JPH0133945Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0133945Y2
JPH0133945Y2 JP10279285U JP10279285U JPH0133945Y2 JP H0133945 Y2 JPH0133945 Y2 JP H0133945Y2 JP 10279285 U JP10279285 U JP 10279285U JP 10279285 U JP10279285 U JP 10279285U JP H0133945 Y2 JPH0133945 Y2 JP H0133945Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wall surface
exhaust pipe
support plate
opening
auxiliary cylinder
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP10279285U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6213334U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP10279285U priority Critical patent/JPH0133945Y2/ja
Publication of JPS6213334U publication Critical patent/JPS6213334U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0133945Y2 publication Critical patent/JPH0133945Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Chimneys And Flues (AREA)
  • Housings, Intake/Discharge, And Installation Of Fluid Heaters (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔利用分野〕 本考案は、壁面内に排気通路を設け、器具の一
部が壁面に埋設される形式の燃焼器具に関するも
のである。
〔従来技術及びその問題点〕
壁面1に一部を埋設する形式の燃焼器具とし
て、実開昭56−149842号公報に開示された湯沸器
がある。
この従来のものでは、第5図の如く、壁面1に
形成した開口部10に枠体11を取付けて、この
枠体に湯沸器の器体2を取付ける構造を採用す
る。
このため、枠体11には内周に張り出すつば部
12を具備させ、他方、器体2の周側には外側に
張り出させた舌片21を突出させた構成としてあ
り、この舌片を枠体11にネジ止めすると、器体
2が枠体11に固定される。
この従来のものでは、排気筒20を前面側に突
出させる構成となつているが、この排気筒を壁面
1内の空胴部13に導き、この空胴部に設けた排
気導管14を介して屋根16に突出させた排気ト
ツプ15に連通させると、第6図の如く、燃焼排
気を屋外に排出できる。
この従来のものは、軽量な湯沸器であることか
ら、壁面に埋設するとき、上記のように、器体2
側の舌片21と壁面1側の枠体11とネジ止めす
るようにしても、その作業はあまり困難とはなら
ない。
しかしながら、器体2が大型のもので、しかも
器体の前面部分が壁面から大きく吐出する形式の
器具を上記のように取付ける場合には、その作業
は困難で、致底一人の作業者では設置し得ない。
器具の重さが増して、しかも、前方への突出量
が大きくなると、枠体11内に器具の一部を挿入
した状態では前方向に倒れようとする力が過大に
なり、これを支えながら、枠体11のつば部12
と舌片とのネジ止め作業を行わなければならない
からである。
〔技術的課題〕
本考案は、このような、器体2内に設けた排気
導管14に連通するように排気筒20を接続させ
るとともに器体2の一部を壁面1に埋設するよう
にした燃焼器具において、その設置作業を簡略化
するため、器体2を壁面1の開口部10に挿入す
るだけで器体2を所定の状態に固定できるように
することをその課題とする。
〔手段〕
上記課題を解決するための本考案の技術的手段
は、壁面1の開口部10の上縁に、排気導管14
に連通し且昇降自在の補助筒31を具備させた第
1支持板3を壁面1内に横向きに架設し、他方、
開口部10の下縁には第2支持板4を同様に設
け、器体2の上面後部に設置時には開口部10内
に収容される高さの排気筒20を突出させて、こ
の排気筒の位置を前記補助筒31に一致させると
ともにその大きさを補助筒31に嵌入し得る程度
の大きさとしたことである。
〔作用〕
本考案の上記技術的手段は次のように作用す
る。
器体2の取付けに先立つて、壁面1にこの器体
に合せて開口部10が形成され、この上縁には第
1支持板3が、下縁には第2支持板4がそれぞれ
取付けられている。前者の第1支持板3に設けた
補助筒31は器体2の排気筒20との関係におい
て適正に設定されているから、まず、補助筒31
を持ち上げた状態で、器体2を直立姿勢のまま、
