Y2 (ja) |
-
1986
- 1986-11-12 JP JP17389986U patent/JPH0135779Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6379116U (ja) | 1988-05-25 |
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