JPH10125435A - 結線工具 - Google Patents

結線工具

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JPH10125435A
JPH10125435A JP27798996A JP27798996A JPH10125435A JP H10125435 A JPH10125435 A JP H10125435A JP 27798996 A JP27798996 A JP 27798996A JP 27798996 A JP27798996 A JP 27798996A JP H10125435 A JPH10125435 A JP H10125435A
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JP
Japan
Prior art keywords
holding plate
wire
press
wires
presser plate
Prior art date
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Pending
Application number
JP27798996A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideichiro Inagaki
秀一郎 稲垣
Keiichi Kobayashi
恵一 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Publication date
Application filed by Nippon Telegraph and Telephone Corp filed Critical Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、新しいケーブルコネクタの結
線作業に適用可能な結線工具を提供することにある。 【解決手段】本発明は、圧接端子を有するケーブルコネ
クタ本体に押え板を用いて多対の撚り対線ケーブルを一
括で圧接接続する結線工具において、結線工具の整線治
具10のベースプレート11上に押え板38が嵌合する
概略角穴状の押え板収容部12を設け、この押え板収容
部12の外縁部には多対の撚り対線ケーブル40を構成
する電線41,42が挿入可能な整線溝17,18を設
け、押え板収容部12の一辺には押え板38が移動可能
な開口13を設け、この開口13を含む押え板収容部1
2のベースプレート11寄りの部分には多対の撚り対線
ケーブル40が移動可能な切り欠き14を設け、開口1
3を介して押え板収容部12に装着した押え板38を保
持するための固定部材21を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧接端子を有する
ケーブルコネクタ本体に押え板を用いて高速信号を伝送
する多対ケーブルを一括で圧接接続する結線工具に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の結線工具は、例えば実願
昭57−4993号明細書(実開昭58−109188
号公報)により提案されている。図5及び図6をもと
に、従来の結線工具101による結線作業を説明する。
まず、従来の整線治具110のベースプレート111上
に設けた概略角穴状のコネクタ収容部112に従来の圧
接接続形コネクタ本体(以降、従来のコネクタ本体と呼
称)120を挿入し、その後、整線溝113,113’
に多対の撚り対線ケーブル130を構成する電線131
を挿入固定することにより、電線131を圧接端子12
1の上に整列する。この状態で従来の押え板129を従
来のコネクタ本体120にかぶせた後、ハンドル103
を下方に押し下げると、圧入ヘッド102が降下して押
え板129を押すため、電線131は圧接端子121に
圧接接続される。その後、余剰の電線は圧入ヘッド10
2と一体あるいは個別のカッタ等(図示せず)により切
断することで、結線作業が完了する。図において、11
6は多対の撚り対線ケーブル130のケーブル押えであ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の結線
工具と従来のケーブルコネクタの構造に起因して、従来
のケーブルコネクタでは、端末部において撚り対線の撚
りが戻されて平行になった部分が長くなるため、高速信
号を伝送できないという欠点があった。
【0004】この問題を解消するため、図4に示すよう
に、押え板38′の中央部近傍に個々の撚り対線を構成
する電線41〜46を挿入して固定する撚り対線収容穴
39を設けることにより平行部の長さを短縮した圧接形
ケーブルコネクタ(以降、新しいケーブルコネクタと呼
