JPH0135445B2 - - Google Patents

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Publication number
JPH0135445B2
JPH0135445B2 JP58067568A JP6756883A JPH0135445B2 JP H0135445 B2 JPH0135445 B2 JP H0135445B2 JP 58067568 A JP58067568 A JP 58067568A JP 6756883 A JP6756883 A JP 6756883A JP H0135445 B2 JPH0135445 B2 JP H0135445B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
bulky
electric wire
small
noise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP58067568A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS59194308A (ja
Inventor
Kyoshi Shimojima
Takashi Kawakami
Hiroichi Shiga
Akira Aoki
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Cable Ltd filed Critical Hitachi Cable Ltd
Priority to JP58067568A priority Critical patent/JPS59194308A/ja
Publication of JPS59194308A publication Critical patent/JPS59194308A/ja
Publication of JPH0135445B2 publication Critical patent/JPH0135445B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02ATECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
    • Y02A30/00Adapting or protecting infrastructure or their operation
    • Y02A30/14Extreme weather resilient electric power supply systems, e.g. strengthening power lines or underground power cables

Landscapes

  • Non-Insulated Conductors (AREA)
  • Insulated Conductors (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は風圧により発生する電線騒音を効果的
に低減可能になる低騒音電線に関する。
従来低騒音電線としては、第1図に示すように
電線Wの外周にスパイラルロツドSを巻回してな
るものが知られている。
しかし、スパイラルロツドは架線終了後宙乗機
を用いて巻きつける必要があり、作業がきわめて
面倒かつ困難である上、危険性をも伴うものであ
る。しかも、スパイラルロツドの巻きつけにより
電線の自重が増加しかつ見かけ上の断面も増加す
るので風圧も大きくなるから鉄塔補強が必要であ
る上スパイラルロツドが装着されることで電線表
面に電位傾度が生じコロナが発生しやすくなるな
ど、いくつかの副次的な問題もあつた。
近年電線の風騒音に関する研究は長足の進歩を
みせ、風音対策の必要な区間は、送電線の建設前
からあらかじめ予想することができるようになつ
た。従つてこのような区間においては架線後スパ
イラルロツドを巻きつけて風音対策をする代り
に、架線する電線そのものをはじめから低騒音効
果を有するものをもつて架線してやれば、前記ス
パイラルロツド巻きつけに付随する諸々の問題点
は一気に解決されることになる。
このような知見に立つて、出願人においてはす
でに第2図に示すような最外層素線に欠落部20
を形成せしめた電線について提案(実開昭58−
64009号)した。これによつて低騒音効果はみと
められるがこのような欠落部20を形成してこれ
を架線すると、延線車や金車を通過する際に、外
層素線が移動しずれてしまつて、欠落部が予定し
た巾よりも狭くなつたり素線が笑つてしまつたり
するため、結局この欠落部にスペーサとなるよう
な部片をはめ込む必要があり、スパイラルロツド
巻付け方式と比較して余り得策なものとはいえな
い。
本発明は上記のような実情にかんがみてなされ
たものであり、あらかじめ電線自体を騒音低減可
能な形状に撚り合わせ、しかも前記スペーサ取付
けなどを不必要とした低騒音電線を提供しようと
するものである。
そこで、本発明者らは、第3図に示すように、
嵩の大きい素線と嵩の小さい素線とを電線の最外
層に配置することにより、このような問題を解消
し、低騒音電線を実現しようと試みた。
第3図は、このようにして低騒音電線10の最
外層素線の構成を示す説明図であり、1は嵩の大
きい素線であり、2は嵩の小さい素線であつて、
これらの素線が混ぜ合わせに撚り合わされ、電線
10の最外層を形成している。嵩の大きい素線1
は図にみるようにそれぞれ離間状態に配置され、
その離間部の間〓に嵩の小さい素線2が密に配置
され外層撚線層を構成している。図においては嵩
の小さい素線によつて形成される電線周方向の長
さlがいずれも等しい場合について示したが、こ
の長さlについては全て等しくなければならない
という訳ではない。さらに離間部のある部分とな
い部分とを一部混在せしめることも特性の低下の
ない程度であれば差支えない。
しかしながら上記の如く構成せられる低騒音電
線の最外層素線の配列条件は、如何なるものであ
つてもよいわけではない。嵩の小さい素線の電線
半径方向の巾hは、架空送電線を形成することを
考慮すると、h≧1.0mmである必要がある。すな
わち、これよりも細いようでは、細すぎるため振
動疲労による強度低下で断線の危険があり、腐食
による劣化も急である。さらに嵩の小さい素線は
嵩の大きい素線の間隙部に介在し、前記スペーサ
の役目も果すわけであるが、これが細すぎてはス
ペーサ効果がなくなるのである。
