JPH0135510Y2 - - Google Patents

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JPH0135510Y2
JPH0135510Y2 JP10380783U JP10380783U JPH0135510Y2 JP H0135510 Y2 JPH0135510 Y2 JP H0135510Y2 JP 10380783 U JP10380783 U JP 10380783U JP 10380783 U JP10380783 U JP 10380783U JP H0135510 Y2 JPH0135510 Y2 JP H0135510Y2
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JP
Japan
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cord
main body
back cover
pull
hole
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JP10380783U
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JPS6011485U (ja
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  • Insertion, Bundling And Securing Of Wires For Electric Apparatuses (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は卓上に載置して使用する場合と壁等に
取付けて使用する場合との二通りの使用態様が要
求される機器における筐体の構造に関するもので
ある。
〔従来技術〕
電話機やその通話度数計装置など各種の機器に
は、これを卓上に載置して使用するものと、壁等
に取付けて使用するものとがあるが、一種の機器
で卓上用と壁掛用とに兼用できるように要求され
ることがしばしばある。このような場合でかつ電
気的に接続される機器にあつては、コードの引出
し口を筐体の下面と背面とに設け使用態様にした
がつてこれらを使い分けなければならない。
しかしながら、従来のこの種機器筐体の構造に
おいては、下面の引出し孔と背面の引出し孔とが
連続して形成されているために、これを卓上用と
して使用する場合には、コードの引出し方向を確
実にする目的で背面の引出し孔に固定用のブツシ
ユを圧入したり内部が見えないように遮蔽壁を設
けたりしなければならなかつたので、加工が面倒
でありまた意匠上においても必ずしも満足すべき
ものでなかつた。
〔考案の概要〕
本考案は以上のような点に鑑みなされたもの
で、本体背部カバーの背面と下端面とにコード引
出し孔をそれぞれ設けて下端面側のコード引出し
孔を閉塞する舌片状のコード受板を本体側から突
設し、その一部を切溝から剥離してコード引出し
孔を開口するように構成することにより加工が容
易で意匠上においても優れた卓上、壁掛に兼用さ
れる機器筐体の構造を提供するものである。以
下、本考案の実施例を図面に基いて詳細に説明す
る。
〔実施例〕
第1図ないし第4図は本考案に係る機器筐体の
構造を宅内電話度数計装置に実施した例を示し、
第1図はこれを実施した宅内電話度数計装置の側
面図とその背部の分解側面図、第2図は同じく下
方からの仰視図とその背部の分解仰視図、第3図
は同じく卓上に載置したところを第2図のAA視
位置で一部破断して示す側面図、第4図は同じく
壁に掛けたところを第2図のAA視位置で一部破
断して示す側面図である。図において、宅内電話
度数計装置の筐体1は、カウンタ装置や電気配線
プレートなどを固定する底板2と背面板3とでコ
字状に形成された本体4と、下方と背面方向とへ
開口する箱状に形成されて装置を覆うように本体
と接合されるカバー5と、本体4の背部を覆う背
面カバー6とで構成されている。7は通話度数カ
ウンタを零復帰させる零復帰ボタン、8はダイヤ
ル接点断接用のスイツチをダイヤリング不能な状
態に閉成させる接点短絡ボタンである。また本体
4の底板2には、卓上載置時における緩衝用のゴ
ム板9が貼着されている。
本体4と背面カバー6とを接合するために、背
面カバー6にはL字状の係合片10と弾性を有す
る薄い舌片状の係合片11とが上下に突設されて
おり、本体4側には係合片10の先端鉤状部を係
合させる長溝12と、係合片11の先端鉤状部を
弾性係合させるフツク13とが、背面板3と底板
2とにそれぞれ設けられている。そして背面カバ
ー6をやゝ傾斜させて係合片10と長溝12とを
係合させたのち、背面カバーを直立させて下端部
を本体4側に押圧することにより係合片11が弾
性変形によりフツク13と係合して本体4と背面
カバー6とが接合されるように構成されている。
本体4の背面板3には、内部の電気配線プレー
トからのコード14を本体4の外へ引出すコード
孔15が設けられており、また背面カバー6の内
面にはコード14と引出しコード16とを固定す
る端子板17がビス止めされている。背面カバー
6の下端部は一側方に片寄つてコ字状に切欠かれ
ており、これによりコード引出し孔18とコード
引出し孔19とが背面方向と下方とに向つてそれ
ぞれ開口されている。またこのコ字状切欠きの両
壁面には後述するブツシユ22の溝を係合させる
凸条20が設けられている。さらに本体4の下端
からは方形舌片状に形成されたコード受板21が
背面カバー6のコ字状切欠きに対応して背面方向
へ突設されており、本体4と背面カバー6とを接
合したときに凸条20の下端に摺接し下端面側の
コード引出し孔19を閉塞するように構成されて
いる。前記ブツシユ22は機器の卓上載置時に引
出しコード16を保持するものであつて溝を凸条
20と係合させることによつて背面カバー6に保
持される。そして前記コード受板21はブツシユ
22を支承してその保持を強固にするとともに、
このコード受板21のリブのない薄肉部にはコ字
状の切溝23が設けられており、この切溝23の
内側に外力を加えることによりコード受板21の
一部が剥離され、閉塞されていたコード引出し孔