称)が、特願平7−179971号において提案されて
いる。図において、30′は新しいケーブルコネクタ本
体であり、この新しいケーブルコネクタ本体30′に撚
り対線を構成する電線45,46を挿入固定することに
より、電線45,46を圧接端子35,36の上に整列
する。50は雄コネクタである。しかしながら、従来の
結線工具101を新しいケーブルコネクタ本体30′と
押え板38′に適用しようとしても、撚り対線が固定さ
れた押え板38′を圧入ヘッド102で押すことができ
ないので、ケーブルコネクタ本体30′に撚り対線を結
線することができない。また、無理に結線しようとした
場合には、撚り対線の被覆がつぶれて絶縁状態が劣化し
たり、撚り状態が変化し高速信号を伝送できなくなる。
さらに、仮に結線しても、ケーブルコネクタ本体からは
み出している撚り対線の余長部を切断することが難しい
という欠点もある。本発明は上記の事情に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、新しいケーブルコ
ネクタの結線作業に適用可能な結線工具を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、圧接端子を有するケーブルコネクタ本体に
押え板を用いて多対ケーブルを一括で圧接接続する結線
工具において、結線工具の整線治具のベースプレート上
に前記押え板が嵌合する概略角穴状の押え板収容部を設
け、この押え板収容部の外縁部には前記多対ケーブルを
構成する電線が挿入可能な溝を設け、前記押え板収容部
の一辺には前記押え板が移動可能な開口を設け、この開
口を含む前記押え板収容部のベースプレート寄りの部分
には前記多対ケーブルが移動可能な切り欠きを設け、前
記開口を介して前記押え板収容部に装着した前記押え板
を保持するための固定機構を設けたことを特徴とするも
のである。
【0006】このように整線治具の押え板収容部に押え
板を装着するための開口と撚り対線ケーブルを構成する
電線を収容するための切り欠きとを設けたことにより、
撚り対線が固定された押え板を整線治具に容易に装着で
きる。このとき、撚り対線の撚り状態をほとんど変化さ
せることがないので、ケーブルコネクタを介して高速信
号を伝送するうえで問題が生じない。さらに、撚り対線
の主要部が整線治具の上面に現れないので、撚り対線と
ケーブルコネクタ本体との結線作業や結線後の撚り対線
余長部の切断作業に支障が生じない。
【0007】
【発明の実施の形態】以下図面を参照して本発明の実施
の形態例を詳細に説明する。図1は本発明結線工具の全
体構成の一例を示す側面図、図2は本発明結線工具の整
線治具の要部の一例を示す斜視図、図3は本発明結線工
具の整線治具要部に撚り対線を固定した押え板を装着し
た後、撚り対線を整列した状態の一例を示す斜視図であ
る。
【0008】10は本発明の結線工具1の整線治具であ
り、ベースプレート11の上に取り付けられた押え板収
容部12と、この押え板収容部12の両側上縁部に設け
られたケーブル整線板15,16と、前記押え板収容部
12の一辺に連通して設けられた押え板38を着脱自在
に移動可能な開口13とを有し、この開口13を含む前
記押え板収容部12のベースプレート11寄りの部分に
は前記押え板収容部12に連通して押え板38着脱時に
多対の撚り対線ケーブル40の動きを妨げないように移
動可能な切り欠き14が設けてある。17,18は前記
ケーブル整線板15,16の上面に形成された整線溝で
あり、ケーブル押え19で固定された多対の撚り対線ケ
ーブル40の撚り対線を構成する電線41,42が挿入
固定される。20は押え板収容部12に設けた保持棚で
あり押え板の下方向の動きを規制する。21は固定機構
を構成する固定部材であり、前記開口13を介して前記
押え板収容部12に装着した前記押え板38を保持す
る。30は新しいケーブルコネクタ本体であって、図3
に示すように圧接端子31,32(図4の圧接端子3
5,36と同様な構造)が設けられており、電線41,
42が挿入固定される撚り対線収容穴(図4の撚り対線
収容穴39に相当)を有する押え板38に装着される。
102は圧入ヘッドであり、ハンドル103を押し下げ
ると下方に駆動されるため、新しいケーブルコネクタ本
体30の上面に均一な押下力を加えることができる。
【0009】本発明のコネクタ結線工具による結線作業
を説明すると、まず、開口13を経由して、予め撚り対
線を構成する電線41,42が固定された押え板38を
押え板収容部12に挿入嵌合する。このとき、押え板収
容部12に設けた保持棚20が押え板38の下方向への
動きを規制している。この状態で、固定部材21を開口
13に装着することにより、押え板収容部12内に押え
板38を固定する。次に、電線41,42の撚りをほぐ
