JPH0135119Y2 - - Google Patents

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JPH0135119Y2
JPH0135119Y2 JP8075485U JP8075485U JPH0135119Y2 JP H0135119 Y2 JPH0135119 Y2 JP H0135119Y2 JP 8075485 U JP8075485 U JP 8075485U JP 8075485 U JP8075485 U JP 8075485U JP H0135119 Y2 JPH0135119 Y2 JP H0135119Y2
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cylinders
fixed
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  • Investigating Materials By The Use Of Optical Means Adapted For Particular Applications (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、検査装置、カメラ或いは工具等を
伴つて管内を推進する装置に関する。
〔従来の技術〕
従来、管内の非破壊による検査、撮影、補修等
のため、検査装置、カメラ或いは工具等を伴つて
管内を推進し、これらを任意の位置に固定させる
装置として、いわゆるパイプマニプレータが使用
されている。このパイプマニプレータは、推進機
構を介して2つの固定機構が連結されたもので、
一方の固定機構を管の内壁に固定し、これで反力
をとりながら、他方の固定機構を推進させ、これ
を交互に繰り返しながら全体を推進させていくも
のである。
このパイプマニプレータに使用されている管内
の固定機構には、油圧シリンダや空圧シリンダが
用いられていた。即ち、この種の装置は、ストツ
パを放射状に配置し、これらを油圧シリンダや空
圧シリンダよつて伸縮駆動させる形式のもので、
ストツパの先端を管の内壁に当てて固定し、管内
壁から離してその固定状態を解除する。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような管内推進装置では、
上記固定機構のシリンダのストロークを管の径方
向にとらなければならない関係から、シリンダを
放射状に配置しなければならない。このため、細
型化が困難であり、比較的太径の管には適用が可
能であるものゝ、細径の管については適用が困難
であつた。
この考案は、従来の管内推進装置における上記
従来の問題を解決すべくなされたもので、特殊な
機構を用いることにより、細径の管にも適用でき
る管内推進装置を提供することを目的とする。
〔問題を解決するための手段〕
以下、この考案の構成を図面の符号を引用しな
がら説明すると、複数のシリンダ3a,3b,3
cと4a,4b,4cを備えた2つの固定ユニツ
ト1,2を対向させ、これら固定ユニツト1,2
の一組以上のシリンダ3a,4aのプランジヤ
(図示せず)を、プランジヤロツド5で連結する。
このプランジヤロツド5と滑り対偶をなすよう2
つのスライダ8,9を設け、これらスライダ8,
9にそれぞれの固定ユニツト1,2の他の組のシ
リンダ3b,3cと4b,4cのプランジヤロツ
ド6b,6cと7b,7cを連結する。そしてス
ライダ8,9と固定ユニツト1,2にそれぞれリ
ンク10,10…を連結し、これらリンク10,
10…の先端にストツパ18,18…を設ける。
〔作用〕
この装置を管aの中に挿入し、シリンダ3b,
3c,4b,4cの動作によつてスライダ8,9
を引き寄せると、リンク10,10…の角度が狭
くなり、その先端のストツパ18,18…が管a
の内壁に当たり、固定ユニツト1,2が管aに固
定される。また、スライダ8,9を押し離すとリ
ンク10,10…の角度が広くなり、その先端の
ストツパ18,18…が管aの内壁から離れ、固
定ユニツト1,2の固定状態が解除される。
こうして一方の固定ユニツト1または2を固定
し、他方の固定ユニツト2または1の固定状態を
解除し、前者の固定ユニツト1または2で反力を
とりながら後者の固定ユニツト2または1をシリ
ンダ3a,4aで押し(または引き)進める。こ
れを交互に繰り返すことによつて、管aの中を推
進させることができる。
〔実施例〕
次にこの構成を図示の実施例に基づき、さらに
具体的に説明する。
図示の固定ユニツト1,2は、それぞれ3つの
シリンダ3a,3b,3cと4a,4b,4cを
平行に並べたものである。これらシリンダ3a,
3b,3c,4a,4b,4cには主として応答
や動作の早い空圧シリンダが使用され、まれに油
圧シリンダが使用される。これらシリンダ3a,
3b,3cと4a,4b,4cは、ケース11,
12にそれぞれ収納、固定され、これらシリンダ
3a,3b,3c,4a,4b,4cの端部とポ
ート14a,14b,14c,14a′,14b′,
14c′,15a,15b,15c,15a′,15
b′,15c′が上記ケース11,12から外部に露
出されている。
これらシリンダ3a,3b,3cと4a,4
b,4cはそれぞれ互いに対向し、このうち中央
において対向する1組のシリンダ3a,4aのプ
ランジヤ(図示せず)が1本のプランジヤロツド
5によつて連結されている。このプランジヤロツ
ド5には、2つのスライダ8,9が滑り対偶をな
すよう嵌め込まれ、これらにそれぞれのシリンダ
