JPH0133889Y2 - - Google Patents

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JPH0133889Y2
JPH0133889Y2 JP7531282U JP7531282U JPH0133889Y2 JP H0133889 Y2 JPH0133889 Y2 JP H0133889Y2 JP 7531282 U JP7531282 U JP 7531282U JP 7531282 U JP7531282 U JP 7531282U JP H0133889 Y2 JPH0133889 Y2 JP H0133889Y2
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JP
Japan
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valve
oil
flow path
permanent magnet
servo valve
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JP7531282U
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JPS58177670U (ja
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  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、電気信号によつて油圧を制御する
トルクモータ式バルブ(以下サーボバルブと称
す)に関するものである。
従来この種の装置として第1図、第2図に示す
ものがあつた。即ち図において、1は非磁性体か
らなり、弁構造と油の入・出口1a,1bを有す
る弁体、2はヨーク、3a,3bはこのヨークの
ポール部に付着している永久磁石、4はコイル、
5はアーマチヤで、支持体6のトーシヨンパーを
形成する部分6aに固定されていて、その先端部
でボール7を弁座1cに位置させるようになつて
いる。
次に動作について説明する。一定油圧の油圧供
給源より固定絞りを通して矢印Aの如く弁体1の
入口1aより油が供給される。こゝで、コイル4
に電流が流れていないときは、アーマチヤ5は永
久磁石3aと3bに対し中立点(磁力の平衡点)
にあつて、しかもトーシヨンバー6aの力でボー
ル7を弁座1cに押し付けており、従つて上記供
給油を締め切つた状態にある。次いでコイル4に
決められた方向の電流を流すと、アーマチヤ5
は、弁を開く方向(第1図において右方向)に磁
力が作用するようにコイル4の巻方向と永久磁石
3a,3bの極性が決められていて、該磁力とア
ーマチヤ5にかかる油圧の力とによるモーメント
の和と、トーシヨンバー6aの復元力によるモー
メントが平衡する位置に移動し、弁が開かれ、A
方向からの油圧は上記電流の値に対応する値に変
化する。なお、この弁より流出した油は、矢印D
の如く出口1bよりドレインへ流れていく。
およそサーボバルブは、油圧システム中にあつ
て重要な機能を果しており、他の部品より高い信
頼性を要求される場合が多い。しかしながら一
方、機器の小型化も強い要求があり、サーボバル
ブの信頼性を著しく低下させるところの油中のゴ
ミを除去する過器の内蔵を困難にしていた。
本考案は以上のような点に鑑みてなされたもの
で、機器の小型化を阻害することなく、装置内に
過器を設置できるようにし、より高い信頼性を
有するサーボバルブを提供することを目的として
いる。
以下、この考案の一実施例を図について説明す
る。第3図において、8は弁体1の入口1aの内
部に設けられた過器で、該過器のつば部分が
磁性体になつており、このつば部がヨーク2に付
着している。2aは上記過器8の下流側で永久
磁石3a,3bの磁路内に設けられた油の流路で
あり、この流路中間部は、許容される油圧降下内
で断面積を小さく、かつ周辺長の長さ断面形状に
することで、上記永久磁石の磁力で容易に油中の
鉄粉等が吸着される構造としている。なおその他
の構造は上記第1図と同様であるので説明を省略
する。
次にその動作について説明する。弁体1の入口
1aより流入した油は、過器8を通つて後、永
久磁石3a,3bの磁路内に設けた流路2a内を
B〜Cヘ流れ、ボール弁部を通り出口1bよりド
レインに通じる。ところで第3図の如く小形化し
た装置においては、過器8に充分な設置空間が
ないため、許容圧力損失内では充分な過性能が
期待できない。この種のトルクモータ式における
ごみによる信頼性低下は、アーマチヤ5と永久磁
石3a,3bの間に吸着される鉄分等の磁性体の
ごみに起因することが多い。この点本考案では、
過器8の下流に設けた流路2aで、有害な磁性
体ごみを吸着することによつて清浄な油を弁部に
供給することができるものである。
以上のようにこの考案によれば、過器を内蔵
し、かつ有害な磁性体ごみを吸着するため、従来
は全く利用されなかつたトルクモータ部の永久磁
石磁路内に流路を設ける構造としたので、小形で
信頼性の高いサーボバルブが得られる効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のサーボバルブ装置を示す断面正
面図、第2図はその上面図、第3図は本考案の一
実施例によるサーボバルブ装置を示す断面正面図
である。 図中、1は弁体、1aは入口、1bは出口、2
はヨーク、2aは流路、3a,3bは永久磁石、
4はコイル、5はアーマチヤ、7はボール弁、8
は過器である。尚、図中同一符号は同一又は相
当部分を示す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 永久磁石を有するトルクモータ式油圧サーボ
    バルブにおいて、油入口部に過器を内蔵し、
    この過器の下流の流路を上記永久磁石の磁路
    内に設け、該流路より弁部に油を供給するよう
    にしたことを特徴とする油圧サーボバルブ。 (2) 永久磁石を付着したヨーク内に油入口部と連
    通する流路を設けてなる実用新案登録請求の範
    囲第(1)項記載の油圧サーボバルブ。
JP7531282U 1982-05-20 1982-05-20 油圧サ−ボバルブ Granted JPS58177670U (ja)

Priority Applications (1)

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JP7531282U JPS58177670U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 油圧サ−ボバルブ

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JP7531282U JPS58177670U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 油圧サ−ボバルブ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58177670U JPS58177670U (ja) 1983-11-28
JPH0133889Y2 true JPH0133889Y2 (ja) 1989-10-16

Family

ID=30084678

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JP7531282U Granted JPS58177670U (ja) 1982-05-20 1982-05-20 油圧サ−ボバルブ

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JPS58177670U (ja) 1983-11-28

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