JPH0134862Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0134862Y2
JPH0134862Y2 JP7512884U JP7512884U JPH0134862Y2 JP H0134862 Y2 JPH0134862 Y2 JP H0134862Y2 JP 7512884 U JP7512884 U JP 7512884U JP 7512884 U JP7512884 U JP 7512884U JP H0134862 Y2 JPH0134862 Y2 JP H0134862Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
contact
cable
modular connector
crimping
connector plug
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP7512884U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60187478U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP7512884U priority Critical patent/JPS60187478U/ja
Publication of JPS60187478U publication Critical patent/JPS60187478U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0134862Y2 publication Critical patent/JPH0134862Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Manufacturing Of Electrical Connectors (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (1) 考案の目的 (産業上の利用分野) この考案は、モジユラー型コネクタと称される
電気コネクタのプラグのケーブル圧着の分野にお
いて利用され、特に外皮先端部が剥離された多心
ケーブルの各被覆線を一定ピツチで配列するハウ
ジングに、該ハウジング上面で開口し各被覆線の
上部位置に設けられた接触子受入れ溝を形成し、
該溝に外部より接触子を挿入せしめ、さらに接触
子受入れ溝に隣接して、圧着時に上記被覆線を挟
圧するための挟圧用開口と外圧を受けて変形しケ
ーブルの外皮に食い込むケーブル固定部とをそれ
ぞれ備えている形式のコネクタプラグにケーブル
を簡便に圧着できるペンチ状のプラグ用の端子圧
着工具に関する。
(従来の技術) 上記種類のコネクタの圧着には従来比較的大型
の据置き型の圧着装置が知られているが、これは
大型であるために工事現場での用途には不向きで
あり、またコスト高となつていた。
一方ペンチ型の圧着工具としては、例えば実公
昭56−55908号に開示されているものが知られて
いる。しかしこの工具は、撚られた2本の心線を
コネクタ内に挿入し、該コネクタをプレスして心
線の撚り結合を確実にするものであり、モジユラ
ー型コネクタには採用できない。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、上述の従来の欠点を解消し、モジ
ユラーコネクタの圧着を作業現場で手軽にでき、
しかも簡単かつ安価なモジユラーコネクタ端子圧
着工具を提供する。
(2) 考案の構成 (問題を解決するための手段) 本考案は、外皮先端部が剥離された多心ケーブ
ルの各被覆線を一定ピツチで配列するハウジング
に、該ハウジング上面で開口し各被覆線の上部位
置に設けられた接触子受入れ溝を形成し、該溝に
外部より接触子を挿入せしめ、さらに接触子受入
れ溝に隣接して、圧着時に上記被覆線を挟圧する
ための挟圧用開口と外圧を受けて変形しケーブル
の外皮に食い込むケーブル固定部とをそれぞれ備
えているモジユラーコネクタプラグの圧着のため
の工具において、 ペンチ状をなす工具本体のくわえ部に上型と下
型から成る圧着型を有し、 下型にはモジユラーコネクタプラグを一定位置
で保持する保持溝が設けられ、 上型には下型に配された上記モジユラーコネク
タプラグの接触子、挟圧用開口そしてケーブル固
定部に対応する上方位置に、接触子押圧片と、挟
圧用開口に進入して各被覆線を挟圧する挟圧片と
そしてケーブル固定部を圧潰するかしめ片とをそ
れぞれ備えていることにより構成される。
なお、上記上型及び下型は異なる寸法のコネク
タにも対処できるように取り外し可能にすること
が好ましい。また製作上の観点からも望ましい。
さらに上型の接触子押圧片、挟圧片そしてかしめ
片は、製作を容易にする上においてそれぞれが分
離して製作され組み込まれるのがよい。こうする
ことにより各片の摩耗・破損時に容易に対処でき
る。
(作用) 本考案の圧着工具を用いてモジユラーコネクタ
プラグを圧着するには次の要領で行う。
先ず、モジユラーコネクタプラグを圧着工具に
装填する前に、該モジユラーコネクタプラグにケ
ーブルを挿入する。すなわち所定長さだけ外皮が
剥離され各被覆線が露呈した多心ケーブルを、モ
ジユラーコネクタプラグに挿入し、各被覆線を接
触子の位置に所定ピツチで配列する。
次にかかるモジユラーコネクタプラグを圧着工
具の下型の溝に挿入して圧着位置に設定する。
しかる後ペンチ状圧着工具の柄部を握り、上型
の各片をモジユラーコネクタプラグに押圧する。
すなわち接触子押圧片は接触子を上方から圧して
各被覆線に進入させて心線と接触せしめる。挟圧
