JPH0133180Y2 - - Google Patents

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JPH0133180Y2
JPH0133180Y2 JP16837482U JP16837482U JPH0133180Y2 JP H0133180 Y2 JPH0133180 Y2 JP H0133180Y2 JP 16837482 U JP16837482 U JP 16837482U JP 16837482 U JP16837482 U JP 16837482U JP H0133180 Y2 JPH0133180 Y2 JP H0133180Y2
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putty
nozzle
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scratches
storage recess
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JP16837482U
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JPS59131268U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案はキズ用パテ付きスプレー塗料容器に
係り、その目的は、必要に応じて、キズ用パテで
補修しつつスプレー塗装を施す皮革用スプレー塗
料、その外のスプレー塗料を収容せるスプレー塗
料容器であつて包装時に包装箱内にキズ用パテを
別途入れる必要がなく、又、キズ用パテを入れ忘
れたり、紛失したりするおそれもなく特にノズル
及びノズル口とキズ用パテとの接触を隔絶して塗
料の噴霧漏れが無く而もパテ収納凹所容積をキヤ
ツプ内で最大限確保できるキズ用パテ付きスプレ
ー塗料容器を提供することを目的とするものであ
る。
(従来技術) 従来、キズ用パテを併用してキズ部、ヒビ割れ
部を補修しつつスプレー塗装を施す皮革用スプレ
ー塗料、その外のスプレー塗料においては、該ス
プレー塗料を収容せるスプレー塗料容器を包装箱
内に入れて包装する時に、キズ用パテを別途入れ
ていた。
(従来技術の欠点) これら従来のパテ併用皮革用スプレー塗料、そ
の外のスプレー塗料は、上記現状であるため手間
がかかり、又、該包装時にキズ用パテを入れ忘れ
たり、使用後にキズ用パテを入れ戻すのを忘れて
紛失したりすることがあると云う欠点があつた。
又、実公昭41−14850号公報「液状物其他のス
プレイ塗布器」および実開昭53−76211号公報
「エアゾール容器用キヤツプ」が知られている。
これらの既案出のスプレイ塗布器は、前者はス
プレイノズルからの噴出塗液を一旦、ノズル周囲
に設けたスポンジに塗着させて、その後このスポ
ンジで対象面に塗液を塗着させるためのもので、
又後者は、キヤツプ上に使用上必要なパツキング
の収納部を別途設けたものである。
これらの既案出のスプレイ塗布器は、前者は塗
布作業の円滑性を目的にスポンジを別途設け又は
後者はキヤツプ上部に別途わざわざパツキングの
収納箇所を設ける必要のあるものでその製造上の
繁雑性はもとより外観上、形状上いずれも大いな
る欠点があるものであつた。
(解決課題) この考案は以上のような上記従来の欠点を解消
せんとしてなされたものですなわち、キヤツプの
ノズルおよびノズル口近傍の余剰遊び空間を使用
してキヤツプの外観上、形状上大きく変化させる
ことなくしかも別途わざわざキズ用パテの収納箇
所を設ける必要のないものでその製造上の容易性
を満足するスプレイ塗布器を創出せんとしたもの
である。
特に、キヤツプ内にキズ用パテを収納すること
により生じる弊害例えばキヤツプを形状上大きく
することなく、又キヤツプ内のキズ用パテがノズ
ル及びノズル口と接触して塗料の噴霧漏れがキヤ
ツプ内で起こることが無く而もパテ収納凹所容積
をキヤツプ内で最大限確保することができるキズ
用パテ付きスプレー塗料容器を提供することを目
的とするものである。
(解決手段) 即ちこの考案は、キヤツプの裏部中空部中央に
ノズル部用遊嵌筒部を形設し、このノズル部用遊
嵌筒部の周縁に薄肉部を並設しかつこの薄肉部の
1ケ所を切欠してノズル口の収納部とし、このキ
ヤツプとノズル部用遊嵌筒部との間隙をしてパテ
収納凹所を形成し、該キヤツプのパテ収納凹所に
キズ用パテを収納し、ノズル及びノズル口とキズ
用パテとの接触を隔絶して装着して成るキズ用パ