また、嵩の大きい素線と嵩の小さい素線を混在
せしめる目的は、これによつて電線外表面に段差
表面を形成せしめ、電線外表面における空気流体
の流れを変化せしめることにあるから、嵩の大き
い素線と嵩の小さい素線のそれぞれの電線半径方
向の巾dとhとの間にはある程度以上の段差がな
ければならない。
第6図はh/dの値をさまざまに変化せしめそ
れによる風音低減効果をみたものである。第6図
においてh/dがOとは第2図に示すような嵩の
小さい素線を欠く状態を示す。
第6図から明らかなようにh/d≦0.8すなわ
ちh≦0.8dの条件を満すことが必要であることが
わかる。
一方、同じことは嵩の小さい素線で形成される
電線周方向の長さlと嵩の大きい素線の巾dとの
間でもいうことができる。すなわちlが小にすぎ
れば大素線のみにより外層を形成した場合と大差
なく、電線外周表面に段差を形成する効果がなく
なるからである。
第5図はl/dの値と風音低減効果との関係を
みたものであり、l/d<1では風音低減効果が
小さく十分な効果を発揮せしめるにはl/d≧1
である必要のあることがわかる。
なお、上記h、d、l等の制約条件における寸
法構成は一つの電線において一定寸法でなければ
ならないというものではなく、これの混在すなわ
ち同一撚線においてd、h、lを変えたものであ
つてもよい。
以上説明したような構成を満足すれば、所期の
目的に合致した低騒音電線が得られるのである
が、これを現実に製造し、実際に布設しようとし
たとき、なお、次のような問題に直面した。
すなわち、h≒1mm程度の丸線では、なお線の
太さが細いため、所定形状への電線の撚線作業が
難しいこと。振動疲労による強度低下や雷による
溶断の可能性が高いこと。などの問題が残り、こ
れを回避するために、h≫1mmとすると、dが大
きくなるため、延線布設時に嵩の大きい素線が潰
されて変形してしまう可能性が残つた。
本発明は、所期の低騒音電線を得る際の、この
ような問題点をも併せて解決した新規な構成を提
供するものである。
第4図に示したものは、本発明に係る電線10
の実施例を示す断面図であり、嵩の大きい素線1
として鋼心3上にアルミまたはアルミ合金を被覆
したアルミ被鋼線を用いそれぞれを断面非円形に
成形したものを撚り合わせている。
また、嵩の小さい素線2は平型線を用いて構成
している。
この嵩の大きい素線1と嵩の小さい素線2との
関係は、第3図で説明したように、 h≧1.0mm h≦0.8d l/d≧1 を満足するように設定されている。嵩の大きい素
線1と嵩の小さい素線2の数は同数でもよいが、
異なつていてもよい。
このように構成することにより、本発明に係る
低騒音電線は、はじめから電線そのものを低騒音
効果を有するものとして構成し、これを延線架線
するものであるから、従来例の如き、架線後のス
パイラルロツドの巻付けなどの付加作業を一切省
略でき、しかも電線の自重の増加も風圧荷重の増
大もないから鉄塔の特別な補強は不必要となる。
また、さらに、嵩の小さい素線を平型線として
いるため、電線半径方向の巾hが1mmに近く小さ
い場合にも断面積が必要なだけ大きく設定できる
ので、製造面でも撚り合せやすく、雷による溶断
の可能性も低下するなど優れた効果を奏し、嵩の
大きい素線をアルミ被鋼線としているため、延線
布設の際に嵩の大きい素線が潰れて変形する可能
性もほとんどない。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の低騒音電線の見取図、第2図は
別途提案済の低騒音電線の断面図、第3図は本発
明の前提となる低騒音電線の説明図、第4図は本
発明の実施例を示す断面図、第5および6図は風
音低減効果の様子を示す線図である。 1:嵩の大きい素線、2:嵩の小さい素線、1
0:低騒音電線。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 撚線の最外層素線を電線の半径方向に対して
    嵩の大きい素線と嵩の小さい素線とにより構成
    し、嵩の大きい素線は電線半径方向の巾がdのア
    ルミ被鋼線であり、嵩の小さい素線は電線半径方
    向の巾がhの平型線であり、嵩の小さい素線によ
    つて形成される電線周方向の長さをlとした場合
    に、 h≧1.0mm h≦0.8d l/d≧1 となるように構成してなる低騒音電線。
JP58067568A 1983-04-15 1983-04-15 低騒音電線 Granted JPS59194308A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP58067568A JPS59194308A (ja) 1983-04-15 1983-04-15 低騒音電線

Applications Claiming Priority (1)

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JP58067568A JPS59194308A (ja) 1983-04-15 1983-04-15 低騒音電線

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59194308A JPS59194308A (ja) 1984-11-05
JPH0135445B2 true JPH0135445B2 (ja) 1989-07-25

Family

ID=13348687

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP58067568A Granted JPS59194308A (ja) 1983-04-15 1983-04-15 低騒音電線

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59221906A (ja) * 1983-05-31 1984-12-13 住友電気工業株式会社 電線
JPS6144708U (ja) * 1984-08-28 1986-03-25 株式会社フジクラ 架空裸電線

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Publication number Publication date
JPS59194308A (ja) 1984-11-05

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