19が再び開口されるように構成されている。こ
うすることにより機器の壁掛時に引出しコード1
6がこの開口されたコード引出し孔19から外部
へ引出される。なお、背面カバー6にはポンチ等
で叩くことによつて壁掛用ビス孔を穿孔可能な円
形薄肉部が成形時に設けられている。
以上のように構成された宅内電話度数計装置を
卓上用として用いる場合には、第3図に示すよう
にブツシユ22を背面カバー6のコ字状切欠きに
設けた凸条20で保持させたのち、コード14と
引出しコード16とを端子板17に固定し、係合
片10を長溝12に係合させてから背面カバー6
の下端部を本体4側へ押圧することにより、係合
片11がフツク13と係合して本体4と背面カバ
ー6とが接合される。この場合、コード受板21
は切溝23から剥離されておらず、ブツシユ22
を支承してこれを強固に保持する。こうして組立
てた装置を卓上に載置すると、引出しコード16
はブツシユ22から外部へ引出され、また筐体1
が傾斜していることによりカウンタの数字が読取
り易い。
次にこの装置を壁掛用として用いる場合には、
第4図に示すように背面カバー6の円形薄肉部を
叩くことによつてビス孔を明け、背面カバー6を
壁にビス止めする。また本体4側のコード受板2
1には、その切溝23内側を叩くことによつてコ
ード引出し孔19を明ける。そして端子板17に
コード14と引出しコード16とを固定して引出
しコード16をコード引出し孔19から下方へ引
出したのち前記のように本体4と背面カバー6と
を接合することによつて装置の取付けが完了す
る。
なお、本実施例においては本考案を宅内電話度
数計装置に実施した例を示したが、電話機などそ
の他の電気機器にも同様に実施することができ
る。また、引出しコード16の保持構造はブツシ
ユ22と凸条20とに限定するものではなく、ゴ
ム製の方形ブツシユを圧入するなど、コード引出
し孔18を遮蔽するものであればいかなる構造の
ものでもよい。
〔考案の効果〕
以上の説明により明らかなように、本考案によ
れば機器筐体の保持構造において、本体背部カバ
ーの背面と下端部とにコード引出し孔をそれぞれ
設けて下端面側のコード引出し孔を閉塞する舌片
状のコード受板を本体側から突設し、その一部を
切溝から剥離してコード引出し孔を開口するよう
に構成することにより、これを卓上用として使用
する場合には、引出しコードが後方へ引出されこ
のコードの保持体がコード受板で支承されるの
で、コードの引出し方向が安定しコードが強固に
保持されるとともに、コード引出しに際して特別
な部品を必要とせずコストの節減を計ることがで
きる。また引出しコード孔をコード保持体で遮蔽
することができるので、外観的にもきわめて優れ
ている。さらに壁掛用として使用する場合には、
コード受板の一部を剥離することによりコードを
壁に沿つて下方へ引出すことができるので作業性
が向上するとともに外観ならびに機能的にも優れ
ている。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本考案に係る機器筐体の
構造の実施例を示し、第1図はこれを実施した宅
内電話度数計装置の側面図とその背部の分解側面
図、第2図は同じく下方からの仰視図とその背部
の分解仰視図、第3図は同じく卓上に載置したと
ころを第2図のAA視位置で一部破断して示す側
面図、第4図は同じく壁に掛けたところを第2図
のAA視位置で一部破断して示す側面図である。 1……筐体、4……本体、6……背面カバー、
16……引出しコード、18,19……コード引
出し孔、21……コード受板、23……切溝。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体の背部を覆うカバーの背面と下端面とにコ
    ード引出し孔をそれぞれ設けて下端面側のコード
    引出し孔を閉塞する舌片状のコード受板を前記本
    体側から突設し、このコード受板にコード引出し
    孔を剥離開口させる切溝を設けたことを特徴とす
    る機器筐体の構造。
JP10380783U 1983-07-04 1983-07-04 機器筐体の構造 Granted JPS6011485U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10380783U JPS6011485U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 機器筐体の構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10380783U JPS6011485U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 機器筐体の構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6011485U JPS6011485U (ja) 1985-01-25
JPH0135510Y2 true JPH0135510Y2 (ja) 1989-10-30

Family

ID=30244024

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10380783U Granted JPS6011485U (ja) 1983-07-04 1983-07-04 機器筐体の構造

Country Status (1)

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JP (1) JPS6011485U (ja)

Families Citing this family (1)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62150654U (ja) * 1986-03-18 1987-09-24

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6011485U (ja) 1985-01-25

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