JPH0133908Y2 - - Google Patents

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JPH0133908Y2
JPH0133908Y2 JP1982179476U JP17947682U JPH0133908Y2 JP H0133908 Y2 JPH0133908 Y2 JP H0133908Y2 JP 1982179476 U JP1982179476 U JP 1982179476U JP 17947682 U JP17947682 U JP 17947682U JP H0133908 Y2 JPH0133908 Y2 JP H0133908Y2
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JP
Japan
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pipe
corrugated
joint
corrugated pipe
cap nut
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JP1982179476U
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JPS5983285U (ja
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  • Joints That Cut Off Fluids, And Hose Joints (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、外周面に周方向の凸条と凹溝とが
交互に形成されて軸方向に波形となされている波
形管の継手に関し、波形管同士の接続もしくは波
形管とボツクス類との接続に使用されるものであ
る。
(従来の技術) 従来波形管の継手としては、螺旋状波形管の継
手に関するものとして、実公昭51−44174号公報
に記載されているように、継手本体の内周に接続
すべき螺旋状パイプの螺旋に適合する溝を設け、
かつ前記継手本体に前記パイプの螺旋に適合する
螺旋を内面に備えたパツキングを押圧具をもつて
押圧すべくなしたものが開示されている。この継
手においてはパイプが螺旋状であるために、継手
本体の内周に螺旋状の溝を設けて螺合することに
より両者の抜け出るのが防止されているが、波形
管が螺旋状でなく、周方向の凸条と凹溝とが交互
に形成されたものでは両者を嵌め合わすことがで
きない欠点がある。
また、継手の受口部に波形管を嵌合し接着剤で
接合するものもあるが、一旦接合すると分離でき
ないので配管のやり直しができないと共に配管現
場で接着剤を必要とする欠点がある。
更に、実開昭50−21112号公報において、継手
と袋ナツト状の連結具の内部に、蛇腹状可撓管の
外周面に適合する内周面形状を有したテーパ部材
が該可撓管の端部に外嵌した状態で挿入されてな
る接続装置が開示されている。しかしながら、こ
の接続装置では可撓管を接続する手順として、連
結具が外嵌挿された可撓管の端部に複数片からな
るテーパ部材を外嵌状に装着し、この状態で連結
具を端部側に移動させた後、この連結具を継手の
雄ねじに螺合させなければならず、ワンタツチで
接続することができないという欠点があつた。
(考案が解決しようとする問題点) この考案は、波形管の接続における上述の欠点
に鑑み、波形管を挿入嵌合するだけのワンタツチ
の作業で接続することができると共に一旦接続し
た波形管を極めて簡易な作業にて分離することが
可能な継手を提供することを目的としてなされた
ものである。
(問題点を解形するための手段) 上述した目的を達成するために、この考案の波
形管継手は、継手本体の端部外周に雄ねじが設け
られ、この雄ねじに袋ナツトが螺合されて管受口
が形成された管継手において、袋ナツトの継手本
体とは反対側の端部内周面にその開口部に向かつ
て径小となるテーパ面が形成され、且つ、前記管
受口の継手本体の端面と袋ナツトの内面との間の
部分に、断面がV字形で一部が切断されている環
状の抜け止めリングがその開口部を奥方に向けて
挿入係止され、抜け止めリングの開口部内縁が管
受口に挿入される波形管の外径より小となされて
いる。
(実施例) 以下、この考案の波形管継手を図面を参照して
説明する。
第1図はこの考案の波形管継手の一例を示す断
面図である。1は継手本体、2は袋ナツトであ
り、継手本体1の両端部外周に雄ねじ11,11
が設けられていてこの部分に袋ナツト2,2が螺
合されるようになされている。継手本体1の内外
面ほゞ中央部には周方向に突条12及び突条13
が設けられており、突条13により袋ナツト2,
2の螺合深さが決められている。袋ナツト2にお
ける雌ねじが螺刻されている端部とは反対側の端
部、即ち継手本体1とは反対側の端部の内周面に
は、その開口部に向かつて径小となるテーパ面2
1が形成されている。
継手本体1と袋ナツト2との内部が管受口3と
なされており、この管受口3の継手本体1の端面
と袋ナツト2の内面との間の部分に抜け止めリン
グ4が挿入係止されている。
抜け止めリング4は断面がV字形で一部が切断
された環状をなしており、V字形の開口部41を
前記管受口3の奥方に向けて挿入されている。抜
け止めリング4は好ましくは外周面が円筒形で外
周面が袋ナツト2の内周面と接触した状態で挿入
されているものであり、開口部内縁42が管受口
3に挿入される波形管5の外径より小となされて
いる。
第2図は波形管5をこの考案の上記波形管継手
に挿入嵌合した状態を示している。波形管5を波
形管継手に接続するには第1図に示すように組立
てられた波形管継手の管受口3に波形管5を強制
的に挿入すればよい。
波形管5の挿入により抜け止めリング4は切断
部43が広がると共にV字形の開口部内縁42が
波形管5の山部51により強制的に外側に押し広
げられるが、波形管5の谷部52に嵌合する位置
では元の状態に縮径する。したがつて波形管5を
波形管継手から抜こうとしても、抜け止めリング
4の開口部内縁42が波形管5の山部51に係合
されて抜け出しが防止される。
また、袋ナツト2の端部内周面がテーパ面21
となつているので、波形管5を波形管継手から抜
こうとすると、抜け止めリング4がこのテーパ面
21に押し付けられることにより縮径する。つま
り切断部43の間隙が狭まくなろうとすると共に
抜け止めリング4が弾性的に縮径変形しようとす
る。
この縮径により開口部内縁42が波形管5を径
方向により強く押圧することになり、山部51に