片は、その際に各被覆線が所定の圧着位置から移
動することのないように、ハウジングの挟圧開口
に進入して該被覆線を挟圧保持し、またかしめ片
はハウジングのケーブル固定部を圧潰してケーブ
ルの外皮に食い込ませる。
かくして各心線に接触子が所定位置からずれる
ことなく圧着されると共に、ケーブルもハウジン
グ内で堅持され、圧着後のコネクタ付ケーブルの
取扱い時信頼性向上が図れる。
以上の圧着操作の後に、工具の柄部における握
り力を解除してコネクタ付ケーブルを圧着工具か
ら取り出し、一連の作業が終了する。
(実施例) 本考案の実施例に説明に先立ち、本考案により
圧着を行う対象となるモジユラーコネクタについ
て第4図及び第5図に基づき説明をする。
この種のモジユラーコネクタは、図示のごと
く、モジユラーコネクタプラグ10とモジユラー
コネクタソケツト20とから成つていて、対で使
用される。
一般に、モジユラーコネクタプラグ10のハウ
ジング11は、プラスチツク材料にて成形され、
上面の先端部には、複数の接触子30を一定ピツ
チで受入れる接触子受入れ溝12が設けられ、該
接触子受入れ溝12の後方には、接触子の圧入の
際、各被覆線41を押さえる挟圧片のための挟圧
開口17が設けられ、さらにその後方には、ケー
ブル40をかしめてハウジング11に固定するた
めのケーブル固定部13を有している。さらにハ
ウジング11の後方側面にはケーブル40を受け
入れるためのケーブル用開口14が、そしてハウ
ジング11の下面には、相手モジユラーコネクタ
ソケツト20と嵌合してロツクするためのロツク
部15が形成されている。上記ケーブル用開口1
4の前方の奥には、ケーブル40の被覆線41を
受け入れるための被覆線受入穴16が設けられて
いる。
一方モジユラーコネクタソケツト20は、側面
に設けた取付け溝22にて取付パネルPの取付け
開口部P′に固定されるようになつている。ハウジ
ング21は、その前面に上記モジユラーコネクタ
プラグを受け入れる開口23を有し、該開口23
には上記プラグを挿入した際該プラグの接触子3
0と弾性的に接触する接触片24が突出してい
る。
次に、上記のごとくのモジユラーコネクタを圧
着する、本考案の圧着工具の一実施例について第
1図ないし3図に基づき説明する。
本考案の圧着工具はペンチ状になつていて、支
点51を中心にてこ状に作動する柄部52とくわ
え部53とからなる工具本体5を有し、該くわえ
部53の内側には圧着のための上型6と下型7と
から成る圧着型が取付けられている。
下型7には、第4,5図に示されたモジユラー
コネクタプラグ10をくわえ部53の先端から挿
入するための保持溝71が形成されている。また
該保持溝71下方には、モジユラーコネクタプラ
グ10のロツク部15を逃げる逃げ溝72が形成
され、さらに上記保持溝71の奥部にはモジユラ
ーコネクタプラグ10の先端と当接して該プラグ
の圧着のための位置出しを行う当接面73が形成
されている。
一方上型6には、第2図によく示されるよう
に、下型7の保持溝71内で位置決めされている
モジユラーコネクタプラグ10の接触子30、挟
圧開口17そしてケーブル固定部13に対応する
上方位置に、接触子押圧片61、接触子62、そ
してかしめ部63がそれぞれ順次取付けられてい
る。
上記各片61,62,63は、第3図にもみら
れるように、単独に製作されねじ64によりかし
め部の上型枠対60に取りつけられている。
接触子押圧片61はその下部に、モジユラーコ
ネクタプラグの接触子30のピツチの配列に対応
した位置に押圧刃61aを有している。
次に以上の構成になる圧着工具による圧着手順
について説明する。
先ず、圧着に先立ちケーブル40の先端の外
皮を第2図のごとく所定寸法だけ剥離して各被
覆線41を露呈せしめた後、モジユラーコネク
タプラグ10のケーブル用開口14から挿入
し、上記各被覆線41を被覆線受入れ穴61に
挿入する。
次に上記モジユラーコネクタプラグ10を圧
着工具の下型7の保持溝71に挿入する。する
と該モジユラーコネクタプラグ10の先端は、
下型7の奥部に形成されている当接面73に当
接し、該モジユラーコネクタプラグ10は圧着
位置に位置決めされる。
かかる後、圧着工具の柄部52をしつかりと
握り、上型の各片を降下せしめる。すなわち接
触子押圧片61の各刃61aは各接触子30を
各被覆線41内に圧入せしめその心線41′に
接触せしめる。その際挟圧片62は挟圧開口よ
り進入して各被覆線41を挟圧して圧着時に所
定位置からずれないように保持している。一方
かしめ片63はモジユラーコネクタプラグ10
のケーブル固定部13を上方より圧潰してこれ
をケーブル40の外皮に食い込ませ該ケーブル
を固定する。
かくして圧着がなされるとともにケーブルは
モジユラーコネクタプラグに堅持されることと
なる。
しかる後柄部52の握りを解除しコネクタ付
ケーブルを取りだして、圧着作業は終了する。
(3) 考案の効果 以上のように本考案は、圧着工具をペンチ状に
し、そのくわえ部に上下一対の圧着型を取付け、
下型にはモジユラーコネクタプラグの保持溝を、
そして上型には圧着のための接触子押圧片、被覆
線を挟圧保持する挟圧片及びケーブルをかしめに
より固定するかしめ片を具備せしめることとした
ので、 きわめて簡単に圧着作業ができるようになり、
また工具自体も小型化されかつ安価となりその便
宜性が向上された。特に工事現場への持ち込みの
際、その簡便性は著しくなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例の圧着工具の一部破断
正面図、第2図は第1図の工具のくわえ部の縦断
面図、第3図は第2図の上型、下型を破断して示
した斜視図、第4図は本考案の圧着を対象とする