開口部10内に挿入してその排気筒20を第1支
持板3の補助筒31の下方に位置させ、次いで、
この補助筒31を排気筒20に嵌入させると、排
気筒20と補助筒31とが嵌合したままで器体2
が壁面に埋設される。(第1図参照)。
〔効果〕
本考案の上記構成によれば、器体を挿入するだ
けで、壁面に設けた開口部内に挿入固定できる。
従つて、従来におけるような、器体を支えた状態
でのネジ止め作業が不要となり、器具設置作業が
簡略化できる。
また、器体を挿入するだけであるから、器体を
持ち上げられる最小限の人員で器具を設置できる
こととなり、器具設置のために要する人員が最小
限となる。
〔実施例〕
第1図〜第4図に示す実施例のものは、温風暖
房器、それも、大型の温風暖房器に実施したもの
で、器具は、燃焼装置を内蔵させた熱交換器,送
風用の第1フアン6a及び燃焼空気供給用の第2
フアン6bを具備する器体2と、この器体の前面
側を覆う前面パネル5とに分割され、器体2を壁
面1の開口部10内に取付けたあとに前面パネル
5が装着される構成である。
以下、これらの各部の詳細及び壁面1内に設け
られる第1,第2支持板3,4等について、さら
に詳述する。
(一) 壁面内構造について、 壁面1内には、既述した如く、排気導管14が
その空胴13内に設けられ、この下端開放部は第
1支持板3に設けた補助筒31を含むようにこの
第1支持板3に当接する。
この第1支持板3及び第2支持板4は第2図に
示すように構成されて、第3図の如く、壁面1の
空胴13内に設けた支柱17,17間に架設され
る。
壁面1の開口部10の大きさは器体2の大きさ
(正面形状)に合せて所定に設定し、その横幅は
器体2のそれに略一致させ、上下方向の高さは器
体2の上面板24から突出させた排気筒20の上
端から底板22までの長さより大きく設定してあ
る。
尚、上記第1、第2支持板3,4には共に後板
32,42が連設されて、第1支持板3の後板3
2は下方に垂下し、第2支持板4のそれは上向き
に突出し、後板32からの補助筒31までの距離
は器体2の背面板25から排気筒20までの距離
に一致させてある。
又、一方の第1支持板3には、これに具備させ
た補助筒31を仮り止めするための板バネ33が
設けられており、昇降自在に設けられた補助筒3
1の側部にこの板バネ33の自由端が圧接されて
いる。従つて、この補助筒は、第4図の如く、手
で簡単に昇降できるとともに、任意の上昇位置に
仮り止めできることとなり、器体2の挿入時にこ
の補助筒を常時支持しなければならないような不
便もない。器体設置後は補助筒31を降下させて
これを排気筒20にネジ止めすれば確実に固定で
きる。
(二) 器体2について、 器体2は前面部が開放した箱体となつており、
内部に熱交換器が収容されている。この熱交換器
は、バーナ(図示せず)をその下部に収容した主
熱交換器28aと、この上部に続く副熱交換器2
8bと、さらに、これに続けて設けられ且排気筒
20内に上端開口端を突出させた補助熱交換器2
8cとからなり、前記主熱交換器28aの中央か
ら張り出すフランジに区画板29を連設してこの
区画板29と器体2の背面板25とにより熱交換
室Aを形成し、この熱交換室Aの上壁には送風用
の第1フアン6aを取付け、他方、下方は温風排
出管26に連通させている。
従つて、前記第1フアン6aより送り込まれた
冷風は熱交換室Aを通過する間に加熱され、温風
が温風排出管26から室内側に吐出されることと
なるのである。
次に、主熱交換器28aの前面側下部には、第
2フアン6bが設けられ、これの吐出空気は主熱
交換器28a内のバーナに燃焼用空気として供給
され、副熱交換器28b〜補助熱交換器28c〜
排気筒20の経路で排出される。
又、器体2の底板22には取付片23が突設さ
れて、これが第2支持板4の前縁部と対向し、両
者はネジ止めされるようになつている。
従つて、器体2を開口部10内に挿入して、既
述のように補助筒31を排気筒20に嵌合させる
とともに、取付片23と第2支持板4とをネジ止
めすると、器体2の上下がともに固定されること
となる。
(三) 前面パネル5について、 前面パネル5は、第2図の如く、器体2の前面
部を覆うようにして外嵌させるもので、取付状態
では、この前面パネルの後端側縁が壁面1に密接
するように工夫してある。
このため、この前面パネル5では器体2の内部
構造に対応させた第1、第2空気口51,52及
び吐出口53を同図のように配列するとともに、
側板54,54の上端を継ぐ天板56は器体2の
上面板24にネジ止めされるようになつており、
他方の側板54,54の下端を継ぐ下板58の前
後幅は前記天板の前後幅よりも小さく設定して、
この下板57の屈曲端58を器体2の前縁に張り
出させたフランジ27にネジ止めする構成として
ある。
又、この前面パネル5の第1空気口51と第2
空気口52の中間域は、操作ボツクス59となつ
ており、このボツクス内に器具の操作装置及び一
部の制御装置が収容されている。
これら部品は、器体2の下室B内に収容される
各種制御装置群cと結線されて所定の動作を行う
が、この実施例では、器体2の前縁側部に配線用
コード7を導き、操作ボツクス59の裏面でコネ
クター70,70により電気的に接続する構成を
採用する。
さらに、第1空気口51を通気自在に閉鎖する