対する係合はより一層確実なものとなる。抜け出
しが確実に防止されるためには波形管5の山部5
1の側壁が管軸に垂直となつた波形をしているも
のが好ましい。
上記のようにして係合した波形管5を波形管継
手と分離するには袋ナツト2と継手本体1との螺
合を解くだけでよい。抜け止めリング4を切断部
43から押し広げて取り外し再度袋ナツト2と継
手本体1の中に挿入係止すれば再使用できる。
又、抜け止めリング4は硬質の合成樹脂で成形
された弾性変形可能なものが好適に使用される
が、波形管5の挿入を容易とするためにリング4
の内側部に切欠け44,44…が設けられている
と波形管5の挿入時に開口部内縁42が広がり易
いものとなる。
第3図はこの考案の他の例を示す断面図であ
り、波形管5とボツクス類との接続に使用される
例である。
この例では一方に管受口3が形成され、他方に
ボツクスへの固定部が形成されている。この固定
部は、継手本体1′の内周に設けられた雌ねじ1
1′に鍔61付きの筒体6が螺合して形成されて
いる。この継手は第4図に示すようにボツクス7
に設けられた孔71の周縁を継手本体1′の端面
と筒体6の鍔61との間で挾持して取付けられ、
この波形管継手の他方の管受口3に波形管5が挿
入係合される。
尚、波形管は建物内で露出配管されても配管後
壁もしくは床などのコンクリート中に埋設されて
もよい。
(考案の効果) この考案の波形管継手は上述した通りに構成さ
れているので、波形管を管継手の管受口に強制的
に挿入するだけで、管受口内に挿入係止されてい
る抜け止めリングが拡径して波形管と係合し、抜
けることなく接合し得るものとなつており、波形
管の接合作業を容易に行うことができる。
また、抜け止めリングは一部が切断されている
ので、波形管を挿入するとき抜け止めリングの径
が大となるように拡径する。したがつて、この径
の広がりと抜け止めリングのV字形の開口部内縁
が外側に押し広げられることが相俟つて波形管の
挿入がきわめて簡単であり、波形管の径に多少の
ばらつきがあつても挿入可能である。しかも抜け
止めリングの開口部内縁の変形を少なくできるの
で、破損の危険性もない。
また、波形管を強制的に抜こうとする力が働い
た場合でも、抜け止めリングが袋ナツトのテーパ
面に押し付けられることにより縮径するので、そ
の抜け止め作用はより一層確実なものとなる。
更に、抜け止めリングが継手本体の端面と袋ナ
ツトの内面との間の部分に、継手本体への袋ナツ
トの螺合によつて挿入係止されているので、袋ナ
ツトをまわして継手本体との螺合を解くだけで波
形管と波形管継手との接合状態を分離することが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の波形管継手の一例を示す縦
断面図、第2図は第1図に示す波形管継手の使用
状態を一部断面で示す正面図、第3図は他の例を
示す縦断面図、第4図は第3図に示す波形管継手
の使用状態を一部断面で示す正面図である。 1,1……継手本体、2……袋ナツト、21…
…テーパ面、3……管受口、4……抜け止めリン
グ、41……開口部、42……開口部内縁、5…
…波形管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 継手本体の端部外周に雄ねじが設けられ、この
    雄ねじに袋ナツトが螺合されて管受口が形成され
    た管継手において、袋ナツトの継手本体とは反対
    側の端部内周面にその開口部に向かつて径小とな
    るテーパ面が形成され、且つ、前記管受口の継手
    本体の端面と袋ナツトの内面との間の部分に、断
    面がV字形で一部で切断されている環状の抜け止
    めリングがその開口部を奥方に向けて挿入係止さ
    れ、抜け止めリングの開口部内縁が管受口に挿入
    される波形管の外径より小となされていることを
    特徴とする波形管継手。
JP17947682U 1982-11-26 1982-11-26 波形管継手 Granted JPS5983285U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17947682U JPS5983285U (ja) 1982-11-26 1982-11-26 波形管継手

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17947682U JPS5983285U (ja) 1982-11-26 1982-11-26 波形管継手

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5983285U JPS5983285U (ja) 1984-06-05
JPH0133908Y2 true JPH0133908Y2 (ja) 1989-10-16

Family

ID=30389401

Family Applications (1)

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JP17947682U Granted JPS5983285U (ja) 1982-11-26 1982-11-26 波形管継手

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Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4639060B2 (ja) * 2004-07-14 2011-02-23 株式会社マルイチ藤井 保護管の接続端部構造

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5715184A (en) * 1980-06-30 1982-01-26 Matsushita Electric Works Ltd Insertion type connector for flexible pipe
JPS5716088B2 (ja) * 1978-07-07 1982-04-02

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JPS6321828Y2 (ja) * 1980-06-30 1988-06-15

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JPS5983285U (ja) 1984-06-05

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