JPH0133936Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0133936Y2
JPH0133936Y2 JP352084U JP352084U JPH0133936Y2 JP H0133936 Y2 JPH0133936 Y2 JP H0133936Y2 JP 352084 U JP352084 U JP 352084U JP 352084 U JP352084 U JP 352084U JP H0133936 Y2 JPH0133936 Y2 JP H0133936Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cremation
chamber
damper
crematorium
cooling chamber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP352084U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS60117428U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP352084U priority Critical patent/JPS60117428U/ja
Publication of JPS60117428U publication Critical patent/JPS60117428U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0133936Y2 publication Critical patent/JPH0133936Y2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Furnace Details (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、火葬場の化粧扉後方に設置される
冷却室を持つた火葬装置に関する。
従来、冷却室を持つた火葬装置として、例えば
実公昭53−35984号公報、実公昭55−100832号公
報などによつて知られている。両公報に記載され
た技術は、火葬炉の前に冷却室を火葬炉とは別体
に設けたもので、それぞれの機能を単独に発揮す
るものである。ところで、火葬炉は化粧扉の後方
の作業場に設置されるもので、炉体の外表面から
発散する熱で作業場の温度が高まり、作業性の環
境を悪くするものであり、また冷却中に炉熱が冷
却室に流入されるか、あるいは冷却室の外周が熱
気で覆われて冷却室の外壁が熱せられることか
ら、冷却の能率を低下する問題点があつた。
この考案の目的は以上の問題点を解決すべく工
夫したもので、火葬する作業環境が良好になり、
且つ冷却の効率を向上し得る火葬装置を提供する
ことにある。
この考案による火葬装置の構成は、一つの囲ま
れた火葬処理室内に火葬炉と冷却室とを設けたこ
とを特徴とし、火葬炉の稼動中、ダンパーを通じ
て火葬処理室内に外気を流入し、炉体より放出す
る熱を冷却室側に設けたドレンを通じて排出せし
め、炉体外周に熱の滞留を阻止し、また冷却時に
は、火葬処理室の冷却室側に設けたドレンを通じ
て外気を流入し、脱臭層を通じて前記ドレンより
排出せしめ、更にドレンは火葬炉の煙道に連結
し、火葬中の煙道より排出される排気温度を低下
するように構成したものである。従つて、火葬処
理室内に火葬炉と冷却室を設け、火葬処理室の側
壁における火葬炉と冷却室と対応する下部に各々
ダンパーを設け、冷却室には台車を出し入れする
扉付き出入口、脱臭層及びドレンを設け、ドレン
は火葬炉の煙道にダンパーを介して連結し、脱臭
層は高さ方向の中間部に設けられるが、該層の火
葬炉側上部にもダンパーを設けたものである。
次いでこの考案を実施例によつて説明する。第
1図に示す如く、火葬場の化粧扉1で仕切られた
火葬作業場内に、化粧扉1に近接して耐熱材で長
方形の周囲に起立する周壁2と天井3で覆い囲ん
で形成した火葬処理室4を設け、火葬処理室4内
に前記化粧扉1側の方から冷却室5と火葬炉6が
設置してある。火葬炉6は、防火扉7で開閉され
台車24を挿入し得る主燃焼室8と、主燃焼室8
の上方に備えた2次燃焼室9と、2次燃焼室9よ
り火葬処理室4の天井3を貫通した煙道10から
なり、煙道10の中間部には炉内圧を制御する第
1ダンパー11を有し、先端に排風機(図示せ
ず)を備えており、また主燃焼室8と2次燃焼室
9の各後壁に火葬処理室4の周壁2を貫通するバ
ーナー12,13が設けてある。台車24は冷却
室5の床上よりチエーンベルト等による移送装置
14で主燃焼室8内へ出し入れされるものであ
る。冷却室5は、火葬処理室4の化粧扉1と対面
する面に扉15を有する出入口16を有し、高さ
方向の中間部に活性炭などの脱臭材を敷き詰めた
脱臭層17をほぼ全面に亘つて架設し、脱臭層1
7の火葬炉6側における上部を天井3面に至るま
で仕切り壁18を設け、仕切り壁18に第2ダン
パー19を設け、更に脱臭層17と対面する部分
の天井3面にドレン20を取付け、ドレン20の
中間部に第3ダンパー21を設けて煙道10の第
1ダンパー11より前方部に連結したものであ
る。更に、火葬処理室4の周壁2下部に、火葬炉
6と対面する第4ダンパー22と冷却室5に対面
する第5ダンパー23を備えたものである。
以上の構造であるから、棺を台車24に載せて
冷却室5を通じて主燃焼室8に収め火葬を行な
う。火葬する場合には、冷却室5側の第5ダンパ
ー23を閉じ、火葬炉6側の第4ダンパー22を
開放し、また冷却室5内の上部に有する第2ダン
パー19、ドレン20の第3ダンパー21を開放
して置く。こうして火葬される時、炉体の外面か
ら発散する熱が第2ダンパー19を通じて排出さ
れると共に、第4ダンパー22を通じて外気が流
入され、火葬炉6の外壁面は勿論のこと火葬処理
室4内が冷却されるものである。火葬が終了して
台車24を冷却室5に移された時には、冷却室5
側の第5ダンパー23を開放し、冷却室5の上部
の第2ダンパー19と火葬炉6側の第4ダンパー
22を閉鎖して排風機を駆動することにより、台
車24及び遺骨が冷却され、その排気は脱臭層1
7を通過するため、ドレン20には清浄な排気と
して排出されるものである。
この考案による火葬装置は、囲まれた火葬処理
室内に火葬炉と冷却室とを設け、火葬処理室の火
葬炉と冷却室に対面する周壁の下部に第4、第5
ダンパーを設け、冷却室の上部に脱臭層を架設
し、脱臭層の火葬炉側上部に第3ダンパーを設け
ると共に、脱臭層の上方に第2ダンパー付きドレ
ンを設け、ドレンを火葬炉の煙道に連結したもの
で、火葬中の炉体外壁面より発する熱がドレンを
通じて排出されるため、火葬処理室内は勿論火葬
場の作業場の温度が常温に保たれ、作業環境が良
好になるものである。また冷却時には炉体の熱に
影響されずに冷却されるので、冷却の効率を向上
し得る効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案による火葬装置を側方より見
て示す断面図、第2図は第1図A−A線矢視の断
面図、第3図は第1図B−B線矢視の断面図であ
る。 1……化粧扉、2……周壁、3……天井、4…
…火葬処理室、5……冷却室、6……火葬炉、7
……防火扉、8……主燃焼室、9……2次燃焼
室、10……煙道、11……第1ダンパー、15
……扉、16……出入口、17……脱臭層、19
……第2ダンパー、20……ドレン、21……第
3ダンパー、22……第4ダンパー、23……第
5ダンパー、24……台車。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 囲まれて一つの部屋をなす火葬処理室4内に防
    火扉7、主燃焼室8、2次燃焼室9及び火葬処理
    室4外へ誘出した煙道10を備えた火葬炉6と、
    防火扉7に連続した冷却室5とを設け、冷却室5
    に棺を出し入れする扉15付き出入口16と、高
    さ方向の中間部に架設した脱臭層17と、脱臭層
    17の火葬炉6側の上部に設けた第2ダンパー1
    9と、冷却室側天井3面より突出し煙道10に連
    結され中間部に第3ダンパー21を設けたドレン
    20を各々備えており、火葬処理室4の周壁2に
    おける火葬炉6と冷却室5とに対面する各下部に
    第4、第5ダンパー22,23を設けた火葬装
    置。
JP352084U 1984-01-13 1984-01-13 火葬装置 Granted JPS60117428U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP352084U JPS60117428U (ja) 1984-01-13 1984-01-13 火葬装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP352084U JPS60117428U (ja) 1984-01-13 1984-01-13 火葬装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60117428U JPS60117428U (ja) 1985-08-08
JPH0133936Y2 true JPH0133936Y2 (ja) 1989-10-16