モジユラーコネクタの斜視図、第5図は第4図の
コネクタのプラグ縦断面図である。 10……モジユラーコネクタプラグ、13……
ケーブル固定部、17……挟圧用開口、30……
接触子、5……工具本体、6……上型、61……
接触子押圧片、62……挟圧片、63……かしめ
片、7……下型、71……保持溝。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 外皮先端部が剥離された多心ケーブルの各被覆
    線を一定ピツチで配列するハウジングに、該ハウ
    ジング上面で開口し各被覆線の上部位置に設けら
    れた接触子受入れ溝を形成し、該溝に外部より接
    触子を挿入せしめ、さらに接触子受入れ溝に隣接
    して、圧着時に上記被覆線を挟圧するための挟圧
    用開口と外圧を受けて変形しケーブルの外皮に食
    い込むケーブル固定部とをそれぞれ備えているモ
    ジユラーコネクタプラグの圧着のための工具にお
    いて、 ペンチ状をなす工具本体のくわえ部に上型と下
    型から成る圧着型を有し、 下型にはモジユラーコネクタプラグを一定位置
    で保持する保持溝が設けられ、 上型には下型に配された上記モジユラーコネク
    タプラグの接触子、挟圧用開口そしてケーブル固
    定部に対応する上方位置に、接触子押圧片と、挟
    圧用開口に進入して各被覆線を挟圧する挟圧片と
    そしてケーブル固定部を圧潰するかしめ片とをそ
    れぞれ備えていることを特徴とするモジユラーコ
    ネクタプラグ端子圧着工具。
JP7512884U 1984-05-22 1984-05-22 モジユラ−コネクタプラグ端子圧着工具 Granted JPS60187478U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7512884U JPS60187478U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 モジユラ−コネクタプラグ端子圧着工具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7512884U JPS60187478U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 モジユラ−コネクタプラグ端子圧着工具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60187478U JPS60187478U (ja) 1985-12-12
JPH0134862Y2 true JPH0134862Y2 (ja) 1989-10-24

Family

ID=30616061

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7512884U Granted JPS60187478U (ja) 1984-05-22 1984-05-22 モジユラ−コネクタプラグ端子圧着工具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60187478U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60187478U (ja) 1985-12-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2747160B2 (ja) シールドケース
US4386461A (en) Ribbon cable connector tool
JP2906469B2 (ja) シールド線用コネクタ
US3525107A (en) Terminal crimping,wirecutting and insulation stripping tool
US4277124A (en) Connector having wire-in-slot connecting means and crimped strain relief
JPS641740Y2 (ja)
EP1191631B1 (en) Method of connecting terminal to wire
JPH04249875A (ja) 電線を端子化するための成形用電極及び端子化電線
US4445748A (en) Mass termination of densely grouped conductors
US6190212B1 (en) Plastic support structure and assembly for electrical contacts for a molded plug
JPH0734373B2 (ja) コネクタ
US4790068A (en) Termination tool
JPH0737261Y2 (ja) 電気コネクタ
JPH0722054Y2 (ja) 電気コネクタ
JPH0634367B2 (ja) 圧着コネクタおよびその取付け方法
JP3094138B2 (ja) バレル端子及び電線接続装置
JPH0134862Y2 (ja)
US4804344A (en) Cable connector and crimping tool therefor
JPH0249671Y2 (ja)
CN213071663U (zh) 压接钳
JPH10125435A (ja) 結線工具
JP2824497B2 (ja) 圧着端子と電線との圧着方法および圧着構造
JP2525277Y2 (ja) 圧着端子の接続工具
JPH089900Y2 (ja) 電気コネクタ
JPH0668321U (ja) 電気コネクタ用端子金具