テ付きスプレー塗料容器を提供し、それによつて
従来キヤツプの遊び空間であつた、キヤツプの裏
部中空部をパテの収納部として利用するとともに
このキヤツプの裏部中空部を利用する際弊害とな
つたノズルおよびノズル口に収納物があつたり、
塗液がキヤツプ内で流出するという欠点をなくし
たものである。
(実施例) この考案は、上記従来の欠点を全て改良したも
のである。
以下、この考案を一実施例として示した図面に
基づいて詳細に説明する。
この考案は、例えば、第1図乃至第4図に示す
ように、皮革用スプレー塗料、その他のスプレー
塗料を収容せず塗料容器1のノズル部2に遊嵌塗
着するキヤツプ3の周胴部を全周にわたつて二重
壁状に形成することによつてパテ収納凹所4を形
成すると共に該キヤツプ3のパテ収納凹所4にキ
ズ用パテ5を収納して塗料容器1のノズル部2に
遊嵌塗着して成るキズ用パテ付きスプレー塗料容
器に係る。
尚、上記この考案において、パテ収納凹所4に
キズ用パテ5を収納する場合には、例えば、金属
箔、プラスチツクフイルム等よりなる袋体の内部
にキズ用パテ5を封入し、キヤツプ3の周胴面に
沿わせながらパテ収納凹所4に収納すればよい。
又、上記袋体の内部に封入するキズ用パテ5と
しては、例えば、大きなキズ部、ヒビ割れ部にそ
のまま刷毛塗り、すり込み等にて充填して補修し
たり、小さなキズ部、ヒビ割れ部に希釈剤(例え
ば、水)でうすめて刷毛塗りして表面をなめらか
にし、補修したり、また塗料の密着性をよくした
りする粘稠な液状、半練り状、半固形状のシーリ
ング材料、パテ材料等を使用する。
第1図および第4図に示すように、キヤツプ3
のノズル部用遊嵌筒部6の周縁に薄肉部7,7…
…を並設すると共に任意の薄肉部7を切欠して収
納凹所8を形成し、ノズル部2に突設せるノズル
口9を収納するようにすると、キヤツプ3内のパ
テ収納凹所4の空間をノズル部2の略径分のみを
除いてできるかぎり大きくとることができ、且つ
ノズル口9を安全、確実に収納することができキ
ズ用パテ5とノズル部2及びノズル口9とが接触
することがないので好都合である。(第3図参照) 加えて、キヤツプ3の裏面中空部中央に形設し
たノズル用遊嵌筒部6の周縁に、薄肉部7と切欠
状態のノズル口9の収納部8を形成しており、か
つキヤツプ3とノズル部用遊嵌筒部6との間隙を
してパテ収納凹所4を形成しているので、第4図
示の如く、パテ収納凹所4内へ同凹所4の幅より
大きい幅を有するキズ用パテ5を押入れた場合
に、同パテの厚みによつてノズル部用遊嵌筒部6
が内方に押圧され、ノズル口9の収納部切欠空間
と薄肉部の間のノズル用遊嵌筒部6の一部分が薄
肉部を折れ目として内方に折れ曲がり、ノズル用
遊嵌筒部6が径を縮小した状態に歪曲する。
一旦縮小状態となつたノズル用遊嵌筒部6は、
復元力によつて外方に広がろうとし、キズ用パテ
5をノズル用遊嵌筒部6と、キヤツプ内周面との
間すなわちパテ収納凹所4内で挾持するので本来
不定型なキズ用パテ5をパテ収納凹所4内で確実
に支持でき、塗料容器1使用後キヤツプ3を塗料
容器1に装着する際にキズ用パテ5がパテ収納凹
所4からずり落ちることがなく、キヤツプ3の装
着が確実に行えると共に、塗料容器使用時キヤツ
プ3を塗料容器から取り外す際にキズ用パテ5が
パテ収納凹所4から不慮に外れて落下することも
なくパテ5を落下の衝撃によつて無駄に飛散させ
ることもない効果を奏する。
更に又、同図に示すように、キヤツプ3の外周
胴部、上面部、並びに塗料容器1の外周胴部に、
色表示10を施すと、キヤツプ3を色違いの他の
キヤツプと混同して使用するおそれがないので好
都合である。
(考案の効果) 以上の如く、この考案のキズ用パテ付きスプレ
ー塗料容器は、キヤツプの裏部中空部中央にノズ
ル部遊嵌筒部を形設し、このノズル部用遊嵌筒部
の周縁に薄肉部を並設しかつこの薄肉部の1ケ所
を切欠してノズル口の収納部とし、このキヤツプ
とノズル部用遊嵌筒部との間隙をしてパテ収納凹
所を形成し、該キヤツプのパテ収納凹所にキズ用
パテを収納し、ノズル及びノズル口とキズ用パテ
との接触を隔絶して装着して成るキズ用パテ付き
スプレー塗料容器であるから従来キヤツプの遊び
空間であつたキヤツプ裏部中空部をキズ用パテの
収納箇所として利用できるのでキヤツプ内空間が
有効に利用でき、別途塗料容器外にキズ用パテの
収納空間を必要としないので塗料容器の包装がコ
ンパクト化できるとともに、ノズル及びノズル口
はノズル部用遊嵌筒部で保護されているためキヤ
ツプ内の収納物がノズルに当接して容器内填液を
噴出させることがない効果を持つ。
塗料工場にて塗料容器に塗料を充填すると共に