Family

ID=30478220

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP352084U Granted JPS60117428U (ja) 1984-01-13 1984-01-13 火葬装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS60117428U (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS60117428U (ja) 1985-08-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
SE8008749L (sv) Spis
US4321878A (en) Secondary hearth crematory
CA1069008A (en) Draft air control system
JPH0133936Y2 (ja)
JP2889042B2 (ja) 乾燥炉
JPS6115381Y2 (ja)
JPS62191860U (ja)
JPS58214708A (ja) 火葬炉の炉内シ−ル装置
JPH0749282Y2 (ja) 電子レンジ
JP4231140B2 (ja) ピザ用窯
JPS5839359Y2 (ja) 熔解炉の高温排気ガスを利用する予熱装置
JP2522066Y2 (ja) 加熱調理器
JPH0616274Y2 (ja) 厨芥処理装置付コンロ台
JPH02280707A (ja) 厨芥処理装置付コンロ台
JPS5943970B2 (ja) 雰囲気熱処理炉における装入・抽出ベスチブルのパ−ジ方法
JPH05721Y2 (ja)
KR20240071881A (ko) 이동식 동물 화장차
JPS59133993U (ja) 塗装用乾燥炉
JP3878302B2 (ja) 火葬炉
JP2516413Y2 (ja) 加熱調理器
JPH0410548Y2 (ja)
JP3001298U (ja) 火葬炉
US2185788A (en) Fireplace
JPS607193B2 (ja) 熱風循環型乾燥炉
JPH0311224Y2 (ja)