3b,3cと4b,4cのプランジヤロツド6
b,6cと7b,7cが連結されている。
これらスライダ8,9及び上記ケース11,1
2の上下には、それぞれブラケツト13,13…
が取り付けられ、これらブラケツト13,13…
にリンク10,10…が回転自在に連結されてい
る。さらにこれらリンク10,10…の先端は、
互いに連結され、かつ同先端にストツパ18,1
8…が連結されている。このストツパ18,18
…は、広いソール20,20…とブラケツト1
9,19…とからなり、ソール20,20…には
ゴム等の弾性部材21,21…が張られ、ブラケ
ツト19,19…に上記リンク10,10…が連
結されている。上記リンク10,10…の中間部
には、これより短いリンク22,22…が連結さ
れ、いわゆるパンタグラフが形成されている。そ
して、互いに連結されたこれらリンク22,22
…の先端と上記ストツパ18,18…のブラケツ
ト19,19…との間にばね23,23…が装着
され、同ストツパ18,18…が一定の姿勢を保
持するよう弾性的に支持されている。
ケース11,12の上面と底面及び両側面から
それぞれアーム16,16…が延びており、これ
らアーム16,16…の先端には、ローラ17,
17…が取り付けられている。なお、上下のアー
ム16,16…の先端の間の距離と左右のアーム
16,16…の先端の間の距離は互いに等しく設
定されている。
この装置の動作を第3図〜第6図により説明す
ると、まず第3図の状態では、両固定ユニツト
1,2のストツパ18,18…が何れも管aの内
壁に当たつており、両ユニツト1と2が何れも管
aに固定されている。
この状態から、ポート14b′,14c′(第2図
参照)に送気し(このとき対応する他方のポート
14b,14cからは排気する、以下同じ)、プ
ランジヤロツド6b,6cを延伸させる。すると
第4図で示されたように、スライダ8が右方向へ
進んでスライダ9に当たり、左側の固定ユニツト
1の固定状態が解除される。
続いてポート14a,15a及び14b,14
cに吸気させ、プランジヤロツド5をシリンダ3
aと4aに対して収縮させると共に、プランジヤ
ロツド6b,6cを収縮させると、第5図で示さ
れたように、左側の固定ユニツト1が右側の固定
ユニツト2に引き寄せられ、同時に同ユニツト1
のストツパ18,18…が管aの内壁に当たり、
固定される。
次に、ポート14a′,15a′及び15b,15
cに送気し、プランジヤロツド5をシリンダ3a
と4aに対して延伸させると共に、プランジヤロ
ツド7b,7cを延伸させると、第6図で示され
たように、右側の固定ユニツト2が左側の固定ユ
ニツト1に対して右方向へ押し進められる。
この状態からポート15b,15cに送気し、
プランジヤロツド7b,7cを収縮させると、1
ストローク分全体が右へ進行した位置で再び第3
図の状態に戻る。
〔考案の効果〕
以上説明した通り、この考案によれば、シリン
ダ3a,3b,3c,4a,4b,4cのストロ
ークを当該装置が推進される方向、即ち管aの中
心軸方向にとることができるので、全体を細型化
することが可能となり、細径の管にも適用が可能
な推進装置が提供できるようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示す管内推進装置
の外観斜視図、第2図は同装置の一部横断の平面
図、第3図〜第6図は同装置の動作行程を示す側
面説明図である。 1,2……固定ユニツト、3a,3b,3c,
4a,4b,4c……シリンダ、5,6b,6
c,7b,7c……プランジヤロツド、8,9…
…スライダ、10……リンク、18……ストツ
パ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 複数のシリンダ3a,3b,3cと4a,4
    b,4cを備えた2つの固定ユニツト1,2を対
    向させ、これら固定ユニツト1と2の一組以上の
    シリンダ3a,4aのプランジヤをプランジヤロ
    ツド5で連結し、このプランジヤロツド5と滑り
    対偶をなすよう2つのスライダ8,9を設け、こ
    れらスライダ8,9にそれぞれの固定ユニツト
    1,2の他の組のシリンダ3b,3cと4b,4
    cのプランジヤロツド6b,6cと7b,7cを
    連結し、スライダ8,9と固定ユニツト1,2に
    それぞれリンク10,10…を連結し、これらリ
    ンク10,10…の先端にストツパ18,18…
    を設けてなる管内推進装置。
JP8075485U 1985-05-29 1985-05-29 Expired JPH0135119Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8075485U JPH0135119Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

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JP8075485U JPH0135119Y2 (ja) 1985-05-29 1985-05-29

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61194889U JPS61194889U (ja) 1986-12-04
JPH0135119Y2 true JPH0135119Y2 (ja) 1989-10-25

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