した後、左右に振り分け、電線41をケーブル整線板1
5の整線溝17に挿入固定し、電線42をケーブル整線
板16の整線溝18に挿入固定する。この状態で新しい
ケーブルコネクタ本体30を押え板38の上にかぶせ、
ハンドル103を下方に押し下げると圧入ヘッド102
を介して新しいケーブルコネクタ本体30の上面に均一
な荷重が加わるため、電線41が圧接端子31に、また
電線42が圧接端子32に圧接接続される。その後、余
剰の電線(単心線)41,42は圧入ヘッド102と一
体或いは個別のカッタ等(図示せず)により切断するこ
とで、結線作業が完了する。
【0010】なお、押え板収容部の形状や押え板固定機
構や開口の寸法が本実施形態例の形状に限られることが
ないのはいうまでもない。また、本発明に係る結線工具
でも、従来のケーブルコネクタの結線作業ができること
は明らかである。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、整
線治具の押え板収容部に押え板を装着するための開口と
撚り対線ケーブルを構成する電線を収容するための切り
欠きとを設けているので、撚り対線が固定された押え板
を整線治具に容易に装着できる。このとき、撚り対線の
撚り状態をほとんど変化させることがないので、ケーブ
ルコネクタを介して高速信号を伝送するうえで問題を生
じない。さらに、撚り対線の主要部が整線治具の上面に
現れないので、撚り対線とケーブルコネクタ本体との結
線作業や結線後の撚り対線余長部の切断作業に支障が生
じない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態例に係る結線工具の全体構
成を示す側面図である。
【図2】本発明の一実施形態例に係る結線工具の整線治
具要部を示す斜視図である。
【図3】本発明の一実施形態に係る結線工具の整線治具
要部にケーブルコネクタの押え板を装着し、撚り対線を
整列した状態を示す斜視図である。
【図4】従来考えられているケーブルコネクタの一例を
示す一部切欠斜視図である。
【図5】従来の結線工具に撚り対線を整列した状態を示
す斜視図である。
【図6】従来の圧接接続形ケーブルコネクタを示す分解
斜視図である。
【符号の説明】
1 本発明の結線工具 10 本発明の結線工具の整線治具 11 ベースプレート 12 押え板収容部 13 開口 14 切り欠き 15,16 ケーブル整線板 17,18 整線溝 19 ケーブル押え 20 保持棚 21 固定部材 30 新しいケーブルコネクタ本体 31,32,35,36 圧接端子 38 押え板 39 撚り対線収容穴 40 多対の撚り対線ケーブル 41,42,45,46 撚り対線を構成する電線 50 雄コネクタ 101 従来の結線工具 102 圧入ヘッド 103 ハンドル 110 従来の整線治具 111 ベースプレート 112 コネクタ収容部 113,113′ 整線溝 116 ケーブル押え 120 コネクタ本体 121 圧接端子 129 押え板 130 多対の撚り対線ケーブル 131 電線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 圧接端子を有するケーブルコネクタ本体
    に押え板を用いて多対ケーブルを一括で圧接接続する結
    線工具において、結線工具の整線治具のベースプレート
    上に前記押え板が嵌合する概略角穴状の押え板収容部を
    設け、この押え板収容部の外縁部には前記多対ケーブル
    を構成する電線が挿入可能な溝を設け、前記押え板収容
    部の一辺には前記押え板が移動可能な開口を設け、この
    開口を含む前記押え板収容部のベースプレート寄りの部
    分には前記多対ケーブルが移動可能な切り欠きを設け、
    前記開口を介して前記押え板収容部に装着した前記押え
    板を保持するための固定機構を設けたことを特徴とする
    結線工具。
JP27798996A 1996-10-21 1996-10-21 結線工具 Pending JPH10125435A (ja)

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JP27798996A JPH10125435A (ja) 1996-10-21 1996-10-21 結線工具

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JP27798996A JPH10125435A (ja) 1996-10-21 1996-10-21 結線工具

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ID=17591084

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