塗料容器のノズル部にキヤツプを装着して塗料入
りのスプレー塗料容器を製造すれば、キヤツプの
パテ収納凹所にキズ用パテを収納することができ
る。
又、使用後にキズ用パテを入れ戻す場合にもキ
ヤツプをノズル部に装着する際に同時に、該キヤ
ツプのパテ収納凹所にキズ用パテを入れ戻せば良
いので、包装箱にスプレー塗料容器とは別個に入
れ戻す場合のようにキズ用パテを入れ戻すのを忘
れて紛失するおそれもなく、補修用塗料容器とし
て好適である効果を持つ。
加えて、キヤツプの裏面中空部中央に形設した
ノズル用遊嵌筒部の周縁に、薄肉部と切欠状態の
ノズル口の収納部を形成しており、かつキヤツプ
とノズル部用遊嵌筒部との間隙をしてパテ収納凹
所を形成しているので、パテ収納凹所内へ同凹所
の幅より大きい幅を有するキズ用パテを押入れた
場合に、同パテの厚みによつてノズル部用遊嵌筒
部が内方に押圧され、ノズル口の収納部切欠空間
と薄肉部の間のノズル用遊嵌筒部の一部分が薄肉
部を折れ目として内方に折れ曲がり、ノズル用遊
嵌筒部が径を縮小した状態を歪曲する。
一旦縮小状態となつたノズル用遊嵌筒部は、復
元力によつて外方に広がろうとし、キズ用パテを
ノズル用遊嵌筒部と、キヤツプ内周面との間すな
わちパテ収納凹所内で挾持するので本来不定型な
キズ用パテをパテ収納凹所内で確実に支持でき、
塗料容器使用後キヤツプを塗料容器に装着する際
にキズ用パテがパテ収納凹所からずり落ちること
がなく、キヤツプの装着が確実に行えると共に、
塗料容器使用時キヤツプを塗料容器から取り外す
際にキズ用パテがパテ収納凹所から不慮に外れて
落下することもなくパテを落下の衝撃によつて無
駄に飛散させることもない効果を奏する。
しかも、キヤツプの裏面中空部中央に形設した
ノズル用遊嵌筒部の周縁に、薄肉部と切欠状態の
ノズル口の収納部を形成しておりこの収納部内に
ノズル口を収めるのでキヤツプ内のパテ収納凹所
の空間をノズル部の略径分のみを除いてできるか
ぎり大きくとることができる効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第4図はこの考案の一実施例を示
し、第1図はキヤツプの斜視図、第2図はキヤツ
プにキズ用パテを収納した状態を示す縦断面図、
第3図はキズ用パテ付きスプレー塗料容器の要部
拡大図を含む切欠正面図、第4図はキヤツプにキ
ズ用パテを収納した状態を示す底面図である。 1……塗料容器、2……ノズル部、3……キヤ
ツプ、4……パテ収納凹所、5……キズ用パテ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. キヤツプの裏部中空部中央にノズル部用遊嵌筒
    部を形設し、このノズル部用遊嵌筒部の周縁に薄
    肉部を並設しかつこの薄肉部の1ケ所を切欠して
    ノズル口の収納部とし、このキヤツプとノズル部
    用遊嵌筒部との間隙をしてパテ収納凹所を形成
    し、該キヤツプのパテ収納凹所にキズ用パテを収
    納し、ノズル及びノズル口とキズ用パテとの接触
    を隔絶して装着して成るキズ用パテ付きスプレー
    塗料容器。
JP16837482U 1982-11-05 1982-11-05 キズ用パテ付きスプレ−塗料容器 Granted JPS59131268U (ja)

Priority Applications (1)

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JP16837482U JPS59131268U (ja) 1982-11-05 1982-11-05 キズ用パテ付きスプレ−塗料容器

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JPS59131268U JPS59131268U (ja) 1984-09-03
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2852509B2 (ja) * 1996-02-19 1999-02-03 株式会社ソフト九九コーポレーション 補修材料用容器のカバーキャップ
JP6308890B2 (ja) * 2014-06-30 2018-04-11 株式会社吉野工業所 ブラシ器具付きキャップ

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JPS59131268U (ja) 1984-09-03

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