蓋板8は開閉自在となつており、上部に設けた支
点81を中心にして片持ち状態で開閉される構成
であり、又、中程に設けたレバー82の下端を第
1空気口51の側縁の一部に係合させ得るように
してある。
従つて、第1図の如く、この蓋板8を支点81
を中心にして手前に引けば蓋板8の下方が開き、
レバー82を第1空気口51の側縁に係合させる
とこの開放状態(第1図の二点鎖線の状態)に保
持される。
従つて、この場合には、前面パネル5を取外さ
なくてもコネクター70の接続を解くことが可能
となり、修理点検が便利に行える。
又、操作ボツクス59内の部品群は、室温空気
が通過する部位に設けられるから、これら部品群
が異常温度に加熱される心配がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案実施例の取付状態の断面図、第
2図はその分解図、第3図は壁面1の要部の横断
面図、第4図は上記実施例の器体取付作業の説明
図、第5図は従来例の説明図、第6図は壁面1内
に排気導管を設ける場合の説明図であり、 図中、1……壁面、10……開口部、14……
排気導管、2……器体、20……排気筒、22…
…底板、3……第1支持板、4……第2支持板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 壁面1内に設けた排気導管14に連結するよう
    に排気筒20を接続させるとともに器体2の一部
    を壁面1に埋設するようにした燃焼器具におい
    て、壁面1の開口部10の上縁に、排気導管14
    に連通し且昇降自在の補助筒31を具備させた第
    1支持板3を壁面1内に横向きに架設し、他方、
    開口部10の下縁には第2支持板4を同様に設
    け、器体2の上面後部に設置時には開口部10内
    に収容される高さの排気筒20を突出させて、こ
    の排気筒の位置を前記補助筒31に一致させると
    ともにその大きさを補助筒31に嵌入し得る程度
    の大きさとした壁面埋込式の燃焼器具。
JP10279285U 1985-07-04 1985-07-04 Expired JPH0133945Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10279285U JPH0133945Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10279285U JPH0133945Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6213334U JPS6213334U (ja) 1987-01-27
JPH0133945Y2 true JPH0133945Y2 (ja) 1989-10-16

Family

ID=30974755

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10279285U Expired JPH0133945Y2 (ja) 1985-07-04 1985-07-04

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0133945Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6213334U (ja) 1987-01-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5749355A (en) Multi-position furnace with condensing heat exchanger
US3028843A (en) Gas water heater for trailers and houses
CA1177717A (en) Self-ventilated range and method of installing
JPH0133945Y2 (ja)
JPH0140990Y2 (ja)
US4085725A (en) Forced air room heater for Franklin stove
CN210601871U (zh) 一种取暖炉
EP0222221B1 (en) Heating apparatus
CN211041413U (zh) 一种壁挂炉的新型散热装置
JPH0514115Y2 (ja)
JPS6041479Y2 (ja) 燃焼器具
JPS596200Y2 (ja) 壁掛式瞬間湯沸器
CN218480643U (zh) 灶框组件、燃气灶装置及集成灶
JPS5926169Y2 (ja) 加湿付き暖房機
JPS605288Y2 (ja) 温風暖房機
JPH0429229Y2 (ja)
JPS596198Y2 (ja) 屋外設置型ガス器具
CN208817710U (zh) 一种单正压风机直燃式暖风机
JP2517916Y2 (ja) ドロップインコンロ
JPS644016Y2 (ja)
JPH024334Y2 (ja)
JPS5942599Y2 (ja) 屋外設置型燃焼器具
JPS645552Y2 (ja)
JPS6347708Y2 (ja)
JPH0435710Y2 (ja)